Chicago Blog

日本で唯一の無可動実銃専門店。
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2016.12.07 Wednesday

Gew.98とKar.98kのお話

どーも、ケンです。

前回、「ドイツのオジイチャンたちの目」で、予告しました通り、今回はGew.98です。
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そんなわけで、前回とその前のブログを参照して頂くとさらにわかりやすいです。
>>相関関係の3丁はこちら
>>ドイツのオジイチャンたちの目はこちら

「Gew.98とkar.98kなんてほとんど同じじゃない?」と言った友人がおりましたが、それは半分正解。でも結構違うよ。と答えました。
なお、「なんで昔の銃ほど長いの?」という友人の質問には「昔の人はでかかったから。例えば、ほら、アーサー王の話に巨人が出てくるじゃん?で、アーサー王は巨人と取っ組み合う話があってね。そのくらいデカイわけよ。」とノリで嘘をつきました。訂正した記憶が無いので・・・まだ信じているかも(「長さ」の本当のところは後述)。

でもそんな風に言われるくらいだし、またGew.98を話す上ではkar.98kと比較すると話しやすいので、今回は98kにもおいで頂きました。
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前回までのお話で、日進月歩な時代ゆえGew.88までバタバタとした感があるドイツでしたが、1898年に新式銃を採用します。
これまでの単発から過渡期の連発式までGew.88とすると、いよいよ手動連発式ライフルとして完成されたのがGew.98と言えるでしょう。

Gew.88はマンリッカー方式として優れた銃でしたが、この方式自体、その連発に難点が無いわけでなく、スタックしやすかったようです(しかもクリップが・・・)し、クリップが無いと単発使用しかできません。
さらに軍用弾薬はこの時期に最も強力になり、その安全性を確保しつつ、また確実に連発できる、という方向性がGew.98には見えてきます。

Gew.98の名は当然その採用年から。このナンバーがkar.98kまで引き継がれます。
なお、採用前までの名称はGew.96です。

さて、そんなGew.98そしてkar.98kの異なる部分を見ていきましょう。

まず機関部。
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※上がGew.98、下がkar.98k

言うまでも無くモーゼル・アクションと呼ばれるシステム。
このアクションそのものはGew.71の時点でほとんどできあがっていましたが、実はGew.98になってから最大の変更点があります。
それはロッキング・ラグが3点になったということ。と言っても2つは普通にボルト先端。そしてもう1つ、それはボルト・ハンドルの前辺り・・・
ゆえにボルトを開放しないと見れません。とりあえず、海外画像より、ボルトの画像。
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ここね。
これはつまりメイン・ラグの不具合の際の保険となる補助ラグと言えるものです。

ある意味でこの補助ラグの追加がGew.98の特徴と言えるのでは無いかと思います。もちろん、98kにもあります。

フラッグ・セフティも健在で。とてもGew.71の際に「ツッコミ入れられて、慌てて造った安全装置」とは思えません。
現代のボルト・アクション安全装置と比べて操作性が悪いという話もありますが、軍用は確実性なので、どちらが良いかは甲乙付けがたいレベルのお話と思います。

なお、98のシステムではデコッキングが可能です。 ボルト・ハンドルを開放状態から引き金引いて、ゆっくり戻すとデッコキングされるという。 昔、モデルガンでやった空撃ち防止の動きですが、実は本物にもあったわけです。

薬室の刻印。
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Waffenfabrik Mauserはもちろんモーゼルのこと。他にDeutsche Waffen- und Munitionsfabriken,DWMが造っていました。なんというかまだ帝政時代だなぁと感じる刻印です。

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一方98kはメーカーコードと年号刻印。メーカーコード調べるだけで楽しいのです。一応、bcdはGUSTLOFF WERKEです。

機関部の話のついでに、言うまでも無く、ボルトの形状が違います。違いの目立つ部分の1つですね。
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Gew.98を基本的な歩兵銃として、kar.98kはそのバリエーションの1つで騎兵銃です。
ボルト・アクションの騎兵銃は馬上で背中に襷掛けする、というのが基本と考えて下さい。
そしてこの短さが第二次大戦では主流となっていきます。歩兵銃のような長い射程の刺し合いは機関銃や装甲車両の登場で必要無くなってきたわけです。そしてライフルも扱い易さを重視したサイズになったという。それが98シリーズで言うと騎兵銃だったわけですね。

ボルトハンドルで言うなら、単純なボルト操作なら真っ直ぐの方が使いやすい気がしますが、騎兵銃の特徴の1つとして、ボルトを邪魔にならないように寝かせます。98kでは「L字」にして寝かしたわけですね。

長さはこのくらい違う。
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大きな差は無いですが、確かに98kの方がこれを持ち歩いたり、背中に背負ってバイク乗ったりするとGew.98はちょっと長すぎます。

長さだけでなく。フロントはここに大きな違いがあります。
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Gew.98はフロント・サイトポッドが付かず、バンドの留めバネが違います。

目立つ違いその2。リア・サイトが違います。
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どちらも広義的にはタンジェント・サイト。しかしGew.98は前回のお話の通りでlanges Visierと言います。
最大仰角はやはりGew.98の方が上かな?
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銃身の長さが違うので、単純なタンジェントサイトの上がり方で判断はできません。

実際、角度を付けてみると・・・
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こんな感じ。
わずかながらGew.98の方が高いです。しかし・・・ここまで角度を付けると肩付け厳しいのです。

目立たないけど違う部分。Gew.98はスリングの取り付けは下部になります。しかしながら98kは騎兵銃なので横に吊ります。
つまりスリング・スィベルやループの位置が違う。
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後方はもっと違う。
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実はGew.98はMG34/42のスリングの金具とほとんど同じ。この金具、ドイツは大好きらしく・・・実は現在でも一部で使われているのです。
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98kは皆様ご存知。
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しかしこの付けかたは知らないと絶対付けられない人が出てくるのではないかと思います。反面、一度付けるとかなりがっちり付きます。

あ、忘れてはいけない一番の違いその二。

Gew.98のストックはムクです。
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98kにはムクと合板両方あります。
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なお、Gew.98のバリエーションとして他にkar.98aやbがありますが・・・それはまた別の機会に・・・。
っていうかね・・・98シリーズはやり出すとキリが無いくらい色々ネタがあるわけですね。

にしても美しい銃だよね・・・
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>>Gew.98はこちら
>>kar.98kはこちら



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2016.12.06 Tuesday

M1ヘルメット前期型&後期型

皆様こんばんは、東京店のボブさんから「ケンタッキー(古式銃ケンタッキーライフル)の件だけど〜」とTelが来た際に「フライドチキン?サンダース大佐?ボブさんお腹減ったん?」と3秒(←長!)ほど思ってしまったナベです。

 

本日も元気にヘルメット、今回はアメリカ軍のM1ヘルメットでございます。 この2点、同じM1ヘルメットですが実は幾つかのタイプに分類できます。

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まずはこのM1ヘルメット、1941年の中頃から43年の末頃まで生産されたタイプです。

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41年〜43年ごろは戦争が始まって、太平洋のソロモンや北アフリカでまだまだ元気な枢軸国軍と戦っている時期ですね。 写真は北アフリカでロンメル将軍に大敗しルーズベルト大統領から「私達のボーイたちに戦争が出来るのかね?」と心配されている頃のアメリカ軍。

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この41年〜43年に製造された前期型の特徴としては鉄帽に直接溶接された顎紐の取付け金具と(衝撃等により外れやすかったそうです)

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ヘルメットの縁を保護するステンレス製の金具の留め合わせ部分がヘルメットの前方にあるのが特徴でした。 日本の九〇式鉄帽にそんな軟弱(優しさ)なものは無くドイツ軍のヘルメットには折り返し加工が施されていました、がM42ヘルメットからは廃止されてしまいました。 やっぱアメリカはリッチですね・・・。

 

もう一つのこちらのM1ヘルメットは1944年の末から45年の戦争終結の頃に製造されたタイプです。

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1944年の末から45年といったらバルジ作戦や硫黄島や沖縄戦など最後の戦いが行われている頃、写真はM9バズーカを担いでアルデンヌの森を徘徊中のアメリカ軍。

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このタイプの特徴は顎紐の取付け金具を外れやすい直接溶接から可動式のスイベルタイプに変更した点と縁を保護する金具の留め合わせ部分をヘルメットの後方に変更(前だと外れた場合危険だから?) した点が大きな特徴でした。

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また辺縁を保護する材質はステンレス製からマンガン製に変更されました(塗装が剥がれ銀地が露出し反射を防ぐため?)。

 

しかしアメリカ軍って最初は実戦経験豊富な日本軍やドイツ軍に圧倒されるものの、貴重な戦訓を次に生かし改善していくのが上手いイメージですね・・・(戦えば戦うほど強くなる〜)。 小さな点ですがこの生産時期が多少異なる2つのヘルメットを見ても実感してしまいます。

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皿ヘルメットから一気に装備変更できる工業力恐るべしM1 スチール・ヘルメット 前期型はこちら

 

カーネル・サンダースさんは・・・時期的(1906年陸軍入隊)に被ってないか・・・M1 スチール・ヘルメット 後期型(カモフラージュ・ネット付き)はこちら

 

 

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2016.12.05 Monday

ドイツのオジイチャンたちの目

どーも、ケンです。

以前、折り畳み銃床の話とか機関部の話とか、シリーズでやっていて・・・
確かサイト(照準器)の話もしたよなぁ・・・という遠い記憶。

今回ちょっと改めサイトの話をやろうと、確認のため過去のブログ記事を検索。

でも「サイト」なんて検索した日には多すぎてブラウザがフリーズするので・・・
「魅惑の・・・」という頭で始まっていたような・・・と検索・・・

そしたら私以外のスタッフのブログが出てきました。
・・・みんな「魅惑」って言葉好きですね。

さて今回、たまたまドイツの銃を調べていて・・・そういえばこのリアサイトは大変興味深い、と思ったわけです。
この三丁ね。

左からGew.71、88、98です。やっぱり長ーいね。
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っていうか、この三丁の経緯だけでブログになるわけですが、それっぽいのはすでに過去にやっているのです。
一応、こちらです。

過去ブログ「相関関係の3丁」はこちら

ああ、でもGew.98やってないな・・・いずれやります。

さて、今回はサイトの話。
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まずはGew.71。
この時代の銃は一番過渡期感があります。
近代小銃の要素も備えているし、それ以前の要素も残っている。さらに最新式銃が数年後には最新鋭で無くなる。まさしく試行錯誤の時代なわけです。
それはサイトも同じ。
そんなGew.71のサイトはこれ。
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見てお察しの通り、
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当然起きます。
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ラダーサイト・・・と言えるかな?梯子みたいと言えば見えますから。
通常ラダーサイトと呼ばれるサイトのように上下移動する照門のパーツが無いのが違和感ですけどね。
なぜ上下移動する照門が無いのか?というと。
上下移動の必要が無く、複数の照門があるからなのです。
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壊れ難く、なかなか賢いです。
しかし欠点としては細かく距離調整はできません。あまり照門を多く設けるとどこを狙っているかわからなくなりますね。
こんな風に。

※この画像は合成です。

またこのサイトは最小射程や緊急時はここで狙います
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が・・・実は先程のラダー以外にももう1枚。
ここが
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起きます。
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同じドイツのMP40とかを彷彿としますね。

しかし、いよいよこのサイトをなんて呼んでイイかわからず・・・とりあえず「二枚板倒立リア・サイト」なんて呼んでます。
く、苦しい・・・。

ちなみにこのサイトは真横から見るとこんなです。
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板厚っ!

5mm以上10mm以下くらい。ラダー・サイトの厚さとしては異例です。
でもそこがいい。鉄の塊だーっ!

なお、フロント・サイトはこのような感じ。
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現在の猟銃とか、拳銃のサイトに似てます。1つにガードが無いこと、1つにちゃんと狙う為のサイトであること。
近代以降はガードが有り、さらにもっとシンプルになっていたりします。

お次はGew.88.
まさにGew.71の後に、フランスの新式銃に押されてドイツが慌てて造った委員会小銃。
無煙火薬の金属薬莢の連発銃となります。いよいよ近代銃っぽいよね。
え?マンリッカーじゃないか?それ言ったらいかん、という当時の事情がありました。それは過去ブログ読んで。

近代銃っぽくいよいよラダー・サイトになりました。
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皆様良く知る感じのね。

起きて、照門自体を上下でき、これによって距離にあった仰角を取る。
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このボタン部がなんとなく引っかかったりして壊れやすそうに見えるのはまだまだ進化の途中だから。
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なお、このサイトは照門を一番上とかにしてもちゃんと畳めます。
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銃によっては照門を一番下にしないと綺麗に畳めなかったりします。この辺りはさすがにドイツ。抜け目がありません。

意外な盲点。実は一番上にもサイトがあります。
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あ、ちなみにこいつも二枚板倒立式です。
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フロント・サイトはアリミゾ式になりました。
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お次、Gew.98.
言うまでもなく、kar.98kの前身。
だがサイトはまるで違うのです。

でたー、「langes Visier」。個人的な通称エイリアン・サイト。
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「langes Visier」はラング・サイトと読むことが多いですが、つまりは「長いサイト」という意味です。

その姿は異質独特ですが、機能的にはタンジェント・サイト。
だが通常のタンジェント・サイトよりがっちりできてます。その分、複雑ですし、生産性があまりよく無いであろうことは容易にわかります。

使い方は通常のタンジェント・サイトと変わらず、スライダーを前後移動させるだけ。
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ここまで上がります(仰角が取れる)。
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スライダーはあくまで前後するだけで、その上の凸がサイトのレールを通ることでサイトが上下する。
レールが曲線上に角度が付いていることでサイトが上がり下がりするという。
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こちらの画像の方がわかりやすいかな?
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これが通常のタンジェント・サイトならサイトそのものにスライダーが付いて、サイトは基本的に下がるようにバネでテンションが掛けられ、サイトベースの形状によって角度が付きます。


我々が良く知るタンジェント・サイトは洗練されてこのカタチになったわけですね。

フロント・サイトはサイト・ポッドが付けられないだけで、ほとんどkar.98kです。
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というわけで、ドイツのおじいちゃんたちでした。
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この時代の銃はシカゴに来てから好きになりました。うまく言えませんが「銃」って感じがします。

>>Gew.71はこちら
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2016.12.04 Sunday

1941年製瑞典軍軍靴

皆様こんばんは如何お過ごしでしょうか?中村吉右衛門さんの鬼平犯科帳がファイナルを迎えてしまい残念極みのナベでございます(演じられていた長谷川平蔵が実在の人物と知った時は驚きましたが)。

 

本日はこちらスウェーデン軍の黒革製の半長靴でございます。

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二次大戦中のドイツ軍の半長靴とほぼ同型です(1945年、捕虜になっちゃたドイツ兵たち皆笑顔なのは米英軍の捕虜になったからでしょうか?右の少年兵の果たしてこれで良かったのだろうか?という表情が印象的ですね)。 布脚絆(ドイツ軍は退却ゲートルと呼称)と併せて使ってみてはいかがでしょうか?お終い

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・・・で本当に終わってしまったら半長靴で踵落し喰らいそう(←誰に?)なので追記、追記。 この半長靴かなり美品でほぼ未使用と思われます。

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スウェーデンを示す3つの王冠スリークラウンの刻印がしっかりと刻まれています。

 

この靴の出身地スウェーデン王国は北方の獅子グスタフ・アドルフ(戦闘中に道に迷って敵前に出てしまい討ち取られてしまったうっかりさん)の時代にはバルト帝国としてドイツやロシアまで版図を広げ、ブイブイ言わしてましたがその後ピョートル大帝にボコられて今の中立福祉重視国家となりました(優秀な武器生産国の礎を作ったのはこのアドルフ王だったそうです)。

 

靴裏です、鋲等は打たれていませんので静かです、街中で使っていただいても問題は無いと思われます。

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踵のソール部分です。 この部分は後に張り替えられたのか?使用痕が全く見られません、TRETORN(トレトン)は1891年スウェーデンのヘルシンボリでヘンリー・ダッカーさんにより創業されたメーカーとのことです。

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土踏まずにはサイズを示す数字と製造年を示す1941年の刻印が確認できます。 しかし靴底といい全体に75年前の物とは思えない状態の良さです。 実際このまま履いて家に帰れますなコレ。

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スウェーデンはWW1もWW2も中立で平和でヨカッタヨカッタと思いきや、さにあらずWW2の時には南のデンマーク、西のノルウェーはドイツ軍に占領され東のフィンランドはソ連と交戦状態でした。 そのためドイツに鉄鉱石を送って機嫌を取りつつ対独レジスタンスやユダヤ人を保護したり、ソ連と交戦するフィンランドへは義勇兵を送って支援したりとなかなか大変だったようです。 スウェーデンは日本に好意的で大戦末期にはスウェーデン公使館附武官小野寺信少将を通じ日本へ和平を斡旋してくれようとしました(ソ連ルートでの和平工作に望みを持っていた日本政府は当然スルー)。 写真は市街地を行進するスウェーデン軍歩兵部隊。

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内部も使用痕は見当たらず大変GOODコンディションです。 またサイズも25〜26cm位の方でした履くことは出来そうです(25.5cmのナベが履いてみたところ、そのまま履いて帰ろうかという位ピッタリでした)。

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よくスウェーデン軍の装備(特にWW2頃)はドイツ軍装備に酷似していることもあり、その代用品として改造されたりしてしてあまり陽の目に当ることは少ないですが北欧の王国の装備も調べてみると、なかなか面白いのではないのでしょうか?

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中立も楽じゃないスウェーデン軍のアンクル・ブーツはこちら

 

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2016.12.03 Saturday

キャンバスの感じといい…… P70装備

去年わが部屋のコタツが動かなくなって以来、エアコンに次ぐ暖房器具がアイロンです(3位はコンロ)こんばんはアルバイトSです。

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軍装品が買取で入荷しました。一見するとバック・パックとショルダー・バッグだけなのですが、

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あまりにもセットの内容が多いので、全部中にしまって極力ひとまとめにしています。

バック・パック、ショルダー・バッグに加え、ベルトと一体型のパウチ、水筒、マガジン・パウチが5つにハーネスとポンチョ・ロールとかなりモノが揃っています。

とは言ったものの、僕は軍装には全く明るく無いものですから、何処の国なのかも良くわかっておりません。

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とはいえこの感じ

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どこかで見た事あるような……

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こういうのとか

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そうそうこういう留め方とか……

 

なんだかイギリス軍っぽいですよね。でも実は違いまして、南アフリカの装備品なんですとか。これまたシブい…!

南アフリカの土地柄イギリスの影響を受けるのも非常に良くわかりますが、随分と惑わされてしまいました……!

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イギリス装備そっくりなのも興味深いところですが、個人的にツボだったのがマガジン・パウチ。

例えば、一番小さいパウチにはR1(FAL)のマガジンが2本ピッタリ入ります。

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それが装備品のあちこちに縫い付けられています。バック・パックには左右2個付いていました。

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ベルトと一体の大型パウチには、これが4つも付いています。

左右はまだしも蓋にまで付けてしまうのがなかなかワイルドですね。

 

そんな風にあちこちにマガジン・パウチが取り付けられています。数えてみるとこのセットには11個、

最大22個持ち歩く計算ですね。付け外しできるとしても最大440発、そんなもんかなーと思わなくもありませんが……重そうですよね……!

 

>>P70 装備はこちら

>>同時に買取で入荷した南アフリカの装備品はこちら

 

 

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