Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

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2019.03.21 Thursday

ポルシェ博士の異常な愛情「エレファント重駆逐戦車の履帯」

皆様こんばんは三寒四温微妙に暖かくなってきましたねナベです。

 

本日はエレファント重駆逐戦車の履帯のご紹介でございます。

 

こちらがそのエレファント。 ・・・でこの象さんがその象さんになるまで紆余曲折がございました・・・。

 

このエレファントはフォルクスワーゲンビートルやそのビートルを母体としたキューベルワーゲン、シュビムワーゲンの設計で高名なフェルディナント・ポルシェの作品でした。 写真はビートルの模型で「エンジンはここに入ってます〜。」と説明するポルシェ博士と「わ〜すごい〜。」とメッチャ笑顔の総統。

 

ポルシェ博士はナチスの理念に対しては批判的であったもののヒトラーと個人的には大変気があったようで戦車の設計にも携わることとなります。 写真は博士の作った電気モーターのガス・エレクトリック方式で動く革新的なVK4501(P)試作戦車・・・但し信地旋回できない、重すぎて地面にめり込む、モーターが焼け付く等々の問題のため採用されませんでした。

 

しかし博士、VK4501(P)が制式採用されると確信(どうしてそう思った?)していたため、決定が下される前になんと90輌分の車体を先走って作ってしまいました。 1942年と戦争真っ最中だったこともありその90輌分の車体を無駄にする訳にもいかず、タイガー戦車の56口径88mm砲より強力な71口径88mm砲を搭載する重駆逐戦車として有効活用することとなりました(当初の名称は博士の名前を冠して「フェルディナント」重駆逐戦車と呼ばれました。)。

 

強力な主砲と200mmの装甲を備えたフェルディナントは早速、東部戦線に投入され敵戦車にその威力を大いに発揮しましたがなんでか?防御用の機銃が無いためソ連兵の肉迫攻撃に悩まされることになりました。 写真はソ連軍に撃破され戦闘室が引っ繰り返ったフェルディナント(機械故障で動けなくなったのでドイツ兵が自爆処理したのかも)。

 

生き残った48輌のフェルディナントはその後、鬱陶しい敵歩兵を追っ払うために急遽車体前部に機銃を設置したりキューポラを増設したりと改良を加えました。 その際、折角トラとかヒョウとかクマとかサイとかヤマネコとかフラミンゴとかいるんだし人名の「フェルディナント」やめて「エレファント」改名しよう!と総統命令が下りやっと「エレファント」となりました。 エレファントはその後アンツィオ戦、バグラチオン作戦、ベルリン攻防戦を戦い抜き現在はアメリカの博物館に1輌が現存しているそうです。 写真はイタリア戦線で地雷を踏んで擱座したエレファント。

 

それにしてもナベてっきりVK4501(P)もフェルディナントもエレファントもずっと同じキャタピラを使っていると思っていたのですが、1943年末のフェルディナントからエレファントへの改修の際に履帯も専用の全然別のものに変更されたそうです(たった48輌のために新しく履帯を作り直すのは無駄な気も・・・)。 ・・・まあ48頭(輌)しか生息していなかった象さんの専用の履帯と考えるとシカゴのこの品って世界的に見ても希少ですね・・・(因みにタイガーI戦車1355輌、タイガーII戦車489輌を生産)。

 

先日のパンター履帯と同じく(※こちらの品も長野倉庫在庫品ですのでご注文頂きましても直ぐに発送できないことご了承ください。 東京、大阪店店頭にはございません。)のエレファント重駆逐戦車の履帯はこちら

 

本日のワンポイント情報!!

東京店在庫品で、【無可動銃】US M1 カービン の新たな個体をHPとD/P(詳細画像)にアップいたしました。 ぜひHPをご覧ください。 

・US M1 カービン(8万円、税別) こちら


2019.03.20 Wednesday

銃器メーカー カタログ・パンフレット売出し中です!

もしかして世間はもう春休みなのでしょうか? 年々季節のイベントに疎くなっています。 こんばんはアルバイトSです!

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現在店頭では、銃器メーカー各社のカタログ・パンフレット類をお値打ち価格で販売しています!通常一般には販売されないカタログ・パンフレット類も多数ございますので、それらをご紹介したいのが今夜のシカゴブログです!

価格毎にご紹介していき、書名とページ数をそれぞれ記載しておりますのでご参考になさってください!

 

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こちらは全て1冊¥300(税込)となります!!!

上段左から
TAPCO社製品リーフレット
HI-POINT FIREARMS社 製品リーフレット
WILEYX社 タクティカル・カタログ P71 2冊在庫あり
TACTICAL GEAR GUIDE (Gun Trade World)

中段左から
ベレッタ社 散弾銃パンフレット2017 P19
CONDOR社 製品カタログ2017 P98
DAKOTA ARMS社製品パンフレット P22
カラシニコフUSA リーフレット

下段左から
LEAPERS社 カタログ P203
HI-POINT FIREARMS社 カモ柄製品リーフレット

非常にお値打ちなこれらカタログ、特にベレッタのカタログは2017年版ですのでお値打ち品となっています!!

 

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続きましてこちらの画像に写っているものは、全て1冊¥500(税込)となります!

上段左から
カラシニコフUSA リーフレット 2018
GSSF(GLOCK Sport Shooting Foundation) ニュースレター P65
HK社 SHP9 自働拳銃パンフレット P7 3冊在庫有り

下段左から
INLAND Manufacturering社製品パンフレット 2018 P10
MOSSBERG社製品カタログ 2018 P98
Gun Trade World カタログ 2018 P112

となっています!!!
インランド・マニュファクチュアリング社はクラシックなM1カービンやM1911等を製造しているメーカーなんですね。樹脂とレールのカタログの中で、どこか安らぎをすら覚えます……!

 

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更にこちらは全て1冊¥1,000(税込)のカタログ類です!

上段左から
GLOCK社  ニュースレター 2019 P98 4冊在庫有り
GLOCK社  ニュースレター 2017 P114
GLOCK社  ニュースレター 2017 P113
ワルサー社 拳銃カタログ 2018 P25 3冊在庫有り

中段左から
SIG SAUER社製品パンフレット P31
ベレッタ社小火器カタログ 2018 P19
CAA社製品カタログ 2018 P90
ウベルティ社製品カタログ P63 3冊在庫有り

下段
SIGSIG SAUER社製品カタログ 2018 P128 2冊在庫有り

GLOCKのニュースレターは、グロックの製品とその年グロックのピストルがスポーツ等で活躍したシーンをピックアップしています。 製品とユーザーの視点が見られて興味深い所です……!

ウベルティのカタログは「雰囲気造りが上手い」印象です。 レバー・アクション・ライフルやパーカッション・リボルバーの復刻品に定評のあるウベルティですが、紙面はそれらをカッコよく彩っています!

 

更に続くこちらの画像のカタログ類は、全て1冊¥1,500(税込)となります!!

上段左より
BARRETT社製品カタログ 2018 P110
ベレッタ社2019年カレンダー
S&W社製品カタログ2018 P127 2冊在庫有り

中段左より
CZ USA社製品カタログ2018 P153
ワルサー社製品カタログ 2018 P45 2冊在庫有り
GLOCK社バイヤーズ・ガイド P70 3冊在庫有り

 

 

CZ USAのカタログは、前と後ろから開くと異なる内容となっており、ページ数はカタログ全体となっています!

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更に更に、こちらの画像に写っているものは、全て1冊¥2,000(税込)となります!!

上段左から
ステアー社ミリポリ向け製品カタログ 2019 P49 販売済み
HK社製品パンフレット P27
S&W社製品カタログ 2019 P107
FN社製品カタログ 2018 P120

中段左から
SMALL ARMS DEFENSE JOURNAL VOL11 No2 P79 売約済み
B&T社製品パンフレット P23
BARRETT社製品カタログ 2019 P92 2冊在庫有り
S&W社ミリポリ向け製品カタログ P61

下段左から
SMALL ARMS REVIEW 2019年3月号 P99 売約済み
ワルサー社製品カタログ P64
ベレッタ社ミリポリ向け製品カタログ P83 売約済み
IWI社製品カタログ 2018 P29

SMALL ARMS REVIEWには、フランス初期の自動小銃であるリベイロールスの写真と記事があり、それだけでも十分価値があると思います!!!

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そして最後となるIWI社製のノートは1冊¥2,500(税込)となります! 2冊在庫有り。

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中は比較的シンプルなノートで、日記に丁度良さそうなサイズです。

これらのカタログはHPに掲載しておりませんので専用のご注文フォームが無い状態となります。 通常のお問い合わせフォームよりタイトル(出来れば価格も)をご指定いただき、お支払方法とお送り先のご住所および電話番号を入力のうえご注文ください。 送料や決済方法につきましては通常の通販に則ります。

尚、基本的に一品物の書籍が大半となっておりますので、万が一売り切れの際はご容赦ください。

それではご注文お待ち致しております。

 

>>発送・決済についてはこちら

>>ご注文はこちらのフォームよりお願いいたします。

 

本日のワンポイント情報!!

買取で 【無可動銃】三十年式空砲銃 が東京店に入荷しました。HPとDetailed Photos(詳細画像)ともに完成しておりますので、ぜひご覧ください。 只今ご購入検討中のお客様がいらっしゃいますが、キャンセル待ちもお受けしますので、お気軽にお問合せください。

【無可動銃】三十年式空砲銃 (30万円、税別、お客様ご連絡中)はこちら


2019.03.19 Tuesday

豹(パンター)の転輪と履帯

皆様こんばんはナベです。 キートンさんのブログでケルン大聖堂が出てきましたが、キリスト教徒でもないナベはケルン大聖堂といえば・・・。

 

1945年5月6日聖堂前で行われたドイツのパンサー中戦車VSアメリカのパーシング重戦車の決闘を連想してしまいます・・・(残っている動画が凄い・・・)。

 

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それにしてもパンター戦車、実にスマートでカッコいいですね。 アメリカ軍のM4シャーマン戦車がパンターを撃破しようとしたらシャーマンが5輌必要だとか・・・。 そう言えば何かの本で日本軍の九七式中戦車がシャーマン1輌をやっつけるには5輌、若しくは歩兵50人という話を聞いた記憶が・・・(というこは日本軍がパンター1輌を仕留めるには九七式が25輌or歩兵250人が必要?。)

 

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1943年7月東部戦線のクルスクの戦いが初陣(この戦いでは機械的に未成熟な上に乗員たちも不慣れなこともあり活躍できず)でドイツ敗戦まで各戦線で活躍、6000輌近く生産され大戦後半にはドイツを代表する主力戦車となりました。 上の写真は1944年12月のバルジの戦いに参加した米軍戦車に偽装したパンター戦車(折角作ったのに交通渋滞に巻き込まれろくに活躍できず)。

 

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走攻守が高いレベルで纏まっていた上に価格もタイガー戦車の半分以下、搭載していた75mm砲も70口径と長砲身だったためタイガーの56口径88mm砲に劣らぬ威力を発揮したそうです。 写真はベルリンの往来に設置されたパンターの砲塔を利用したトーチカ(オストヴァルトゥルム=東方の壁砲塔)、ご覧のように移動は出来ませんが強いは固いは見つけ難いはで連合軍にとって厄介な相手だったそうです(立て篭もる戦車兵?砲兵?はイヤだろうな・・・。)。

 

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でこのパンター関連商品、シカゴにしっかり在庫がございます。 まずは転輪!直径は約73cm(鉄部のみ)、直径は約86cm(ゴムを含む)の品です。 深い錆等が全体的に見られますが40t以上の重量を支えただけあって大迫力です。( ※長野倉庫在庫品ですのでご注文頂きましても直ぐに発送できないことご了承ください。 東京、大阪店店頭にはございません。)

 

パンター転輪 部品無はこちら

 

もう1点のパンター転輪 部品無はこちら

 

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お次はパンターのキャタピラの後期型、アルデンヌなどで活躍したG型(防諜の理由なのか?パンター開発の順番は何故かD型→A型→G型)が履いていたのでしょうか。 錆等が見られるものの往時の凄みを感じます。( ※こちらの品も長野倉庫在庫品ですのでご注文頂きましても直ぐに発送できないことご了承ください。 東京、大阪店店頭にはございません。)

 

パンター履帯 後期はこちら

 

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写真はパンターを捕獲し記念写真を撮る、米軍装備だけどヘルメットはフランスの戦車兵用ヘルメット (プライドの問題?)を被った自由フランス軍の兵士。 そう言えばこの品々が入荷した際、気軽にサラッとナベが「社長お願いします〜。」と言ったら社長が「めちゃくちゃ重いんだよ!プラモと違うんだよ!ナベさん担ぐ!?」と雷もとい75mm高速徹甲弾が直撃したな・・・(遠い目)・・・それでは皆様ごきげんよう〜。

 

本日のワンポイント情報!!

先日買取りで入荷した 無可動実銃コレクション3挺 のHPをアップいたしました。 HPDetailed Photos(詳細画像)は既にアップしております。 ぜひHPをご覧ください。

ツァスタバ M72B 軽機関銃 (16万円、税別)はこちら

MG42 汎用機関銃 (40万円、税別)はこちら

ポーランド RPD 軽機関銃(9万円、税別)はこちら


2019.03.18 Monday

ParisじゃなくてHarris

どーも、ケンです。

今回はこれです。
ハリス・バイポッド。
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有名過ぎてブログでやるには今さら感もありますが・・・
シカゴで在庫があるのは珍しいですから、せっかくなのでご紹介。

バイポッドというとその銃専用だったりするものも少なくありません。
Gew.3やBARなどが私には真っ先に浮かびます。
昔は特に各銃専用でした。

Gew.3のものは極めてシンプルで伸縮はできませんが、これがあると無いとでは大違い。
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BARなどは伸縮も可能で凝っていますし、これがあるからBARという面構えになります。
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フルサイズライフル弾や7.62NATO弾くらいまでは射程もありますのでバイポッドがあれば運用範囲が広がることも。
今ではM4カービン系列にも取り付けたりしています。
あと専守防衛を主としたお国はバイポッドを付ける傾向にありますね。

さてハリス・バイポッドは長年軍隊や警察でも使われており、信頼性の高さに定評があります。
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今では当たり前ですが、当初はまだレールも無かった時代。スリング・スィベル・スタッドを介すだけで色々な銃に取り付けられるというのが何より重宝されたわけです。

二脚の二強としては他にベルサ・バイポッドが有り、こちらはロールに前後スイングが有りまして、動いている標的に対してより有効になっていますね。あと固定バネの露出が無いためにうかつな引っ掛かりがありません。半面、マウント部が物によっては大きく重かったりするという場合があります。
ただしハリスも改良され、今ではロールと前後スイングに左右回転などのモデルもあります。
一方で元来のハリスのガチっと構える感じが好みの射手もいて、原型のモデルも未だに人気です。この辺りはやはり好みのようですね。

そんなハリス・バイポッド。

現在ではレール仕様などもありますが、こちらの品は最もハリスらしい、スリング・スィベル・スタッドに取り付けるタイプです。

スリング・スィベル・スタッドとはこんな部品ですね。
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名前の如く、元々ライフルにスリング・スィベルを付けるための部品です。
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で、このスタッド部を応用して、バイポッドを付けてしまおう、というシステムです。

ここがスタッドとの連結部です。
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ちょっと見えにくいですが、ラバーが貼ってあり、銃との固定を高めています(結果的に銃に優しくもある)。

裏側のネジを緩めることで、
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この連結部が
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浮いて(上がって)来て、左右の閉じがフリーになります。
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で、これを広げて、スタッドに取り付けてまたネジを締めるというわけ。

簡単です。

なお、この取り付けの際は様子を見ながら締めすぎないよう注意して下さい。スタッドが付いたストックを傷める可能性があります。また銃によってはバイポッドのベースの一部を削る必要がある場合もあります(特にトイガン)。

ちなみにこれでスタッドを使ってしまっているので、本来のスタッドにスリング・スィベルが付かなくなりますが、
ハリス・バイポッド自体にスタッドが付いています。
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至れり尽くせりです。

またライフル自体にもう1つスタッドを付けている場合もあります。

あと最近のレール用のスタッドが付いたアダプタもありますので、それを使えばこのスタッド式の取り付け方法のバイポッドをレールに取り付けることも可能です。

二脚の倒立のロックはバネです。
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バネのテンションがロックになっているだけですが、バネが強いのでロックに全く問題はありません。
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むしろ、銃に付けてないバイポッドだけの状態ですとバネの固さで脚の畳みが難しかったりするくらいです。

このように展開。
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さらにここのL字板の部分を押すと・・・
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脚が伸びます。
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ピョコっと言う感じでなかなか楽しい。
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あくまでバネで押し飛ばしているだけなので、ボタンの押しが甘かったりすると時々全部伸び切らない時もあります。

で、同じボタンを押しながら適度な長さに調整可能。
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最長状態。
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実際に銃に付けることこんな感じです。
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本モデルはスイング部が少ない仕様のものですので、無可動実銃を飾るにも応用がしやすいかと思われます(絶対倒れないとかでは無いので、自己責任でお願いいたします)。

いかがでしょうか?


>>ハリス・バイポッドを含むバイポッド類の現状在庫はこちら



本日のワンポイント情報!!

買取りで、無可動実銃コレクション3挺 が東京店に入荷しました。 HPとDetailed Photos(詳細画像)は近日中にアップする予定です。

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2019.03.17 Sunday

独陸軍対戦車砲用 四分儀照準器38型

皆様こんばんは花粉のせいか目が痒い〜ナベです。

 

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本日はこちら「独陸軍対戦車砲用 四分儀照準器38型 」でございます。 ドイツ軍の対戦車砲と言ったら小は2.8cmのゲルリッヒ砲から大の12.8cm Pak44、はたまたシカゴ在庫の4.5 cm PaK 184(r) 対戦車砲のように各国の軍から接収したり鹵獲したものまで数限りなくございますが・・・。

 

シカゴ鹵獲?の4.5 cm PaK 184(r) 対戦車砲はこちら


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今回の照準器は上のドイツ降下猟兵(迷彩降下スモックがカッコいい)が砲撃中の5 cm Pak38 対戦車砲や・・・

 

7.5 cm Pak40 対戦車砲に使用されました(写真は北フランスで撃破されイギリス兵の実況見分?に供される防盾欠けPak40)。

 

また毛色の変わったところでは捕獲したロシアの7.62 cm砲を改修したPak 36 (r)にも使われました。 写真は接収したチェコスロバキア製38(t)軽戦車の砲塔を除けてロシア製のPak 36(r)を搭載したドイツ軍のマルダーIII対戦車自走砲。

 

一見単なる鉄塊に見えますが結構動いて楽しい!一番下のダイヤルを回しますとグィンと仰角(俯角?)がとれます。

 

また真ん中のダイアルを回しますと上部を左右に傾けることができます。

 

そして一番上のダイアルを回すと上部構造物がグルンと回ります。 この上部構造物には・・・

 

こんな感じの照準眼鏡が付いたのでしょうか?・・・。

 

「こんな感じ」の九四式三十七粍砲照準眼鏡はこちら

 

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シリアルやメーカー刻印の端っこに奥ゆかし〜くアムトが打刻されています。

 

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最初これのドコが四分儀なのだろうか?と思っていたのですが一番下のダイアルを回すと円の4分の1(90度)動くからのようですね。 ドイツ語では「Aushilfsrichtmittel 38」(間接照準器38型)と呼び、英語では「Auxiliary quadrant sight」(補助 四分儀 照準器?)や「Substitute aiming device」(補助 照準 器材?)と呼んだりするそうです。 ・・・あれ?基本、対戦車砲って「間接」射撃ではなく「直接」射撃だと思うのですが・・・まあ状況によっては対戦車砲が歩兵砲や野砲の代役も果たしたんでしょうね。

 

また調べてみますと「Aushilfsrichtmittel 38」を8.8cm PaK 43/1対戦車砲を搭載していたナースホルン対戦車自走砲にも積んでいた〜という情報も・・・50mmから88mmと幅広い。                                                                                                                                                        閑話ですが写真の自走砲、採用当初はホルニッセ(雀蜂)と呼ばれていたのですが総統閣下、楽しくない思い出でもあったのか?「ハチは嫌い!サイが良い!」という「総統命令」でナースホルン(犀)になったとか。

 

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しかし敵戦車と面と向かって「直接」はイヤだな〜。 まあ「間接」も大概ですが・・・。

 

独陸軍対戦車砲用 四分儀照準器38型はこちら

 

本日のワンポイント情報!!

買取りで、 Vz.61 スコーピオン 短機関銃 (ブルー仕上げ) が東京店に入荷致しました。 HPとDetailed Photos(詳細画像)は近日中にアップする予定です。何卒ご了承くださいませ。

・Vz.61 スコーピオン 短機関銃 (ブルー仕上げ) (価格調整中)


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