Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊兵の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

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2018.11.21 Wednesday

これもまたドイツ軍の象徴

御機嫌いかがでしょうか、アルバイト レナートです。 突然ですが「ドイツ軍と言えば?」と言われたら何を思い浮かべますか?

シュタール・ヘルメット、MP38/40、Kar.98k、MG34/42...などなど色々とありますが、個人的には「柄付き手榴弾」もドイツ軍を象徴するアイテムだと思います! 今回はそんなドイツらしい柄付き手榴弾に関連したアイテムをご紹介!

 

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まずはドイツ軍 手榴弾マニュアルです。 マニュアルは第二次大戦中の物で「Stielhandgranate 24」柄付き手榴弾について書かれています。

 

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持ち手のキャップをくるくる回して紐を引き抜き投擲! 映画やゲームでよく目にするシーンですね。 画像は信管と着火紐のセッティング手順です。

 

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柄付き手榴弾のメリットの一つ、複数個組み合わせた収束手榴弾! 第一次世界大戦時から(その頃はM1916手榴弾の収束バージョン)対戦車攻撃や陣地攻撃に使われています。 昔ア〇イ製プラモデルをたくさん買って作ろうとした記憶...(結局お小遣いが枯渇し断念)

相当重そうなので投げる時は目標にかなり接近しなくてはなりませんし、尚且つ強烈な爆発に巻き込まれそう...。 パンツァー・ファウストやパンツァー・シュレックの偉大さを感じます。

 

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木の棒?に手榴弾と弾頭を複数個付けた図。 機械翻訳に頼ってみると「爆発により高い圧力をかけ、帯状の穴を開ける」とのことです。 棒に付けられた炸薬部が連鎖的に爆発するようなので、バンガロール爆薬筒のように障害物の除去(有刺鉄線や地雷処理)に使われたのだと思われます。 工兵の扱う専門的な資材を歩兵が持っている手榴弾と落ちてる棒きれで作れちゃうのは優秀ですね!

ドイツ軍 手榴弾 マニュアルはこちら

 

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続きましては手榴弾 木部(発掘品)になります。 おぉ、M24柄付き手榴弾の木部ですね〜! 発掘品とありますが意外としっかりとしていてビックリ!

 

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木部にはメーカー・コードと製造年が残っている個体もあります。 木部って早く朽ちてしまうイメージでしたが、埋められた後割とすぐに掘り起こされたんでしょうかね?

素人考えですが、爆発して粉々になる物にまで刻印がある、これもドイツ人らしい几帳面さと言うか...。

程度の良いものをお求めの方はお早めに、手榴弾 木部はこちら

 

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お次は帝政ドイツ 突撃兵用柄付き手榴弾携行袋です。 売り場で見つけた時は「なにこの麻袋?」と思ってしまいましたが、手榴弾用だったんですね!

 

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こんな感じで首から掛け、脇に挟むようにして使います。 敵の塹壕に張り付いて戦う突撃兵は必然的に手榴弾の消費量も多く、このような装備が生まれたのでしょうね。 M1916柄付き手榴弾はベルトに引っ掛けるためのフックが付いています。 ですが引っ掛けられる数って限界がありますし(ベルトや体にも負担が...)袋の方が詰め込むのも取り出すのも容易そうです。

 

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時代的にマッチしませんが、雰囲気は良いですね! 弾頭部の寸法を仮定して...余裕を持って4本、互い違いにして詰め込めばギリギリ8本入るかな〜?

エコバックとしても使えそう(?) 帝政ドイツ 突撃兵用 柄付き手榴弾携行袋はこちら

柄付き手榴弾は手首のスナップだけでも案外遠くへ飛ばせるそうですよ。 大柄でマッチョなドイツ兵が投げたら...小銃擲弾なんて要らないかも!?(それは無い)

以上ドイツっぽいアイテム、柄付き手榴弾関連でした〜!

 

こちらもドイツらしい!

WWII ドイツ軍の使用した短機関銃はこちら

モーゼル系の小銃はこちら

MG34は好評完売中!MG42はこちら

 

本日のワンポイント情報!!

軽井沢倉庫に入荷した買取品で、5挺の無可動実銃コレクションをHPにアップしました。 ご予約頂いているお客様へご案内の品物もございますが、キャンセル待ちもお受けしておりますのでお気軽にお問合せ下さい。

UZI 短機関銃  ( 12万円、税別 ) はこちら

M16A1 自動小銃  ( 50万円、税別 ) はこちら

Kar.98k 小銃  ( 10万円、税別 ) はこちら

トンプソン M1928A1 短機関銃  ( 15万円、税別、お客様ご連絡中 ) はこちら

AK-47 (ノリンコ) 自動小銃  ( 11万円、税別 ) はこちら


2018.11.20 Tuesday

映画と銃「Dvadtsat vosem panfilovtsev」

御機嫌よう、スタッフBでございます。

今回は「パトリオット・ウォー ナチス戦車部隊に挑んだ28人」でございます。

本作、あるいはシカゴのお客様にはすでにご覧になっている方も結構いるのでは?と思います。
ロシアでは有名な「パンフィロフの28人」を映画化したロシア映画。
すごくシンプルに申しますと、第二次世界大戦の対ドイツ戦でモスクワ防衛に参加して戦死したパンフィロフ将軍と彼が率いた兵士のお話でございます。

映画原題は「Dvadtsat vosem panfilovtsev」で「パンフィロフの28人」。英題も同じ意味の「PANFILOV'S TWENTY EIGHT」となっております。

現在もあるモニュメントが映画にも登場します。
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さて映画としては、序盤の兵士の会話や戦闘準備もありますが、基本的にその後は戦闘シーンがメイン。
味方の登場人物は少ないので各兵士のキャラは立っていて見分けはつきますが、特別なドラマみたいのは無く、中後半はひたすら戦闘する映画でした。
絵的にもこんな角度でこれ撃ってる絵を撮ろうぜ、こういうシチュエーションの絵を撮ろうぜ、というスタッフ陣の声が聞こえてきそうな映画。

序盤に兵士たちにドイツ軍戦車の見分け方の話をしているシーン。
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「図で書くとこう」と戦車を描いていきます。
テンプレート定規を使ってますね。こういうのっていつの時代からあるのでございましょう?
あとRG-14/30手榴弾が映っています。

他に、自分たちが数が少ないのに例えて「侍が7人で野盗を倒したそうだ」「いや、あれは牛飼いの話だろう?」などの会話があったり・・・
まあ、「七人の侍」は戦後の映画なので時代考証的には間違いなのですが・・・この辺りは監督や脚本のジョークかと。話としては面白いですし。
このようなシーンがあるので序盤もなかなか面白いのです。

さて銃はのお話でございます。
本作で一番目立っているのはなんと言ってもPTRD-1941対戦車ライフル。
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単発のロングリコイル式で、大砲をそのまま銃にしたような対戦車ライフル。

そう言えば劇中はロングリコイルしていなかったような・・・(ロングリコイルは空砲では難しいか?)
ハリウッドやヨーロッパ映画の登場は少なく、しかしロシア映画では良く見かけます。しかしこれだけ活躍している映画は貴重かと思われます。

発砲シーンはかなり迫力。
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装填シーンや、ボルトアクションの送り込みでスタックしているカットもリアル。
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本作の特徴として、どの銃も装填やリロードシーンが結構撮られています。

FPS的視点もあります。
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ロシア映画と言えば、当然モシンンナガン。
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一時戦局が一旦落ち着いて、リロードしているシーンでは、マガジンのボトムプレートを開いて直接装填しています。
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SVTを使用している兵士もいました。
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DPも・・・
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しかしすぐにやられたのか、あまり活躍しているところは見かけませんでした。このカットだけかも知れません。

実は出ているPPD
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こちらはPPD?!と驚きました。
しかも活躍もしておりますので見どころも多いです。

ならばPPSh-41はでないの?と思いましたら・・・しっかりと登場。
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マキシム重機関銃。
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機関銃はやっぱりすごいねとわかる演出です。

なお、コッキングハンドルが半円描いてカキカキ動いているのがわかります。
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この映画のカメラか監督は絶対マニアなのでは無いかと・・・

ドイツ軍も一通りの基本火器がでてきており、Kar.98kやMP40、MG34等々。
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コート姿で前進する姿は結構怖い感じが良かったです。

戦車兵がこんな感じでMP40を撃つのもなかなかいいカット。
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終盤弾薬不足でソ連兵も・・・
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ソ連の45mm対戦車砲もかなり活躍。
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ドイツの37mmのソ連版で45cmに載せ替えたもの。
とは言え戦車相手ですとかなり不利ですからね。
対戦車砲は攻撃力はあれど、防御が手薄で動きも取れませんから、地の利を活かさなければ全く効果を発揮しません。

さすがに37mmや45mmまでは弾薬が小さく見えます。
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ソ連のM-30 122mm榴弾砲。
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初弾を1発だけ砲撃。その着弾をちゃんと観測して、その後に効力射しています。
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対するドイツの15cm sFH18重榴弾砲
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排莢シーン有り。
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他、ソ連側の対戦車兵器
火炎瓶。
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いわゆるモロトフ・カクテルでございますね。
劇中「改良されて、火種がなくても良くなった。ただしうっかり落としたら燃える」と言うセリフがございます。
確かに、シールを剥がすことで・・・
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着火しています。
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他各種手榴弾類。
一番登場するのはRGD-33
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通称デグチャレフ手榴弾ですね。
しかも対戦車向けの収束式も。
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それにしても・・・ソ連側はこれらで対戦車兵器が全てです。戦車は無し・・・

そしてドイツ側の主役とも言えるのが、戦車群。
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短砲身の三号と四号ですな。
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CGが多いと思われますが、どうみても車両(レプリカ?)を使っているシーンもございます。
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戦車がやられた戦車を盾にしたりとかなり活き活きと動いています。
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さらにはキャタピラを撃ちぬいたり、装甲に弾かれた砲弾が、周りの歩兵に被害を与える演出があったり、
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戦車から乗員が脱出し始めると榴弾を撃ったり等、芸が細かい。
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というわけで、シカゴのお客様であれば一度ご覧になるのも良いかと思われる映画でした。

>>販売済でございますが、過去に入荷していたPTRDはこちら
>>PPDはございませんがPPSh-41はこちら
>>モシンンナガンはこちら
>>本作でも迫力のマキシムはこちら
>>ドイツ側のMP40はこちら
>>Kar.98kはこちら


 

本日のワンポイント情報!!

軽井沢倉庫に入荷した買取品の内、6挺の無可動実銃コレクションをHPにアップしました。 ご予約頂いているお客様へご案内の品物もございますが、キャンセル待ちもお受けしておりますのでお気軽にお問合せ下さい。 現物は、東京店へ移動中のため、未だ確認が出来ておりませんため、各個体の解説と画像は、後日加筆、追加、訂正を行う可能性がございますが、予めご了承くださいませ。

FAL L1A1 自動小銃  ( 20万円、税別、お客様ご連絡中 ) はこちら

シモノフ SKS カービン   ( 17万円、税別、お客様ご連絡中 ) はこちら

・  RPG-2 ロケット・ランチャー ( 18万円、税別 ) はこちら

・  コマンド LDP 短機関銃  ( 20万円、税別、お客様ご連絡中 ) はこちら

ハンガリー AMD65 自動小銃 木製グリップ  ( 9万円、税別 ) はこちら

ハンガリー AMP69 自動小銃 ( 18万円、税別 ) はこちら


2018.11.19 Monday

Museum of Connecticut History

すみません!まだ続きます!アルバイトSです!

 

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皆様この地図をお覚えでしょうか、出張初日のブログでお伝えした日程です。

この日程ですとスプリングフィールドの後はイリオンとなっていますね。 レミントンの工場と博物館がある所なのですが、結果からお伝えすると残念ながら行くことが出来ませんでした……!実際に行こうとしましたら思ったより遠かったのです

ですのでお恥ずかしながら急遽予定を変更し、スプリングフィールドの博物館を後にし次に訪れたのがコネチカット州の歴史資料館である「Museum of Connecticut History」。

コネチカット州の歴史全般ならそんなに鉄砲は絡まないかなぁ……と思いましたが、いざ行ってみましたら全然そんなことはなかったので、結果オーライお伝えしたいと思います。

 

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図書館が併設された大きな建物に入りますと、コネチカット州の歴代偉い方が壁に所狭しと飾られています。 1枚1枚がそこそこ大きなサイズの絵画なのですが、部屋の広さのせいでサイズが分からなくなります。

 

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そんなメインのホールには、第一次世界大戦にまつわる手記や小物、従軍記念章と戦艦コネチカットの模型が展示されていました。

かなりディテールに拘ったすばらしい模型です……!

コネチカットは1903年に建造された大西洋艦隊の旗艦で、グレート・ホワイト・フリート呼ばれるアメリカ艦隊の世界1週航海に参加しました。

 

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ホールに続く展示室には、コネチカット州の歴史にまつわる数多くの品が展示されていました。

こちらは、第一次大戦中に工場の職人に対して仕事を変えないように呼びかけるポスターです。

職人が頻繁に仕事を変えてしまうと、新しい人員を補充・教育する費用がかさんでしまうと言った内容の様ですね。

 

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.50口径弾の製造過程だそうです。 こんなものも展示しているのがさすがアメリカ……

 

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これらの砲弾類も、全てコネチカット州で生産されていたんですとか。 こういった砲弾は衣服のボタン・メーカーなどが引き受けていたそうです。

 

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シカゴ的に気になる展示がありました!

 

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ジョスリンもシャープスもシカゴに在庫している銃です。

 

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サベージ・リボルバーがありましたがフレームが真鍮製ですね。 シカゴに在庫しているサベージとは、レバーの形状も異なります。

 

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同じ展示にはヴォルカニック・ピストルまで。 初めて知ったのですが、S&Wも本社がスプリングフィールドにあるんですね…(スプリングフィールドはマサチューセッツ州です)。 この地域が銃器に生産拠点であったことが改めて感じられます。

 

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こちらは、時代を追ったアメリカ軍の軍装で、米西戦争から始まっています。

 

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南北戦争についても多数の展示があり、小銃や大砲に限らず、

 

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軍装品のオリジナルが多数みられました。 ミリタリーに注目しましたが、女性の政治参加についての展示や、タイプライターや工作機械などコネチカット州の文化・産業など幅広く覗う事のできる展示がされていました。

 

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そして何より、Museum of Connecticut Historyにはコルト社の貴重な銃器が数多く展示された「コルト ファイアアームズ コレクション」のコーナーがあり、この為にここを訪れたと言っても過言ではありません。

 

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フロア自体はそれほど大規模、と言うわけでもありませんが、このスペースにかなりの量の銃器が凝縮されてます……!

 

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こちらは先日訪れたコルト社工場、今とは建物の構成も残っている建物の形状も異なっていたようです。

上のほうに写っているのは工場の「鍵」でそれぞれ動力室などのタグが付けられています。

 

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お馴染みのシングル・アクション・アーミーの展示は勿論ですが、

 

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古式銃も珍しいモデルが大量に展示されています。 こちらM1849ポケットの試作品だそうで、銃身が真鍮で出来ています。

 

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加えてM1860ポリスの試作品。 シリンダーの形状などが異なっています。

 

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代表的なモデルは網羅するように展示がありますが、シリアル#1も当たり前のように見ることができました。 しかも非常に状態が良いです……!

 

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特に気になったのがM1911のコーナー……。

 

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その中にあったこの個体は、やはりシリアル#1で米軍のトライアルに使用されたそうです。

見た限り、ハンマーが小さかったりスライドの肉が薄かったりと特徴があります。 表面処理はブルーイングなんですね……。

 

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拳銃類に比べると長物は少々少なめでしたが、古式銃からボルトアクションまで揃っており、充分な情報量です。

 

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こちらの服はサミュエル・コルトが実際に着ていたものだそうです。

以前出張で訪れたオーストリアの博物館で、皇太子がサラエボ事件の時に着ていた服が展示されていたのにも驚きましたが、ある所にはあるものなんですねぇ……。

 

次でようやく(?)今回の出張の一番の目的地、タルサに向かいます!

 

>>コネチカット州の博物館にも展示されている!ジョスリン M1864カービン(無可動古式銃)はこちら

>>シャープス M1863 カービン(登録証付き古式銃)はこちら

>>コルト M1849 ポケットリボルバー(登録証付き古式銃)はこちら

>>一次大戦中のポスターに書かれているコルトM1895重機関銃はこちら

 

 

本日のワンポイント情報!!

昨日、軽井沢倉庫に入荷した無可動実銃コレクションは下記の通りです。 すでにご予約を頂いているお品物は、準備ができ次第ご案内させて頂きます。 また、キャンセル待ちもお受けしておりますので、気になるお品物がございましたら東京店までお気軽にお問合せ下さい。 HPの進捗につきましては、またこの速報でお知らせいたします。

 

M16A1 自動小銃 (M203 グレネード・ランチャー付)
七九式狙撃銃
M53 汎用機関銃
FAL L1A1 自動小銃
Kar.98K 小銃
ポーランド PPS43 短機関銃
シモノフ SKS カービン
RPG-2 ロケット・ランチャー
PPSh 41 短機関銃
ユーゴ M57 無反動砲
SMLE No.4 Mk1/3  小銃
PTRS 1941 対戦車ライフル
南アフリカ コマンド 短機関銃
スプリングフィールド M1903 小銃
ハンガリー AMD65 自動小銃
ハンガリーAMP69 自動小銃  
UZI 短機関銃
ハンガリー RPD 軽機関銃
US M16A1 自動小銃 
US M1A1 カービン
トンプソン M1928A1 短機関銃
オーストラリア FAL L2A1 分隊支援火器
三八式歩兵銃
九九式狙撃銃
二式小銃
ブレン MKI  軽機関銃
AK-47 (ノリンコ) 自動小銃
US M72A2 66mm LAW ランチャー
SMAW 83mm ランチャー
M1 ガーランド

 

他にも軍装品が2t トラック 一台分ありますのでHPアップまで少々お時間がかかるかと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。 また無可動実銃が店頭に並ぶのは週明けになる予定です。軍装品につきましてはまだ目処が立っておりませんが極力本年中にHPアップを目指し善処いたします。


2018.11.18 Sunday

要人警護のプロ御用達

こんにちは、久々にバッティング・センターに行きましたら、野球に興味全く無しの嫁がホームラン連発!僕よりはるかに高打率で、本気で驚いているキヨミズです。 これからも嫁にケツバットされる様な事はしないでおこう・・・

今回ご紹介しますのは個人的にも大好きな一挺、
MP9-N 短機関銃でございます!001.jpg


製造はスイス ブルッガー&トーメ社。 オーストリア ステアー社開発のTMP短機関銃を原型としており、2001年にTMPシリーズの製造権を購入したB&T社は、2004年よりMP9と改名して販売を開始。002.jpg
元より高い完成度を誇ったTMPに、B&T社は独自の改修を加え、更に現代的で優秀な短機関銃に仕上げました。



まず大きな改修点としてピカティニー・レールの標準装備が挙げられます。
上面はレシーバーと一体成型されたレールが。 もちろん、ボディと同じく樹脂製です。 先端には埋め込まれたフロント・サイトが見えます。 右側面にはネジ式の短いレールを装備。 上面に小型の光学サイト、側面にフラッシュ・ライトといったセッティングが一般的でしょうか。003.jpg
TMP後期モデルから受け継いだフラッシュ・ハイダー。 マズル径より大きく開いたカップ型をしており、発射ガスを前方に集中させる構造となっています。


チャージング・ハンドルはレシーバー後端。 これも樹脂製で、両側からの操作が可能。
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ハンドルの指がかかる部分や、排出口周りが大きくえぐられたデザインが目を引きます。


レシーバーに刻印されたSWISS MADEとB&Tのロゴ。005.jpg


セレクター・システムですが、MP9も当初はTMPより引き継いだトリガーの後退量でセミ/フルを撃ち分けるプログレッシブ・トリガーでしたが、より一般的なレバー式に変更された、現行のMP9-Nとなりました。006.jpg

またトリガー上に設けられたセフティもB&T独自の改修点。 内部にもファイヤリング・ピン・ブロックが設けられており、安全性が増しています。 コンパクトな短機関銃が求められるシビアな環境で、安全性と確実性が求められた結果の改修なのでしょう。

 

特徴的なデザインのバーティカル・グリップ。
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前方に斜頚しており、力を込めて構えますと、フルオート時の反動を押さえ込むような構えになります。



マガジンは半透明の樹脂製。 最近、トランスルーセントって言葉を聞かなくなって久しいですね…
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容量は付属のマガジンで30発。 残念ながら弊社での販売はありませんが、B&T純正オプションとして、10/15/20/25発のマガジンが用意されています。



MP9で標準装備となった折り畳み式のストック。 外装はもちろん樹脂製。 細いストック・アームですが、不安なしなりも無く、高い剛性を感じられます。
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折り畳むには、ストック基部のボタンを押して、右側にスイング。009_2.jpg
バット・プレートは収納時、バーティカル・グリップ保持の邪魔にならない、素晴らしいスマートな設計。
当然、利き手も選びません。


分解の方法も、かんたんに解説しておきます。
方法はまず、レシーバー前方、マズル上部にあります「UP」と書かれた、ヘラ状のパーツを押し込み、
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次にレシーバー後端にありますボタンを押し込みながら、レシーバーを持ち上げますと、010_1.jpg



この通り!ボルト・キャリアやバレル周りの精緻な造型が確認出来ます。011.jpg



戻すには上記のレシーバー後端ボタンを押しながら、アッパー・グループをはめ合わせあわせつつ、
最後はロア・レシーバー両側にある、このレバーを押し下げると組み込み完了。
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整備のし易さ、単純明快さも大きな美点ですね。
(ここでは無可動となった本ロットMP9の分解方法を記しておりますので、付属の実銃用マニュアルにある方法とは若干、手順が異なります)


シリアルが入った純正ハード・ケースに未使用のスリング、マガジン・ローダー、クリーニング・キットが付属します。
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大変希少なB&T純正のサイレンサー&アダプターがセットになった個体も在庫中です。014.jpg
バッリバリ現役の本銃、信頼と実績のある弊社ゆえに仕入れ出来た逸品です。

コンパクトなサイズに凝縮された現用銃のテクノロジーの凄さは、サイズ以上の存在感を放っております。
東京大阪店共に在庫、少数ですがまだございますので、どうぞご検討下さい。
それでは、今回はこれにて〜!


>B&T MP9-N シリーズはこちら
>その他の同時期入荷したB&T製品はこちら

>キートン氏、おつかれさまです!仕入れ時のブログはこちら

 

本日のワンポイント情報!!

買取りで、無可動実銃コレクション約30挺と軍装品(野戦電話機や無線機など特殊な品)が軽井沢倉庫に入荷しました。 具体的な内容は、順次速報でご案内致します。 大量にありますので整理に時間がかかっておりHPアップまで少々お時間がかかるかと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。


2018.11.17 Saturday

サプライズ的マニュアル

みなさんこんばんは〜アルバイト レナートです。 今回紹介するのはこちらの凶悪そうな一冊...!

 

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ダムダム弾のカタログです。 ダムダム弾は人体に命中すると弾頭がマッシュルーム状に変形、体内に酷い銃創を負わせることで高い殺傷能力を誇りました。 英国がインドのコルカタ(カルカッタ)近郊のダムダム・アーセナルで製造させていたというのは有名な話、しかしドイツ語でも「Dum-Dum-Geschosse」と呼ばれていたとは知りませんでした。 「ダムダム弾」という名称は当時のホロー・ポイントやソフト・ポイント弾の代名詞だったのでしょうか? 

 

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中身は各国のダムダム弾のイラストが掲載されています。

左ページからベルギー・モーゼル7.65mm弾、リーエンフィールド小銃の7.7mm(7.69mmとの記載)、右ページはレベルやベルチェーの8mmルベル弾、モシンナガンの7.62mmX54R弾です。

相変わらずドイツ語が分からないため機械翻訳してみましたが、説明文は各国の小銃についてのスペックが書かれています。 「銃剣を着けると何センチ、重さ何キロ」などと書かれており、ダムダム弾とあまり関係ないような...。

飛ばしてしまいましたがドイツとオーストリアのページもありました。 どれの弾も見た目は(白黒イラストと言うこともあってか)通常弾と変わらないように思えます。

 

いろんな国で使用、製造された人気者!モーゼル系はこちら

10発入る!つよい!SMLE系はこちら

フランスらしい優雅なデザイン、ベルチェーはこちら

小柄なスラヴ娘、モシンナガンM1944騎兵銃はこちら

 

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左ページ下に「Japan」の文字を発見しました! 口径6.5mm「Mod.97」なるダムダム弾?

調べてみると三十年式歩兵銃に使われた三十年式実包が1897年に採用されたので、これのダムダム弾かな?

ちなみに日本では明治33年(1900年)11月22日に「体内ニ入テ容易ニ開展シ又人ハ扁平ト為ルヘキ弾丸ノ使用ヲ各自ニ禁止スル」という勅令が出されましたので、三十年式実包の採用から僅か3年ほどで使えなくなった訳ですね...。 配備された時期的に義和団の乱(1900年6月〜8月)と被っています。 憶測の域を出ませんが、もしかすると義和団の乱鎮圧に使われたかも...です。

 

三十年式歩兵銃(現在売切れ!)はこちら

クラグ・ヨルゲンセン小銃(現在売切れ!)はこちら

6.5mmカルカノ弾と三十年式実包って似てますよね。カルカノ系はこちら

 

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各種弾頭と命中後の変形。 フルメタル・ジャケット弾の貫通銃創なら(急所を逸れれば)助かる余地はありそうですが、ダムダム弾が体内で暴れまわったら...。 「マッシュルーム状に変形する」という固定概念があったのですが、上から2個めのイガイガした奴はかなり凶悪! 撃たれて助かったとしても取り出すのが大変そう...しかも手術は野戦病院かぁ((;゚д゚))アワワワワ

 

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「考えただけで血の気が引くなぁ...」と思いながらマニュアルを袋に戻そうとするとパサっと落ちてきました。 何かと思って見ると、ヒゲ文字のカッコイイ新聞紙の切れ端!? 1914年9月、マルヌの戦いで西部戦線が膠着し始めた頃の日付が印刷されています。 何たるサプライズ!

 

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裏面にはダムダム弾の記事が載っていました。 マニュアルの所有者がどういう経緯で新聞の切り抜きを挟んだのか気になるところ!

また機械翻訳に頼ってみると、「捕虜から押収(鹵獲?)したフランス軍のダムダム弾」ということでした。

 

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Wikipediaの「Expanding bullet」のページに同じ構図の古写真を見つけました。 弾の並び方が酷似しているので、新聞イラストの元になった写真だと思われます。 Wikiの写真に付けられたキャプションは「German WWI propaganda: French Dum-Dum bullets」となっていました...。

当時の新聞記事が出て来たり、各国のダムダム弾について勉強になる一冊でした。 100年以上前の物にしては程度良しですね! 折れや僅かな破けはありますが、ページの脱落等はありませんよ。

イギリスが反乱鎮圧や植民地戦争を優位に進めるために作ったのがダムダム弾、植民地を持つ列強各国がこぞって配備したくなるのも分かりますね。 改めて帝国主義のあった時代は凄まじいと思いました。

最後に写真には載せ切れなかったダムダム弾とそれらを使う小銃たちです!

マンリッカー系はこちら

シュミット・ルビン系はこちら

スプリングフィールド M1903はこちら

ダムダム弾は無いけれど、各種ダミーカートはこちら

100年前の香りと古新聞 ダムダム弾 カタログはこちら

 

本日のワンポイント情報!!

先日、買取りで入荷した古式銃コレクション (銃砲刀剣類登録証付古式銃) 1挺をHPとDetailed Photos(詳細画像)にアップいたしました。 ぜひHPをご覧ください。

管打式 馬上筒 (鳶ノ尾銃身) ( 15万円、税別 ) はこちら


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