Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊兵の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

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2017.05.25 Thursday

高そうな造りしてます! ZK383

すっかり忘れていた中学生の時のブログを偶然発見しまして、その話をケンさんにすると「中学生の時に『ブログ』があったんだね……」と世代間ギャップが生まれてしまいました。

ブログとか……書きましたよね…?アルバイトSです。

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個性的な銃ですから、ブログではやり尽くされてるだろう思っていたZK383。意外と過去に取り上げられていないようですのでこれはイカンとブログにします。(ちなみに過去には分解ブログがありました。)

 

見るからに個性的、独自性の塊のような見た目です。ですよね…?

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ZK383は19383月の事かなと思っていましたが、1937年には既に使われていたそうですね。

ご覧の通りチェコ製ですが、ドイツやブルガリア、果てはベネズエラ、ブラジルと意外と幅広く使われて、地域によっては1960年代まで使われていたんですとか。

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工業国チェコだけあって造りは非常に良い印象です。一見重量がありそうな見た目ですが、小柄で存外に軽いのが非常にポイント高い…!

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写真を撮ってて気づきましたが、マガジンが真横ではなく斜め上なんですね。謎の芸コマです。DSCN9277.JPG

弾は9mmパラベラムと至ってオーソドックスですが、二脚が付いていたり、銃身交換が簡単であったり(この個体はもちろん溶接固定されていますが、本来はノーズ・キャップを外すと銃身ごと抜けてきます)まるで軽機関銃のようですね……

 

実際、短機関銃とLSWの中間くらいの運用を想定して設計されたそうで、機能的にも納得がいきます。

とは言え拳銃弾で支援射撃をするのは少し無理があったのか、後の簡易型では真っ先に二脚が省略されてしまいます。やっぱり短機関銃は短機関銃だったのでしょうか……!

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そんなZK383ですが、チェコ人の情熱は内部にも及んでおりまして、ボルトの重量を変更することで500発/分と700発/分を切り替えることができます。

画像の上に写っているキノコの断面のような部品を、ボルトの真ん中に差し込むと発射速度が落ちます。

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時期的にもう少し早いVz.37ではラッチ1つで発射速度を切り替えられましたが、流石に短機関銃サイズでそれは難しかったのかも知れません。

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軽機関銃としてはイマイチだったのかも知れませんが、短機関銃としては申し分ない性能です。

なにより、コレクションには大変面白い銃だと思います…!

 

>>ZK383 短機関銃はこちら

>>Vz.37 重機関銃はこちら

 

 

本日のワンポイント情報!!

買取り/下取りで、ドントル銃 (真鍮製銃身、銃砲刀剣類登録証付古式銃) と モシンナガン M1938 騎兵銃 が東京店に入荷致しました。

 

HPとDetailed Photos(詳細画像)ともに完成しております。在庫はそれぞれこの1点のみとなりますので、ぜひご覧ください。

 

ドントル銃 (真鍮製銃身、銃砲刀剣類登録証付古式銃) (25万円、税別)

モシンナガン M1938 騎兵銃 (6万円、税別)


2017.05.24 Wednesday

箱モノ

どーも、ケンです。

たまにはこういう箱も面白いんじゃない?と社長や若旦那が思ったかは知りませんが(いや、そういえばマジで経緯聞いてない)、ある日こんなものが入りました。
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長年銃を趣味にしていると一度くらいは買ったことがある「箱モノ」です。

シカゴではめずらしいですね。

商品化してすぐにブログを・・・と思ってたのですが・・・ブログやる間も無く、結構いくつかはすぐに売れましてですね。
他の買取品などの商品化もあったので、後回しになりました。
で、ようやくブログ化。

S&Wの箱は言うまでもありません。S&Wブルーと言ってもいいくらいのお馴染みのブルー箱。
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あ、なんか光っているのは値札貼るためのラップです。

ちなみにグレーもありましたがすぐに売れました。

グレーはニッケル・モデルで、なぜかステンレスになったらブルー箱(つまりブルー箱が圧倒的に多いことになる)のイメージですが・・・実際どうなの?と。

それにしても最近もまだブルーの紙箱なんですかね?M500の紙箱って見たこと無いけど。

1つ開けてみましょう。
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M24用箱です。
この箱1つ見てもわかりますが、全体に状態は大変良いです。

なお、M24っていうと・・・M24は口径.44スペシャルのやつです。旧名M1950.44ターゲットとか、.44ハンドエジェクターとか言うやつ。
1950年代っていうのが時代です。年代がシカゴっぽいです。

横のシール。ここが楽しいところの1つ。
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Model 發24とあり、Barrelは61/2、FinはB、StockはTS、Caliberは.44。他にシリアルとかプロダクトコードなど。
つまりM24で、銃身長6.5インチ、仕上げはブルーフィニッシュ、グリップはターゲット・ストック、口径.44という。

内容はこんな感じで・・・
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説明書とか
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PARTS LIST
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他に油紙
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S&Wの油紙です。
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ただしこれらの内容物は箱によって異なります。
説明書やパーツリストは無い場合もありますし、油紙もプリントの無い油紙の場合があります。
まあ、内容物はあくまでオマケとお考え下さい。

実は他にもコルトのDTの箱とかもあったんですが・・・
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スッゴイ勢いで売れてしまいました。
コルトの箱ってあんまり見かけないですよね?パイソンとか入ったら売れるでしょうね。高いと思うけど。

他にグロックのハードケースも一緒に入りました。
トイガンの世界では昔ガバやピーメはいつの間にか所蔵が増える銃と言いましたが・・・
それがベレッタM92系列はいつの間にか増えている・・・を経て・・・
今やグロックとM4はいつの間にか増えていると言われる時代になりました。
そんなグロック、確かにケンもお家に6丁くらい・・・
ですので、グロックハードケース、1つあっても損はありません。グロックのハードケースって結構モデルチェンジするし。
ちなみに・・・ここ、気づきにくいため、一応ね。
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ブラシは気づくけど、クリーニングロッドが気づき難い。

フタのロック部分にまでGLOCKとある・・・シャレなのか?
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他、S&Wのハードケース (Jフレ用)も入りましたが、東京店にものは既に販売済。大阪店のみの在庫です。


あと今回の入荷ではないけど在庫品でWalther PPK オリジナル紙箱やWalther P38 オリジナル紙箱もあるので、こちらも是非に。
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今後もたまにこういう品の入荷もあるかも知れませんが、同じものが入るとは限りません。
ほしいものがありましたら、お見逃し無く。
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S&W 箱モノはこちら
GLOCKハードケースはこちら
Walther PPK オリジナル紙箱はこちら
Walther P38 オリジナル紙箱はこちら

 

 

本日のワンポイント情報!!

大阪店在庫品の ハンガリー AMP69 自動小銃 のHPとD/P(詳細画像) を本日新たにアップいたしました。

ぜひHPをご覧ください。 

 

ハンガリー AMP69 自動小銃(18万円、税別)


2017.05.23 Tuesday

カルカノとニッポン

皆様こんばんは、お元気ですか?暑くなって来たので伸びた髪切って薄手の半袖着た途端に風邪を引いた変温動物ナベです。

 

本日のお題はカルカノと日本でございます。 カルカノ製造国のイタリア王国と大日本帝国ですが戦前は日中問題(イタリアが日本と交戦中の中国に豆戦車やフィアットCR32戦闘機を輸出して日本が怒る)やエチオピア問題(イタリアと交戦中のエチオピアに対して日本は同情的好意的なのでイタリアが不快感)等もあり、必ずしも良好ではありませんでした。 が諸々大人の事情もあり1937年に日独伊防共協定を結びました(「仲よし三国」というのがまたドスが効いてますね)。

1938_Naka_yoshi_sangoku.jpg

 

防共協定を結んでマブダチになったんだから〜ということで日本陸軍、イタリアから幾つかの兵器を購入することとあいなりました。 下の飛行機もその一つで85機輸入したフィアット伊式重爆撃機(日中戦争やノモンハン事件に投入されましたが使い慣れない機体だったこともあり日本側の評判は今一つ・・・・)。

Aviazione_Legionaria.jpg

 

そしてもう一つ有名なのが「イ式小銃」です。 イ式小銃はカルカノM1891を元に三八式に合わせて日本陸軍がイタリアに作ってもらった小銃です(同時期にドイツにもモ式小銃として注文して約50,000挺を注文)。 約60,000挺が生産され日本に届けられました。 イ式小銃とカルカノの変更点ですがカルカノの機関部を流用しつつ日本の6・530年式実包が使用できるように薬室を変更、トリガーガードも三八式型の用心金に変更、また三十年式銃剣を着剣出来るようにしたそうです(ストックは日本製とのこと)。

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よく納入されたイ式を検品した日本の陸軍がボルトや機関部の耐久性に不安感じたため、本来は13万挺オーダーしたものの6万挺でストップ(耐久性の低い製造不良の銃も多かったそうです・・・)した等と聞くので、早速在庫のカルカノと三八式騎兵銃で比較〜(まあカルカノとイ式では異なってますが)

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と思ったら三八式の遊底覆が邪魔をするので機関部が見えない〜のでせめて槓桿を比較!・・・確かにカルカノ細い・・・気がする、ノギスで最も細い部分を測ってみるとカルカノ約8mm、三八式約9mmたった1mmの違いですが形状のせいか何か数値以上にカルカノのボルトに華奢さを感じてしまいます。(因みにモシンナガンとスプリングフィールドは約9mm、モーゼルスタンダートとSMLEは約8mm・・・欧州は細い?)

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三八式に慣れ親しんだ陸軍の担当官がこのボルトの細さに不安を感じたのかは不明ですが(根本的にイ式とカルカノM1891のボルトの形状が違う可能性も)1940年2月に準制式となったものの陸軍では殆ど使用されず。(しかしイタリア軍がカルカノを使っていてボルトが破損したというのも聞いたことが無いような・・・。) 結果的にカルカノM1891を元にしたイ式小銃は各種団体や学校の教練用、慢性小火器不足に悩む海軍陸戦隊へ回されてしまいました(イ式を陸軍用若しくは満州国軍用に・・・といったプランもあるにはあったそうです)。 写真は軍事教練中の大阪の大学生、イタリア製小銃を配られた学生は舶来品だ!ハイカラだ!伊太利亜製!だとか言ったのでしょうか?

Military_training_courses_at_Osaka_Municipal_Commercial_College.jpg

 

追記ですが今回のブログに載せましたカルカノM1891歩兵銃、TERNI工廠製ばかりの中珍しく1挺だけROMA工廠の刻印が入った品です。 何かこのROMAの文字を見ただけでカンツォーネが聞こえてきてパスタやピッツァの香りが漂ってきそうですオーソレミーヨ♪(貧しい発想力)。  

 

しかしローマいいですね〜。

 

ローマ製(←ココ重要)のカルカノM1891歩兵銃はこちら

 

「ヤッパリ日本製がええのう〜」と陸軍の係官が言ったかは不明、三八式騎兵銃はこちら

 

 

本日のワンポイント情報!!

大阪店在庫品の トンプソン M1A1 短機関銃 のHPとD/P(詳細画像)を本日新たにアップいたしました。

ぜひHPをご覧ください。 

 

トンプソン M1A1 短機関銃(12万円、税別)

 

 


2017.05.22 Monday

圧着ハガキ2017中期型

暑いのやだよ〜〜〜こんばんはスタッフSです。

 

定期的にちょいちょい新しくして発行しております圧着ハガキがこの度リニューアル致しました。
昨年度版はこちら(店頭やイベントでまだお配りしております!)

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こちらの圧着ハガキ、販促ももちろんですが、実は「買取保証」のアピールを第一目的としておりまして、買い取り保証のご案内の面も新しくして、よりわかりやすく改変しました。
見覚えのある方もおいででしょうが、ガゼットの買い取りページの一部分から改造しております。

 

圧着Z折_内側(圧着面)ol.jpg

圧着Z折_外側(宛名面)ol.jpg
ということでそれに合わせて中身もガゼット風になりました。銃のチョイスは、英米独露の大戦期の銃をチョイス。前回と被っている商品もありますが…へへへ…


中には1挺しか在庫のない物もございますので、もし気になるものがございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ♪
下取りもやっておりますのでどうぞよろしくお願いいたします^^ノ

 

また、こちらの圧着ハガキは住所をご登録頂いたお客様に郵送でお送りしております。
>>>>>本日5月22日発送完了いたしました!<<<<<
引っ越しなどで住所変更のあったお客様等には届かない可能性が御座いますので、
もし「まだ届かない」というお客様がおられましたら、こちらもお気軽にご連絡くださいませ。

 

>>2017年リニューアル版の圧着ハガキに掲載の銃はこちら

 

 

本日のワンポイント情報!!

大阪店在庫品の モシンナガン M1944 騎兵銃 のHPとD/P(詳細画像)を本日新たにアップいたしました。

ぜひHPをご覧ください。 

 

モシンナガン M1944 騎兵銃(9万円、税別)


2017.05.21 Sunday

Last ぺーぺーシャーIN大阪

皆様お元気ですか?若干暑くなってきましたねナベです。

 

い〜っぱいあるからイイヤ〜と思ってたら被害甚大・・・ではなく在庫無くなってた(シカゴあるある)・・・そんなシカゴ伝説(←勝手に作るな)の1ページになっちゃいそうな無可動銃が〜

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こちら「PPSh41 短機関銃」(定価¥65,000のお品)でございます。 このPPSh41、ナベが大阪へ派兵される前に東京店に在庫がワンサカあったので「これでシカゴは10年は戦える(PPSh41限定の話)」と思っていたのですがお客様の予想を超えた大攻勢の前にあれよあれよと減っていき東京もあと僅か大阪店に至っては、何と最後の1挺となってしまいました・・・。

 

今更語る事もありませんがPPSh41短機関銃は、ソビエト連邦が時流に乗ってMP18短機関銃を参考に PPD-34を作る→改良してPPD-38→赤軍大粛清の影響か?軍の近代化がストップしてお蔵入り→1939年に始まった冬戦争でスオミ短機関銃を装備したフィンランド兵に盛大にボコられて慌ててPPD-38や34を蔵出しして部隊に配備→・・・更に改良してPPD-40を作る→しかしPPD-40は生産めんどいので簡略の型のPPSh41短機関銃を製作、大祖国戦争もあり終戦までに500万挺が生産され大ヒット商品となりました。

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ドイツ軍も大量に捕獲しその抜群の耐久性&信頼性に着目、MP717(r)の制式名を与え運用しました(シュタイナー軍曹も愛用してましたね)。 中には9mmパラベラム弾を撃てるよう改造したものあったそうです。 写真はドイツ軍がロシア人捕虜の中の志願者を集めて編成したロシア解放軍の兵士、元ソ連軍出身でしたらPPSh41短機関銃はうって付け?

tumblr_ne4g6x7JkE1tdkouzo1_1280.jpg

 

当時の写真等を見るとロシア兵が捕獲したMP40を使って、ドイツ兵は捕獲したPPSh41を使用しているのを見ますが実際どっちが良かったのか? 射撃精度や携帯性の高さはMP40、ロシアの自然環境への適応性や装弾数の多さではPPSh41でしょうか?

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使っていた当人たちにじっくり聞いてみたい・・・。 実際、戦場ではPPSh41を持ったドイツ兵とMP40を持ったロシア兵が撃ち合うといったケースも多発したんでしょうね・・・。

 

大阪店ラストのPPSh41は1945年製です。 ベルリン攻防戦に参加したのか、満州侵攻に参加したのか・・・はたまた戦後生まれか? そういえばかなり以前にNHKドラマ「大地の子」(中国残留孤児が主人公のドラマ)を見たときに日本兵たちが開拓村の頑丈そうな土造りの民家に立て篭もって、PPSh41を装備したソ連軍部隊を迎撃するシーンで日本兵が三八式歩兵銃のボルトをガチャガチャしてるのを尻目にロシア兵がPPSh41を凄い勢いで連射して頑丈な土壁を軽くバスバス貫通、あっと言う間に日本兵がやられるのを見てぺーぺーシャーすげ〜(かなり誇張や演出のあったのでしょうが)と思ったのが今も印象に残ってます・・・。

 

そういえば母方の爺様もバラライカとは呼ばずにマンドリンて言ってたな・・・左側面の補修痕がある意味お洒落?大阪店ラスト定価¥65,000の「PPSh41 短機関銃」はこちら

 

持ち比べて比較するのも興味深いMP40 I 短機関銃はこちら

 

本日のワンポイント情報!!

コルト M1851 ネービー リボルバー (復刻製木箱 & 付属品付)の登録証訂正が完了し、価格が決定いたしました。   

昨日行われた現物審査で最新情報に訂正された登録証の付いた、 近年の厳しい審査に合格した安心して所持できる一品です。ぜひHPをご覧ください。

 

コルト M1851 ネービー リボルバー (復刻製木箱 & 付属品付) (300万円、税別)


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