Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊兵の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

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2017.12.09 Saturday

人の七難より我が百難

まいど!  先月の三週間近い出張が相当堪えたのか、今回の一週間だけの出張は中身が濃い割には何とか元気が残っているシカゴ社長でございます!!

 

わたくし自分で言うのもアレですが、自分に非常に(非情に)厳しい人でございます。 もう、超ドMなくらい「(自分に苦行を与えて)楽が出来ないようにする性分」なんでしょう。 今回の出張の第一日目は商談が主で持って帰る品も殆どなく、このままラクチンな状態で次のイベントに向かえるハズでしたが、そんな事はご先祖様が許してくれません。  ドイツからスイスに8時間かけて列車で移動する直前にこんな品物を買ってしまいました。

 

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1850年頃に超精密大砲模型です。  ご覧の通り一度グチャといったら、もう最後…、誰が出張の初日にこんな壊れ易い品を買うのでしょうかね?  二週間前にも600kgもあるライオン像をミュンヘンで買ったばかり…。

 

私が値段交渉をしていると横にいた元外人部隊が「エッ!  それ買うの!?」

それを買ったあと、またその横にいた英国から来た馴染みの業者(いつも私がヨーロッパ大陸で仕入れた銃を英国のシカゴ工場まで運んでくれる運び屋さん)にも頼まずにせっせと梱包を始めたら、元外人部隊が「エッ!  それを自分で持って帰るの!? ○○○に預けて英国まで持って帰ってもらったらいいのに!」と絶句していました。

彼も同じご先祖様のルーツがあるのに、私と反対で極力問題が起こらないように(簡単に言えばラクチンなように)する性格なようで自分に試練を与えるのが嫌いみたいです ←これが常人だとは思いますが…。

 

お陰様でスイスとイギリスの空港で一悶着ありました。←特にスイスでは全体的に木製だけど尖った金属製の部品も多く「これで殴ると凶器になるよねー!」って

砲身は外してありますが機内持ち込みするにはチョット無理がある品物ですね。

 

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もうヨーロッパ中クリスマス一色、駅前のファーストフード店もこんな感じです。 10年前に夜中に着いてホテルが取れずにこの店でギリギリ(夜中の2時まーで?)粘った記憶があります。 辛かったことは忘れないので、ワザと自分に試練を与えているのかも知れませんね。 全て上手くいった出張は殆ど憶えていません…。

 

途中スイスの首都ベルンで一泊、泊まったホテルのエレベーターの箱は全木製!  木製ならではの手作り感満点で見た目はカワイイですが、その分二人で乗ると怖さ二倍です!

 

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朝、私の他にデッカいスイス人が二人乗り込んで来た時はもう覚悟を決めました!

 

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ベルン駅前には雪がチラホラ、軽井沢で雪を見る前にスイスで雪を見るとは…。

 

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今回の電車移動は贅沢にファースト・クラス! ←自分に厳しい人ではなかったのでしょうか?  大きな荷物(大砲)を持っていたので助かりました!  お上品な人が多いファースト・クラスで大砲を抱えた姿は結構笑えた…。

 

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目的地のローザンヌに近づくにつれて雪が多くなってきました。 湖に面した一帯は夏場はブドウ畑が一面に広がっていて素晴らしい眺めです。

 

 

さて恒例のローザンヌのイベントに到着しました。  当たり前ですが、スイスで手に入るのはスイス軍がメイン。 ←スイス軍の古い銃はほぼ買い尽くしたので今回は馴染みの業者との打ち合わせ。 スイス人コレクターは研究者肌の人が多く今回は第一次大戦頃のスイス空軍のすごくコアな展示がありました。

 

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三日だけのイベントにこんな壊れそうな大物を持って来るとは…、私以上にラクチンが出来ない人達なんでしょうね。 当時の航空機に搭載された小火器も展示されていました。 

 

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上のモンドラゴン M1908 自動小銃はわかりますが、下のシュミット・ルビン M1911 騎兵銃が何故このケースの中にあるのか判りません…。 ボルトアクション ライフルを上空で使用したのでしょうか?  フランス語の説明しかなかったので、疑問は解決しないまま…、

 

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当時の空軍兵士だそうです。←「ブログネタにするならフランス語でも解説読めや!  」って声も聞こえそうですが、関心の薄いものに対しては極端に無関心です。←当たり前です。 

バックはイベント会場内の様子です。

 

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メキシコから設計、生産の注文があったのに一方的にがキャンセルされたおかげで世界各国(ドイツ以外は少数ですが)で使用されたのモンドラゴン M1908 自動小銃のバリエーションです。 1900年初頭にこのような自動小銃を作れるスイス(SIG社)は凄い!   何と1884年にメキシコで特許の出願が行われたと知ってもっと驚きました。 これはスイスが航空機搭載用に小改良を施したM1917 航空小銃(Fliegergewehr Model 1917)です。 スイスの7.5×55 Swiss (GP11)弾を使用できるようにしてありますが装弾数は10発が12発へと増えただけ…、やはり30連ドラム・マガジンを付けたドイツ軍のFSK15 自動小銃(Fliegers-Selbstlader-Karabiner)に軍配が上がりますね! ←やっぱり好きなモノは調べるのは楽しいですね!

 

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どうしてフランス語圏の人達はスイス人もベルギー人もルクセンブルク人も、当然フランス人も鉄砲のイベントなのにお昼からキッチリした食事をするのでしょうか? と疑問に思いつつもゆっくりチーズフォンデュと牛タンの煮込み料理を堪能しました。

 

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スイスと言えばSwiss Arms。 9月にスイスに来た時にSwiss Arms社の人と知り合ったので日本で売れそうな品があれば仕入れたいと思いますが、何かリクエストはございますか?  今は年に4-5回のペースでスイスにも来ていますのでスイス軍の品ならお任せください!  前回仕入れたスイス軍のプロトタイプ「ベルン 自動小銃」も英国倉庫に届いたので次回のブログで紹介したいと思います。 ←ご売約済みです、ありがとうございます!

 

今のシカゴ社長の悩みは頑張れば頑張るほど、レアな銃の世界にドンドン入り込んでしまうこと!  もうこんな銃は日本で誰も知らないだろう!  って思いながらも珍しさ希少さが判っているのでついつい高額でも仕入れてしまいます。 日本で一挺しかない品でもお一人のお客様がそれを求めてくださるとビジネスとして成り立ちますが…。 それを超える超レアな品になってしまうと社長の趣味の世界になってしまうと困りもんです。 イギリス軍の試作品EM1やEM2を20年前に仕入れた時は全く売れなかったのに、今では「その時の売値の5倍でも買いたい」ってお客様がおられるので国内の関心が上がるのを待つしかありませんね。

 

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東京店1階に届いた大砲(指し火式点火法で撃発装置が無いのでこのままでも合法です)、やはりショーケース入れると映えますね!! 苦労して持って帰っただけのことがあります!!

 

「人の七難より我が十難」という言葉がありますが、私の場合は「百難」ってトコでしょうか?

 

 

1850年頃に作られた超精密大砲模型はこちら

 

 

 

本日のワンポイント情報!!

東京店在庫品で、Vz.24 短機関銃 の新たな個体をHPとD/P(詳細画像) に本日アップいたしました。ぜひHPをご覧ください。 

 

Vz.24 短機関銃 (7万円、税別)はこちら

 


2017.11.30 Thursday

ライオンはデッカくなければ意味がない!

まいど!  「迷ったら買え! 骨董品との出会いは一期一会!」 と即席の座右の銘を平気で言うシカゴ社長でございます!!

 

前回の出張で偶然?シカゴの商品の中で最も重い品を仕入れてしまいました。

スタッフ・キートン氏と一緒にドイツのミュンヘン某所で休憩していたテーブルの横にあったその物体、まさか商品だったとは気が付かず眺めていると値札らしいものが付いていました。 

 

コレ!  ライオンの等身大の大理石像(等身大よりデッカい!)+帝政ドイツ時代の貴族の家紋(紋章)が入った盾付!!

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シカゴ社長 「これエエなぁ〜! 大理石でできてるんかな〜?」

スタッフ・キートン氏 「この足元の侵食具合から見ると(何たらかんたら科学的な講釈は中略)なので大理石です! (キッパリ!!)」

シカゴ社長 「そやな(頭ナデナデしながら)この質感は大理石やなぁ〜! ←非科学的」

スタッフ・キートン氏 「(ドイツ語の解説を読んで) 社長!  これ600kgと書いてますよ!! ←現実的」

シカゴ社長 「(持ち上げようとするが、当然ビクともしない) やっぱり重いなぁ〜!←感覚的」

スタッフ・キートン氏 「これを日本に持って帰るのは大変ですよ?! ←当たり前の質問」

シカゴ社長 「こんなん銃に比べたら加工も検査も許可も何もいらんやん。 楽勝やで!  ←ある意味、的を射ているが銃と比べても…」

シカゴ社長 「まッ、〇〇ユーロ位やったら欲しいな! ←そんな価格で買えそうもない」

スタッフ・キートン氏 「ほッ! ←クールなキートン氏にしては珍しく安堵感が顔に現れる」

 

翌日スイスで大口仕入れで忙しく一日を過ごし「お疲れ様〜!」 の乾杯の後。 

シカゴ社長 「そやそや、あのライオンどーなったんやろ!?」

スタッフ・キートン氏 「エッ、社長! オファーしてたんですか?」

シカゴ社長 「ダメ元であの金額(○○ユーロ)をドイツ出る前に紙に書いて渡しといてん!」

スタッフ・キートン氏 「でッ! どうだったのですか? ←クールなキートン氏不安感が顔に現れる」

シカゴ社長 「ああ、ウチのモンになったみたい ←まるで他人事」

スタッフ・キートン氏 「…………」

シカゴ社長 「これから日本のどこに置くか会長に相談しなあかんな! ←問題点はそこか!」

 

と言う事でこのライオンさんはシカゴの軽井沢倉庫の前庭に鎮座する予定となりました。

 

軽井沢倉庫のスタッフの部屋から見た前庭風景。

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シカゴ社長 「なぁ〜キートン君(少し上から目線) なぜ私があのライオンを欲しかったか解るかね?」

スタッフ・キートン氏 「そこにライオンがあったから…なんて言うのではないですよね?」

シカゴ社長 「毎回ミュンヘン駅でこのライオン像(下の中央駅の画像参照)を見るんで、ミュンヘン=ライオン像やろ!」

スタッフ・キートン氏 「えッ? そうなのですか?」

シカゴ社長 「ミュンヘン以外でこんな大きくて重いもんあっても絶対買わんワ!」

スタッフ・キートン氏 「まぁ、○○ユーロだったらお値打ちですよね! ←ヤケクソ」

 

シカゴ社長がいつもミュンヘン中央駅で見ているライオン像はコレ

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このライオン像がシンボルマーク「Loewenbraeukeller(直訳すると獅子ビール醸造所)」。  ここでミュンヘンの夕食を取るのがシカゴの決まりでございます。 ←スタッフ・キートンさん、変な同業者と相席になったのは変な思い出ですよね!  

 

実はシカゴ社長、大阪三越(現「ザ北浜プラザ」)の目の前で生まれ育ったので、ライオン像には一家言あります。 「三越の玄関にあったライオン(ブロンズ)像やったら欲しいな…」が口癖←初めて聞いたワ!   また近所にあった大阪証券取引所に面した難波橋にも二頭の大きなライオン像(天岡均一作)があり、幼少の頃からデッカいライオンに憧れていたのでしょうね!  それに大好物の帝政ドイツ時代の紋章付…。そしてミュンヘンは元バイエルン王国の首都、王国の国章はこの大理石のように立った二頭のライオンが紋章を支えている!  まさにザ・バイエルンと言う図柄です!!  ←まぁ、日本まで運ぶのは大変かも知れませんが、あのデッカいライオン像が前庭にあったら軽井沢倉庫のご近所さんは鉄砲屋とは思わないでしょう!  ちなみに別荘地に建つ巨大な建物は「骨董屋の倉庫を兼ねた住居」ってことになっています。

 

 

さて今回の出張は今年最後から二番目、 もう〆に近い季節となりました。 ドイツ→スイス→英国といたってシンプルな元外人部隊との二人旅行(イヤ出張です!)。 飛行機は往復ともビジネス・クラス(特典航空券です)、ドイツ鉄道も一等コンパートメント(早割です)の大名旅行。 このところ無茶苦茶忙しいのでこれくらいの贅沢は許して下さい。←元外人部隊は三日前に帰国したばかりなので、彼にも少し贅沢をお裾分けです。

恒例の出張旅程はこちら

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では行ってきます! 

 

 

本日のワンポイント情報!!

買取りで、レミントン M700 ライフル (スコープ付) が東京店に入荷致しました。お客様にご案内予定ですが、HPとDetailed Photos(詳細画像) をアップしておりますのでぜひご覧ください。

 

レミントン M700 ライフル (スコープ付) (27万円、税別) はこちら


2017.10.30 Monday

シカゴ レジメンタルス 秘境イタリア博物館ツアー申し込み受付開始!!

まいど! もうこの歳になると出張前のオール(徹夜)はキツイな…、シカゴ社長でございます!!

 

某国に束の間の休暇へ旅立つ前のスタッフ・キートン氏と東京店で「次回キートンさんと会うのはいつかなぁ?」と聞くと「今度はミュンヘンです!」とのこと。

つい先日ロンドンのヒースロー空港ラウンジで別れたばかりなのに!   次の彼の出張はドイツ、スイス、フィンランド…。 これから約三週間の出張へ行くシカゴ社長と途中で合流するのですが、出張と出張の間の休暇まで海外に行くなんて…。 若いってすごいですね。ヨーロッパ+アメリカ+某国=シカゴ社長よりグローバルです。

 

スケジュール的にはかなりブラックなシカゴ海外出張ですが、出張の楽しみは何と言ってもお買い物!  「仕入れに行ってるのに、個人的な買い物か!! 」 って言われそうですね!

同じ仕入れでも何か特別な品が買えれば出張がより楽しくなります!!  シカゴのメイン商品と少し異なりますが、シカゴ社長は油絵が大好物なのでつい買ってしまいます。 ←全ての油絵には価格は付けてあるので一応商品です。←売れた時の社長のガッカリ感は半端ないですが…。

 

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二週間前フランス出張の際にパリで手に入れたお気に入りの品物はコレ。 

1830年代に仏領北アフリカで編成された植民地兵(ズアーブ兵)がモチーフの油絵です。 独特のヒゲ、派手な軍服、赤いフェズ、青いサッシュ(これは見えません)で身を固めたズアーブ兵は絵になりますね!  流石19世紀の品、額縁も年季が入っています。 このモデルの兵士はクリミア戦争以来精鋭部隊として有名になったズアーブ兵で普仏戦争時の典型的な軍装を身に纏っています。 義勇兵とタイトルに入っているのでピエ・ノワール(Pieds-noirs、フランス植民地の北アフリカに住んでいたフランス人)かもしれませんね、アラブ人より西欧人のような顔立ちです。 外人部隊フェチなので植民地兵のモチーフにはシビレます!   1882年の作です。

この兵士の手にしているのはシャスポー M1866 小銃です。 普仏戦争の初戦では新兵器のシャスポー 小銃が世界最強の軍用小銃と言われたプロイセン軍のドライゼ 小銃相手に奮戦しフランス議会に「"Les Chassepots ont fait merveille!" シャスポー(小銃)が見事にやってくれました! 」の報告が入ったとか。 しかしプロイセン軍の戦略には最新小銃も敵わなかったようですが…。

 

 

今回の旅程はこちら↓↓↓↓↓↓

何の変哲も無いようなスケジュールですが、夜行寝台列車が二往復…。 しかも英国で夜行に乗ってドイツまで飛び同日ミュンヘン(ドイツ)⇆ミラノ(イタリア)はホテルでの宿泊無しの夜行三連チャン。 ヨーロッパの業者達にはCrazy guy!と呼ばれています。(ある意味誇りです!)

 

イタリアへ行く途中にシカゴのオーストリア物流倉庫の側を真夜中に通過します。 残念なことに時間がないので物流倉庫には寄れません←こんなコトを考えるだけでもCrazy guyですね。 このようなタイトなスケジュールに加えてメチャクチャ・エキサイティングなオファがポーランドからあって…。 ←コレはかなり自慢出来る内容ですが、残念ながらどー考えても無理、オファがあってから4日間も融通の利かないスケジュールを捏ねまわしても1日の余裕がなく今回はパス。 ポーランド国境から1,000kmも離れていない場所にいるのに行けないとは(涙)。

 

 

イタリアと言えばシカゴ社長もまだ行った事の無い軍事博物館があることが判明。 Rovereto War History Museum(ロベレト軍事史博物館)!  北イタリアなので行けないことはない。 (今回のミラノも北イタリアです) 

かなり洒落たディスプレイですね、もう行く気満々です!  第一次大戦後すぐの1921年、Rovereto城内に開館し現在に至っています。

 

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こんなレアな短機関銃があるのですね!  シカゴ社長でも名前すらハッキリと言えない…、「イタリアン・パルチザンが使ったバリアラ 短機関銃だったけ????」イタリア軍はドイツ軍以上にコレクター心をくすぐる謎の兵器満載です!!

 

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ロベレト軍事史博物館から山道を車で二時間、イタリアン・アルプスの山中(Monte Grappa)に第一次大戦時(対オーストリア=ハンガリー帝国)の有名なモニュメント+博物館があります。 夏は風光明媚な場所ですが、第一次大戦(冬季)では西部戦線を遥かに凌ぐ悲惨な戦場になったそうです。 地球温暖化の影響で今でも当時行方不明になった兵士達が氷河の中から発見されることがあるそうです。 そんな環境で戦った兵士たちの手の中にあったのはイタリア軍はカルカノ M1891 小銃、オーストリア軍はステアー・マンリッヒャー M1895 小銃だったのでしょう。 山岳兵なので短い短小銃や騎兵銃も多かったと思います。

 

滅多に行く事の機会のない博物館なので「これらの場所の価値が判るシカゴ・スタッフ」を連れて行こうと思います。 シカゴ レジメンタルス 秘境イタリア博物館ツアーのお申し込み(スタッフ限定)は本日解禁です!

 

19世紀のズアーブ兵の油絵はこちら

フランス軍のシャスポー M1866 小銃はこちら

イタリア軍のカルカノ M1891 小銃はこちら

オーストリア軍のステアー・マンリッヒャー M1895 小銃はこちら

 

 

 

本日のワンポイント情報!!

東京店在庫品で、 58式 小銃 (北朝鮮製 AK-47 自動小銃) の新たな個体をHPとD/P(詳細画像) に本日アップいたしました。ぜひHPをご覧ください。 

 

58式 小銃 (北朝鮮製 AK-47 自動小銃) (18万円、税別)


2017.10.10 Tuesday

戦いの前の倫敦(ロンドン)

まいど!  倫敦(ロンドン)でお腹一杯のシカゴ社長でございます!!

 

今回の出張はシカゴ社長、元外人部隊とスタッフ・キートン氏の三人がかりで某巨大コレクション買付けに向かいます。  と言う事で本日の宿泊先は珍しくロンドン市内、食事のチョイスが少ない英国で色々な料理の中から選べるとは出張初日から何か良い事が起こりそうな予感です。

 

アパートメント・ホテルと言うチョットおしゃれな宿(でもロンドンは狭い)にチェックインしてホテル一階にあるパブでビールを飲んで、夕暮れの倫敦市内をレストラン探しを兼ねてブラつくことに…。 因みに社長は飲めないので炭酸水、キートン氏は英国らしいアルコール入りのサイダー、呑んべいの元外人部隊は当然エールです。

 

ロンドンのド真ん中にこんな緑豊かな路地があるのですね!

 

墓地ではありません、ロンドンで一番大きな公園ハイドパークです。 昔この近くに住んでいました。

 

何を隠そうシカゴ社長は高校卒業後一年間以上買付けのためにヨーロッパに住んでおりました。 その際にヨーロッパの拠点にしていたロンドンのフラット(英国風のアパート)があった付近へレストランを捜しに行きました。

 

40年近く前に住んでいたフラット。 30 Inverness Terrace W2。 外観はあまり変わりませんが…。

 

内装が完全にイノベーションされており高級フラットに変身していました。 高校を卒業してすぐの身分でこんな立派なフラットに住んでいたと言っても信じてもらえないレベルです。

 

二週間前の英国出張で見つけた中華料理屋さん、ロンドンのチャイナタウンにある店と変わらない味でお値段もお手頃。 中華料理の後のお楽しみフォーチュン・クッキーの中の予言も三人とも期待出来る内容で一安心!  食後の散歩も兼ねてゆっくりとホテルに帰って明日の某コレクション買付けに備えます。

食事の帰りに見つけた3D プリンターで自分のフィギュアを作ってくれるお店。 秋葉原あたりにもあるとは思いますが、モデルが外人さんなので素人フィギュアでもそれなりに絵になっています。腹が出る前にシカゴ社長も自撮りフィギュアでも作るか!←すでにお腹は出ててるけど…。

 

またまた帰りに道で見つけた怪しげな雰囲気のあるパブ。 ロンドンと言うよりニューヨークの下町のような、トンプソンが似合いそうな店です。←どんな店や!

 

昨日スタッフ・キートン氏が使用した出張地図ですが、ご覧のようにキートン氏はコレクション買付けの後は我々と一緒にシカゴ英国工場まで夜行寝台列車で ニューキィーまで行き、英国南西端で一泊した後また夜行で一緒にロンドンまで戻りヒースロー空港からフランクフルト経由で帰国します。

今回は残念ながら自由時間は無し…。もう少しスタッフが多ければ彼もヨーロッパでゆっくりできるのですが、シカゴ米国班とヨーロッパ班を兼ねながらシカゴ東京店の責任者となると日本を長く空けられません。 仕事ができる人間の悲しさでしょうか、仕事が集中してしまいます。

来月のヨーロッパ出張ではフィンランドで自由時間があるのでキートン氏も少しは救われるでしょう!←11月のフィンランドって…。

 

軽井沢新倉庫への引越しを来月に控え、忙しい状態なので仕事の出来る人材が必要となっています。 出来れば英語が話せて、海外でも車の運転に支障が無く、ドイツ語やフランス語の習得も苦にならないようなガッツのある人材が…。 当然銃にも興味があって。

こんなスペックの高い事を書くからシカゴの仕事に興味があっても敷居が高いのでしょうね。 可能性がある方なら語学が多少?でも大歓迎です。 アルバイトからトライすることも可能ですので、お気軽に東京店スタッフにお声掛け下さい。

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言葉も大事ですがガッツと言うかチャレンジ精神が最も必要です。 世界中のトップ・ディーラーの所や国際的なイベント、オークション会場で堂々と日の丸を背負って戦える人が切に欲しいです。←ああ…、また敷居を上げてしまった…。

 

キートン氏とロンドンで別れる我々は空路パリまで飛び、恒例のパリ郊外のイベントに行って参ります。 そしてパリから帰国と比較的余裕のある日程です。←帰国後の軽井沢新倉庫への引越しが大仕事なので体力を温存しておかなければ…。

 

シカゴの大事な販売の仕事がこなせる人も欲しいですね。 新倉庫では10名体制でも十分働ける広さなので、そこをシカゴのヘッドクォーターにしたいのが社長の夢です。 海外の銃業者は例外無く郊外や田舎(時には僻地)で余裕のビジネスをしており、シカゴもそんな時代が来ると思っています。

 

いつものことながら社外秘を除くと出張ブログがタダの旅ログになってしまいます(涙)。 このブログを見て俺も(私も)シカゴ・スタッフになりたいと思う勇敢?な人が現れる事を祈っています。

 

ニューヨークでもなく、シカゴでもないロンドンに似合いそうなシカゴ・タイプライターはこちら

 

本日のワンポイント情報!!

買取りで、ブレン MKI 軽機関銃 が東京店に入荷致しました。

HPとDetailed Photos(詳細画像) はアップしております。

 

ご予約を頂いているお客様がおられますが、キャンセル待ちもお受けしておりますのでお気軽にお問い合わせください。

 

ブレン MKI 軽機関銃 (18万円、税別)


2017.10.01 Sunday

たまにはシカゴ社長も褒めてもらいたのです…

まいど!  普段は行かない仕入れ場所三ヶ所も回り体力的&精神的にもお疲れ気味で帰国したシカゴ社長でございます!! ←戦果が大きかったのでテンションはかなり高め!

英国に到着した当日(当日ですよ! 当日!!  飛行機から降りて直行です!)、某集まりに参加しました。  英国銃業界の錚々たるメンバーが集まっており、少し出遅れたので会場は凄い事に…。 「ネクタイとまで言わないがジャケットは必要だから」と助言してくれた友人に感謝です。  会場に着くなり友人が
話を通してくれていたのか業界の重鎮が挨拶に来て「今度女王様の(銃)コレクション(王室ガン・コレクションのことかな?)を見に行こう!  (私は)アドバイザーをしているので見たい銃があれば言ってくれ!」って、「女王様か何か知りませんけど売り物でないコレクションを見ても仕方がないのですけど…。 同じ非売品でも英国政府管轄の欧州最大非公開コレクションのパターン・ルームだったら見たいけど…」って思っていると、心の中を読まれているように「Royal Armouries firearms collection(現在The Pattern Roomの収蔵品がある場所)にもコネがあるから!」って聞いた瞬間私の顔がパァーーーーーと明るくなってしまいました。 女王陛下様ゴメンナサイ…。

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秘密の場所なので、建物が特定できない写真ですみません…。

 

会場はさすが銃を展示するだけあってロンドン某所の軍施設、民間の集まりで軍施設を使用するとは日本ではありえないですね。  民間人の(無可動ではなく)実銃を自衛隊の駐屯地で、私のような外国人を含む民間人がその展示品を手に取って見る、そして外国人でも(ライセンスがあれば)買うチャンスもあるなんて考えられません。 色んな国の言葉が聞こえましたが、殆どがEU圏の人達で、東洋人は当然私一人。←いつもの事ですが、詳細をお知らせできないのが残念です…。 機関銃類は武器庫(流石は軍施設!)に収納されており、リクエストすれば見せてもらえます。←機関銃に限ってはシカゴの在庫品の方が素晴らしいコレクションなので、ワザワザ武器庫まで行ってお願いする気にはなれませんでした。
 

 

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動物園ではありません、なぜかチョット温室のような明るく広〜い部屋に銃が仰々しく展示されています。 英国で銃と言えば「(貴族だけの特権のような)伝統的な狩猟」。  日本で北海道にハンティングへ行くような感じでアフリカでビッグ・ゲームを楽しむそうです。 狩猟につきものの剥製がそこら中にあって大きな建物だからこそ違和感はありませんが、日本の家だったら相当シュールな光景になってしまうでしょうね。

画像がないのが残念ですが、ロンドンの「華麗な表舞台」へ行った後に高速道路をレンタカーで飛ばして英国某所に着いたのは夜中の一時。  翌日は朝の7時から「華麗」とは正反対の銃の取引所へ行ってきました。 凄い…、銃が縄で結ばれて束になって売られています。  写真なんか撮っていたら「その縄で絞められそう!」です。 半日で(必死で)700丁位の銃を見たのに仕入れたのは数丁…。 次回はこんな無理なスケジュールではなくて前日から現地入りして体調を整えて作戦を練って行かねば。
英国に入国して24時間以内に最高(一丁500万円以上の銃)を見たあと最低(一丁500円以下の銃)へ行ったのでとても同じ国の出来事(相場)とは思えませんでした。 先進国で銃を見たあと発展途上国でまた銃を見たような気分です。

帰国してから、もう二度とあんなスケジュールで一人で行くのは止めようと心に誓いました。

そして英国某所からロンドン某所へ戻りまた銃の仕入れ、10丁と数は少ないけどムチャクチャ欲しかった品が手に入ってホクホクです。

そしてそして今回のクライマックス英国最大(小火器の個人コレクションとしてはヨーロッパ最大かも)のコレクターの所に行ってまた仕入れ…、あまりにも大量にあるので10日後に元外人部隊とスタッフ・キートン氏の三人がかりで行く事になりました。 


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ここで初めてオーストラリアのオーエン短機関銃の売り物を見ました。 オーストラリアでは恐ろしい価格が付く品です、二度とこんな機会はないでしょうね! 取り敢えずお客様からリクエストを頂いている品を最優先に予約しました。

博物館も真っ青なコレクションです。 今まで私はこのコレクターさんに品を売った事はありますが、買うのは初めて。 シカゴの(日本の)小売値より高く買ってくれるのでコレクションを売ると聞いたときは現実的ではなかった気がします。 ←「天文学的な売値になるだろうな」「出入りの英国人業者も大勢いるのでいい品は手に入らないだろう」とか思っていました。 今まで一丁も売ってくれなかった人が何の心境の変化か、それとも相当気に入ってもらったのか英国人の業者より先に私に声をかけてくださいました、ありがたや、ありがたや。 流石にお金に物を言わして買い集めただけあって売値もタ・カ・イ…。 取り敢えずシカゴに今まで入った事がない品や極少数入っただけでアッ! と言う間に売れてしまった品を選んで残りはニ週間後にスタッフと三人で選ぶ事になりました。
コレクションをネットに上げないと言う約束なので膨大な画像はお見せできないのが残念です。 しかし東京店にご来店頂ければ許可をもらった動画一本だけをお見せいたします。←コレクションの全てではなく、一部(一部屋)だけの動画で、コピーは出来ませんので悪しからず。 また見た品の話しをネットで流さないとお約束出来る方のみです。

コレクションを見た興奮も冷めない内に英国最西端に近いシカゴ英国工場まで夜行寝台車で移動。 ここでフランスから来た元外人部隊と落ち合って加工のお仕事。

東京店にどれだけ凄いかってメールで連絡したら「帰国後詳細を聞かせてもらいます。(終わり)」って釣れない返事…。 「社長凄いですよ!」とか「さすが社長!!」って言葉を期待していただけにかなり凹んだシカゴ社長でございます(涙)。

20年近くそのコレクションを見せるだけ見せつけられて売ってくれなかったコレクターが「売ってくれる」って言った瞬間、パァーーーーっと心の中が明るくなった事を伝えるのは難しいのですね。 売り物と言われてから見るコレクション・ルームはパラダイスです
! そこに入った瞬間に血がグツグツと巡っていく感覚、恥ずかしながら我を失ってしまいました。 戦果は商品が日本に届いてからのお楽しみです!

 

本日のワンポイント情報!!

昨日買取で東京店で入荷しました、 ウィンチェスター M55 ライフル のHPとDetailed Photos(詳細画像) が完成し、価格が決定致しました。

すぐにご案内可能な商品となっておりますので、ぜひHPをご覧ください。

ウィンチェスター M55 ライフル (60万、税別)


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