Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

<< September 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

2019.09.21 Saturday

本日ノ戦果ヲ申告イタシマス!

まいど!  二週間のヨーロッパ出張中、元外人部隊と大阪店キヨミズさんが英国工場作業で汗水を流している最中に、シカゴ社長だけが「イタリアとロンドンに8日間行ってきます〜!」と非常にバツの悪い中、思いがけない戦利品が手に入りスキップを踏みながら工場に帰って来たシカゴ社長でございます!!

 

イタリア出張最終日、早朝に駅に着いたら改札口は開いてないのにBARはオープンしていました!(笑)

名もない(実際はありますが)田舎街からローカル線に乗ってピサ(斜塔)空港まで一時間。 12月にまた来ることが待ち遠しくて待ち遠しくて仕方のない、超充実した出張でございました。 そしてロンドンまでひと飛び!

 

ロンドンでは十代の時に一年間借りたフラットの向かいにある念願のホテルにやっと泊まれました。 この場所にはヨーロッパを離れてから何回も来ていますが、泊まるのは初めてでなんかとても嬉しいです。建物の外観、街並みが全く変わってなくて、当時ロンドンでライブにも行った10ccのGreatest Hitsが脳内に流れまくっています。

 

翌日ロンドンにある某軍関係施設で行われる会合に参加。 このホイットワース砲の模型が実物と同じようにライフリングが八角形になっているのが気になって仕方ありません。

 

今回のイタリア出張でこれと同じような品(画像の品も2 Boreの巨大な品です)で全長が2m弱もあるピエトロ・ベレッタ製のもっと巨大な品(店舗用の看板? 飾り?←実射出来るのですが…)を仕入れました。 あれだけ「大きな品は仕入れるな!」の会長命令があったのですが、本能で買ってしまったのは仕方がありませんよね! 皆さんも「アカンと思いながら買ってしまうコト」ってありませんか? シカゴで…。

 

メーカー純正のカートリッジでディスプレイされたボードは欧米では高額で取引されています。 シカゴ軽井沢倉庫に飾ってあるWinchester社の品は本場アメリカで毎年価格が上がっているのには驚きました。←「海外で高値になり過ぎて国内では安く売れない…(涙)」現象ってありですか??? ←「海外に持って行ったら高く売れる」って原理(?)

 

この銃は特殊な撃発機構を持っておりシステム的に非常に面白いのですが、それ以上にこの装飾に惚れて手に入れました。 十九世紀のおフランスな香り満点な品で守備範囲の軍用銃でもないのに「いちころノックアウト」で仕入れてしまいました。 もう「仕入れは社長の趣味の世界か?!」って言われそうで怖いです。 仕入れ値から計算した国内販売価格は約100万円で簡単には売れる品ではございませんが、日本にお一人くらいは私と同じような感覚でシビれてくれるお客様がおられるのですよ!

 

会合に展示されている銃は世界各国から集められたホィール・ロックから最新(現用軍用銃は無)の品まで約500挺、写真はその極一部で全て手に取って見られます。 ロンドンで年に4回あるこの会合には最近無欠席で参加しており、仕入れが目的ではなく銃に「触れる」「調べる」「触れる」「調べる」の繰り返しです、勿論ついでに仕入れもしますが…。 こんな事をヨーロッパ中の色んな国でしているから「珍しい品の価値が自然に判ってしまう」→「珍しいので品を仕入れてしまう」→「情報量が少ない珍しい品は国内では売れにくい」→「シカゴ資料室入り」となります。 このような趣味と勘違いされる悪循環から早く抜け出したいのですが…。←嘘でございます! 見たことのない銃を手に持って、そして調べる、最後に買う! これが生き甲斐です!!

 

この軍施設は陸海空は関係ないので空軍の絵画や写真が沢山飾ってありました。 今回は軍人さんが大勢いたので軍施設感が満点でしたね。

 

階段の踊り場もこんな感じ。 建物的には創立300年程の学校のイメージです。

 

会合の後はケンジントン・ガーデンズを通って歩いてホテルまで帰りました。 途中にあったビクトリア女王の大理石?像。 10月からシカゴ倉庫のライオン像の周りの工事が始まるのですが「このように周りを池?で囲めば良かった!」と一瞬思ったけど工事代が幾らになるか考えただけでも恐ろしいので撤回!!

 

ホテルのそばのMews(ミューズ)と呼ばれる閑静な袋小路は外(の大通り)の喧騒からかけ離れた別世界です。 そこのギリシャ料理のお店で今晩は夕食を取る事に。 なぜ子供のような青ちょろいのが「ロンドンの中心地に近い家賃の高い場所」に一年以上も住んでいたのか今から考えたら不思議です。←だから当時は全くお金が無かったのかも知れません…。

 

Souvlaki Hirinoと呼ばれるポークの串焼きグリルを頂きました、これも最高に美味しかったのですが流石ギリシャ料理、エーゲ海で獲れた前菜の蛸の燻製は絶品でした。 三か月後にまた来よう!

 

二日間のロンドンでの会合の翌日は、英国一(ヨーロッパ一?)のコレクターを訪ねました。 すると「旧軍の品があるよ!」って見せてくれたのが、旧陸軍の無線機です。 昔は国内で高価で売れたのでアメリカで仕入れて重たい思いをしてよく持って帰ったものです。 今でも高く売れるのでしょうか?←欲しい方がおられたら東京店までお知らせ下さい。 返品不可の状態で20万円(税別)となります、大きいです。

 

コレクションなので基本的に売り物はありませんが、その時の気分でたまに売ってくれるので毎回交渉(お願い)をしています。 彼が持っていないものとの交換は可能なので、頑張って今まで珍しい品を何挺も持って行きましたが、最近は手ブラで行って交渉一本槍!!

上の画像のブローニング M1917 水冷式機関銃の非常に珍しい初期型三脚(砲金製のクレイドルが素晴らしい)は売り物です。 珍し過ぎて「国内で需要があるか?」でしたので買いませんでしたが、税別35万円と意外に安価販売可能なので、ご希望の方がおられましたら東京店までお知らせくださいませ!←三脚のみです、銃本体は付属していません。

 

シカゴ在庫のブローニング M1917A1はこちら

 

「これは売ってもいいよ!」と300年程前の青銅砲。 これらの知識が少ないので即答は避け(この宝箱の中にいて珍しく賢者モード)、今回は写真だけを撮らせてもらい宿題にしました。 写真を何回も見ているとだんだん欲しくなってきます。 まずはこの紋章の解明から始めなければ…。 ←ブログを書くために紋章を拡大してみると「王冠は北ドイツ系やなぁ〜!(自称王冠鑑定士一級)」と思っていると紋章本体にプロイセン王国の鷲が入っているではありませんか!  さすが王冠鑑定士!!←更によく見ると紋章右側のクロス・ソーズの右横はザクセン系の紋章なので18世紀北ドイツの中から絞っていくとどこの国の紋章か判ります。  国内販売価格が300万円以上になりますが、売れる売れないは別として欲しい…。 これはブロンズ(青銅)製なので英国の文部科学省のような所から輸出許可を取らなければなりません、同じ時代でも鉄製は許可不要(謎)。

 

シカゴ英国工場では元外人部隊と大阪店のキヨミズさんが頑張って「力仕事」「汚れ仕事」「同じ仕事」を我慢してやっている間、私はイタリアとロンドンに行ってきたので「どう見ても遊び」にしかみえません。 「イタリアとロンドンで色々仕入れました…」と言っても半分は珍し過ぎて日本で売れるか「?」な品です。 このまま英国工場へ帰ったら何を言われるか判らないので、このコレクション・ルームで頑張ってお願いして旧軍の機関銃を3挺(3種類)、ドイツ軍の珍しい軽機関銃(日本未入荷の品)を1挺譲ってもらってシカゴ社長の面目を辛うじて保つ事に成功しました。

 

英国工場に電話し「私と交代で帰国するキヨミズさんを労い」、ただただ疲れている元外人部隊に今回のコレクション・ルームでの戦果を伝えると「悪くない! 悪くない!!」とお褒めの言葉を頂きました。

 

「色んな国へ行って勉強し、商品知識を高めるのはビジネスとして重要」ですが、シカゴ社長でも目に見える戦果が無ければ肩身の狭い思いをします。 ではこれらの戦利品の商品化にご期待ください!

 

本日のワンポイント情報!!

【無可動銃】カルカノ M1891 騎兵銃 の新たな個体をHPとD/P(詳細画像)にアップいたしました。 ぜひHPをご覧ください。

 

・【無可動銃】カルカノ M1891 騎兵銃 こちら


2019.09.15 Sunday

ヨーロッパ出張「幻の英国編」を飛ばして「イタリア編」です!!

まいど! ブログとツイッターの両方をしていてどちらか一方に書いた記事を勘違いして「さてこの間の続きを書こうか! とこのまえ書いたハズの記事が見当たらない?????」って焦ったことありませんか?! シカゴ社長でございます!!

 

ヨーロッパ出張に来て、最初に英国で数日間滞在し大阪店から応援に来てくれたキヨミズさんと英国工場で作業した話をロンドンから空港に向かっている間に書いたハズの英国編が過去ブログをいくら捜しても見つからない…。「いや確かに夜行でパディングトン駅に到着してからロンドン地下鉄に乗るまで、写真を撮って使う画像を地下鉄の中で選んでいた記憶は何だっただろうか????」ってコレ↓↓↓↓↓↓↓です!!

 

ツイートしただけなのに、ブログを一本書き終わった気分でいたのは相当疲れていたのでしょうね!? そのお疲れ様出張の原因となった「旅程」はこちら↓↓↓↓↓↓です。

 

日本→英国→イタリア→英国→日本とそれほどハードでもないスケジュールなのですが、羽田空港を夜中2時発が台風15号の影響で7時間遅れで出発したせいですね、まだ一週間しか経っていないのにすでに二週間以上もヨーロッパにいる感じです。

 

英国編はツイートしたのでハショって、イタリアは斜塔で有名なPisa空港に着いたところから始めます。 イタリア有数の観光地、いや斜塔しかない街の空港なのでターミナル・ビルに「デェーーーーーーンとWelcome to PISA!」って垂れ幕や「巨大な斜塔のオブジェ」を期待していたのに「デェーーーーーーンとU-BOAT」ってサインがありました! 一瞬ここはドイツか?!って思ったくらいです。

 

かなり肩透かしを喰らわされた状況で、やっと空港内に「Pisaの斜塔」がありました! カフェの看板やけど…。

 

空港には人(観光客)も少ないし「ホンマにあのPisaに来たんやろか?!」と疑いつつもピサ中央駅(Pisa centrale)に到着すると観光客がゾロゾロいてみんな同じ方向(斜塔に)向かっているのを見て安心致しました。そしてピサ中央駅からローカル電車で着いた先は三か月前に初めて訪れた某田舎街。

 

田舎ですがイタリアの田舎は歴史そのものです、旧市街の囲む城壁の入り口。 まさかこれがトラップの入り口になっているとは前回ここに来た時は思いもしませんでした。

 

イタリアの田舎街、と言うかヨーロッパの田舎街には第一次大戦のモニュメントがあることが多いですね! ここのは巨大でした、対オーストリア戦でイタリア軍は大損失を受けた記念ですかね?! ←イタリア軍の大損失ほこれに始まった訳ではありませんが、後世に残せるくらい頑張った末の「大損失?」。

 

何故か街のいたる所にナポレオン一世の若かりし頃のポスターが…。

 

カフェで朝食を取りながら難しそうな書類と睨めっこです。

珍しく同じ街に連泊して「シカゴでは前代未聞の一業者に会うためだけに三泊四日を費やした旅」。前後各一日は移動日なので正味丸三日、最初にした仕事はこの旧市街に車で入った罰則キッブの支払い。前回イタリアから帰国して一週間後、Hertzレンタカーから嫌な予感のメールが…。 イタリア語が読めなくても嫌な予感は当たります、添付画像に「イタリア警察の紋章がデーーーーン!!」前回この街から急いでジェノバまで「高速をブッ飛ばしたオツリがきたなぁ〜!」って思っていると、スタッフ・キートン氏が「社長、スピード違反ではありませんよ、入ってはいけない歴史的地区に車で入った罰金です(キッパリ!)」。 イタリアってそこら中に歴史的地区があるし、イタリア語のサインも読めんし…。郵便局で罰金の支払いを済ませ(ヨーロッパ各地で罰金を支払っていますが、イタリアが一番面倒でした)て、業者のところに行って参りました。←やっと銃の話が始まる…。

 

また鎧が増えていました、日本にある中世の鎧は99.9%偽物でしょう! いくら博物館に行ってガラス越しで見ていても「なーーーんも判りません!」本気で本物と超精巧複製(おまけに複製が作られたのも百年以上前なので時代もバッチリ付いています)が混ざっている中から莫大な身銭を切って買うほどの覚悟が無ければ絶対に判らない世界です。

 

どすこい! 大抵の剣での攻撃からは頭(顔を含む)を守れそうですが「ホンマに前が見えるんかいな?」って疑問の方が大きい兜。 日本でこのような品が売れるんでしたら、シカゴの仕入れ網を使えば博物館級のコレクションが出来ることをお約束します。←金額は聞かない前提で。

 

今回の出張で一番悩んだ品はこちら、多分世界で数挺(3挺との情報もあり)しか残っていないアメリカ製のベテェーリ小銃。 ヨーロッパ以外では最大のベテェーリ・コレクション(←販売を最終目的とした資料です)があるシカゴ資料室室長としては何としても欲しい品でございます。 今まで19世紀に作られた試作品を仕入れて、絶対に売れると思った銃は一挺もありません! ←商売人が「売れない」自慢をしてもしょーがないのですが…。海外だったらシカゴ社長の「今まで見たことがない品」のお墨付きがあれば十分投資で買う価値はあると思いますが、一旦無可動にしたら海外では売れませんからね。

 

エバンス軍用小銃、シカゴ資料室には違うモデルがありますが、これと同型は無い、欲しい、欲しい、欲しい…。 当時「最も醜いライフル」の栄冠に輝いた驚異の26連発銃(初期型は28連発!)。 シカゴ資料室のコレを見たスタッフ某君が「社長! これ!! もしかしてエバンス(エヴァンス)ですか????」←この一言で発言スタッフ某君の株が大幅にアップいたしました!!←これを知っているとは凄い!!!

 



一仕事終えて裏道を歩いていたら美味しそうなレストランを発見!  イタリアならではの贅沢です!!

この街の名物料理を少しずつ何と10種類も入った盛り合わせ! お手拭きに描かれているオリエンタルな柄とローマ字「SAYONARA」が意味不明です。

 

イタリア人ってなんとフレンドリーなんでしょうね! まだ二回目の取引なのにオペラ?に誘ってくれました!! 時差ボケでしんどい時に夜9時開演、夜中の12時前に終わったのは少々きつかった…。

 

正面の建物がシアターです。 オペラ=パリのオペラ座しか思い浮かばず、あんまりフツーの建物だったので誘われたのはオペラでなかったと確信しました。

 

でも中に入ってみるとオペラでした、スッゲーーーー!

 

演目は「ナポレオン一世のなんたら」、二時間以上(なんやかんやのハプニング←多分通訳?)フランス語の劇をイタリア語に訳してやっているから(劇団員はフランス人)ストーリーはナポレオン一世についてなんで判りましたが、何を言っているかさっぱりでした。 でもこの雰囲気だったら「絶対にフランス国家斉唱の場面はあるぞ! 」の予想的中、最後に観客全員(ほぼ全てイタリア人)にワザワザ起立させてフランス国歌の斉唱を強要されました。 映画カサブランカでフランス側の人間がドイツ軍将校が歌う「ラインの守り」に対抗してフランス人(の劇団員)が「ラ・マルセイエーズ」歌うみたいで良かったです。日本人で「ラ・マルセイエーズ」を歌わされる機会は少ないのは間違いですね。←フランス外人部隊は外人部隊歌は歌ってもフランス国歌は歌わないので、フランス正規軍の駐屯地でフランス兵が「ラ・マルセイエーズ」歌っている間はフランス国歌を歌った事のない外人部隊の日本人は「ポカーーーん!」っとしていたそうです(元外人部隊談)。

 

 

商売(仕入れ)二日目、業者の所にあったナポレオン一世の胸像が欲しくなってもう少しで仕入れるところに、シカゴ会長から「大きい品、重たい品は買わないように」とメールで釘を刺されました。 別の大きくて重たいモノを仕入れてしまいましたけどね!

この街は今週「Napoleonfestivalというナポレオン•ウィーク」、道理で街中にナポレオンのポスターがあったのですね!

 

本日のワンポイント情報!!

【無可動銃】Gew.3A3 自動小銃 (EN組立品、二脚無) の新たな個体をHPとD/P(詳細画像)にアップいたしました。 ぜひHPをご覧ください。 

 

・【無可動銃】Gew.3A3 自動小銃 (EN組立品、二脚無) こちら


2019.09.01 Sunday

MiGの機関砲!

まいど! ヘルシンキ行きの飛行機の中でアメリカの若者が武器商人になっていく映画「War Dogs(ウォー・ドッグス)」を観ました。 実話に基づいて作られたので「かなりベタ」な展開でしたが、その中で実際に同じような問題で人生を棒に振った業者を知っているだけに「それしちゃアカンだろ!!」って少々興奮気味で観てしまったシカゴ社長でございます!!
 

 
(*映画で出てきたアルバニア軍倉庫よりも大量のAKがあった今はなき某業者の倉庫)

普通の人が観たらソ連製のAKの弾薬を騙されて粗悪な中国製を掴まされて損した程度のストーリーに思われますが「ロシア製は合法で中国製は違法」と全く同じAKの弾でも米国の国務省が絡んでくるほどの大問題が裏に隠されています。 欧米諸国との関係が悪くなれば(テロ国家に指定されているお国との輸出入はもうお話になりません)昨日まで合法だった国からの輸入が翌日には違法となる武器業界です。

 

私の身近な某業者の話は「中国製のAKのドラム・マガジンをブルガリア製としてアメリカに輸出したのがバレて、後々他の違法行為も発覚し当時ヨーロッパの大物業者達が逮捕された」この業界では大スキャンダル事件です。 上の画像の内、残った銃は某政府に没収される事になり、シカゴも6-8万円で小売りできる品の大きな供給元が無くなって間接的に大被害を被りました。

 

丁度10年前にその某業者をブログ・ネタにして「十年一昔」って書いてましたが「あれからの10年それ以上に色々なこと」がありました。 10年前のブログはこちら

 

(先月英国で見つけたソ連製の機関砲! 英国外で見つけても英国は輸入できません)

 

今は英国とロシアの関係が悪く現ロシア連邦のみならず、帝政ロシアからソ連時代に領土内で生産された全ての兵器は英国に輸入禁止とされています。 また他の国で生産された品でもロシア連邦からの輸入はできず、日独の珍しい大戦中の銃を見つけても英国には輸入できないのでお宝捜しにロシアにも行けません。 そんな時に限ってロシアから放出品のオファがあったり…。 困ったもんです!

しかしすでに英国国内にあるロシア/ソ連製の銃器は合法的に輸出できるので、今回のように英国内で見つけた品があれば大丈夫です。

 
と言うことで今日のお題はMiG-23戦闘機のGSh-23二連装機関砲でございます。

 


MiG-23に取り付ける銃架も付属しています。



この部分だけでもかなり大きく「ホンマにアルミ製かいな?」と思うほど重たいです。


ロシア語で何やらかいてありますが、キリル文字で検索する時間がない…。 こんな時は普通にアルファベットを使っている国の言葉は訳しやすいですね! ロシア語担当のレナート君に聞いてみると
…。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

レナート追記: 最下段の薄くなっている所にはПУШКИ(「砲」の複数形、GSh-23は連装砲だから複数扱い)が読めます。 これらを訳すとしたら「砲を取り外す前にリンク・シュート下部にある蓋を外せ!」といった感じです。 GSh-23について詳しく知らないので何とも言えませんが、恐らく注意書きの文言を怠ったまま銃架から機関砲を取り外すとどこかしら破損するんでしょうね。 ともかく整備に関するインストラクションみたいです!

 


旧軍の三年式重機と比べたら大きさが判ると思います。 機関砲本体も口径23mmにしたらコンパクトですが二連装なのでかなりの重量があります。 一挺の重量は口径が半分のUS M2 50口径機関銃と殆ど変わらないのではないでしょうか?



シリアル No.は二挺とも同じ???? と思ったら4桁の数字の前にキリル文字があってそれが違っていました。これまたレナート君に聞いてみると…。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

またまたレナート追記:ЛВはСЛЕВА(左)の略、ПРはСПРАВО(右)の略です。 シリアルNo.がペアになっているとはロシア人らしからぬ几帳面さ!(粛清) 以上追記終わり〜


20190829_1257330.jpg
今回の出張はすでに届いている旧軍メインの品の加工です。 元外人部隊はアパートを借りて二週間もこちらに来ています。



英国工場での作業の後、夜行でロンドンのPaddington駅に到着、この路線は1833年に設立されたグレート・ウエスタン鉄道(Great Western Railway)の一部で大戦中に3,312人の犠牲者がでたと追悼碑に刻まれています。


 
追悼碑の英国兵の軍装から第一次大戦と思われます。 鉄道に従事していた人達は兵站も担っていたので多くの犠牲者が出たのでしょう。 戦時中記録映像で列車が航空機から狙われた場面は逃げ場がないだけに悲惨なものです。

 


ブロンズ像の左横には英帝国空軍の鷲のエンブレム、右横には英帝国海軍のエンブレムが配置されています。
 
元外人部隊は一旦私と帰国してビクトリー・ショーの後に新しいスタッフ達の歓迎会をしてその足で、空港まで行って夜中の便で英国に戻る予定です。 九月上旬の出張は次回発送の準備とアメリカとヨーロッパから届く新たな荷物(次々回)の確認、そして9月末にはLincolnshireの新しい倉庫の引越し準備と大仕事が沢山あるので、大阪店からキヨミズさんが長期応援に来てくれます。

 


シカゴの英国社用車が新しくなりました! これでまた英国中(ヨーロッパ中)を駆けまわることになるでしょう!!

 

シカゴの新しい倉庫のブログはこちら

 

本日のワンポイント情報!!

買取で【無可動銃】コルト M16A1 ショーティー 自動小銃 が東京店に入荷しました。 HPとDetailed Photos(詳細画像)はアップしております。 ご予約頂いているお客様にご案内中の予定ですが、キャンセル待ちも承りますのでお気軽にお問合せくださいませ。

・【無可動銃】【無可動銃】コルト M16A1 ショーティー 自動小銃 はこちら


2019.08.26 Monday

会社のタメのリア充スイス出張!

まいど! スイスにリア充出張に来ているシカゴ社長です!!

今回のスイス出張は快晴のうえカラッとして暑くも寒くもない旅行(出張)三拍子が揃った理想的な環境で仕入れ業務に勤しみました!

*閲覧注意! 銃ネタ少な目、シカゴ社長のたわごと満載!!

 

最初のミッションは長年の目標であった「モンドラゴン 自動小銃」を仕入れる事!! 目星を付けていた業者のところにあったことにはあったのですが…。

 

 

シカゴの買値が400万円強「日本に着いたらいくらになるんやろ?! 怖ぁーーーー!」って価格ですが、私がコレクターだったら「(この銃の出自を知ると清水の舞台から飛び降りる覚悟で)お願いします!」ですね!! 今回の出張でスイス軍の数百万円もする試作銃を何挺も見た(当然売り物)ので金銭感覚がマヒしつつあります。

 

MG11の三連結! スイスでもこんな光景は中々見ることはありません。 銃は同じ品が並ぶと美しい、マキシム系の重機関銃を十何挺も並べたら圧巻でしょうね!←英国の某コレクターのビッカース重機コレクション・ルームはまさにそのような光景でした。←シカゴにご用命頂ければ4種類位(独露瑞中)のマキシム系機関銃コレクションの手配は直ぐにさせて頂きます!

 

シカゴ在庫のマキシム系機関銃はこちら

 

20190825_1256548.jpg

拳銃はなんでこんなに安いのだろう…、プレゼンテーション・モデルは別として5万円以下でゴロゴロです。 次回(9月)のビクトリー・ショーでシカゴでは取り扱いのない品物を売り切り価格で大放出致しますのでご期待ください!!

 

今回のスイス滞在4日間で日本初入荷品を含め色々と珍しい品を仕入れて大収穫となりました! ビジネスが終わった夕方からはフリー時間です! いつもは「ヤレヤレ仕事が終わった! 終わった!!」といつものように宿泊しているホテルのイタリアン・レストランで食事をして明日に備えて早く寝るのですが…。

 

実際イタリア人家族が経営しているこのレストランは安くて美味しいのですが…。 毎回同じ店で食事をするのもアレなんで今晩は行動に出ることにしました!←アレってなんやねん…。

 

この街の業者と取り引きを始めて早3年「10回近く来て一体この田舎街をどれだけ知っているのだろう?」
いつもは仕事オンリーで散歩すら行ったことがない(涙)←一度歩いてドイツまで行きましたが…。
新しいスタッフがここに来て私の(仕事の後の)ルーティン・ワーク
を伝授したら、間違いなくスイスのイメージがダウンです!

次回ここへスタッフと一緒に来て「流石シカゴ社長!」と言ってもらえるように偵察に出かけました!!

 

スイスらしい家!←小学生の感想か…。

 

やたら公園が多い…。自分の作品を建物や公園として残せる仕事は素晴らしいですね! 私が鉄砲屋になっていなかったら間違いなくデザイン関係の道に進んでいたでしょう、才能はないけど…。 鉄砲屋でも印刷物として形のあるものを残したいと思っています。←そのためにも資料として仕入れなければならない貴重な銃がまだ沢山沢山あります。←これが私の首を絞め始めているのは間違いなし…。

 

レストランの薪置き場、これはシカゴ倉庫で早速マネさせてもらいます! 実用性はゼロですね、美術系アルバイトЯさんに「実用性を持たせる工夫をしてね!」と頼んだら「物凄い作品」が出来そうです。

 

隣町の駅までやって来たら、古い駅舎が大きなアンティーク屋になっていました。残念ながら営業時間外、次回は昼間に来てみましょう!

 

公園の片隅に昔ここにあった邸宅のゲートだけが残されていました。 「これめっちゃエエやん! 」とホテルに戻って早速ネットで同じような品を売っているイタリア人業者を見つけました! これを軽井沢倉庫のメインゲートにしたらバッチリです!!←へんな宗教の御殿にある新物ではございません、200年以上前の品で「モンドラゴン」より安かったので思わず「買い物カゴ」に入れるところでした!←嘘、同業者(骨董屋)から言い値で買うことは絶対にないのでネットで買うなんてありえません。 「日本に輸入されていない銃で有名どころを必ず一挺は買う」を目標にしていたら完全に金銭感覚が狂ってきます…。

 

散歩の目的地はここ! ボーデン湖に面したこの街の湖畔に来た事はありませんでした。 「大津市に何回も来て一度も琵琶湖を見た事が無い(例えが貧困すぎ…)」のと同じですね! このフェリーに乗ってドイツにも行けますが反対にスイス内陸部へ行くルートもあって、これもネットで調べたら西洋史を凝縮したメチャクチャ興味深い観光コースがなのを今知りました。 歴史好きのシカゴ・スタッフだったらかなり楽しめるでしょうね!

毎月のヨーロッパ出張もこのように余裕を持ってスケジュールを立てれば出張自体が楽しみになること間違いなし! するとシカゴ社長は出張中もニコニコ!=スタッフも安心!!

 

次回から会社の為にリア充出張を実行いたします!! 

 

 

本日のワンポイント情報!!

買取りで入荷した【無可動銃】SMLE No.4 Mk1 (F) 小銃のHPとDetailed Photos(詳細画像)をアップいたしました。ご予約頂いているお客様にご案内中の予定ですが、キャンセル待ちも承りますのでお気軽にお問合せくださいませ。

【無可動銃】SMLE No.4 Mk1 (F) 小銃こちら


2019.07.27 Saturday

War and Peace Revival 2019!

まいど! 今年もまた英国、いやヨーロッパ、いや世界最大のミリタリー・イベント「War and Peace Revival 2019」に来ているシカゴ社長でございます!!

 

入口のゲートをくぐると偽装網が掛けられたカナダ製ラム巡航戦車?が出迎えてくれます。

 

直ぐに行くのは英国の無可動の業者のブース、何か仕入れるのではなく「何が流通しているのか?」を調べるためです。

 

英国の無可動は日本の無可動とかなり異なり、再加工するには大変(そこはスティーブ君に泣いてもらいます!」で価格も小売りで買うとシカゴの販売価格がもっと高くなります。 そんなこんなで全く仕入れはする気もなく、業者達と情報交換をしながらブラブラしているとMIG-23のGSh-23二連装機関砲が機体の一部と一緒に売りに出ていました。 持ち主をよく知っているので、8月まで自宅に保管してもらう事で商談成立! もちろん業者価格にしてもらいました!! このような大物の一品ものが時々出るので、このショーでは早い時期に行ってすかさずパッと買うのがコツです。 「大きいな! 高いな!」なんて考えていたら他の業者に直ぐ持って行かれてしまいます。

 

Mk.IXが展示されています。

 

イングリッシュ・ジョーク!

 

これはジョーク(失礼!)ではありません!!

 

テントの中でも!!

 

シャーマンM1A1戦車が展示されていましたが、昨日嫌って言うほど見たので感動が全くない…。

 

ソフト・スキンは日本に輸入できるのでついそっちの方に目が行ってしまいます。50口径を載せた米軍の2.5トン カーゴトラック!

シカゴ在庫の50口径はこちら

 

アメリカ海軍のダッジWCトラック!

 

イギリス軍のベッドフォードMW トラックが砂埃を上げて走ってました!

 


ブレンガンを対空三脚に載せて対空陣地を作ってありました、これはお店の展示よりも素晴らしいですね!!

 

軽駆逐戦車ヘッツァーが二輌展示されていました!

 

最近どこかで発見されたのでしょうか? 内部はエンジンを残してメイン・パーツが全て取り外されています!

 

ランドローバー ウルフ WMIK、50口径が載っていなければコレも輸入が大丈夫です、お値打ち価格でした。

 

毎年この22口径試射ブース(オリジナルの22口径射的屋さん)を見て疑問に思っていたのですが、22口径って英国では他のライフルと別枠だと思っていたらそうではないようです。 何故に「ライセンス無して実銃が撃てるのでしょうか????」。

 

今年は例年よりも暑く(帰国日に出張買取りがあるので)「茹蛸」になる前にそうそうに引き上げました。来年は戦車屋になるかも知れないので戦車や装甲車の展示ブース行こうと思います! 

 

 

本日のワンポイント情報!!

買取りで入荷した、【無可動銃】 カルカノ M1938 短小銃 のHPとDetailed Photos(詳細画像)をアップいたしました。お客様にご案内中ですが、キャンセル待ちも承りますので、ぜひHPを御覧ください。

【無可動銃】 カルカノ M1938 短小銃 (お客様連絡中、20万円、税別) はこちら


▲top