Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊兵の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

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2017.08.18 Friday

映画と銃「Tomorrow Never Dies」

御機嫌ようスタッフBでございます。

今回は007のトゥモローネバーダイに登場した意外な銃を取り上げてみたいと思います。

先日、たまたま本作を観ておりまして・・・
ブロスナンのような顔で生まれたら人生違うであろう・・・と思い・・・
いえ、今回はそこではありません。

冒頭のシーンで、「なんであろう、この銃は?」となりました。

これです。
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冒頭の核を積んだ機体を奪取するシーン。
ちょこちょこと映っているのでございますけどね。どうもよくわからなかったという。

ぼーっと観ていますと、MP44?あるいはHK53やHK33Kか?みたいな・・・
しかしながらブロスナンボンドの時代にMP44は無いであろうとは思ったのですが・・・

良く観てもわからず・・・色々調べてみると・・・
なんとAR180。しかもカスタムだそうです。

わかりますか?
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いや、わかりにくい・・・

一応、プロップが公開されていたので(オークション?)、それを参考に画像合成してみました。
これが合成の元になるノーマルAR18画像。最近は稀少感がございます。
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まずはハンドガードを外します。なんとハンドガード無なのです。ピストン部は適当で申し訳ございません。


銃身を詰めます。あるいは原型はSタイプか?
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ハイダーは外されているようです。ピストン部も若干形状が変わっているような感じでございました。

次に最大の特徴はストックです。PPS43やスコーピオンのように上部にスイングして畳む仕様だそうです。

ストックを外し・・・
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如何にも後付けのストックを付けます。
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このストックは似せて画像で作ったものですが、実物はもっと粗い造りでした。
よくわからないのですが、メタルプレートなバットプレートがストックから少しはみ出すようなプレートで、上部に折り畳むときのための、銃身を逃がすスペースがあるようです。

しかし一番気になるのは・・・直銃床じゃなくなっております・・・

さらに上方に畳むにはリアサイトが邪魔だったらしく、簡易なものに変更されているようでした。
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だけでなくコッキングハンドルはシンプルで大き目のものに変更(畳む銃としてはノーマルのハンドルは邪魔臭かった?)。
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当然ハンドルの後方の溝も広げられている模様。これで完成です。

ちなみに畳むとこんな感じ?
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なお、この銃、実は007お約束の秘密兵器の1つだったらしく、本銃を上着から出して、展開させるシーンも撮影済だったという話があります。ポータブル・アサルトライフルという感じだったのでございましょう。
さらには最初はショート・マガジンで、弾倉交換後に30連になるような流れであったとか。

結果的には取り出し展開させるシーンはカットされ、最初からボンドが手にしての登場。これにより秘密兵器的な扱いでも無くなってしまったようです。

これは冒頭のシーンの流れのためという理由が大きかったかと思いますが・・・
同時に、せっかく作ったけど、造りは粗いし、なんだかあまりカッコ良く無い・・・という理由もあったような気がいたします。
何しろ「銃を知らない人がモディファイしたのだろうか?」というセンスを感じてしまいますので・・・

これなら普通のAR18Sとかの方が・・・


さらに時代もあり、現在ならM4カービンのPDW系列やMP7など、コンパクトで秘密兵器っぽいフォルムのものがありますね。

それでも観ていると・・・ふと気づき、気になってしまうものでございます。

>>現在のAR18系の在庫はこちら


本日のワンポイント情報!!

東京店在庫品で、 五六式騎銃 の新たな個体をHPとD/P(詳細画像) に本日アップいたしました。ぜひHPをご覧ください。 

 

五六式騎銃(6万円、税別)


2017.06.10 Saturday

映画と銃「The Cassandra Crossing」

ご機嫌よう、スタッフBでございます。

今回は有名な「カサンドラクロス」でございます。

しかし弊社のお客様でこの映画をご覧になっている方ならば、「ああ、あの銃入荷したもんね」とピンと来るかと思われます。そしてその通りなのでございます。

本作はリチャード・ハリス
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ソフィア・ローレン
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バート・ランカスター
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他にも多くの著名な俳優が出ており、後に違う意味で話題となったO・J・シンプソンや虎の血チャーリーを息子に持つ若き日のマーチン・シーンなども出演しておりました。
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ストーリー的には大陸横断列車に、細菌に感染したテロリストが乗り込み、さあ大変。
ガスマスクに白装束の見た目からして怖い軍の隔離部隊や陰謀が絡み、かなり重い雰囲気の作品になっております。何しろ東西冷戦、政府の陰謀、第二次大戦の傷跡などの要素も見え隠れする映画で・・・
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なんとなく雰囲気がハリウッドっぽくないね、と言ったのは私の友人でございますが、その言葉通り、イタリア・イギリス・西ドイツの合作なのでございます。

さて、今回取り上げた理由はやはり今回入荷のベレッタM12が登場する映画であるからに他ございません。
なにしろ本作はベレッタM12映画と言い切っても過言ではない作品です。

怖い白装束の隔離部隊はほとんどがベレッタM12。
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これはロケの関係もあるのでございましょう。

実はM16も登場・・・
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と思わせて、22LRの AP-74 (「ゾンビ」でも使用)。
昔はM16のリュングマンシステムがプロップ・ブランクにしにくかったという話がありますが・・・(M16が登場しても発砲しないシーンも少なくありませんでした)果たして・・・

そして登場人物たちもこの隔離部隊から銃を奪って使いますので・・・
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ハリスもM12
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マーチン・シーンもM12
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O・J・シンプソンもM12
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果てはソフィア・ローレンも(拾っただけですが)
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そして当然白装束の皆さんも。
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まさにベレッタM12映画。

なお、この白装束の皆さんの撃ち合いシーン。
列車通路での撃ち合い。
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撃たれても通路から湧き出る白装束。
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この辺りのシーンは「スターウォーズ」のストームトルーパーを思い出します。
スターウォーズは過去の名シーンを巧く流用している映画でもありますので、あるいは本作の影響かとも思ったのですが・・・本作もスターウォーズも1977年映画 (本作は日本などでは76年) ですから・・・それはさすがにありませんね。

他、ストーリーもさることながら、列車という密室を使った伝染病隔離もの。その雰囲気は独特で、後に「皇帝のいない八月」の作家小林久三氏はこの映画を参考にしたと語ったとか。他にも本作のラストはスティーブン・セガールの「暴走特急」のラストなどを思い出します。
このように後の列車物の大きな影響を与えた作品かも知れません。

なお、面白いシーンで白装束から銃を奪うO・J・シンプソン。ガスマスクのキャスターを手で塞ぐという。
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これはガスマスクを一度でも被ったことがある方ならおわかりかと思いますが・・・洒落になりません。
ガスマスクは被り方を間違えただけで窒息できます。

この映画の唯一の不満点は白装束が最初に列車を隔離するシーン。
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引きの絵は良いのですが、不気味さを強調するために、もう少し並んでいる彼らを強調した絵がほしかった感じでございます。

最後に、ベレッタM12は他の映画でもよく登場いたします。なんというかUZI全盛、MP5全盛、そして今やSMGよりM4カービン全盛の時代でも、なぜかチラリと登場したりいたします。如何にもサブマシンガンというフォルムが選ばれやすい証拠なのかも。

ユンファ兄貴も当たり前のように使用。
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トレホおじきもなぜか似合う
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え、この人も?!
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ついに入荷いたしました!!!
どうぞお見逃しなく。

>>ベレッタM12はこちら



本日のワンポイント情報!!

平素は、シカゴレジメンタルスをご愛顧頂き、誠にありがとうございます。

 

この度ヨーロッパより到着致しました無可動実銃の新入荷品につきまして続報です。

 

※先日お伝えしました入荷品一覧のうち、下記につきましては販売の準備が整うまで少しお時間を頂きます。
準備が整い次第改めてご案内させて頂きますので、今しばらくお待ちくださいませ。
ベレッタ BM59 Mark Ital 自動小銃 ¥230,000(税別)
ベレッタ BM59 Mark Ital TA 自動小銃 ¥270,000(税別)
ベレッタ BM59 Mark Ital Pc 自動小銃 ¥370,000(税別) (キャンセル待受付可)
HK SP5K 短機関銃 ¥400,000(税別)

 

いよいよ本日10日(土)より東京大阪両店で通常販売開始致しました!

 

昨日よりHP公開と予約案内を順次進めておりますので、ご予約頂いているお客様は今しばらくお待ちください。

 

皆様のご来店、ご注文を心よりお待ちしております。

 

株式会社 シカゴレジメンタルス

 


2017.05.27 Saturday

映画と銃「Streets of Fire」

御機嫌よう、スタッフBでございます。

今回は「ストリート オブ ファイヤー」でございます。

しかしながら、あまりに有名過ぎて、語りつくされた感もある作品ですが・・・
実は最近になってあることに気づき・・・やってみようかと思った次第。

本作は言うまでも無く・・・
当時顔良し、声良しのマイケル・パレ
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ロックの歌姫というイメージがハマっていたダイアン・レイン
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怪演で最も印象を残したウィレム・デフォー
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彼らの出世作。

皆キャリア的には新人で・・・でもそこが良かったという奇跡的なバランスがありました(マイケル・パレはすでに「アメリカンヒーロー」に出演)。
ただしマイケル・パレはやる気が無く(天然?)、まだ小娘だったダイアン・レインに「チャンスなんだから!もっと自ら前に出て自分をアピールしないと!」と叱咤激励されたという。

他に元々男を予定していたマッコイ役のエイミーマディガンは「絶対やりたい!」と役をゲットしたという。
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さてさて、こちらでご紹介するからには銃の話題ですが・・・
街は現代ではないけどちょっと昔くらいな雰囲気にも関わらず・・・一番出てくるのはウィンチェスターライフルが一番多い。
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どうもM92辺りかな?と思われます。とにかくブローニングが再設計したスリムな方。

またデフォー率いるバイカー軍団の皆さんはM1カービンが一番多いようですが・・・これもなかなか見え難い。
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と思ったらわかりやすいカットがありました。
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そこに両者イサカやトレンチガンなどのショットガンが混じっております。

そしてマイケル・パレ演じるトム・コーディが使用している銃。
拳銃はレッドホークのようですが、フロントサイトがございません。
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他にイサカ。
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そして何と言っても一番印象的なレバー・アクション・ライフル。
実はこれが今回ブログで取り上げようと思ったきっかけで・・・

元カノ歌姫救出のシーンで・・・
撃って
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バイクを一発で炎上させます。ウィリー走行しながら、かなり景気良く燃えるのでやたらと印象的。
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このシーン、てっきりウィンチェスターだと思っていたのでございますが・・・

実はなぜかトム・コーディだけマーリン Model 336でございました。
このマーリン社はウィンチェスターのクローンを販売していますが、336はどちらかと言えばモダナイズド版。猟などでの実用性を持たせるために内部機構などを変えています。

このシーン、フロントサイトがウィンチェスターっぽくない。
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なかなか特徴的な右側が映っているシーンが無いのですが・・・
ありました。元カノ救出シーン。
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右側に特徴的なローディングゲートと排莢口とボルトが見えます。
また銀色であることから、まさにステンレス版のマーリン Model 336SS ライフルかも知れません。

※通常入るとは思えない銃なのに、現在在庫があって驚いたという


多分、劇中では「主役には銀のウィンチェスターを使わせたい」というくらいの理由で336SSになった気がいたします。
それにしてもこれを観たら、急にマーリンがカッコ良く見えてきました。

銃の他にも印象的なシーンの多い映画で、特にデフォーが絡んでいるシーンは印象的なものが多くございます。

極めて使い難そうなハンマーをうれしそうに決闘道具に選ぶデフォーとか。
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カッコイイけど魚屋の大将にしか見え無いデフォーとか。
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やられている時も怪演するデフォーとか (特に顔が)。
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北斗の拳のケンシロウが真似するくらいカッコ良いコーディのナイフ奪うシーンとか。


などなど語り始めるときりがない映画ですので、この辺りで・・・
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当初はトム・コーディ3部作として予定していたそうですので、観たかった気もいたしますね。

>>マーリン Model 336SS ライフルはこちら
>>ウィンチェスターライフルはこちら
>>M1カービンはこちら

 


本日のワンポイント情報!!

東京店在庫品の  トンプソン M1A1短機関銃 のHPとD/P(詳細画像) を本日新たにアップいたしました。

ぜひHPをご覧ください。 

トンプソン M1A1短機関銃(12万円、税別)


2017.05.09 Tuesday

映画と銃「On Her Majesty's Secret Service」

御機嫌よう、スタッフBでございます。

今回は「女王陛下の007」をやらせて頂きます。

実は先日AR7のお話をさせて頂いて・・・ふと思い立った次第。

007映画ならば他にここで書ける作品、書きやすい作品があるわけですが・・・
あえて異色作のこちらの話にいたしました。

その昔、英語の先生がOn Her Majesty's Secret Serviceを授業のつかみで話しまして・・・
On Her Majesty's Secret Serviceは直訳いたしますと「英国諜報部員」になりますが・・・それですとOn Her Majesty'sの部分が活きてきません。英国諜報部員という言うだけならOn Her Majesty'sを使わなくてもいいわけです。
あるいは文章の流れによっては英国諜報部員と訳しますが、タイトルになると少し違う。これをそのまま「英国諜報部員」と訳す人は「英語はできるがセンスや情緒の無い人」と言われかねないという。
意味合い的には「(世界に冠たる)英国のエージェント」とか「我が女王陛下の諜報部員」のような意味が入ってきます。
そんなわけでタイトルとしては「女王陛下の007」というのは悪くない感じ。
ただし誤解を生むタイトルともなっているという (女王陛下は登場しません)。

しかし映画の内容はもっと異色でした。

まずは初のショーン・コネリー以外のジェームズ・ボンド。
この人です。
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ジョージ・レーゼンビー
実はこの直前まではせいぜいモデル程度の人でした。ただしCMには出演していたそうで、英国では良く知られていたそうです。今で言うモデル上がり。しかも大抜擢だったことでしょう。
それ以前は軍隊で格闘教官だったとか。

なんとなく野性味よりお金持ちのスポーツマンという感じで、コネリーとはかなりイメージが違います。
いや、登場してすぐにこのシャツのヒラヒラがいけなかったかも知れませんが・・・
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ジョージ・レーゼンビーで一作しか作られなかった理由は、当時の評価もそうなのですが(興行的には充分高い)、レーゼンビーは実際に格闘シーンもスキーも自身でできてしまうことからスタントを嫌がり、その辺りでスタッフとのそりの合わなさなどもあったそうです。
これが今なら「このシーンは本当に彼がやっています」と評価が上がるところですが、これも時代だったのでしょう。
実際に格闘シーンでは普通に相手を投げ飛ばしています。
なお、興行的には問題無かったため、続投の話も決まっていたそうで・・・実は本人自身が「辞めるよ」とあっさり降板してしまったようです。

ともあれその後紆余曲折有りつつも、その後もそれなりに役者としても活躍 (ボンドのパロディも)。さらに私生活では実業家として悠々自適。好きなスポーツも満喫。加えてロジャー・ムーアとは旧知の仲とか(こうして聞くと、なんだか楽しそうな人生です)。

さらに異色なのはシリーズ唯一ボンドの結婚があります。
これがボンド唯一の妻テレサ。
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他のヒロインとは違いなんとなく派手過ぎないのが逆にそれっぽい印象です。銃こそほとんど使いませんが、ツンデレで行動派。
派手さという点では確かにダニエラ・ビアンキ(ロシアより愛をこめて)とかと比べると印象に残り難いかも・・・という話をケンにしたら、「私はマリアム・ダボ(リビング・デイライツ)とソフィー・マルソー(ワールドイズノットイナフ)が好きです」という答えが返ってきました。

結婚式ではボンドとマネーペニーとの言葉無しの挨拶が印象的。
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ボンドとマネーペニーの関係ってなんか良いですよね?

宿敵ブロフェルドは二度目の顔出し。
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テリー・サバラスはこの頃は怪優でしたからぴったりです(個人的にプレザンスのプロフェルドも好きです)。

さらに本作はラストがかなり異色であることは言うまでも無く、それはここではあえて申し上げません。

さて、ここでご紹介するからには銃が結構面白いのです。
ラストのバトルではスターリング。
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そりゃ英国部隊だものスターリングで当然・・・と思ったらさにあらず、ラストでスペクターと戦うのは後のボンドの義父になるドラコ率いる犯罪組織の皆さんです。英国が動けないからボンドが未来のパパを巻き込みました。

悪党一家です。
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とにかくスターリングがカッコ良く使われているラストのクライマックス。
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個人的に好きなボンドの氷上滑り射撃。
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その後、マイアミバイスでドン・ジョンソンがM645で同じようなことをしてました。

そしてスターリングは確かにカッコ良く使われているのですが・・・

なんとスペクターが使用しているのが・・・
わかりますか?
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Stgw.57でございます。
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これは・・・なんて強力な・・・スペクターヤバイです。
それこそラストバトルのみならず、ちょっと追跡してくるザコまでが・・・
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この辺りはロケ地の関係のようでございますね。

拳銃もSIGが出てきたりいたします。
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それどころか当時のポスターではボンドがSIGを・・・
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そんなわけなので、問題のラストでの銃撃もてっきりStgw.57だとずっと思っていました・・・
しかしながら先日良く見ていましたら・・・

これが例のラストの・・・
シリーズでたまに出てくる「怖いオバハン」。
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実はM16に大きめのハイダーを付けたもの。あるいはStgw.57に似せたのか、それともチョークの関係か・・・
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他、冒頭には例のAR7が登場しております。
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さらにこの回からボンドのホルスターが黒に変わったようです。
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コネリー時代は青いハーネスに白の柔らかい革(セーム革っぽいヘナヘナです)だったのが、黒はデザインは同じでももっとしっかりした革のようです。
一説によると、原作にあるバーンズマーチン製ショルダーホルスターは現実には当時リボルバー用しか無く、しかし映画がヒットするとバーンズマーチンが映画のデザインのPPK用を作成したとか (それがこの黒タイプ)・・・。ヘナヘナな革で無くなったのは、ホルスターメーカーとしてはさすがに銃を入れる部分がヘナヘナのホルスターは作れなかったのではないかと想像してしまいます。

この後あまりホルスターをつけているイメージの無いロジャー・ムーアもピンナップではこの黒のホルスター姿で写っていました。

他にも曲もメインテーマ以外ではシリーズでは数少ないスパイっぽい曲。

本作は近年になってからラストのくだり、また原作通りの作品としても再評価され、その後のボンドが口を揃えて「自分の作品でリメイクしたい」という話でもあります。

ダニエル・クレイグがあと1本という話もあるようなので・・・あるいはこの話になるかも知れませんね(前回駆け落ちしましたから、女王陛下⇒ダイアモンドのような流れになるかも)。


>>Stgw.57はこちら
>>不思議な味のある民生版SIG510-4もございます。こちら
>>AR7はこちら
>>残念ながら本ブログの時点でSOLDOUTのスターリングでございますが、ご予約も承っております。こちら


 

 

本日のワンポイント情報!!

買取りで、五六式騎銃 が東京店に入荷致しました。

 

HPとDetailed Photos(詳細画像)ともに完成しておりますので、ぜひご覧ください。

 

五六式騎銃(6万円、税別)


2017.04.17 Monday

映画とAR7

御機嫌よう、スタッフBでございます。

今回は番外編で・・・特定の映画というよりもAR7に焦点を当ててやっていきたいと思います。

というのもたまたまAR7の出てきた映画を続けて観まして・・・
改めて気づくところもあったというところでございます。

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なお、弊社のAR7自体は以前にケンが詳しく紹介しておりますので、そちらも合わせてご覧下さいませ。
>>過去記事のAR7はこちら

さて、AR7と言えば、というよりもAR7自体を有名にしてしまったのが言うまでも無く、「ロシアより愛をこめて」。
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本作の秘密兵器として登場しました。
銃身とストックを外すだけの極めて、簡単な分解によってストックの中に全て収まり(劇中のスコープとサイレンサーは後付オプションのため収まりません)、組立ももちろん簡単。
実際、アタッシュケースに収まるくらいの大きさで、映画の小道具として使用されたのもうなずけます。
映画ならばありそうな分解組立によりコンパクトに持ち運べる銃、というのは実際には思うより少ないものですから。
その辺りもこのAR7の特殊性がわかります。

なお、この007のAR7ですが、時々「ストックが木製」という話があります。
実は映画を再見していて・・・確かに茶色のストックなのですが・・・
正直木製に見えませんでした・・・
艶や色を見るに、明らかにプラスティックのようです。高解像で観るとますますプラ感でした。
さらに言うならば、映画の質感と色そっくりな仕様も存在しています。

ストックは通常のAR7と同じ材質で色違いでございますね。 他にマーブルのような感じの色もございました。
この画像、AR7のストック収納レベルの分解の様子がよくわかりますね。

なお、劇中ついていたスコープは接眼対物部がほとんど広がっていないストレートに近いボディで、ウィンデージ、エレベーションのノブが通常の位置には付いていないもの。 マウントも思ったよりもしっかりしています。 これらを今手に入れるのは難しいでしょうね。
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劇中、ちゃんと組立シーンがあります。ストックから取り出し、
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銃身をはめ込んでクルクルとネジ締め。
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なお、本銃は後の「ゴールドフィンガー」にも実は登場しています。
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スコープの形状、ストックの色から、「ロシアより・・・」のものと同一のようです。

さらに「女王陛下の007」の冒頭にも登場。
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しかしこちらはスコープの形状が明らかに変わり、何よりストックが本当に木製のように見えます。おそらくこちらは前二作とは別物かと。
この冒頭のシーンは過去作のオマージュも入ったシーンでしたので、急遽AR7が必要になるも、同じものがもう無く、銃本体はプロップ用にストックだけ作り、スコープはあり合わせかも知れません。

さらに本作だけでなく、このAR7、やはり他に無いコンセプトが映画向きのため、この後60年代-70年代くらいまで色々な映画に登場いたします。

有名どころでは・・・
あのブロンソンも
「狼の挽歌」でございますね。
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やはりちゃんと銃身と本体とストックを組み立てます。
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近年ではニコール・キッドマンの「ザ・インタープリター」にも・・・
と言っても、こちらは当初、AR7とは気づかなかったのですが・・・

このシーン。
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なんだか違う・・・

劇中ではよくわからなかったのですが、こんな感じらしいです。
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こちらはAR7の最後期の製造元であるHenry Repeating Arms社のHenry US Survivalという銃の一種で。
Henry US Survivalは普通のAR7もありますが(弊社過去在庫にあり)、


ステンレスバージョンや
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(なんとストックまで銀色に・・・)

あるいはケンも紹介した近代改修型や
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「ザ・インタープリター」に登場したバージョンもあるようです。
それにしても・・その独特の特徴もさることながら、息の長い銃でもありますね。

さて最後に、せっかくですから007のようにアタッシュケースに入れてみよう、思い立ち・・・

しかし誰も革張りのアタッシュケースは持っていませんでしたので・・・
ケンにゼロハリのアタッシュケースを持ってきてもらいました。
しかし・・・よりによって一番薄くて小ぶりのスリム・タイプを持ってきました。スリム・タイプは普通のアタッシュより薄くて大きさも若干小ぶりなのです。確か大きいのも持ってましたよね?

果たしてAR7が入るか?

しかし案ずるより生むが易しで、ギリギリですが入りました。
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しかもフタも閉まったという。

これなら普通のアタッシュケースには全く問題無く入りそうです (ケースバイケースなのでご保証はできませんが)。


というわけで、今回は不思議とス−ツが似合うサバイバルガンのAR7でございました
皆様もアタッシュケースに入れてみてはいかがでしょう?
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>>AR7はこちら

 

 

本日のワンポイント情報!!

先日、出張買取りで入荷しました無可動実銃コレクションの内、下記4丁のHPとDetailed Photos(詳細画像)が本日完成いたしました。 一部の品はご予約を頂いているお客様がおられますが、キャンセル待ちもお受けしておりますのでお気軽にお問い合わせください。 価格は現時点では調整中となっております。 何卒ご了承くださいませ。

 

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