Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊兵の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

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2018.01.20 Saturday

大門?団長?

御機嫌よう、スタッフBでございます。

今回はこれ。一目瞭然で、ライトでございます。
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DAIMONと書いてありますね。
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大門と言えばこの人?

いやいや…。
※この人も一回取り上げたいものでございます。

DAIMONはWWIIドイツ時代の主に小型照明器具(バッテリー式照明器具)を作っているメーカーでございます。
今回の物はタバコの箱大の携帯ライトですね。
他に円筒形のライト、鉄道用携帯シグナル切り替えライトなども同メーカーが作っているとか。

裏はこのように。
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吊り金具でぶら下げられるようになっております。
吊り金具を展開するとこんな感じ。
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スイッチは側面。なんだか懐かしい感じのスイッチ。
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OFFON。

これはフォーカスライトというもので、灯りの焦点を変更できます。つまり光を狭くしたり広げたりというやつですね。
反射部を回転させることにより伸び縮みします。
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これでフォーカスを行うわけです。

こちらがカバーの開閉ロックです。
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これで開きま・・・いや、開かない?!
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どう考えても反射部が引っかかる・・・

で、先ほどのフォーカス部を回すと
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抜けます。真剣に一瞬気付かなかったという。
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中はこのような感じ。
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電球は予備も付いております。
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先ほどのスイッチの動きが良くわかりますね。大変シンプル。
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そしてここにバッテリーが入る。
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確かこんなバッテリーです。
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※商品にバッテリーは付属していません。

バッテリーを入れたイメージです。
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ただし戦中の電球ですから、バッテリー入れてスイッチONにした瞬間、電球切れるかも知れません。
あくまでコレクションとしての品ですので。

私は意外とこういう小物が好きだったりします。
ドイツ シグナル・ライト(DAIMON社製)でございました。
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これであなたもグリーンランターン!
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いや、今回ランタンでも無いのですが・・・(某スタッフの真似)

>>ドイツ シグナル・ライト(DAIMON社製)はこちら

本日のワンポイント情報!!

東京店在庫品で、ロシア AKM 自動小銃 の新たな個体をHPとD/P(詳細画像) にアップいたしました。ぜひHPをご覧ください。

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2018.01.03 Wednesday

映画と銃「Tears of the Sun」

あけましておめでとうございます。スタッフBでございます。
皆様、三が日はいかがお過ごしでしょうか?

私は「スターウォーズ 最後の自衛隊」を観に行って参りました。
「僕は自衛隊だ・・・父がそうであったように・・・」と昔「スターウォーズ 自衛隊の帰還」でサーベル捨てるところがカッコ良かったですね。
いや、そんな映画あったら真っ先に本ブログで取り上げますが・・・

さて年始早々の映画と銃は「ティアーズ オブ ザ サン」。
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年明け早々この作品でいいのか?とも思ったりいたしますが・・・

本作のレビューを観るとたいてい「アメリカ万歳、キリスト教万歳映画」みたいな感じで書かれていたりするのでございますが・・・
しかしながら戦争映画の場合、活劇風でも、シリアル路線でも、例えばその戦争背景を描くような部分は大変難しいものでございます。
そんな部分を語るのは他のブログに任せて・・・
本ブログは本ブログらしい切り口で書かせて頂きます。

さて公開時から言われていましたが・・・そもそも本作は元は「ダイハード4」の企画として立ち上がったものだったりいたします。
マクレーンが何らかの理由で紛争地に行き誰かを助ける、一部軍と共に行動?敵に執拗に追い掛け回される。実は追い掛け回される理由が・・・のようなストーリーでしょうか?

ですので本作では例えば隊長がいきなり判断を変えた理由がどうもはっきりしない。
これがマクレーンなら「助けたかったんだろうね」で納得してまうのですが、軍の部隊長となるとどうもよくわからないという点がございました。

そんな隊長にブルース・ウィルス。
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マクレーン隊長と思って観ましょう。

本作でこの人のために部隊が大変な目に遭う女医を演じるのはイタリアの宝石モニカ・ベルッチ。
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まあ、モニカ・ベルッチならマクレーン隊長が命令無視したのも仕方が無いかと・・・

それはともかく、本作では特に後半のアクションがスゴイ。
何しろ多勢に無勢で追い掛け回されます。しかもマクレーン隊長たちは民間人を連れて・・・

特に主人公たちの動きがなかなか。
単に訓練のように特殊部隊が動いていく映画はたくさんあるのですが、追い掛け回されながら乱戦の状態でのプロっぽい動きが観れます。
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このように撤退戦で肩を叩きながら順次後退していくなど。
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他に乱戦の最中にクレイモアを仕掛けていく動きなどがとてもそれっぽい。

さて銃は当然M4カービンが主。
マクレーン隊長はM4カービン。左利きでのマガジンチェンジがよくわかったりいたします。
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M4カービンにはM203付のものもあります。
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他M14。
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MINIMI(パラトルーパーのようでした)
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M60E4
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などなどは最小部隊として違和感無い装備かと。
なお、光学機器などのオプションや銃以外の装備などは当時のものですので、やや古さを感じます。近年が如何に日進月歩にオプションや装備が変わっているのかがわかりますね。

拳銃はHK MK23。いわゆるソーコムと呼ばれていたものですが・・・
ブルースとかが構えるとあまり大きく見えません。皆さん体や手が大きいんですね。
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他、敵は当然という感じでAKが多数。
AKMやノリンコのようです。

これはノリンコ。
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敵から奪取して、民間人が使用するのを観てもAKとわかります。これはAKMですね。
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実はSKSも。
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やはり当然ながらRPGが登場。いきなりこの火線が出てくるシーンはちょっと怖かったです。
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なお、FA-18も登場。
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そしてこのカットでは・・・ああ、隊長だけズルイ・・・という。
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まあ、マクレーン隊長ですので・・・

しかしお正月早々戦争映画観たりするのは・・・まさにミリオタらしい風情でございますね。

>>劇中のM4カービン違いますがその流れを汲むというか、新鋭銃であるLMTはこちら
>>M14の在庫は現在ありませんがセミオートオンリーのM1Aはこちら
>>MINIMIはこちら
>>SKSはこちら
>>AKシリーズはこちら
>>RPGはこちら



本日のワンポイント情報!!

先日買取りで入荷した 軍装品コレクション の商品化を本日より進めております。

 

順次HPにアップしていきますので、どうぞご期待ください。

なお価格につきましては1/6以降決定予定です、もう暫くお待ちください。


2017.12.17 Sunday

映画と銃「Dead Man Down」

御機嫌ようスタッフBでございます。

そろそろ年末でございます。
皆様は映画などをご覧になっておりますでしょうか?あるいは無可動実銃を愛でておりますか?

さて、今回は「デッドマン・ダウン」。

タイトルだけ聞くと、ゾンビ映画のような錯覚をしますが・・・
実はクライムムービーでございます。

パッケージにはかなりハードな雰囲気のキャッチコピーが謳われていましたが・・・
どちらかというとウェットなお話でございました。

主人公を演じるのはコリン・ファレル。
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彼は復讐者ですが・・・なんというかヒロインに絡まれて情が移り、復讐のため潜り込んだ組織の相棒に情が移り、加えて復讐に生かされている自分は復讐が終わったら等々から・・・
復讐が極めて回りくどいというか・・・なかなか復讐をしない印象の主人公です。一応着々と進めてはおりますが、もっと早く片付けられるであろうに・・・という気がしないでもないというか。
けれどコリン・ファレルってこういう情が移る主人公が多いような気がいたします。やはり眉毛の濃い人は情が深いイメージなのかも知れません。
しかしながらお陰でと言うべきか、それなりに観ていられることできる作品となっております。

ヒロインはノオミ・ラパス
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どこかで見た記憶が・・・と思っていましたら、「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」や「プロメテウス」などに出ておりました方でございますね。個性的な役が多い女優です。
考えてみましたら、監督が「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」と同じニールス・アルデン・オプレヴという方でございました。

さて、本作は銃撃戦がメインではありませんが、冒頭と途中、それにラストとクライムムービーらしくそれなりには存在いたします。
さらに意外に変わった銃が出てくるという。

というか・・・今回取り上げることになったきっかけになったのがこれ。
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劇中「ドラグノフ、30口径だがロシアン弾を使う。PSOスコープとサプレッサー付」などという台詞がございまして・・・
初見ではドラグノフは珍しいのでブログに良いかな?くらいに観ておりました。

こんなアングルが多く、スコープが目立つので、ああ、確かにドラグノフだ・・・と。
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黒っぽいから、Tigrかも・・・くらいに。

ところが・・・ブログネタにしようと見直すと・・・
何かが違う・・・
まずレールハンドガード付きでした。
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しかもストックも交換され・・・折り畳みの可能なM16(M4)系のチューブ。
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この時点で例えドラグノフでもかなりモディファイされているようだ・・・
どころか・・・実はドラグノフでさえありませんでした。

機関部ですが・・・ズバリ、FPKですね。
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つまりFPKにレールとM16系列ストックを取り付けたものだったようです。
でも台詞はドラグノフという。してやられた!みたいな。
しかし調べるのが楽しかったので良しとします。

さて主人公は状況で色々な銃を使用します。
バックアップはCz75(おそらくアメリカでのスタンダード版のB型)。
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TEC-9
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すごくわかりにくいところで(マガジンチェンジするまでよくわかりませんでした)TDI Vectorのストックレス。


他、ギャングたちも色々。変わり種も多いのが本作の特徴かと。
一番変わったところではSpecial Weapons MP-10。
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アメリカでの民生版MP-5というものでSpecial Weapon IncとCoharie Arms
 (実は同じ資本) によって作られていたそうです。機関部やグリップ・システムはMP5ですが、外観はなんとなくUMPというもの。かなり短い期間で生産が終了し、日本ではほとんど知られていません。

AKにもレール。
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実は56-1式のレール・カスタムでございました。
他にもAKU-94 ブルパップとかがちらりと。

スタンドオフなシーンでは様々な拳銃も。

しかも出てくる銃は最近皆持っているグロックではなく、スターの変わったやつとか、ジェリコのフレームプラのやつとか、S&WのM386とか・・・

一応、劇場公開しましたが、あまり知られていないため、これを機会にご覧になって頂くのも一興かと。
年末年始でございますしね。

>>FPKはこちら
>>その他狙撃銃はこちら


本日のワンポイント情報!!

大阪店在庫品の ワルサー MPL 短機関銃 のHP解説 を本日追加いたしました。

ぜひHPをご覧ください。 

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2017.10.19 Thursday

映画と銃「Sector 4」

御機嫌よう、スタッフBでございます。

久しぶりに銃の世界を垣間見た友人が「最近はまたボブチャウみたいなグリップのステッピングが多いんだね」と聞かれました。
ステッピング・グリップはチェッカーより遥かに手に食い込むし、樹脂フレームの増加に伴い、その加工がしやすくなってきたというのはありますね。しかし実は現状ステッピング・グリップにカスタムする最大のメリットは、より手に食い込むことにより、銃を払い落されたり、取られたりしにくくなること、という話をタクティカル大好きな友人が語っておりました。

そして関連して・・・
銃を構えた相手から銃を奪うには・・・みたいな話や技法があったりいたしますが・・・
銃を相手から奪うだけならば実は簡単です。特にそれがステッピングなどを施していない普通の拳銃ならば。
どんなに大男が構えた拳銃でも、ただ奪うだけなら女子供の力でも可能でございます。

しかしそこに撃たれるかも知れないリスクやそのプレッシャーなどが加わったら簡単ではない。

ネットでも武術の師範みたいな人がターッと銃を奪ったりしていますし、最近は日本のテレビドラマでもそれなりの武術や護身術の師に習った上で、敵の銃を払い落としたり、奪ったりするシーンがあります。
しかし・・・案外多くの場合、特に相手が銃の場合、してはいけない最大の間違いをこれらの映像では犯している場合が多かったりします。
それだけは注意しないとまず撃たれるリスクが大変高い・・・という。
簡単に言うと、サバキ、銃を奪うどの時点でも銃口が自分を向いていてはいけません。これは通常の銃の扱いではむしろ当たり前。ましてや敵が銃を持っている場合はなおさら。しかしここが案外守られていない場合が少なく無い。たぶん、相手のナイフを奪う技術の応用によるものなのか、銃を知らない武術家が教えたかなどが原因かと。
武術はあくまで武術のエキスパートなので、銃のことは詳しくない場合が少なくありません。

で、そんなシーンがある映画、それもなかなか良い例をきっちりやっている映画として、今回はこれを取り上げます。
「セクター4」

主演はこの人オリヴィエ・グラナー。
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※私の長年の友人にすごく顔が似ている。老けた顔も似ております。

その昔はこちらのブログでも紹介した「ネメシス」という映画に出ておりまして、知る人ぞ知る、役者以前の経歴がよくわからないけど、やたら良く動く俳優さんという感じ。

今回も脱出時、腕を縛られているため、足技のみでクルクル回ってゲリラを倒すグラナーさん。
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こんな脱出方法はグラナーとかラングレンやヴァンダムしかできません。

こちらはネメシスの頃。挽歌の影響が強いですな。
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>>以前の「ネメシス」のブログはこちら

ちなみに「ネメシス」以降はさらにマイナーな作品ばかりにしか出ておらず、本当にあまり知られておりません。
なお、昔は日本ではオリバー・グラナーと書かれ、その後オリヴィエ・グラナーになりました。たぶん、後者の発音が近いかと。

しかし今回、グラナーさん、ついに監督脚本主演までやってしまったという。
つまり・・・あなたのやりたいことはつまりこれなのね?という作品。

お話的には、アメリカが非公式にゲリラの巣窟エリア「セクター4」に、傭兵を暗殺に向かわせたが逆に捕らえられ、逃げ延びたグラナーがまた部下を救いに戦場に舞い戻る話。

正直、セクター4でのシーンは安く、そこでの発砲もCGを多用、ゲリラの皆様も安い。映画として観れば間違い無くCZ級のZ付近にある映画です。

何度か出てくる無人機もCZ級の匂いが・・・
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ペッペレー♪と往年のテレビスタートレックのエンタープライズ号のシーンみたいでございます・・・

だがしかし・・・このグラナーが脱出後、仲間を助けるために自らを鍛えなおす訓練シーン。
そこで登場するこの方。誰?みたいな。
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イスラエル人の元猛者とのことで、「私の生き残ってきた術を教えよう」みたいなことを仰います。
つまりは師匠について修行するわけでございます。

実はこの修行シーンが一番面白い。というか、この映画の見どころはそこしかないかも知れません・・・

その前に総合格闘技の訓練シーンとかもなぜかあるのでございますがね。
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つまりやりたいことをやっています。

修行シーン。
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撃ちましたら、必ず後方確認がこの流派の特徴の1つらしいです。
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相手をサバいて銃を抜く。
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あるいは突き付けられたり、向けられた銃を奪ったり。
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長物(M16A1)で相手の銃をサバキ、
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銃口で突いたり。
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接近戦では構えがコンパクトなのも最近のトレンドの1つですね。
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「ジョン・ウィック」や日本のドラマ「コードネーム・ミラージュ」でもやっていました。

ちなみに戦場では主にFN SCAR-Lを使用。
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個人的には訓練シーンでかなり楽しめましたが・・・映画としてはイマイチどころか、全くお勧めできません。
しかも訓練シーンも好き物が見ないと、全く面白くないという。
ですので・・・決してお勧めはしません。

かく言う私も、5枚千円でたまたま観たという・・・

しかしながら今後、このオリヴィエ・グラナーと「ルール/無法都市」のジョニー・ストロングはタクティカル・アクターになるかも知れません。

私と私の友人は地味に注目しているのでございます。

>>セクター4にて使用されたSCARはこちら
>>グラナーが訓練にも使用したM16A1はこちら

 

 

本日のワンポイント情報!!

東京店在庫品の ルフォーショー・フランコット 6連発 リボルバー 短銃身モデル (銃砲刀剣類登録証付古式銃、ダミー薬莢付) のHP解説とD/P(詳細画像) を本日追加いたしました。

この度、新たにダミー薬莢付となりました! (弾頭は付属しません)

ぜひHPをご覧ください。 

 

ルフォーショー・フランコット 6連発 リボルバー 短銃身モデル (銃砲刀剣類登録証付古式銃、ダミー薬莢付)(150万円、税別)


2017.08.25 Friday

映画と銃「THE SILENT MOUNTAIN」

御機嫌よう、スタッフBでございます。

仲間の間で「冒険」という言葉がありまして・・・

つまりは格安レンタルや格安中古DVDなどにある作品からテキトーに興味があるものを選んで観て、さらには仲間同士の話のネタにするという。
「こないだの冒険シリーズどうした?」みたいな話になるのでございます。

だいたい5本くらい選ぶのですが、同じジャンルだと飽きますので、アクション、SF、コメディ、戦争みたいな感じになります。
そして1本くらいはこれは観てみたかったとか、DVDほしかったと思う「保険」もかけておくのでございます。

しかしこれら冒険DVD、それはもう、たいていはハズレでございますな。ですが不思議と1本くらい拾い物があったり、まあまあ観れるものがあったりいたします。

今回はそんな中の1本なのであまり知られていない作品かと。
「サイレント マウンテン 巌壁の戦場」

舞台は第一次世界大戦の南チロルで・・・
主人公はオーストリアのホテルのオーナーの息子。
姉がイタリア人と結婚する日。主人公はイタリア人をあまり良く思っていないが・・・婿さんの妹を見て一目惚れという。
しかしその日、イタリアがオーストリアに攻めて来たという(急展開過ぎます)。

そして主人公はオーストリア軍に、婿さんはイタリア軍にという。
さらに婿さんの妹は素性を隠してオーストリアに残るのですが・・・

つまりは戦時下の引き裂かれた家族とラブストーリーです。

しかしながら・・・オーストリア(オーストリア=ハンガリー帝国)とイタリア(王国)という図式自体映画では珍しいですし、また第一次大戦と言えば塹壕に機関銃に大砲に毒ガスという感じなのが、本作は南チロルということで、山岳戦です。
山岳戦ゆえ雰囲気は一味違う。
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なんとなく牧歌的なシーンも・・・

なんというか・・・こんなところで戦争しなくても・・・という。
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他に本作の特徴として曲が印象的(ベタなくらい)。
あと・・・なぜか登場人物がわかりにくい・・・これは私だけかと思いましたら、他でもそのような意見がありましたので・・・あるいは日本人的にわかりにくい顔が多いのかも知れません。
また相変わらずイタリア軍の描かれ方というのは・・・戦場でもオペラ、戦場でも普通の食器でパスタとかあまりいい描かれ方はされませんが・・・事実でもあるので・・・(第二次大戦では現場のドイツ軍人がキレたというくらいに)
しかし個人的にはそんなイタリア人の大らかさや陽気さや軽さは嫌いでは無いのでございます。

さて銃的にはステアー・マンリッカーとカルカノで撃ち合っています。確かにそうだ・・・と思うのですが、とても新鮮でございました。

マンリッカー
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良く観ると裏焼きでございます。
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イタリアのカルカノはすぐにわかりますね。
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基本騎兵銃。騎兵銃はその銃剣付きのフォルムからすぐにわかります。
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また機関銃なども当然登場。

はっきり見えないのですが、たぶんマキシム系の機関銃。

しかしながら・・・個人的に本作で一番で怖かったのは雷・・・
最近、関東でもありましたが・・・落雷恐ろしいです。
台詞にも「雷だー!銃を捨てろー!雷だー!わからないのか?!雷なんだ!銃を捨てろー!」というのがあります。
すごく怖く、納得なシーンでした。
特に山岳地帯では人への落雷がしやすいのです。

そして落ちてます。
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機関銃に雷が落ちたらどうなるか?
実際でしたら、たぶん余程、通電が運よく(機関銃から脚に通り抜けて、人には通電しなかったとか)無ければ・・まず死にますよね?人間も地に足を着けてますから・・・
近くにいただけでも危険です。

そして本作では、撮影中に女性カメラマンが実際に落雷して・・・視神経を焼かれたとのことです。
そんなことを実体験したゆえの雷シーンだったかも知れません。

さてこのような感じで、ラブストーリーメインで戦争シーンはこのくらい・・・みたいに思っていると・・・
だんだんにじわじわと色々あります。

さらに最後はイタリア軍が結構無茶で恐ろしい計画を仕掛けてきますし・・・
しかし主人公的にはとにかくラブストーリー。
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けれどもゆえに、何とも後味が複雑な感じ。ですが、そこが本作の味かも知れません。

戦争物バリバリな作品ではありませんが、一見の価値はあるかも知れません。
そんな作品でございました。

イタリア軍のカルカノはこちら
オーストリア軍のマンリッカーはこちら

 

 

本日のワンポイント情報!!

東京店在庫品の FA-MAS .223 自動小銃 のHP解説とD/P(詳細画像) を本日追加いたしました。

ぜひHPをご覧ください。 

FA-MAS .223 自動小銃(49万円、税別)


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