映画と銃「Iron Cross: The Road to Normandy」
御機嫌よう、スタッフBでございます。
暇な時間に予告編などで観たい映画を探していて、ふと隣に女性がいると・・・
「何?! 飛行機と機関銃みたいな音がする・・・」とか驚かれることがあります。
ええ、飛行機 (プロペラ) と機関銃の音で間違いないのですが。
確かその時は親戚の集まりの関係で、従姉が帰りに家に寄っていた時のこと。
一般の方は飛行機と機関銃の音だけで驚くと知りました。
さて今回はそんな風に先日たまたま見かけて予告編を見たら色々な兵器が出て来ていたので、とりあえず観てみた映画でございます。
原題はIron Cross: The Road to Normandy。
邦題は「ノルマンディー上陸阻止作戦」
でございます。
流れ的には前半はソ連からの撤退戦。 後半はノルマンディー。
感想としては・・・すごくお金をかけたミリタリーマニアの自主映画みたいという感じでしょうか。
これは映像的にはビデオ画質のままですし、演出や演技がすごく好き者だけど素人っぽい。
演出的には大勢の端役の兵隊に演技指導が行き渡っていないシーンがあったり、爆発はわかりやすいCGであったり、おそらく本の段階での台詞としてはいいと思われるけど演技が追い付いていない等。一応、主人公らの会話は人情味や人間っぽさがあり、なんだか昔の漫画の黒騎士物語のようなものもあるので惜しいのですが・・・演技とカメラワークが自主映画のようだ・・・という感想。
それでもかなりの人数を用意したり、小さなシーンでドラマがあったりと、なかなか頑張ってもいます。
そして登場兵器はやたら出てきます。 出したいもの、出すことが可能なものは全部出している感じ。これは本当にそうでございます。
これが銃、砲、戦車、航空機全部。
砲類、車両類もとりあえず姿を見せたものだけなども含めると、現状出せる兵器類はほとんど出したのでは? という感じ。
ゴリアテとかも何気なく「これ何?」「自爆兵器」とか出てくるだけなんですが、それでもとにかく登場するという。
何しろ、見ていると「あ、あれなんだっけな?」と思ってもワンシーンのみだったり、チラチラ映るものがあったり、発砲カットはやたら発砲がカッコイイアングルで撮られていたりします。
というわけで主に数々の兵器がこの映画の見どころでございますね。
主人公演じているのはティノ・ストラックマン。
実は監督もしています。 この方、どちらもするんですよね。 脚本も書きますが、今回は監督主演のみ。
で、他はほとんど知らないキャスティングの中、1人だけなんか観た顔だなぁ・・・と思ったらオリヴィエ・グラナーさん。
煙突が倒壊するのを走って逃げる映画「ネメシス」の方ですね。
その後も地味に色々出ていて、この監督とは他にも出演作があります。実はフランス海軍だか海兵の出身でキックボクサー (というかたぶん空手やキックボクシングなどを複数経験という感じらしいです)。
出てくる兵器をちょっとだけご紹介。
主人公が手にしているのはGew.41に見えます。43ではなく41だと思います。たぶん。
どちらにしてもいいなぁ・・・主人公特権ですね。うらやましい。
ご丁寧にMG42、MG34はどちらも出てきます。
装填動作もあり、ラフェッテはちゃんとわかりやすく引金を引くシーンもあるし 。
パンツァーシュレックとかも。
この防盾は在庫にありますね。
火砲も複数盛沢山。
戦車は前半でタイガー、ヘッツァー、T34。
あと指揮戦車のようなものがちらちら出てきています。
ご紹介したのは主にソ連での包囲戦の序盤の一部。 この後を含め他にも色々登場いたします。 とりあえず映画の中で色々な第二次大戦兵器が観たい、というなら観てみるのも良いかもという作品でございました。
個人的には嫌いではない作品でした。
>> 大戦中のドイツ銃器はこちら
>> 大戦中のアメリカ銃器はこちら
>> 大戦中のソ連銃器はこちら
*買取で入荷した、【無可動銃】 MP5A3 短機関銃 をHPにアップしました。 是非HPをご覧ください。
・【無可動銃】MP5A3 短機関銃 はこちら
*シカゴレジメンタルスでは現在、東京上野本店の正社員スタッフを募集しております。 詳しくは下記リンクより募集ブログ及び応募要項をご覧ください。