Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊兵の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

<< December 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

2017.12.11 Monday

これもまたAR7の1つの顔なんです。

どーも、ケンです。

AR7と言えば、普通はこれですよね。
2.jpg

でも今回はこれ。
1.jpg
なんというかですね、入荷後「なんだ?この銃?」と思わず手に取ってしまった、そんなインパクトでした。

でも機関部を見れば間違い無くAR7。
7.jpg
あ・・・旧加工じゃん!

しかも本家アーマライト製だし。
3.jpg
※AR7は幾つかの会社が作っています。

銃床から、トンプソンを意識したのかな?とはなんとなく思います。
AR7は銃身やストックが簡単に外れたり、発射機構がシンプルというのもあって、実はこういう外観カスタムみたいのが結構あるのです。
以前紹介したこういうのもあるし。

未だに無可動実銃では見かけたことが無い。

あとアルミイェーガーみたいな22LR製のAKやM16に似せている銃などは発射機構がほとんどAR7だったりとか。


AR7って実はすごーく影響力がある銃なのです。
っていうかアーマライト社の銃って後年に影響与えている銃が如何に多い事か・・・すごいな!!

本銃の特徴であるトンプソンっぽさの銃床はオイル系の一番天然に近い仕上げなので、油を吸い込んでくれます。アマニ油や弊社の木部メンテンナスオイルとかで自身でより深みのある仕上げに楽しむことも可能かと。
11.jpg
ちなみにこの銃、構えるとすごく構えやすい、狙いやすい・・・
12.jpg

しかも・・・バレルフィンまで付けているという存外に凝った仕様。
10.jpg

セイフティはAR7と変わらず。
4.jpg

動くね。
5.jpg

あ、トリガーロックする!
6.jpg

あとボルトのハンドルの伸縮がちゃんとできます。
8.jpg
ちょっと固いので、軽く回していいところで引っ張ったり引っ込ませたりするとよろしいかと。
9.jpg

これ結構好きかも♪
0.jpg

というわけでモーフイングAR7って感じのお品でした。

>>今回のArmalite AR7 自動小銃はこちら
>>アルミイェーガーはこちら


本日のワンポイント情報!!

大阪店在庫品で、UZI 短機関銃 木製ストック付 の新たな個体をHPとD/P(詳細画像) に本日アップいたしました。ぜひHPをご覧ください。 

 

UZI 短機関銃 木製ストック付 (10万円、税別)はこちら


2017.12.04 Monday

無可動実銃対モデルガンじゃないけれど2 (M60編)

どーも、ケンです。

ちょっと前にM1カービンのカービン ストック & ハンドガード セット (プラ製モデルガン本体付)をやりまして・・・
この手の品は弊社ではたまたまたまに入る品という感じで、つまりそうそう見ない品なんですが・・・
なぜかその後、近いコンセプトの品がまたもや入荷しました。
続いたりするものですな。

M60 機関銃(本体トイガン、一部実物パーツ)というものです。
0.jpg
こうして見るとなかなか良い雰囲気。

M60という機関銃はなんというか・・・ひと昔前はマッチョなワンマンアーミーご用達でしたから。
憧れの1丁でしたよ。

友人はこれのトイ持って「エイドリアーン!!!」と叫んでいたくらい・・・(実話)

いや、まあ・・・友人の叫びはランボーとロッキーの間違いではあるんですが・・・

さて、本銃はつまりトイガンに、合法の範囲でも実銃パーツが付いた品。
実銃パーツはフラッシュ・ハイダー、フロント・サイト、二脚、ガス・チューブ、キャリング・ハンドル、キャリング・ハンドル基部。

つまりこの辺に実銃パーツが集まっております。
2.jpg

スリングも本物。
3.jpg
それなりに使用感がありつつ、綺麗なスリングです。

この辺り、商品詳細ページの説明も併せてご覧ください。

逆にトイの部分はそれなりにデフォルメもされてますけど・・・でも雰囲気は悪くないんでじゃない?というのが個人的印象。

フィードカバー開くし。
4.jpg

中身はスカスカですけど、安全の証ね。
6.jpg

閉じるのもスムース
7.jpg

ところでM60のフィードカバーってこのレバーを捻って開けるんですよね。
5.jpg

なんかね、フィードカバーを開けるラッチがレバーを捻って開けるって私の中に無くて・・・
同じことはM14のセレクターにも言えて・・・


同じような感じで捻るというか・・・摘まんで捻れるようなレバーっていうんですかね?
この頃のアメリカってこうなのかな?という不思議な違和感が私の中にありました。

総じて、それなりに荒い部分もありますが、それもM60のイメージですしね。

あ、リアサイトの倒立バネの不具合で油断するとサイトが寝ちゃいます。
13.jpg

14.jpg
ここはちょっと気になりますかね? (自分のだったら、ちょっとイジってなんとかしちゃうレベルですが)

そして本銃の最大のうれしいところは「銃身が外れる」こと。
まさに機関銃。思わず、やってみようぜー!となります。

ここにラッチがあるんで、
8.jpg

このように上に回して下さい。
9.jpg

すると銃身がスコッと簡単に抜けます。
このように・・・
10.jpg

なお、填めるときは逆の動作ね。

ただし、このラッチはちょっと動かし方にコツが要ります。引いて回すというか。
軸の反対側の押してやるとやりやすい。
ちょっと文字とかで説明しにくいんですが、実際やってみると簡単にわかりますんで。

あとせっかくだから、ダミーカート&アモリンクが飾れるか試してみます。
15.jpg

フィードカバーを開けて・・・こんな感じに置きます。
16.jpg

で、慎重に閉じます。
17.jpg

できた!ちゃんと固定されて飾れますね。
18.jpg

ねっ?
19.jpg

こうなると、ここにレーション缶付けたいね。
20.jpg

こんな感じに
21.jpg
なお、絵は「地獄の黙示録」のクリーンこと・・・
ローレンス・フィッシュバーン。つまりモーフィアス。
若い頃は痩せてる・・・

というわけでM60 機関銃(本体トイガン、一部実物パーツ)でした。
M60の無可動実銃は現在では貴重ですから、一考されるのもよろしいかと思います。
特に季節柄、ご自身へのクリスマスのプレゼントにいかがでしょう?

>>M60 機関銃(本体トイガン、一部実物パーツ)はこちら
>>308NATO弾 ダミーカート&ベルトリンク 50発セットはこちら



本日のワンポイント情報!!

東京店在庫品で、ウィンチェスター M1866 イエローボーイ カービン (NAVY ARMS社製復刻品) の新たな個体をHPとD/P(詳細画像) に本日アップしております。ぜひHPをご覧ください。 

ウィンチェスター M1866 イエローボーイ カービン (NAVY ARMS社製復刻品)(¥85,000、税別)はこちら

 


2017.11.24 Friday

昔のスーファミの横スクロールで・・・

どーも、ケンです。

昔、スーパーファミコンのゲームで・・・
1面が屋敷の中だかを横スクロールで戦うゲームがあり・・・
その敵ザコのランターンっていうのがいて・・・ランタン持ってノロノロ歩いて来る・・・
なぜかランタンと聞くと未だにそれを思い出します。
でもなんのゲームか思い出せないという。

というわけで今回はランタンです。
1.jpg
帝政ドイツの頃の復刻品なんですがね。

後ろ
2.jpg

実はこれ、なかなか面白い。

ランタンというと今では懐中電灯の兼用型が100均でも売ってます。
いわゆる懐中電灯と呼ばれるフラッシュライトは一方向に光を当てることを目的としたもの。
逆に辺りを全体に、部屋全体を明るくする場合はランタンの方がいい。
つまり光を一方向に照らすか、拡散するかの違い。
いざ停電とかの時はランタンの方が便利だったりします。
なお、提灯も海外で言うならランタンですな。

さて、昔のランタンはなんらかの燃料を使うか、ロウソクを使うか。
今回のはロウソク型ですね。

この底にあるスプリングなものにロウソクを固定するわけですよ。
3.jpg

上蓋が開く。ここから火を着けたりね。
4.jpg

後ろに鏡が付いて、光源を反射させます。鏡は灯りの基本。
5.jpg

ちなみに背部にもフタがありまして・・・下側が開く。
6.jpg

7.jpg

なぜか鏡と連動。
8.jpg

9.jpg
この部分の機能は私にはちょっとわからなかったです・・・

実際にロウソク入れて使うとこんな感じ? (合成画像です)
10.jpg
※このランタンは復刻品で、ガラス部が樹脂のため実際に火の着いたロウソクを入れて使うのは難しいようです。あくまで雰囲気アイテムもしくはロウソク型の電灯とか入れたらいいかも。

でもこのランタンの最大の特徴。
ここの部分に怪しげな金具が・・・
11.jpg

回してみると・・・
12.jpg

ん?
13.jpg

上下解放
14.jpg

あ・・・なんかこの時点で一瞬焦った。
15.jpg

まるで魚の開きのように・・・
16.jpg

さらにこうして畳める。
17.jpg

ほらコンパクト!
18.jpg

使わない昼間はこうして畳んどけるという。
19.jpg

なかなか面白いです。
というわけで帝政ドイツのランタン復刻品でした。
20.jpg

これであなたもグリーン・ランタン!
0.jpg

>>帝政ドイツ 塹壕用ランタン(復刻品)はこちら


本日のワンポイント情報!!

買取りで、無可動実銃コレクション6丁が東京店に入荷致しました。

MG34 汎用機関銃 と MP44 突撃銃 はご予約をいただいているお客様にご案内の予定ですが、キャンセル待ちもお受けしておりますのでお気軽にお問い合わせください。その他のお品物はすぐにご案内可能となっております。

HPとDetailed Photos(詳細画像)は本日アップ済みです。

 

MG34 汎用機関銃(38万円、税別)はこちら

MP44 突撃銃 (50万円、税別)はこちら

BMR M1918A2 ブローニング マシン ライフル (40万円、税別)はこちら

M16A1 自動小銃 (29万円、税別)はこちら

M3 グリースガン 短機関銃 (32万円、税別)はこちら

MP40I 短機関銃 (20万円、税別) はこちら


2017.11.19 Sunday

まるで武器のようなレンチ

どーも、ケンです。

ふと目に留まった怪しげな形状の武器のようなもの
0.jpg

中国拳法の子母鴛鴦鉞だかを思い出す・・・

裏。
1.jpg

実は50口径用のマルチレンチです。
2.jpg

このレンチの特徴!
用途が各部にちゃんと書いてある!

これは便利で、ブログも簡単!と思った私は甘かった・・・
マニュアルと名称が必ずしも一致していない・・・
さらにネットでは各パーツに思い思いの名称が・・・

わかりやすいところから

「BREECH BARREL」
「BEARING SUPPORT」
15.jpg
これは一目瞭然。ここだ。
16.jpg
レンチ填めてくださいという凹が有り、アーチもぴったり。
17.jpg

お次「BARREL BEARING」
3.jpg
先ほどにもありましたがベアリングっていうと、なんか回転をスムースにさせる部品を言うようなイメージで、それも間違いではありませんが・・・銃でベアリングというと「軸受け」という方がわかりやすいです。
バレルを受けるネジ切ってあるリングみたいな部品を言う場合が多いですね。
この辺。
4.jpg

「OIL BUFFER CAP」
5.jpg

と思ったら、こちらには
「OIL BUFFER NUT」
5-1.jpg

・・・おい・・・紛らわしい・・・

OIL BUFFERはこの辺りのパーツを言います。
6.jpg

バックプレートを外さないと普段は直接見ることは無いかと。

で、たぶん、こんなんがバッファーキャップで、
7.jpg
こっちがナット。
8.jpg

「ADJUSTING SCREW」
9.jpg
これは皆様印象に残っているであろうここ。
10.jpg

そして実は最もよくわからなかったのが・・・
「MUZZLE BEARING」
11.jpg

これは裏側の凸二つがそうなんですが・・・
12.jpg

M2 50口径にマズルベアリングがあったっけ?
13.jpg

航空機銃用のものにはあるんですよね。1919みたいなやつが・・・
それかな?と推測。

ちなみに若旦那は外人部隊の頃は.50口径でブイブイ言わせていたらしいので聞いてみましたが・・・
「うーん・・・自分はフランス語で憶えましたからねー」「でも、このレンチ・・・なんか使ったような気もするな・・・」とのことです。

ちなみに実際の大きさはこんな感じ。
14.jpg
結構大きく重い。

本当に武器みたい。

こんな感じで・・・是非50口径本体と共にいかが? (武器にしたらいかんですよ)

>>50口径 コンビネーション・ツールはこちら
>>M250口径 機関銃本体はこちら

 

 

本日のワンポイント情報!!

買取りで、Gew.3A3 自動小銃 (FMP製) が東京店に入荷致しました。

HPとDetailed Photos(詳細画像) は本日アップしておりますので、ぜひHPをご覧下さい。

Gew.3A3 自動小銃 (FMP製) (9万円、税別) はこちら

 


2017.11.12 Sunday

魅惑の機関部「チューブ弾倉式ボルトアクション」

どーも、ケンです。

以前やっていた「魅惑の機関部」というブログシリーズがありまして・・・
今回、この二十二年式村田銃を取り上げようと思った際に思い出したわけです。
0.jpg

まあ、あのコーナーは自動銃の話で、今回は手動式ですから、あそこまで複雑な話ではありません。
でも
チューブ弾倉式のボルト・アクション・ライフルなんて珍しいでしょう?

そんな二十二年式村田銃は入荷しないことはないけど、入荷はかなり少ないという銃の1つです。

その特徴は国産初の軍用連発銃だということ。
そしてチューブ弾倉式のボルト・アクション・ライフルということです。
このこのシステム自体がこの銃の時代を表しています。

紛れもなくボルトアクション。
2.jpg

だがこの辺りにチューブ弾倉があるのだ。
20.jpg

この銃口付近の形もチューブ弾倉ならでは。
12.jpg

なんだか不思議・・・

現在ではほとんど見かけないシステムですよね。
なぜならチューブ弾倉そのものが無煙火薬時代のライフルに合わなくなってしまったから・・・

あちこちで言われていますので、あまり詳しくは触れませんが・・・チューブ弾倉ですと、弾倉の中で弾が一列にまっすぐ並ぶわけですから・・・
21.jpg
前方の弾の雷管に、その後方の弾の弾頭の先端が当たるわけです。すると素人が考えてもなんとなく「暴発」という文字が浮かびます。
まあ、普通に装填しても暴発なんてしませんが、装填したまま、銃を落としたりしたらかなり危ないです。

そこで平頭弾頭です。
15.jpg

このように頭を平にして弾倉内での暴発を防ぎます。
ところが二十二年式は無煙火薬。黒色火薬より初速が速くなり・・・するとこの平頭弾頭ゆえに空気抵抗を大きく受けて弾道に影響を与えることになりました。つまり射撃精度が出せない。

まさに黒色火薬から無煙火薬、単発銃から連発銃という時代の変遷に開発された銃ジレンマという感じですね。

私は当初、このチューブ弾倉式のボルト・アクション・ライフルのシステムがうまく理解できなかったため・・・
今回はわかりやいようにざっくりと図にしてみました。
17.jpg

ざっくりですが、チューブ弾倉があって、キャリアーがあって、ボルトがある。ボルトアクションのボルトの動きはあまり変わりませんが、そのボルトの動きでキャリアーを上げ下げして弾を送っているわけですね。
18.jpg

なお、弾倉への装填は、ボルトを開いた状態で上から装填します。

実際に中の構造を見ると良くできているなぁ・・・と感心します。
コイルスプリングを積極的に使っているということからも、当時としては新たな試みを取り入れているのがわかります。

このチューブ弾倉式のボルト・アクション・ライフルの最大のメリットは弾を多く装填できること。少なくとも村田銃はそうです。
通常装弾数8発。しかしキャリアーに1発載せて、薬室に1発入れられるので、最大10発装填可能です。

まあでも、勝手に10発装填やったら上官殿に殴られそうですけどね。

もう1つの特徴にカットオフがあります。
これですね。
13.jpg

14.jpg
初めて見た時は「村田銃って安全装置無いはずなのに・・・なんだ?」と思いました。
これを作動させると、弾倉に弾があっても単発になります。薬室に弾を手で一発ずつ装填して撃つという。

それ以前は単発が当たり前の時代でしたから、指揮的にも単発を前提とした指揮があったわけです。単発が当たり前、連発は最後の武器だ!みたいな。
遠方なら単発で、突撃などで距離が近づいたら連発みたいな。状況によって、指揮官が指示するわけです。
実際に「単発!」「連発!」なんて号令もありました。

あとはチューブ弾倉は長く最大装弾数で装填しっぱなしにしておくと、長いバネがへたりやすいというのもあって、「連発込め!」以外は単発装填が基本だったようです。

他・・・

このチェッカーを見ると村田銃という感じです。
6.jpg
内部の造りに比べてなんだかざっくりした彫り。でもこれがこの銃なんですよ。

木部はかなり年期が入っていますね。
7.jpg

余談ですが、このアッパー・ハンドガードが妙に色気があります。
11.jpg

刻印もその後の三八や九九式とはずいぶん趣が違っています。
3.jpg

4.jpg

菊花紋章は小さめ。
5.jpg
その後ろにちょっと見難いですが「廃銃」とある。
これもその後の菊花紋章そのものに細工するのとは違っています。手間はかかりますが、菊花紋章そのものを変えられていないのがいい。

無煙火薬、連発銃という、当時新たな時代の銃でありながら、その過渡期ゆえ短命でしたが、特徴的な銃でもあった二十二年式村田連発銃でした。
1.jpg

>>現在お客様にご案内中ですが、二十二年式村田歩兵銃はこちら

 

 

本日のワンポイント情報!!

買取りで、ポーランド PPS43 短機関銃 が東京店に入荷致しました。HPとDetailed Photos(詳細画像) は既にアップしております。ぜひご覧ください。

 

ポーランド PPS43 短機関銃(4.6万円、税別)はこちら


▲top