Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊兵の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

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2017.11.19 Sunday

まるで武器のようなレンチ

どーも、ケンです。

ふと目に留まった怪しげな形状の武器のようなもの
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中国拳法の子母鴛鴦鉞だかを思い出す・・・

裏。
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実は50口径用のマルチレンチです。
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このレンチの特徴!
用途が各部にちゃんと書いてある!

これは便利で、ブログも簡単!と思った私は甘かった・・・
マニュアルと名称が必ずしも一致していない・・・
さらにネットでは各パーツに思い思いの名称が・・・

わかりやすいところから

「BREECH BARREL」
「BEARING SUPPORT」
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これは一目瞭然。ここだ。
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レンチ填めてくださいという凹が有り、アーチもぴったり。
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お次「BARREL BEARING」
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先ほどにもありましたがベアリングっていうと、なんか回転をスムースにさせる部品を言うようなイメージで、それも間違いではありませんが・・・銃でベアリングというと「軸受け」という方がわかりやすいです。
バレルを受けるネジ切ってあるリングみたいな部品を言う場合が多いですね。
この辺。
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「OIL BUFFER CAP」
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と思ったら、こちらには
「OIL BUFFER NUT」
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・・・おい・・・紛らわしい・・・

OIL BUFFERはこの辺りのパーツを言います。
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バックプレートを外さないと普段は直接見ることは無いかと。

で、たぶん、こんなんがバッファーキャップで、
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こっちがナット。
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「ADJUSTING SCREW」
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これは皆様印象に残っているであろうここ。
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そして実は最もよくわからなかったのが・・・
「MUZZLE BEARING」
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これは裏側の凸二つがそうなんですが・・・
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M2 50口径にマズルベアリングがあったっけ?
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航空機銃用のものにはあるんですよね。1919みたいなやつが・・・
それかな?と推測。

ちなみに若旦那は外人部隊の頃は.50口径でブイブイ言わせていたらしいので聞いてみましたが・・・
「うーん・・・自分はフランス語で憶えましたからねー」「でも、このレンチ・・・なんか使ったような気もするな・・・」とのことです。

ちなみに実際の大きさはこんな感じ。
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結構大きく重い。

本当に武器みたい。

こんな感じで・・・是非50口径本体と共にいかが? (武器にしたらいかんですよ)

>>50口径 コンビネーション・ツールはこちら
>>M250口径 機関銃本体はこちら

 

 

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2017.11.12 Sunday

魅惑の機関部「チューブ弾倉式ボルトアクション」

どーも、ケンです。

以前やっていた「魅惑の機関部」というブログシリーズがありまして・・・
今回、この二十二年式村田銃を取り上げようと思った際に思い出したわけです。
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まあ、あのコーナーは自動銃の話で、今回は手動式ですから、あそこまで複雑な話ではありません。
でも
チューブ弾倉式のボルト・アクション・ライフルなんて珍しいでしょう?

そんな二十二年式村田銃は入荷しないことはないけど、入荷はかなり少ないという銃の1つです。

その特徴は国産初の軍用連発銃だということ。
そしてチューブ弾倉式のボルト・アクション・ライフルということです。
このこのシステム自体がこの銃の時代を表しています。

紛れもなくボルトアクション。
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だがこの辺りにチューブ弾倉があるのだ。
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この銃口付近の形もチューブ弾倉ならでは。
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なんだか不思議・・・

現在ではほとんど見かけないシステムですよね。
なぜならチューブ弾倉そのものが無煙火薬時代のライフルに合わなくなってしまったから・・・

あちこちで言われていますので、あまり詳しくは触れませんが・・・チューブ弾倉ですと、弾倉の中で弾が一列にまっすぐ並ぶわけですから・・・
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前方の弾の雷管に、その後方の弾の弾頭の先端が当たるわけです。すると素人が考えてもなんとなく「暴発」という文字が浮かびます。
まあ、普通に装填しても暴発なんてしませんが、装填したまま、銃を落としたりしたらかなり危ないです。

そこで平頭弾頭です。
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このように頭を平にして弾倉内での暴発を防ぎます。
ところが二十二年式は無煙火薬。黒色火薬より初速が速くなり・・・するとこの平頭弾頭ゆえに空気抵抗を大きく受けて弾道に影響を与えることになりました。つまり射撃精度が出せない。

まさに黒色火薬から無煙火薬、単発銃から連発銃という時代の変遷に開発された銃ジレンマという感じですね。

私は当初、このチューブ弾倉式のボルト・アクション・ライフルのシステムがうまく理解できなかったため・・・
今回はわかりやいようにざっくりと図にしてみました。
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ざっくりですが、チューブ弾倉があって、キャリアーがあって、ボルトがある。ボルトアクションのボルトの動きはあまり変わりませんが、そのボルトの動きでキャリアーを上げ下げして弾を送っているわけですね。
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なお、弾倉への装填は、ボルトを開いた状態で上から装填します。

実際に中の構造を見ると良くできているなぁ・・・と感心します。
コイルスプリングを積極的に使っているということからも、当時としては新たな試みを取り入れているのがわかります。

このチューブ弾倉式のボルト・アクション・ライフルの最大のメリットは弾を多く装填できること。少なくとも村田銃はそうです。
通常装弾数8発。しかしキャリアーに1発載せて、薬室に1発入れられるので、最大10発装填可能です。

まあでも、勝手に10発装填やったら上官殿に殴られそうですけどね。

もう1つの特徴にカットオフがあります。
これですね。
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初めて見た時は「村田銃って安全装置無いはずなのに・・・なんだ?」と思いました。
これを作動させると、弾倉に弾があっても単発になります。薬室に弾を手で一発ずつ装填して撃つという。

それ以前は単発が当たり前の時代でしたから、指揮的にも単発を前提とした指揮があったわけです。単発が当たり前、連発は最後の武器だ!みたいな。
遠方なら単発で、突撃などで距離が近づいたら連発みたいな。状況によって、指揮官が指示するわけです。
実際に「単発!」「連発!」なんて号令もありました。

あとはチューブ弾倉は長く最大装弾数で装填しっぱなしにしておくと、長いバネがへたりやすいというのもあって、「連発込め!」以外は単発装填が基本だったようです。

他・・・

このチェッカーを見ると村田銃という感じです。
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内部の造りに比べてなんだかざっくりした彫り。でもこれがこの銃なんですよ。

木部はかなり年期が入っていますね。
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余談ですが、このアッパー・ハンドガードが妙に色気があります。
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刻印もその後の三八や九九式とはずいぶん趣が違っています。
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菊花紋章は小さめ。
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その後ろにちょっと見難いですが「廃銃」とある。
これもその後の菊花紋章そのものに細工するのとは違っています。手間はかかりますが、菊花紋章そのものを変えられていないのがいい。

無煙火薬、連発銃という、当時新たな時代の銃でありながら、その過渡期ゆえ短命でしたが、特徴的な銃でもあった二十二年式村田連発銃でした。
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>>現在お客様にご案内中ですが、二十二年式村田歩兵銃はこちら

 

 

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2017.11.06 Monday

パブリック・エネミー・・・ではなくてファブリック・ベルト

どーも、ケンです。

布弾帯・・・英語でいうとFabric beltでそのまま・・・
なんのマメにもならない・・・

布弾帯っていうのはベルト給弾式の機関銃が登場時から存在して、やがて金属のベルト式の登場で姿を消していきます。
そういう存在なので、単純にメリットを言えば金属式の方が良いわけです。でも布製も結構ネバって、第三国まで含めると結構近代まで使われていました。

まあ、最大の難点は劣化消耗が金属製より激しく、さらに劣化したり汚れたりしたものを使うとジャムったりします。あと金属製よりねじれやすいので、油断すると捻じれてジャムります。
あとは・・・使い終わった布ベルトがヒラヒラ舞いやすいことですかね?航空機銃とか・・・ヒラヒラしそうでしょう?というわけで、使用済み布巻き取り器なんてものもあります。

でもね、布ベルトの時代のマシンガンにはこれを一緒に飾りたいというのは人情ですしね。
個人的には味があって結構好きです。

さて、今回はそんな30口径の1919マシーンガン用布ベルト。0.jpg
・・・だけでなく、今ならダミーカート付きですよ(ジャパネット○〇〇かい)。

250連白キャンバス製アモ・ベルトと.30-06ダミーカート53発のセットです。
250発付けると異常に重くなるので手頃かと思います。

メーカースタンプは「SCHLEGEL MFG. CO. 1942」とありますね。2.jpg
シュレーゲルなんていうとドイツ語圏のメーカーっぽいですが・・・
バリバリのアメリカはニューヨークのメーカーです。

余談ですけど、端っこの真鍮タブ (スターター・タブ)は極初期には楕円の穴開きの仕様のものも見かけることが
あります。
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で・・・布製の場合、弾の差し込みが楽とも言えるし、面倒とも言える。
存外に固かったりするのです。
ま、緩いと弾がポロポロ落ちてしまいますから。

でも固いので、しっかり押し込めず、中途になったります。

そして今回も私が写真撮ろうと棚から取り出したら、弾が落ちました。
「ちゃんと詰めろよー」とぼやいてしまいます。

こんな感じで・・・弾頭の出方がまちまちに・・・
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それを防ぐには、一度布に込めた後に、改めて指できっちり押し込むと良いのです。

こんな風に・・・
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実際には両手でやるといいですね。
弾がグイっともう一押し入っていくのがわかります。
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こんな感じで揃いました。揃うと気持ちが良いです。
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せっかくなので銃に・・・
幸い30口径機関銃の在庫があります。7.jpg
というわけでベルトの給弾方法。
皆様ならばすでにご存知、釈迦に説法ですが・・・

まずフィードカバーを開けます。
この如何にも引いてよ、というレバーを後ろに・・・固い・・・
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機関銃のフィードカバーのオープンは固いものが多いのです。

開きました。
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バネで開くという、なんとも映画的演出があるので、顔に当たらないように気を付けて下さい。

で、ここ。
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フィードトレイなんていう部分。ここににアモベルトの1弾目を置きます。

置き方はこのあたり。
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現物見ると「ああ、ここに1発目ね」とわかりやすいです。

あとはカバーを閉じれば完了。簡単です。
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なお、カバーがうまく閉じない場合は弾を置く位置が悪いと思うのでやり直して下さい。

もう1つ。タブで引くやり方。
この場合はフィードカバーは開かないで良いです。緊急給弾というわけですよ。
タブを射手側から見て左から右に差し込んで、反対側に出し、
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引きます。
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この時、弾が斜めりやすいので注意。まっすぐ入れば成功です。
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失敗したらカバーを開けてやり直しましょう。
クリック感があって、弾が入れば完了です。簡単ですね。

ちなみに50口径も本体と弾があります。
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30口径はメタルリンクと布ベルトの両方があるのが楽しい。
50口径は銃も弾も迫力があります。まさに「9ヤードを食らわせろ」「9ヤードがあれば大抵の問題は解決する」という感じ。
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どちらも堅牢で信頼性が高い機関銃で、どちらもブロ−ニング氏の設計なのです。

>>ブローニング 30口径 M1919A4 重機関銃はこちら
>>ブローニング 50口径 M2 重機関銃はこちら
>>今回ご紹介させて頂きましたアモ・ベルト&ダミーカート セットを含む、ブローニング 30口径 M1919A4のアクセサリーはこちら
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2017.11.03 Friday

無可動実銃対モデルガンじゃないけれど

どーも、ケンです。

友人が「アウトレイジ BYOND」を観に行って、感想の後に言った言葉が・・・
「カチコミで50口径を使ったらどうなったろう?」

・・・アホか・・・
「そりゃ50口径 (M2)と9ヤードがあればたいていのことは解決してしまうことかな・・・」
※ここにおられる方には説明するまでもありませんが、9ヤードはM2のベルトの長さ110発で9ヤードね。
ただし・・・西田敏行さん他、怖い人たちが無くなってしまいます(映画としては絵にならない)。
さらに・・・あんなものを使った日には日本の警察が総力をあげて、それこそSATもためらいなく投入されてしまうんじゃないのかな?
あ、NPSが出てきてガッキーに撃たれるなら本望大往生。

という話は全く関係ありませんが・・・今回はこれだ。

M1カービン。
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わかるかな?

上の銃、実は実銃ストック&ハンドガード・セットの販売品で、中身はモデルガンです。
つまり実物ストックセットなんですが、中身もモデルガンが付いているよ、というわけ。ようするにモデルガンはおまけです。

実物ストックがほしい人はもちろん、無可動M1カービンほしいけど、金銭的にとか、他にほしい無可動実銃もあるからM1カービンは後で・・・みたいな方々にお勧めですな。

雑誌なんかで実銃対モデルガンなんて記事がありますが、こうしてみると、モデルガンも頑張っていたんですね、と思ったりするわけです。
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一応、上のモデルガンの方はMGCのABSのやつね。

なので、近くでみると・・・
この辺とか、
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この辺とか一目瞭然。
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ヒケとか銃身のパーティングラインとか実銃ではありえないです。
パーティングライン的なものは、特に現代銃ならば実銃にもあるんですが(実用品な実銃には仕上げが粗いものも多い)、ま、銃身には無いですな。

面白いのはここ。

実銃ではシリアルとメーカー名が刻印されていますが・・・
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モデルガンではMODELGUN CO. TOKYO JAPAN.となっています。
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MODELGUN CO.はつまりMGCというメーカー名ですんで、ある意味それっぽいとこにメーカー名があるという。

ちなみに実銃の「Quality H.M.C」はシカゴにあるQuality Hardware and Machine Corporationのこと。このメーカーはレシーバーのみの生産で、InlandやWinchesterよりは遥かに少ない数の生産です。このため無可動としてはそれなりに珍しいかと思います。

さて、モデルガン付のストックですが、RIA(ROCK ISLAND ARMOURIES)刻印がある米軍製。
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セレクターレバーの空間があるので、M2が生産されてからのもの (M2生産開始以後はM1にもセレクターレバーの空間付きストックになりました)。
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色も濃い目、小傷などはいい感じにあり、使い込んだ雰囲気がお好きであればお勧めです。
金属部分のバットプレートも地金色の使い込んだ感じで木部と合っていますね。
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ハンドガードは4つ穴タイプ。
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なお、おまけのモデルガンの方はあくまでおまけですので、マガジンの内部が無かったり、一応トリガーとコッキングハンドルは引け、セフティはかかりトリガーがロックされますが、それだけと思ってください。あとハンドルの戻りはスパーと軽やかには戻りません。まあ、おまけですからね。

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というわけで、M1カービン 実銃ストック (モデルガン付)でした。
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上が無可動実銃、下がストック & ハンドガード セット (プラ製モデルガン本体付)
たまにはこういうのもね。

>>M1 カービン ストック & ハンドガード セット (プラ製モデルガン本体付)はこちら
>>無可動実銃のM1 カービンはこちら

 


本日のワンポイント情報!!

東京店在庫品の ステアー AUG 軽機関銃 (スコープ無) 自動小銃 のHP解説 を本日追加いたしました。

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2017.10.26 Thursday

BOSSと呼ばれたいあなたに・・・

どーも、ケンです。

在庫があるうちブログでやっておこうのコーナーです。

たまたま店頭で「おや?」と目を引いた銃。
シャープスなのは明らかですが・・・なんか違う・・・。
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シャープス・カービンと並べてみました。
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まあ、そもそもカービンとライフルで長さが違うわけですが・・・
一応、どちらもデビッド・ペデルゾーリ社復刻品です。イタリアのウベルティと並ぶ復刻品メーカー。
あくまで復刻品ですが、このため仕上げは大変良いです。

さて本銃、あ・・・これ、BOSSGUNじゃんと・・・気付く。

M1874の中で、オクタゴンのヘビーバレル付けて、ダブルセットトリガー完備、さらにトンネル・フロント・サイトにタング・リア・サイトという豪華仕様をBOSSGUNと呼ばれる、という話はその昔、銃仲間と話しているときに知りました。
今回はまさにそれだったわけですね。

なんでBOSSGUNなの?という当時の疑問としては・・・BOSSという言葉自体に「上位、一流の、突出した、素晴らしい」という意味合いがあるので「秀でた銃」みたいな意味合いがあるかと。
ただし現在の復刻品にはデラックスモデル、ターゲットモデルなどのバリエーションの中に混じるので、かなり混乱します。一応、モダナイズドされたデラックスやターゲットモデルは銃床がより現代の曲銃床に近い形状であったりなどしています。

というわけでBOSSGUNです。

しっかりBOSSGUNと入ってます。
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口径は?と思って刻印を読むと・・・
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ペデルゾーリ製口径45-120のブラックパウダー仕様弾用でした。
45-120はこの手の銃としては最大最長クラスのケースですな。

例えばね、大口径好きが高じて「45-120にしようと思うんだ」と言う人がいて、友人が「とうとう大砲撃ちたくなったか、でもやめとけ」とか言われかねない弾だったりします。半分冗談、半分本気で「間違って無煙火薬詰めたらそれもはや爆弾」とも。
とにかく大口径がお好きな人が好む弾です。

他、「SPLIT OF THE OLD WEST」
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検印類。
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BP、丸星PSF刻印、SVTはそれぞれイタリアでの検印だったと記憶しているのですが・・・詳細は調べてもわかりませんでした。
ごめんなさい。

美しいオクタゴン・バレル。
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ヘビーバレル仕様ですので、いつものシャープスのつもりで持つとずっしり重いですよ。

ブリーチ・ハンドルは動きます。これだけでもいいね!
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前述したようにダブル・セット・トリガーです。
後ろのトリガーを先に引きセット、その後前方のトリガーを引くととても軽いタッチで引き金が引けます。
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あとこの画像だと機関部のケースハードン仕上げが良くわかります。

前にも書いたかもですが、ケースハードン (Casehardn)とは、高温の油に漬け、それを水で冷やす焼き入れ処理の一種で、目的はあくまで強度を上げるため。この模様を出すためではありませんが、現在ではその模様の美しさからあえてケースハードンを使用したりしますね。

カービンとは違い、サドル・リングがありません。
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参考までにサドル・リング付きのカービン。
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馬の鞍に固定するリングです。

そして最大の特徴であるサイト。

タング・リアサイト。いわゆる上下左右アジャスタブル式の精密射撃用ピープサイト。
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起こすとこう。
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カチッとクリック感があり、しっかりしています。

タング・リアサイトはこういうOLD WEST系の銃に見かけるものですね。しかも本銃についているものはかなりしっかりしています。
実際に狙うとこんな感じ。
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さらにフロントサイトも変わっていて、
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トンネル・フロントサイトなんて呼ばれるもの。
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つまり後ろも円、前も円というサイトです。
狙い方はこんな感じ。
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円と円の隙間を全て等間隔になるように位置して撃つ。
非常に繊細な感覚を要求されるため、腕前や狙う癖によってはかえって当たりませんが、それゆえ現在でも精密射撃では使用されていたりします。

通常のリアサイトも付いています。これはBOSSGUNでは付いているのが正解。
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ストックとハンドガードはウェールナットの良いものをウレタンで仕上げています。
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またハンドガードの先端などは一部金属パーツとなっており、通常モデルと差別化していますね。
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実用と美しさを兼ね備えた木部と言えます。

そんなわけで豪華版シャープスBOSSGUNの復刻品でした。
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BOSSと呼ばれているあなたに・・・

>>シャープスBOSSGUNはこちら

>>シャープス全般はこちら

 

 

本日のワンポイント情報!!

東京店在庫品の シャープス M1874 スポーティング・ライフル (デビッド・ペデルゾーリ社復刻品) のHP解説とD/P(詳細画像) を本日追加いたしました。ぜひHPをご覧ください。 

 

シャープス M1874 スポーティング・ライフル (デビッド・ペデルゾーリ社復刻品)  (50万円、税別)


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