Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

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2014.01.24 Friday

双子の兄弟?

寒さで動きの鈍いスタッフYです。

さて、年末ぎりぎりで新入荷品がたくさん入ってきて、そのまま大阪店はお正月でお休み。
ようやくブログに取り掛かれるようになりました。
今回は、新入荷品の内のひとつトンプソンM1A1短機関銃です。


この2丁何が違うのか?メーカーが違うのであります。

上がオート・オーディナンス社製(Auto-Ordnance Corporation)、
下がサベージ社製(Savage Arms)です。
一見違いはありませんが細かな部分の違いが沢山ありますのでご紹介いたします。

ここからの説明は全て写真左がオート・オーディナンス社製 写真右がサベージ社製です。


まず、オート・オーディナンス社製の赤丸部分はマガジンハウジングの直ぐ後ろ側のレシーバー形状が
面取りされています。サベージ製はエッジのある仕上げです。エジェクトポート側から見ても同じ加工ですね。



続いて薬室の真下の刻印。Auto-Ordnance Corporationの略「 A.O.C.」と、Savage Armsの頭文字「S」。


次にロアレシーバーのフルオートの文字の刻印。オート・オーディナンス社製は1行、サベージ社製は2行です。


どんどんいきますよ〜。ロアレシーバーのグリップから後ろの部分。明らかに形状が異なります。
サベージ社製の方がアールの付いた滑らかな仕上げですね。



また、サベージ社製にはこの部分に「S」刻印がはいっています。


さくさく行きます。レシーバー最後端のリコイルスプリングガイドの刻印。
こちらも、サベージ社製にはこの部分に「S」刻印がはいっています。そして少し丸っこいです。
オート・オーディナンス社製はそっけないですね〜。



そして最後にリアサイトの後ろにあるU.S.PROPERTYの刻印。写真の通り向きと行数が異なります。
リアサイトつながりでおまけ。サイトのプレス抜きの形状が両メーカーで微妙に異なります。


もひとつおまけ、オート・オーディナンス社製には「 A.O.C.」の刻印が打たれています。

トンプソンはM1とM1A1が入荷しています。
今回ご紹介した違いのほかにまだまだ違いが見つかるかもしれません。
ぜひ店頭でチェックしてみてください。


新入荷のトンプソンM1A1はこちら


本日のワンポイント!!

下取りで、RPK軽機関銃(ロシア製、新加工品)が東京店に入荷致しました。

近日中にHPにアップする予定です、是非ご覧ください。


2013.12.20 Friday

良い仕事してますね〜

 
寒くなりましたね。

手洗い・うがい・マスクを徹底していたのですが、風邪をひいてしまったスタッフYでございます。


皆様ご存知のMG34ラフェッテの後ろ姿です。残念ながら銃本体の在庫がありませんので少々寂しい後姿です。
そこで銃が乗っているとあんまり気にしない(見えにくい)所のご紹介です。

ラフェッテと言えばドイツ軍軽機関銃には必須のアイテムでございますが、とにかく手の込んだ造りの面白い三脚です。
中でもこれでもかっ!!てなくらにドイツの人が頑張ったのが発射角(仰角)の調整機能です。


店頭でラフェッテを触るとき皆様が絶対握る!! 
その1・エレベーション調整ノブです。  
(A)のノブを回すことで発射角がこれだけ調整可能です。皆様一度はグリグリした事がありますよね〜?
(B)のネジはエレベーションの固定ネジです。
 

Aのノブを詳しく見てみるとギアのある部品(赤○)とAのノブがかみ合うようになっています。
これは予め決めておいた任意の角度以上にエレベーションが動かないようにするための
ストッパーの様な物です。とっさの調整等で一定以上動いてしまうのを防げます。
また、上方向のみや、下方向のみの微調整が可能です。もちろん固定もできます。


写真左はフリーの状態(写真右は完全ロック状態です。)
でも発射角の上下調整はこれだけではありません。この他に発射角自動変更機能もあります。


以前のブログでも触れられていますがラフェッテには油圧ダンパーが装備されており(赤○)銃が台座ごと約4センチ後退して
発射の衝撃を吸収します。ドイツの人はその前後運動を利用して自動で仰角を変化させる事を思いついたのです。
ドイツの人すごいですね。上下方向の発射角調整に執念を感じます。コストとか無視です。


そのからくりを簡単に説明します。

店頭でラフェッテを触るとき皆様が絶対握る!!その2・トリガーレバーです。 これも一度はにぎにぎした事ありますよね〜。


トリガーレバーを握るとCの部品(赤○部)が、レバーDを赤→方向に押すことでトリガーとの連結部に連動します(写真下)。


上の写真Dとの連動で最終的にこのE部分が赤→の方向に動きトリガーを引きます。。
また、ラフェッテ側のセレクターによりセミ・フルの切り替え可能です。(白矢印)


弾丸が発射されるとその反動で銃座部分が約4センチ後退します。


横から見ると、この前後の運動に連動して(F)レバーが赤○部を後方へ押すのが良くわかります。
これで仰角が自動的に変化します。Gの所には動く範囲を調整するダイヤルもあります。。


いや〜賢い人は色々と工夫やアイデアを駆使するのですね〜。いい仕事してますね〜。
非常に解りにくい説明ですが悪いのはラフェッテで私ではありませんよ。(笑)
上の説明だけではどこの話か解らないので下に写真を追加しますね。

どうしても解らない時は、、、、
お店で触ってもらえれば、、、一目瞭然なのですが、、、、よろしくお願いします。m(_ _)m 
なお、ラフェッテは噛み付きますので店頭でいじる時はご注意くださいませ。

あああっつ!!写真のラフェッテの前足がなくなってる!!!! 今回は許してくださいm(_ _)m

て・き・と・うがモットーのスタッフYには米軍の三脚のほうが性に合っています。(笑)


皆様も風邪などひかないように忙しい年末を乗り切ってくださいませ。
ではまた。

MG34 ラフェッテ 三脚 はこちら


2013.11.08 Friday

断捨離中です。


こんにちは。 
只今断捨離中のスタッフYです。

「断」不必要な買い物を断つ!!
「捨」家にある要らない物を捨てる!!
「離」物への執着を捨てる!!

今のところ「捨」以外は全く無理でございます。
執着が捨てられない物を整理する為にラックやらケースやら本来不要な買い物まで、、、、(涙)
※男に断捨離は不可能です。(キッパリ)


さて、掃除繋がりで今回は東ドイツのAKクリーニングキットを紹介。
東ドイツのAKクリーニングキットはAK47/AKM用とAK74用の2種がございます。
写真左の黒いパウチ入りがAK74用、右のグレーのパウチに入っているのがAK47/AKM用です。


黒いパウチ入りのAK74用はパウチのポケット部に無造作に収納されています。
(オイラー、プルスロー、ブラシ3種、ハケ、コンビネーションツール、ピン抜きがセットになっています。)


プラ製ケース入りのクリーニングキットとウエスがグレーのパウチに入ったAK47/AKM用。
(オイラー、プルスロー、ブラシ3種、ハケ、コンビネーションツール、ピン抜きと形状は異なりますが殆ど同じセット内容です。)


形状の比較=左グループが47用、右グループが74用です。
AK47/AK用オイラーがなかなか素敵ですね。 金属製でしっかりした造りです。
プルスローの径はどちらも約7mmで共用できるのではないでしょうか。


それと注意事項がひとつ。
AK47/AKM用のケース形状は、大戦中のドイツ軍Kar.98k小銃などのクリーニングキット・ケースの流れを汲む物ですが、
Kar.98k用よりは小ぶりになっていますので内容物をケースに収納するのが結構大変です。
適当に放り込むと全く収納できません。引っぱり出す前に必ず初期状態を写真に撮っておきましょう。
スタッフYは写真見ても入りませんでした。


ちなみに東ドイツのAKM(AMPi-KM)は他国AKのようにストックにクリーニングキットを収納する機能がありません。

来週は油汚れでギトギトの自転車でもクリーニングしようかな。
(オイルとパーツを買いに行かないと、、、)

ではまた。


東ドイツAK74 クリーニングキットはこちら

東ドイツAK47/AKM クリーニングキットはこちら

東ドイツ AKM (MPi-KM) 自動小銃はこちら

本日のワンポイント情報!
下取りで
、中国軍が製造した三八式歩兵銃のコピー品である六五歩槍が東京店に入荷致しました。 中国からの品ですが程度が良く、薬室の上に六五歩槍とハッキリ刻印が入っています。
近日中にHPにアップ致しますので、是非ご覧ください。


2013.11.02 Saturday

新兵器。

まいどです。スタッフYです。

え〜突然ですが大阪店に新兵器が配備されました!!!
憧れのレジスタがやってきました!!
開店以来ず〜っと電卓と小さな金庫でお会計をさせて頂いておりましたが、
やっとレジが導入されました。

長い間お客様にはご不便をおかけして参りましたが、今後はお買い上げ時にレシートを発行させて頂けるようになりました。
もちろん領収書も発行できますのでお気軽にお申し付けください。

そして新兵器その2
ブログやホームページで使用する写真を撮影するコンデジも新型が導入されました。
デジカメと○○は新しいほうが良いのは言うまでもありませんね。(笑)


カメラに負けないように撮影の腕を磨かないといけませんね〜。
商品の状態をより正確にお伝えできるようにがんばります。
さて、説明書読もうかな。(笑)


テスト撮影です。新しいカメラはきれいに写りますね〜マクロもばっちり。
(ネクタイピンは非売品です。かわいいでしょ。)

これでシカゴレジメンタルス某本店にも負けない美しい写真の撮影が可能になりましたよ。
大阪の銃で気になる商品があれば、ご希望部分の詳細写真も撮影可能ですのでリクエストしてくださいね。
 

ではまた。

本日のワンポイント情報!!
下取りで、ポーランド製 PPS43 短機関銃 が東京店に入荷致しました。
新加工品になります。
近日中にHPにアップ致しますので、是非ご覧ください。


2013.10.04 Friday

気分転換しました。

こんにちは。 
スタッフYです。

一週間の殆どを自宅で何もせずにゴロゴロ(静養)していると、いい加減イライラしてきます。
そこで先週から自分の部屋の掃除とリハビリを兼ねて身辺整理を少しずつ&のんびりと始めました。
俗に言う断捨離てやつですね。
長年に亘って蓄積した蒐集品(私の場合は不用品と言うかゴミと言うかどうしようもない物)が
大量に出てきてなかなか片付きませんが、他にすることも出来ることも今は無いので
ぼちぼち片付けてすっきりしたいと思います。


お店のほうはいつも整理整頓、お掃除も頑張ってキレイなお店の維持に努めていま〜す。

大阪店の掃除は埃や汚れをキレイにすればよいのですが、自分の部屋はそうは行きませんね。
結局置く場所も、使う当てもないコレクション?達は、、、リサイクルショップに買取に出しても
ただ同然なので(衝動買いしたけど着なかった服&靴、大人買いした食玩、子供が遊んでいたおもちゃ、観れなくなったレーザーディスク、聞かなくなったCD、なぜ買ったの?みたいな置物などなど)粗大ゴミ&普通ゴミで消えました。


しかし、少しは役に立ちそうな物もありました。

資料くらいにはなりそう?
大阪店の資料としてしばらくは店に置いておきますのでご覧下さい。
私物なので販売は出来ませんし、そのうち捨てちゃいますのでよろしく。(笑)

このブログをご覧頂いている皆様のコレクション(無可動銃)は、万一不要になったり、
置き場所の都合で手放すにしてもタダ同然にはならないのがうらやましい限りです。
無可動実銃の買取/下取りは最低30%保証、銃によっては100%以上の査定が出る
こともあります。コレクションを整理して、リフレッシュするのも良いかもですね。

不要になった無可動銃はございませんか? 
シカゴレジメンタルスが買いまっせ!!(社長風)

無可動実銃の買取/下取り詳細はこちらをご覧下さい。


ではまた。

 


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