Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊兵の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

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2017.10.13 Friday

英国でトレジャー・ハンティング!?

皆様こんばんは。 5泊6日のヨーロッパ出張で、まともに宿に泊まれるのが2日だけというシカゴの弾丸トラベルにも大分慣れてきました…キートンです。 (夜行列車での移動も案外楽しいものです…)。

 

さて、今回はいよいよ出張のメインである英国最大のコレクションの買い付けへと向かいます。 朝8時頃に宿を出発し、目的地の最寄駅からタクシーで移動する予定だったのですが、駅前に流しのタクシーが全く走っていないというちょっとしたトラブルが発生。。 一向にタクシーが捕まらないため、タクシー移動は諦めて3人で路線バスに飛び乗ったのですが、今度は支払いがプリペイドカードのみで現金やクレジットカードが使えず、再び駅に戻ってプリペイドカードを購入する羽目に…。 最終的には何とか約束の時間に目的地にたどり着く事ができましたが、海外では予想外の出来事は日常茶飯事ですね…。

 

コレクションルームに一歩足を踏み入れると、事前に聞いていた通り希少な銃が所狭しとひしめきあっており、一種異様な空間となっていました。 (コレクションルームの内部をお見せ出来ないのが残念です…)。 前回シカゴ社長が出張で目星をつけていた品以外に何か面白い品がないか、時間の許す限りコレクションの山の中から3人で手分けして探し出していきます。

 

そして今回のコレクションの中から私たちが新たに見つけた最大の目玉商品がこちら!!

「一式十二・七粍固定機関砲 (ホ103)」です!!

こちらの機関砲は、主に旧陸軍の戦闘機等に搭載されていた航空機関銃で、米国のブローニング.50口径航空機関銃を日本でコピーした品です。

外観的には米軍の.50口径に非常によく似ていますが、使用弾薬はブレダSAFAT航空機関銃と同じ12,7mm×81弾で、「マ弾」と呼ばれる高威力の榴弾を使用する事ができました。 ホ103は一式戦から五式戦までの陸軍の主要な戦闘機の固定機銃として装備されていた他、九七式重爆や四式重爆飛龍にも旋回機銃として改修されたホ103が装備されていたようです。

 

このように旧陸軍機を語る上で欠かせないホ103航空機関銃なのですが、現存している品のほとんどは博物館の収蔵品となっているため、個人で所有できる品は世界的に見ても極僅かとなっております。 特に今回の品はコンディションも非常に良く、表面仕上げが美しく残っている他、本体には開発メーカーでもある中央工業の刻印や名古屋造兵廠の刻印もはっきりと確認できる歴史的な品です。

シリアルNo.は画像加工で消しておりますが、昭和18年6月製造に製造された品ですので、どの機体に搭載されていたのか夢が広がりますね。 ホ103は搭載する主翼の左右によりそれぞれ甲、乙と呼ばれる2種類のタイプが製造され、今回の個体はホ103の乙砲で、右翼に装備されていた品となります。

因みにこちらは当初仕入れ予定に入っていなかった品ですが、機関砲や航空機関銃のコレクションの山の中から偶然にも見つかり、社長が購入を即断した品です。 このような大物をシカゴ社長が見落としてしまう程のコレクションがいかに膨大なものであるかは皆様にもご想像していただけるかと思います…。

今回の買い付けでは上記のホ103以外にもシカゴでの販売価格が100万円以上の非常に希少な銃を何挺も仕入れる事に成功し、社長も大満足だったようです。 こうした銃の真の価値を知っているからこそ、今回のコレクションルームの凄さも理解できるというものなのですね。

 

さて、コレクションルームで一通りの仕入れ作業を終えた後は、夜行列車でおなじみ英国工場へと向かいます。

 

今回我々が乗ったのは夜行列車の新型車両。 新型とはいうものの旧型に慣れ親しんでいる人にとっては使い勝手が悪化している部分もあるそうです (社長談)。 特に上段のベッドはテーブルが廃止されてしまったため、元外人部隊氏も朝食のコーヒーを飲むのにかなり苦戦していました…。

 

英国工場では今年の初めに米国で仕入れた旧軍系の小銃の他、先月の米国出張で仕入れた銃の一部が既に届いておりました。 いずれも元外人部隊氏と1挺ずつチェックしながら選んだ銃ですので、思い入れのある品ばかりです。 また、詳しくはお見せ出来ないのですが、昨年スイスで私キートンが仕入れた銃たちもほぼ加工が終わった状態で出荷の時を待っている状況でした。 社長を頼ることなく自分たちだけで仕入れを担当した銃たちが無事に加工を終えて英国工場に並んでいる様子を見られるのは非常に嬉しいものですね。

 

今回の英国工場での昼食は、一日目に元外人部隊氏が持参した袋麺、そして二日目はお馴染みコーンウォール名物のパスティでした。

今後英国工場が移転すると、このパスティを食べる機会も殆どなくなってしまうかと思うと少し感慨深いものがありますね。

 

英国工場ではガゼットの撮影等も順調に進み、何とか予定していた作業も終える事ができました。

仕事終わりに飲む地元のビールは格別ですね。。

 

明日は社長、元外人部隊氏はロンドンから新たな任務地であるパリへと向かい、私はそのままフランクフルト経由にて帰国となります。 今回の出張も短い期間ながら非常に充実したものとなりましたが、出張を無事に終えた達成感に浸るのも束の間、実は来月にも新たなヨーロッパ出張が控えているそうです。 世界中のまだ見ぬ銃を探し求め、シカゴはどこまでも走り続けるのです…(!)

 

それではまた!!

 

本日のワンポイント情報!!

東京店在庫品で、 ベレッタ M12 短機関銃 の新たな個体をHPとD/P(詳細画像) に本日アップいたしました。ぜひHPをご覧ください。 

 

ベレッタ M12 短機関銃 (16万円、税別)


2017.10.09 Monday

シカゴ米国班との掛け持ち(?)なのです

皆様こんばんは、前回の米国出張から1カ月も経たないうちに再びヨーロッパ出張に出発する事になったキートンです。

 

さて、今回の出張ルートはこのようになっております。

今回の出張のメインとなるのは、先日シカゴ社長が新たに開拓した英国最大のコレクションからの仕入れです。 (いつもながら、こうした大きな海外買い付けのお話を取り付けてくるシカゴ社長のコネクションの広さには驚きです)。

 

聞く所によると、これまでシカゴでも入荷した事の無い銃や少数入荷したのみの希少な銃も多数あるとの事で、今回はこれらを社長、元外人部隊氏と一緒に手分けして選んでいく予定です。 これらのコレクションの詳細について現時点では皆様にお伝えできないのが残念ですが、博物館も真っ青と言われるほどのコレクションとの事ですので、自然と期待も高まります。

 

その後はお馴染み英国最西端に近いシカゴ英国工場へと夜行列車にて移動し、工場での作業となります。 今回の工場での私の作業はガゼット次回作の撮影作業などがメインとなるようですので、撮影機材一式 (と言ってもそこまで大げさな物ではありませんが…) を日本から持参予定です。

 

英国工場での作業を終えた後、再び夜行列車でロンドンまで戻り、私はドイツ・フランクフルト経由で日本へ。 社長と元外人部隊氏はパリで別のミッションを終えてからの帰国予定となります。

今回の出張は日数的には比較的短いものですが、英国最大のコレクションからの仕入れという事も有り、今回もかなり内容の濃い出張となりそうです。 今回の成果につきましては、商品が日本に入荷するまで楽しみにお待ちいただければと思います。

 

それではまた!!

 

本日のワンポイント情報!!

買取りで、M3 グリースガン 短機関銃 と AK-47 (ノリンコ) 自動小銃 が東京店に入荷致しました。HPとDetailed Photos(詳細画像) はアップしております。

 

 

M3 グリースガン 短機関銃はご予約を頂いているお客様がおられますが、キャンセル待ちもお受けしておりますのでお気軽にお問い合わせください。

AK-47 (ノリンコ) 自動小銃は価格も決まっておりますので、すぐにご紹介可能な商品となっています。ぜひHPをご覧ください。

 

M3 グリースガン 短機関銃  (35万円、税別)

AK-47 (ノリンコ) 自動小銃(10万円、税別)


2017.10.05 Thursday

Scabbard, Carbine, M1A1

皆様こんばんは、キートンです。

 

さて、今回ご紹介するのはこちら。

M1A1カービン キャリング・ケース (復刻品) です。

 

スキャバード (Scabbard) とも呼ばれるこちらのケース、復刻品ですが全体としては比較的丁寧に作られています。

布地も二重構造の比較的しっかりしたもので、内側にはパッドも付いており、フラップの裏面にはMRT 1944のスタンプが押されています。 オリジナルの物ですと、この部分にメーカー名等がスタンプされている場合が多いようです。 (MRTは「Mildew Resistant Treatment」の略で、白カビ防止処理を指しております。 M1ガーランドのスリング等にもよく入っていますね。)

 

こちらのケース、全体に比較的オリジナルに近い形状に仕上げられていますが、唯一こちらのハーネス用のループだけがなぜかナイロンのような素材となっております。

シカゴ社長も「さすがに二次大戦当時にこの素材はないやろ〜」と言っておりましたが、他の部分が比較的よく作り込まれているだけになぜこの部分だけがナイロン素材なのか…謎が深まります。 ひょっとしたらリエナクトメントなどで実際に使用する際の強度面を重視した結果なのかもしれませんね…(?)

 

さて、丁度こちらのケースに合うM1A1カービンもシカゴに在庫として有りましたので、試しに収納してみました。

 

サイズ的にはストックを折り畳んだ状態のカービンがぴったりと収まります。 ボルト・ハンドルの位置も合っていますね。 (U.S.のスタンプがやや右にずれているのはご愛嬌という事で。。)

 

実際に銃の入った状態のケースを装着した際のイメージです。 しかし、いくら軽量なM1A1カービンとはいえ、銃を入れた状態でこれを身体に装着し、落下傘で降下するのはちょっと怖いですね…。 因みにケース先端のベルトを脚に固定すると膝をほとんど曲げられなくなってしまうため、ケースを縛帯などに固定する場合もあったようです。

 

手前のややお疲れ気味の兵隊さんは、脚のベルトを外して腰掛けているようです。

 

無可動実銃やモデルガンのM1A1カービンを入れて気軽に空挺気分を味わえるこちらのケースは2万円 (税別) となっております。 一点物ですので、気になる方はぜひお早めにどうぞ。

 

>> M1A1カービン キャリング・ケース (復刻品)はこちら

>> ケースに収納可能なM1A1 パラトルーパー カービンはこちら

 

 

本日のワンポイント情報!!

東京店在庫品で、 スターリング MK4 (L2A3) 短機関銃 の新たな個体をHPとD/P(詳細画像) にアップいたしました。ぜひHPをご覧ください。 

 

スターリング MK4 (L2A3) 短機関銃 (10万円、税別)


2017.09.28 Thursday

BM59 スリング・スイベルの怪

皆様こんばんは。 シカゴ・スタッフやお客様の映画「ダンケルク」鑑賞率が非常に高い事に驚いているキートンです。 (かく言う私も先日観てまいりました。 皆様おっしゃるように素晴らしいスピットファイア映画でしたね!)

 

さて、本日はこちら。

DSC00127.jpg

ベレッタ BM59 Mark Ital 自動小銃を取り上げてみたいと思います。

 

BM59自体は既にこちらのシカゴ・ブログでも度々ご紹介しておりますが、今回注目するのはこちら…

DSC00128.jpg

フロント・スリング・スイベルです。

 

DSC00129.jpg

在庫品のBM59では全てフロント・スリング・スイベルが銃の左側に付いておりますが、よく見るとベースとなったM1ガーランドと同様のスリング・スイベル取り付け基部も下側にそのまま残されています。

 

ここで、「スリング・スイベル基部が二箇所付いているという事は、状況に応じて付け替えも可能なのか」という一つの疑問が浮かんできます。

 

…という訳で早速スリング・スイベルの位置を付け替えられるか試してみましょう!

DSC00136.jpg

スリング・スイベルは基部にネジ留めされているだけですので、簡単に取り外す事が可能です。 下側のスイベル基部にはリング状のスペーサーが取り付けられていました。 よく見るとそれぞれ取り付けビスの形状やネジの切り方も微妙に異なっております。

 

そしてスリング・スイベルを左側から下側へと入れ替えてみた結果がこちら。

DSC00134.jpg

取付自体は問題なく行う事が可能で、外観的には特に問題なさそうですが…

 

なんとスリング・スイベルに干渉して二脚を完全に折り畳む事が出来なくなってしまいました…。

DSC00132.jpg

やはりこちらの下部スリング・スイベル基部はあくまでM1ガーランドの名残であって、スリング・スイベルは左側に取り付けるのが正しいのでしょうか…

 

BM59 Beretta 2.gif

因みにBM59のマニュアルでもスリング・スイベルは左側に取り付けられた写真が使われています。

 

しかしながら、BM59の運用方法についてさらに調べていくと驚きの写真が…

BM59 Beretta.jpg

なんと、こちらの写真ではスリングを下側に取り付けた状態で射撃を行っているようです…(!)

 

二脚とスイベルの干渉問題をどのように解消しているのか気になりますが、よく写真を観察すると二脚の形状が在庫品のBM59に比べて細いタイプのように見えます。 こちらの二脚についての詳細は現時点では不明ですが、BM59はバリエーションも複数存在しているようですので、スリングを下方に取り付けた状態での運用が可能なモデルも存在したのかも知れません。

 

M1ガーランドの特徴を残しつつもイタリア独自の改修が加えられていて、飾って良し&触って良しのベレッタBM59自動小銃ですが、おかげさまでシカゴでも着実に丁数が減ってきておりますので、気になっている方はお早めにどうぞ。

 

それではまた!!

 

>> ベレッタ BM59 Mark Ital 自動小銃シリーズはこちら

 

 

本日のワンポイント情報!!

大阪店在庫品で、 FN SCAR-L 自動小銃 CQCモデル の新たな個体をHPとD/P(詳細画像) にアップいたしました。ぜひHPをご覧ください。 

 

FN SCAR-L 自動小銃 CQCモデル (130万円、税別)


2017.09.13 Wednesday

我らはシカゴ米国班!?

皆様こんばんは。 無事に一週間の米国出張から戻ってまいりましたキートンです。

今回の米国出張も盛りだくさんの一週間でしたが、その内容については先日のブログでも書きましたように基本的にはトップシークレット扱い…。 しかしながら今回は社長の許可を得て特別にその一部を公開させていただく事になりました。

 

今回訪れたのは、米国某空港から車で4時間ほどの閑静な場所にある米国のとある業者さんのご自宅。 こちらの業者さんと米国でお会いするのは今回が初めてでしたが、事前に電話で連絡を取った所、我々の訪問を快諾していただき、今回の米国出張の合間に立ち寄る事になりました。

 

こちらの業者さんは旧軍系小銃のコレクターでもあり、

三八式騎兵銃をベースにストックを折り畳み可能とした試製一式小銃や…

 

九九式をベースに本体を二分割できるようにした試製一〇〇式小銃…

 

6,5mmではなく7,7mm弾仕様の三八式歩兵銃試作モデル (見た目はノーマルと殆ど違いが分かりませんが…) といった非常に希少な旧軍系の小銃を多数見せていただきました。 今回は残念ながらこれらのコレクションの買い付けという訳ではなかったのですが、今後の米国での展開に向けて非常に有意義なミーティングとなりました。 (上記のような銃もいつかシカゴに入荷する日が来るのでしょうか…??)

 

最後にモデルガンでお馴染みの恩賜のベビー南部も見せていただきました。 宝石に例えられるのも納得の仕上げの良さで、素手で触るのが憚られるほどです…。

 

その日の帰りに立ち寄ったレストランにて、ふと店内の壁に目をやるとさりげなくピースメーカーが掛けられているのを発見…(!)。 いかにもアメリカンな装飾ですが、まさか本物…ではないですよね。。

 

今回の出張では他にも複数の業者を訪れたのですが、その内容を詳しく皆様にお伝えできないのが残念です。。社長が言う「ブログのネタにしたいような事が沢山あるのに、ブログに書けないのは辛いなぁ〜!」ってこの事ですね。

しかしながら、今回の出張の成果については将来的に皆様に還元できるかと思いますので、今後の新入荷にもどうぞご期待ください。

 

それではまた!!

 

本日のワンポイント情報!!

大阪店在庫品の MP41 短機関銃 のHP解説を本日追加いたしました。ぜひHPをご覧ください。 

MP41 短機関銃(35万円、税別)


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