Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊兵の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

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2017.09.13 Wednesday

我らはシカゴ米国班!?

皆様こんばんは。 無事に一週間の米国出張から戻ってまいりましたキートンです。

今回の米国出張も盛りだくさんの一週間でしたが、その内容については先日のブログでも書きましたように基本的にはトップシークレット扱い…。 しかしながら今回は社長の許可を得て特別にその一部を公開させていただく事になりました。

 

今回訪れたのは、米国某空港から車で4時間ほどの閑静な場所にある米国のとある業者さんのご自宅。 こちらの業者さんと米国でお会いするのは今回が初めてでしたが、事前に電話で連絡を取った所、我々の訪問を快諾していただき、今回の米国出張の合間に立ち寄る事になりました。

 

こちらの業者さんは旧軍系小銃のコレクターでもあり、

三八式騎兵銃をベースにストックを折り畳み可能とした試製一式小銃や…

 

九九式をベースに本体を二分割できるようにした試製一〇〇式小銃…

 

6,5mmではなく7,7mm弾仕様の三八式歩兵銃試作モデル (見た目はノーマルと殆ど違いが分かりませんが…) といった非常に希少な旧軍系の小銃を多数見せていただきました。 今回は残念ながらこれらのコレクションの買い付けという訳ではなかったのですが、今後の米国での展開に向けて非常に有意義なミーティングとなりました。 (上記のような銃もいつかシカゴに入荷する日が来るのでしょうか…??)

 

最後にモデルガンでお馴染みの恩賜のベビー南部も見せていただきました。 宝石に例えられるのも納得の仕上げの良さで、素手で触るのが憚られるほどです…。

 

その日の帰りに立ち寄ったレストランにて、ふと店内の壁に目をやるとさりげなくピースメーカーが掛けられているのを発見…(!)。 いかにもアメリカンな装飾ですが、まさか本物…ではないですよね。。

 

今回の出張では他にも複数の業者を訪れたのですが、その内容を詳しく皆様にお伝えできないのが残念です。。社長が言う「ブログのネタにしたいような事が沢山あるのに、ブログに書けないのは辛いなぁ〜!」ってこの事ですね。

しかしながら、今回の出張の成果については将来的に皆様に還元できるかと思いますので、今後の新入荷にもどうぞご期待ください。

 

それではまた!!

 

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2017.09.05 Tuesday

キートンの米国再上陸!

皆様こんばんは。 本日から今年2回目の米国出張に出発するキートンです。

 

前回の米国出張では旧軍系小銃市場の(再)開拓に向けての足掛かりを作る事に成功しましたが、今回の出張では米国でのシカゴの新たな拠点となる場所に元外人部隊氏と二人で向かいます。

(前回米国出張時のブログはこちら Part1, Part2, Part3, Part4, Part5)

(地図上の㊙の位置は実際の目的地とは無関係です…)

 

今回の米国出張の目的地や仕入れの予定など詳しい内容につきましては、現時点ではトップシークレットとなっていますが、今回の出張先も米国中から珍しい品が集まってくる場所だけあって、期待が高まります。

 

また、本日からシカゴ社長もヨーロッパ出張に向かう事になっており、アメリカからヨーロッパまで、シカゴではまさに世界を股に掛けてのビジネスが同時展開されようとしています。

米国と日本では時差の関係で連絡を取り合うのが非常に困難ですが、米国とヨーロッパの間であれば常識的な時間帯にシカゴ社長と連絡を取り合う事ができますので非常に助かります!

 

今回の米国出張では基本的に私が運転を担当予定との事ですので、安全運転で行ってまいります。。

 

それではまた!!

 

 

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2017.08.24 Thursday

型破りなデザイン Ultimax 100

皆様こんばんは、キートンです。

 

さて、今回ご紹介するのはこちら。

DSC04924.JPG

CIS Ultimax 100 Mk3 軽機関銃です。

Ultimaxについては新入荷時にスタッフ・ケン氏が一度こちらのブログで取り上げていますが、今回はこのUltimaxについて個人的に気になったポイントを幾つか取り上げてみたいと思います。

 

CIS Ultimax 100軽機関銃シリーズは5,56mm NATO弾を使用する軽機関銃で、用途としては分隊支援火器に相当するモデルです。

DSC04925.JPG

グリップにはCIS SINGAPOREの文字と共に分隊支援火器を示すSAWの文字が入っています。

本銃の設計にはM16やスタームルガーMini14の開発にも関わった米国の有名な銃器設計者ジェームズ・サリバン氏も参加したそうです。 軽量な自動小銃の開発に関わってきたサリバン氏が手掛けた事もあり、本銃も本体重量が約4.9kgと非常に軽量となっています。

 

作動方式はシンプルなオープン・ボルト方式で、コッキング・ハンドルはボルトと独立した構造になっています。

コッキング・ハンドルには不意にハンドルが引かれて暴発しないようレバー式のロックが設けられています。

 

(因みにこちらのコッキング・ハンドルは初期型ではダイヤル状で、回転させてロック解除する構造だったようです。)

 

Ultimax 100の排莢口には樹脂製のダスト・カバーが設けられています。

DSC04926.JPG

台形のダスト・カバーというのは斬新なデザインですね。

DSC04928.JPG

ダスト・カバーはボルトが後退するとカバー内部の突起がボルトに押されて自動的に開く構造となっています。 樹脂製のため耐熱性や耐久性については疑問ですが、射撃中は基本的にカバーが開いた状態ですので樹脂製でもそれほど問題はないのかも知れません…。

 

さて、今回のUltimax 100 Mk3はUltimaxシリーズの中でも銃身交換が可能なモデルとの事ですが、レシーバー周辺には銃身交換用のレバー等は見当たりません…。

 

DSC04930.JPG

それらしい部品がないか銃本体を見回してみると、フォア・グリップの前方に何やら怪しげなレバーを発見…(!)

 

DSC04935.JPG

こちらのレバーはフォア・グリップを握った状態でも人差し指で引く事ができる位置に設けられています。

 

レバーを引くと、銃身とガス・シリンダーを固定しているバンドの下部に噛み合っていたピンが内部へと引き込まれ、銃身と本体のロックが解除される仕組みのようです。

 

DSC04944.JPG

実際の銃身交換手順としては、人差し指で銃身交換レバーを引きながら、バレル・アッセンブリーを反時計回りに回転させて前方に引き抜くようです。

 

さて、今回Ultimaxを眺めていてもう一点気になったポイントがこちら。

DSC04945.JPG

FN FALに付いているテイクダウン・レバーのようなデザインのこちらのボタン、後ろから押してみると僅かに前方に動くような感触がありますが、こちらのUltimax 100はレシーバーが上下に分割できる構造ではないので、何か別の目的があるようです。

 

DSC04946.JPG

謎のボタンの正体を確かめるため、まずはストックを取り外していきます。

 

DSC04949.JPG

ストックを取り外した状態でレシーバーを後ろから見てみると、レシーバー後端に穴の開いた板状の部品が嵌っていました。

 

DSC04950.JPG

そしてこの状態で先程のボタンを前方に押すと、板状の部品が下にスライドします。 どうやらレシーバー・エンドの板を固定している部品だったようです。 写真には写っていませんが、板状の部品の裏側には突起が有り、ボタン側に設けられた窪みと噛み合って固定されています。

 

DSC04953.JPG

板状の部品をさらに押し下げると、先程のボタンがリコイル・スプリング・ガイドとして機能しつつリコイル・スプリングと共に後方に飛び出てきます。 無可動ですので分解出来るのはここまでですが、本来ですとこちらのレシーバー後部からボルトなども同時に取り出す事が可能のようです。

 

最後にご紹介するのはこちらの鉄板を捻ったような形状の部品です。

DSC04960.JPG

初めて見た時はボルト・リリース用のレバーかと思いましたが、元々オープン・ボルト方式の銃ですので、その可能性も考えられず…

 

不思議に思いながらレシーバーの裏側を見てみると、どうやらマガジン・キャッチの一部だったようです。

DSC04964.JPG

レシーバー右側のマガジン・キャッチ・ボタンを押すと、マガジン・キャッチの爪 (赤丸部分) を固定している板状の部品がレシーバーの外側に押し出され、マガジンを取り外せる構造となっています。

マガジン・キャッチ・ボタンを押す以外に、板状の部分を指でつまんで引っ張る事でマガジンを取り外す事も可能ですが、指を掛ける部分が殆ど無いため、完全なアンビと呼べるかは微妙な所です…。

 

軽機関銃として非常に軽量かつ独特なシステムが組み込まれたCIS Ultimax 100 Mk3。

現時点で在庫が残り1挺となっておりますので、気になる方はぜひお早めにどうぞ…。

 

それではまた!!

 

>> CIS Ultimax 100 Mk3 軽機関銃はこちら

 

 

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MP41 短機関銃(35万円、税別)


2017.08.09 Wednesday

羽根つきライオン(?)のパーカッション・ピストル

皆様こんばんは、キートンです。

 

さて、本日ご紹介するのはこちら。

(画像をクリックすると大きくなります)

スペイン 管打式単発拳銃 (JUAN FRANCISCO VERGARA製) です。

 

こちらの銃でまず目に入るのはライオンの形をしたハンマーでしょうか。

ライオンの背中から生えた翼 (尻尾?) の部分がハンマー・スパー (指掛け) となっており、非常に遊び心溢れるデザインとなっています。

 

このライオン、正面から見るとなかなか愛嬌のある顔をしていますね。

 

さて、こちらの管打式拳銃はスペインで1570年頃に発明された「ミュクレット式」と呼ばれる作動機構が使われているそうで、ハンマー・スプリングとシアが本体右側面に露出したなんとも趣のあるデザインとなっています。

外部に露出したシアはハーフコック用とフルコック用に2つ設けられており、ハンマー・ダウン状態からハンマーをハーフコック位置まで僅かに持ち上げると、円形のハーフコック用シアが本体内部から飛び出してハンマー基部の爪と噛み合いロックがかかります。

 

さらにハンマーをフルコック位置まで持ち上げると、板状のフルコック用シアが飛び出してハンマーをロックし、フルコック状態となります。 この状態でトリガーを引くと、シアが本体内に引き込まれ、ハンマーがリリースされます。 火縄銃の外カラクリにも似た、単純明快で合理的なシステムですね。

 

こちらの銃には他にも安全装置としてパーカッション・ニップルの保護カバーが装備されており、雷管をニップルに装着した状態でも安全に運搬する事が可能となっています。

 

射撃を行う際には、フルコック状態で保護カバー右側面の指掛けを前方に押すと、バネの力でカバーが前方まで完全に開いてロックされます。 流石に片手での操作は難しいと思われますが、セーフティの解除から撃発までの操作はスムーズに行う事が可能です。

 

本銃の口径は6mmと銃身の外径からは想像できないほど小口径ですが、威力よりも一発必中の命中精度を重視した結果のようです。 肉厚の銃身は非常に迫力が有りますね。

 

スペインらしい華やかな装飾性と実用性を兼ね備えたこちらのスペイン製 管打式単発拳銃 (JUAN FRANCISCO VERGARA製)は、他のヨーロッパ製の管打式拳銃とは一味違った魅力のある逸品かと思います。

それではまた!!

 

>> スペイン 管打式単発拳銃 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、JUAN FRANCISCO VERGARA製)はこちら

 

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M30S 軽機関銃(36万円、税別)


2017.07.30 Sunday

意外な共通点!?

皆様こんばんは、キートンです。

 

先日、新入荷で東京店に入ってきた無可動たちを店頭にて整理しておりました所、7,62mm仕様のFN MINIMI 汎用機関銃の銃身上に何やら気になる刻印が…

 

むむ…これは…

 

近づいてよく見ると、なんと古式銃でお馴染み (?) のあのマークが…!!

 

楕円形の中にE.LGの文字が入ったこちらの刻印は、ベルギー・リエージュのプルーフ・ハウスで打刻されるプルーフ・マーク (検査刻印) で、E.LGとはフランス語で「Liege Epreuve」の略となっています。 直訳するとリエージュ・プルーフのような感じでしょうか? (そのままですね…)

 

今回のMINIMIを製造しているFNハースタル (エルスタル) 社のあるエルスタルもベルギーのリエージュ州にありますので、リエージュのプルーフ刻印が入っているのも納得ですね…。

 

E.LG刻印のデザインは内容や時代により数種類あるようですが、今回のMINIMIに入っているE.LGの刻印は1893年以降から使われ始めたリエージュ・プルーフ・ハウス最終検査刻印のようです。

 

因みにシカゴ在庫品の古式銃の内、E.LG刻印の入っている品を探してみました所、ベルギーで製造されたルフォーショー・リボルバーにE.LG刻印の入っている個体がいくつか見つかりました。

 

シカゴ在庫の古式銃に入っているE.LG刻印は写真のようになっています。 MINIMIのE.LG刻印の様な王冠は付いていませんが、楕円形の中の文字などはほぼ同じデザインですね。

 

こちらの王冠の無いE.LG刻印は1810年から使用されていた最終検査刻印ですが、1893年からMINIMIに打刻されている王冠付きの物に変更されたそうです。

 

150年近く前に製造された古式銃と最新鋭の汎用機関銃にほぼ同じ刻印が入っているというのは何とも不思議な気もしますが、ベルギーだけでなくイギリスなどでも同様に古くからのプルーフ・マークの中には現在でも使われている物があるようです。

 

細かな刻印一つを見ても意外な歴史が垣間見られるのは興味深いですね。

 

それではまた!!

 

>> FN MINIMI 汎用機関銃はこちら

>> ベルギー製のルフォーショー・リボルバーはこちら

 

 

本日のワンポイント情報!!

買取りで、MG42 汎用機関銃 (対空リア・サイト付) が東京店に入荷致しました。

HPとDetailed Photos(詳細画像) は本日アップしております。

ご予約を頂いているお客様がおられますが、キャンセル待ちもお受けしておりますのでお気軽にお問い合わせください。

MG42 汎用機関銃 (対空リア・サイト付)  (47万円、税別)


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