Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

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2019.10.10 Thursday

モシンナガン最終バージョン

こんにちは、少し前のニュースですが、天王寺動物園のキュッキュが見つかって本当に良かった!と、胸を撫で下ろしているキヨミズです。元気になったら見に行くで〜!!


本日はこちらをご紹介、
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モシンナガン M1944 騎兵銃です。
帝政ロシア時代の1891年に採用されたモシンナガンM1891小銃(当時のロシア式尺度で口径の7.62mmを表す“3-ライン(3-линейная)”小銃とも呼ばれていました)は、日露戦争から冷戦初期に至るまで、度重なる改修を受け、ロシア/ソ連軍の主力小銃として活躍しました。


そのモシンナガン小銃シリーズの最終型となるのが、このM1944騎兵銃となります。
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独ソ戦における目まぐるしい機動戦と、壮絶な市街戦による、貴重な血の戦訓を受け、歩兵小銃にも更なる短縮化が求められます。そこでソ連赤軍は、モシンナガンM1938騎兵銃に、白兵戦に必須であった折り畳み式“セミン”スパイク型銃剣(その形状からロケット銃剣とも呼ばれていたようです)を固定装備させたM1944を採用します。便宜上、そのサイズから騎兵銃と称されましたが、歩兵を始め小銃を必要とする全兵科への更新が行われましたが、行き渡る前に独ソ戦が終結したため、広く配備されたのは終戦後となりました。


銃剣は横回転で、右側に収納されます。ストックには剣身が収まるよう、彫り込みがされています。(本ロットの銃剣は無可動加工により、起倒しないよう、基部にて完全に溶接固定しております)
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銃身長は小銃の約730mmから約510mmに短縮。その結果、初速は少々低下しており、最大有効射程も短くなりました。


リアサイトの表示も最大1000mまで。
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絶対的な精度は歩兵銃に譲るとしても、既に歩兵用としては充分過ぎる物だったのでしょう。それ以上先の敵を見つけたら、歩兵だけで無闇に撃つよりも、支援を頼んだ方が良さそうですもんね。


円筒形レシーバー上方の刻印部分。イジェフスク工廠1944年製造です。M1944の大半はイジェフスク工廠で製造されましたが、僅かにトゥーラ工廠で製造された物があったようです。
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ソ連国内での製造は戦後の1948年まで続けられ、新型のSKSやAK-47自動小銃に更新されると、多数が東側諸国へ供与されました。


信頼のモシンナガン・ボルト・システム。1891年の設計時より基本的な設計は変わっていない、シンプルで完成された設計です(長年、歩留まりの悪さに悩まされていたようですが)
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ボルト・ハンドルはストレート。直接のライバルであったドイツKar.98kのように曲がったベント・ハンドルは採用されませんでした。


マガジン容量は5発。通常はクリップを使って上方から装填しますが、無論、無可動ですからボルトは動きませんが、
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画像のように、固定式マガジン・プレートは開閉可能。本ロットの品はフォロアーやバネも揃っていますので、下からダミーカートを4発込める事が可能となっております。


ストックはラミネート・ストック。本ロットの在庫分は全てラミネートとなっています。
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戦時中生産の物には急造により質の低いストックもあったようですが、戦後に改修整備された際に多くが良好なストックに付け替えられているようです。


最後に第二次大戦中採用組みのPPS43短機関銃と併せての一枚。ウラ〜〜〜〜〜〜!!
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M1944、まだまだ在庫に余裕があると思っていましたが、気が付くと残り僅か。
お値段も¥90,000(税別)と比較的リーズナブルでもあるため、人気のある一挺です。
まだお持ちで無い方は、是非ともご検討を!それでは今回はこれにて!!

 


>モシンナガン M1944 騎兵銃はこちら
>PPS43 短機関銃は
こちら
>ダミーカート含むモシンナガン用アクセサリーはこちら

 

 

本日のツーポイント情報!!

*大阪ショールーム 臨時休業のお知らせ
誠に勝手ながら明日10/11(金)
、大阪ショールームは臨時休業とさせて頂きます。 ご不便をお掛けいたしますお客様には誠に申し訳ございません。 何卒ご了承頂きますようお願いいたします。
なお、東京メインショールームの方は休まず営業致します。 お客様のご来店、お問い合わせを心よりお待ち申しあげます。

 

*買取で入荷した【無可動銃】 スプリングフィールド M1873 トラップ・ドア ライフル をHPとD/P(詳細画像)にアップしました。 ぜひHPをご覧下さい。

・【無可動銃】 スプリングフィールド M1873 トラップ・ドア ライフルこちら


2019.09.19 Thursday

イギリスよ再び!〜その4〜

こんにちは、日本へ向けての次回新入荷品の梱包と発送が終えられて、胸をなでおろしていますキヨミズ@英国工場です。

 
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店頭に並べるまでには、まだまだ仕事がありますが、一段落つけられて良かった!

 
安心して夕食の軽くデザートでもとケーキをもらったら、デカいは甘いは重たいは!で、今度は胸が焼けました。
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僕がもらったのは黒いチョコケーキ。むちゃくちゃ美味しかったですけど。
 
幸いながら、今回の出張で僕が手伝う主だった仕事が何とか終られましたので、社長と元外人部隊氏を残し、先に帰国させてもらいます。今回出張の最後のブログは、まずは国立陸軍博物館の残りをどうぞ!

 
大は中央に鎮座したQF 18ポンド砲を始め、小はトレンチ・ナイフまで、第一次〜第二次大戦期の武器がみっしり展示。
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スペースやライトの関係で、特に撮影が上手く行かず、すみません!そして書ききれないので皆さんで要チェック!
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第二次大戦中に使われたBSAのバイクもありますね。

 
ブース傍には大型のタッチパネルが設置され、解説を確認しながら見る事が出来ます。
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ここも人気で、独占するのははばかられたので、次に待っていた老夫婦に譲って退散。



 
次は冷戦中、1970年代頃の装備。黒で揃ったL1A1後期型。ギンピーの愛称で親しまれ、今も発展型が活躍中のL7汎用機関銃。
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ラジオ・セットの大きさが時代を感じさせます(かっこいいけど)
 
FN MAG 汎用機関銃はこちら

 
その隣には現用装備としてL129A1(LMT LM308MWS)が!オゥイエー!同じヤツが俺が働く店にもあるんだぜ!!と、思わず叫びそうになりました(心の中で絶叫)
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英軍ではL86LSWに代わり、分隊支援火器として活躍中
スティーブも『ホント、よう当たる素晴らしい銃やで〜』と言うてました。

 
>LMT LM308MWS 自動小銃 はこちら



わ!レイピアだ!!レイピア地対空ミサイルです。フォークランド紛争で活躍した老兵も改修が続けられ、2019現在も一部で現役だそうです。
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レイピア(短剣)という名称がいかにもヨーロッパらしく、本で目にしてから印象に残っていた兵器です。

 
これはアフガンでの鹵獲品。ルーマニアAKのAIM後期型ですね。AKは使い込まれた個体のくたびれ感が半端ないので、これもそこそこきれいに感じてしまいます。
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下には恐怖の(どの兵器も向けられる方は恐怖ですが)跳躍地雷。何処製だろう?

 
こりゃ何だ?!ホームガードの銃!?と、解説を良く読むと、1950年代のケニアで暴れたマウマウ団(ケニア土地自由軍)による手作り自家製銃と伝統的な刀。
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刀はともかく、銃の方はどこまで使い物になったのか…

 
こちらは北アイルランドでの治安維持活動に使われたハンバー・ピッグ・マーク2装甲車。前面の特設バーでバリケードを突破します。
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開いた左側フロント・ウインドウからは非致死性弾の水平!発射機が除いております…

 
すぐ側のケースにはIRA謹製の手作りサブマシンガン。いくつかタイプが確認されているようですが、これはスターリングのマガジンが使えるように、横装填式タイプ。
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昔ながらの痛めつける棒、木製バトン。L1A1のストックには、即時使えるようにストックに止血用の包帯が括り付けられているのが実戦的で生々しい…
>この時期使われていたスターリング短機関銃はこちら
 

「リトル・アーマライト」という歌まで作られ、英軍にとっては悪夢のタネの一つであったAR-15がありました。セレクターには、しっかりフルオート・ポジションのある軍用バージョン。
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その下にあるのは1975年頃に使用されていたIRA自家製グレネード・ランチャー(のレプリカ)電気発火式です。ライトが反射して見難いけど…あれ?このAR-15…

 
ギャッ!シリアルが削られてる!!
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生々しいイリーガル感…削るというよりもシリアル部分をごっそり穿っています。

>100%リーガルで安全な弊社在庫 M16A1はこちら

 
・・・
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・・・

 
第二次大戦後から現在までに行われた主だった英陸軍の任務解説が、プロジェクターにより映し出されます。
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これがA級の映画やゲームのような作りで、めちゃくちゃカッコいい!
 
見難いてすみません!1645の近代王立陸軍創設以降の、大きな戦争時の出身者構成を現したグラフです。創設時は民兵なんかの寄せ集めで2万4千人からスタート。左から6つ目、下側大きな円グラフは第一次大戦、その右の大きなグラフが第二次大戦。
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特に、青の本土常備軍、オレンジの本土戦時徴募兵、そして赤のインド植民地軍の推移が興味深く感じられます。


こちらには軍とポップ・カルチャーの関わりの歴史。
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アートや音楽アルバム、ゲーム等のジャケットを取り上げています。いいなコレ、このパネル部屋に欲しいな!!

 
軍隊用語(というか兵隊スラング?)モチーフのネオンサイン。基地近くのパブなんかに飾ってあった物でしょうか。
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これは下手に窓辺に飾ると、酔った英兵が転がり込んできそうで危なそう。
 

今でも欲しい、ミリタリー玩具。あのサーベルなんかは高級そうですね。しっかりとXBOXのゲームを並べてるところが流石!
ちなみにバット・プレートが割れていないSA80は、このおもちゃのSA80だけでした…
 
>樹脂部の経年劣化はSA80の持病だそうです。L85A1 (SA80) 自動小銃はこちら
 

小さな子供に向けたガイドのコーナー。その向こう側の階下にある広間では、一般参加可能な講演やディスカッション、アート教室に料理教室?等の催事スペースがあり賑わっていました。
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大人だけでなく子供にも丁寧に、英陸軍の存在意義、そして避ける事の出来ない戦闘や悲惨な負の側面といったに関しても避ける事なく、しっかりと解説されていたのは驚きでした。


デザインや展示方法の素晴らしさも去ることながら、大きな敬意を払って作られているのが、あらゆる部分に感じられ(それらは決して過剰だったり、押しつけがましくなく)あらゆる部分に感じられ、感動すら覚えました。
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トイレのサインも敬礼しています!アテンション!!
 

博物館の帰り、ダウニング街を見物してみようかなと歩いていると様々な警察車両が。
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工事中のビッグ・ベン近く、パーラメント・スクウェア・ガーデンでブレクジット賛成のデモが行われていました。
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場所が場所なだけにか、かなりの数の警官がデモ隊を取り囲んでいました。(その周りをさらに囲む見物客)
 
カッコいい騎馬警官もみれました!すげぇ!!うかつに近寄るとケガしそうなので、遠巻きに見学。
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しかし見物客にもフーリガン・チックな危なそうな人が増えてきたので、早々に退散。
 

現在、帰国に向けた夜行列車の中でこれを書いています。なので真っ暗なため、日中に撮ったニューキーの海岸線写真を最後の一枚としたいと思います。
一生思い出に残るであろう、美しい海岸線。


とても忙しく、かるく筋肉痛の続く日々でしたが、天候にも恵まれ、現工場では最後のお手伝いスタッフとして来れて幸せでした。ニューキー、すごく良い所。いつかまた個人的に訪れようと硬く誓ったキヨミズでした!帰国後も新入荷品の商品化目指してがんばります!!
本日のワンポイント情報!!

【無可動銃】ガリル ARM 自動小銃 着剣装置無 の新たな個体を本日HPとD/P(詳細画像)にアップしました。 ぜひHPをご覧下さい。

 

・【無可動銃】ガリル ARM 自動小銃 着剣装置無 はこちら


2019.09.14 Saturday

イギリスよ再び!〜その3〜

こんにちは、ロンドンから西に約415km!離れたニューキィにて、バリバリ働いておりますキヨミズです。 ロンドン国立陸軍博物館の最終編の前に、工場での簡単な作業報告編です。

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昔はスズ鉱山で栄え、今はイギリス随一のサーフィンのメッカとして人気のニューキィにありますシカゴ英国工場。 近々移転を控え、ここでは最後となる新入荷品の商品化作業に、文字通り朝から晩まで頑張っております。


「・・・社長たち、出張の度にいつもこんな作業やっとるんかいな!?!?」

と思わず絶句してしまう仕事量の内から、ほんの一部だけをお手伝い。
例えば、シカゴ出張作業名物、グリス落としを使っての銃の清掃作業。
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これを使って丁寧に丁寧に鉄部に着いた汚れを落とします。

今回はこんなのとか、
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こんなのなんかを。
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ただ撫でるだけじゃない!しっかりと力入れて落とせ!と、元外人部隊と元RAFのスティーブ両氏からの檄が飛びます…ウソです!きっちり細部まで説明してくれ、コーヒーもしょっちゅう淹れてくれる中での和やかな作業です。

昼食は二つ返事で大好きなコーニッシュ・パイをプリーズ。 本当にこれうまいんですよ!
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まあ、作業内容や量がえげつないのは本当ですけど!!今まで通関作業、長野倉庫での作業にも携わりましたが、やはり実際に出張の現場に来て改めて判る事、学べる事が多いなと痛感しております。
お客様はもちろん店舗スタッフにも知らされていない、表に出ないがとても重要な仕事がシカゴには多くあるのですね。 まるで水鳥の足のような努力…

画像はハイド・パークで何となくとったカモ?の写真。 足がかわいい。


いったん合流した社長は欧州大陸に向けて極秘の単独行。

僕と元外人部隊氏とスティーブの三人による作業はまだまだ続きます!
頑張りますんで次回の新入荷をお楽しみに!!
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きっちり仕事が出来たので、今日もビールがうまかった!!
明日も頑張ります!


本日のワンポイント情報!!

【無可動銃】Gew.3A3 自動小銃 の新たな個体を本日HPとD/P(詳細画像)にアップしました。 ぜひHPをご覧下さい。

 

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2019.09.09 Monday

イギリスよ再び!〜その2〜

こんにちは、ロンドンの公園にある土道をうっかり歩いていて、馬糞を踏みそうになったキヨミズです。馬術訓練(路上教習?)のための馬道なんですね。いや、ギリギリで踏んでないですよ!


馬糞を避け、大勢の人と犬と鳥を間を抜けつつ、バッキンガム宮殿前まで来ると、上空から聞きなれない重低音がするので見上げると…
うあお!チヌークとロングボウ・アパッチじゃん!目の前の観光資源を無視して上空をパシャパシャ。完全にマニア丸出しの行動でしたが、気付いた周りの観光客もオー!とか言いながら撮っていました。みんな好きだなぁ!(画像荒い…型落ちスマホのカメラと(僕の腕では)これが限界…)


国立陸軍博物館の続きです。
時代を追っての歩兵装備の紹介をするコーナーが続きます。
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フォークランド紛争時の装備です。落下傘連隊の赤いベレーや受勲した勲章類も並びます。
銃火器は66mmLAWにL1A1、パラ・モデルがありますね。アルゼンチンが狙撃銃的に運用して散々な目に遭わされた、M2重機関銃もあります。展示スペースの関係で銃身はぶった切られてショートバレル化。

>シカゴ在庫のブローニング
50口径重機関銃はこちら

 
フリント・ロックのブラウン・ベスにエンフィールド・3バンド、
SMLEのNo.4とNo.1。
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ヘルメットやドラム、勲章や様々な装備類が散りばめられていて、興味が尽きません。


>エンフィールド・シリーズはこちら
>SMLEシリーズはこちら


アラビアのロレンス?
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WAAC(夫人陸軍部隊)の制服姿も登場。


WAACに関しては常設コーナーも設けられていました。
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体験型のコーナー。固定されたSMLEの模擬銃を操作して、射撃訓練を体感できます。
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こちらはレバー・アクションのはマルティニ・ヘンリー模擬銃。
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子供だけではなく、大人も喜んでカチャカチャやっていました。


遊びながら学べる、体験型学習っちゅうヤツですね。
遊べるといえばこんなのも。

ギャ!急に現れたチャーチル歩兵戦車?!

…の模型でした。

ペリスコープ部分に取り付けられたモニターにはPCゲーム?と思しきシミュレーターが映っており、操縦手と車長に分かれて操作するみたいです(大人気だったので順番回らず撮影のみ)


戦車が登場した結果、歩兵用対戦車兵器も生まれました。
第一次大戦時はイギリスが生んだマークI戦車を倒すために、ドイツはモーゼルM1918タンク・ゲヴェアーを投入。

次の大戦ではイギリスがドイツ戦車を倒すため、ボーイズ対戦車ライフルやPIATを開発したのでありました。

 

ズールー戦争で使われた英軍とズールー族戦士の装備です。大きな盾ですね。対する英軍歩兵はマルティニ・ヘンリー。
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いくら兵器に差があっても、こんな盾持って突っ込んで来られたら怖いだろうな…

>マルティニ・シリーズはこちら

 

こちらは19世紀から20世紀初頭に行われたアフガニスタン戦争のコーナー。アフガンの氏族が使用したジェゼイル・ライフルが展示されています。
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その上はアフガン・ナイフ。巨大な牛刀みたいで恐ろしい…

>ジェゼイル・シリーズはこちら

 

戦闘があれば、戦場医療も必然です。19世紀の外科処置用キット。

瀉血よりはマシでしょうが、とにかく切り落とす時代…ボーン・ソウが恐ろしい…
医療用ノコギリですが、実際に使われていた刃物は銃とは異なる迫力がありますね。


おお!SMLEの狙撃銃型、No.4 MKI (T)です!
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ストックに刻まれた筋はキル・マークってやつですか…

 
>SMLE No.4 MkI (T) 狙撃銃はこちら
>戦後型である
L42A1 狙撃銃はこちら
 
その横にはドイツのMP-18が。第一次大戦の塹壕制圧のために編成された突撃歩兵にはMP-18と手りゅう弾(弾殻に携帯用のクリップが付いてるんですね。初めて知りました)が配備されました。

戦時急造にもかかわらず完成されたデザインです。

>後継型のMP-28はこちら


 
そして、その後ろには更に衝撃的な展示が!
下手な引っ張り方で申し訳ありません!
削るには惜しいので今回を中編として、後編に続きます!!
本日のワンポイント情報!!
大阪店在庫品の【無可動銃】ステン MkI 短機関銃 の新たな個体をHPとD/P(詳細画像)にアップしました。 ぜひHPをご覧ください。
・【無可動銃】ステン MkI 短機関銃 はこちら

2019.09.08 Sunday

イギリスよ再び!〜その1〜

こんにちは、急遽、海外出張のお供をすることになりましたキヨミズです。

只今、ブレグジットで大騒ぎのロンドンにて、社長達と合流するべく一人で待機中です。Vショー等で多忙な社長と元外人部隊氏と同行するには適切なチケットが取れなかった為、先に大阪より旅立ち、ロンドンで自由時間をもらえる事となりました。めちゃくちゃ役得!


今回の出張工程です。

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数日後にヒースロー空港にて社長たちと合流後、ニューキィの英国工場に向かいまして商品化に向けての膨大な作業と、新工場移転の手伝いを予定しております。上手くこなせるか今からドッキドキ…

 

ロンドン滞在のホテルはパディントン駅すぐ近くのホテル。
ホテル前の公園にはかわいらしいチェス盤とパディントンのオブジェが。
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快適なホテルですが、ぐっすり寝すぎてたらもったいないと、朝一で出発。
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天候にも恵まれたので、人の数より犬鳥リスの数が人より多いハイド・パークやケンジントン・ガーデンを散策しながら南下。


 
今回のお目当ては、チェルシー地区にある国立陸軍博物館です。

入館料は無料(特別展示は別途有料。素晴らしい図録は4£)
写真撮影はフラッシュ無しならいいよ、と確認出来たのでバシャバシャ撮るとしましょう!
見所あり過ぎるため、以下は特にシカゴ向きな展示のみ紹介します。


エントランスでは早速、ユニバーサル・キャリアがお出迎え!
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”何故、我々は陸軍を保有するのか?”
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大英帝国の歴史と共にある英陸軍を知ってもらうための展示方針となっています。


パネル前にはビルマ戦線で活躍したQF3.7インチ榴弾砲が。
ライフリングもバッチリ残っていました。
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1806年に使用された新兵募集の旗。ロイヤルブルーの徴募官の制服が素晴らしい。
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時代による軍服の遍歴を実物で追う事ができます。

解説の他、色々なエピソードや発言録からの引用が散りばめられており、情報量多し!


現用装備ももちろんフォロー。
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出てきました!大英帝国の小銃たち。下から、
ブラウンベス・マスケット(1727〜)
マルティニ・ヘンリー(1875〜)
SMLE No.1 (1913〜)
一番上のちょっと質素な形のSMLEはトレーニング・ライフル(1940〜)
銃の下にあるマスは訓練期間。一マスが一週。SMLEで劇的に習熟期間が延びたのですね。銃の進化だけではなく戦術の変化など、様々な要因があったようです。
右の木の大きなスプーンは射撃成績が最低ランクだった部隊に贈られる不名誉なトロフィー(笑


>現在、シカゴ在庫のマルティニ・シリーズはこちら
>SMLE No.1こちら


 
次のブースではSA80(1990〜とあるのでL85A1)とブレンガン(1954〜ですのでL4ですか)
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習熟期間がブレンガンの方が短いのは興味深い…

 
>シカゴ在庫のL85A1はこちら


第二次百年戦争期、騎兵とマスケット銃の時代とあります。
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ワーテルローでしょうか?ダイナミックな背景画。
臼砲や大砲も並んでいますね。

あ!フランスだ!
相手側の展示もあります。
似たのが大阪店にもあるぞ!


>ベルギー王国陸軍竜騎兵連隊下士卒 ヘルメット & 胸はこちら


右から歩兵の制服と共に小銃が。

右と中央下はブランズウィック・ライフル、中央上はエンフィールドですね。左はマルティニ・ヘンリー。それぞれの特徴的な弾薬の展示もあります。

>当時、最高の量産品質を誇ったエンフィールド・シリーズはこちら

 


シカゴにもあります。アダムス・リボルバー!
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無骨ですが機能的かつ優雅なデザインが素晴らしい!

>アダムス・リボルバー・シリーズはこちら


リー・メトフォードです。
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英陸軍初のボルト・アクション式小銃ですが、より近代的なリー・エンフィールドが出るまでの極短い時期のみ現役でした。


その下には元祖マキシム機関銃!水冷ジャケット無しの姿で、一瞬、何か判りませんでした。
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クラシカルなピストルグリップ、砲金の輝きが美しい!


>マキシム機関銃の直系シリーズはこちら

 
と、ここまで駆け足で紹介しましたが、シカゴスタッフとしては省くには惜しい内容が沢山ありましたので、後編へと続きますのでしばしのお付き合いを!それでは今回はこれにて!

 

本日のワンポイント情報!!

買取で【無可動銃】ガリル ARM 自動小銃 (着剣装置無) が大阪店に入荷しました。 HPとDetailed Photos(詳細画像)はアップしております。 価格は現時点では決まっておりませんが、近日中に決定の予定です。

・【無可動銃】ガリル ARM 自動小銃 (着剣装置無) こちら


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