Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊兵の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

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2017.06.22 Thursday

熟成!アメリカ軍ライフル用グリース缶!

皆様こんばんは、梅雨が本格化する前に布団干しや掃除が完了し得もいえぬ満足感に包まれているナベでございます。

 

銃の新入荷時期なのに空気を読まず、本日はこちら大阪店限定(今のところ)「アメリカ軍ライフル用グリース缶」でございます。

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未開封未使用の直径約10cm、高さ約9cmのOD色の缶詰です。 いや〜このオリーブドラブに黄色のステンシル〜いいですねTHEアメリ缶(←?)って感じで。 凹みや若干の錆はございますが在庫の2個とも良い状態です。

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INTERNATIONAL LUBE 社製のライフル用グリースです。 重量は1ポンド( 0.453 592 37 キログラムくらい?)、現在手元に計量計が無いので正確には不明ですがその位の重さはありそうです。 そしてスゴイことにどうやら作られたのは1963年11月・・・54年前か・・・フッ懐かしいぜ(いやナベまだ生まれてませんが)。

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1963年といえばいろいろな事が起きた年でJFKがダラスで暗殺されたり、力道山が刺されたり、ベトナムで軍事クーデターが発生したり、TVでは鉄腕アトムや大河ドラマが放映を始め、三波春夫の「東京五輪音頭」舟木一夫の「高校三年生」が大ヒットした年だそうです・・・フッ懐かしいぜ(いやナベまだ生まれてませんが)。

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1963年で調べてたらWW2時に自由ポーランド軍に参加しイタリア戦線で活躍した、ヒグマのヴォイテク伍長がイギリスのエジンバラ動物園で亡くなった年でもあるそうです・・・(右のクマ)。 1963年に亡くなったJFK、力道山、エディット・ピアフ、小津安二郎、ジャン・コクトー 、徳川好敏らの没名の中にヴォイテクの名があるのはいろんな意味で凄いなぁ・・・。

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脇道に逸れましたので本道へ、前にも述べましたが凹みや若干の錆は見られますが50年前の品とは思えない程、良い状態です。 ヘンな膨らみも無いのでスウェーデンの某缶詰のようなことは無いと思われます(未開封で50年以上前の缶詰ですので万一があったらゴメンね

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それにしてもライフル用グリースと一緒に、東京オリンピック前年の昭和38年の空気も入っていると考えると何やらグリース缶詰以上のモノを感じてしまいますね(う〜ん開けてみたい・・・)。

 

タイムカプセル?「アメリカ軍ライフル用グリース缶」はこちら

 

ヴォイテク伍長が加わった自由ポーランド軍が使用した銃器(確か殆ど装備は英軍から供与されたはず)はこちら

 

本日のツーポイント情報!!

⋆買取りで、Ketland & Co.製 パーカッション ネービー ピストル が東京店に入荷致しました。

価格が決まっておりますので、すぐにご紹介可能な商品となっています。

HPとDetailed Photos(詳細画像) も本日完成しておりますので ぜひご覧ください。

Ketland & Co.製 パーカッション ネービー ピストル(50万円、税別)

 

⋆明日6月23日(金)〜6月25日(日)、日本最古の室内アンティーク骨董市 平和島骨董まつり に古式銃専門店として参加いたします。  
 

平和島骨董まつり
期間:6月23日(金)〜25日(日)
時間:10:00〜17:00 (最終日は16:00閉場)
会場:平和島・東京流通センタービル(東京都大田区平和島6−1−1)
入場料:無料

   

国内最大級かつ唯一の古式銃専門店の名に相応しい古式銃の展示を行う予定です。
お客様のご来場を心よりお待ちしております。

平和島骨董まつりの公式HPはこちら
※なお、同期間中はシカゴレジメンタルス東京店での登録証付古式銃の展示品が通常より少ない状態になります。

 

期間中に弊社店舗にて登録証付古式銃のご検討もしくはご購入希望の場合は、お早めにメールもしくはお電話にてご連絡頂けますようお願いいたします。

 

(可能な限りご希望の個体を会場に移動せず、店舗に残しておきます。)
※日程によってはご希望の日時にご覧頂くことができない場合もございます。

   

お客様にはご不便をお掛けいたしますが、何卒ご了承頂きますようお願い申し上げます。

  


2017.06.15 Thursday

スタールのモデルガンは如何?

皆様こんばんは、最近お腹周りの増加装甲が気になってきたので夜のスイーツは止めようと固く心に誓う気がしないでもない・・・今日この頃のナベでございます(早速意志の弱さが現れてるな・・・)。

 

本日のお題は何時もと趣向が異なりますがこちら、お客様からの買取品の中にありましたモデルガンの「スタール・アーミー・リボルバー 壬申刻印モデル」でございます。(販売済となりました!)
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内容はこんな感じです。 見たところ特に欠品や汚れは無い、ほぼ未使用の品です。 価格は¥30,000ポッキリ(消費税は頂きませんが送料のご負担はお願いいたします。)大阪店にて販売中です(販売済となりました!)。 宜しくお願いします・・・と、これで終われないのがシカゴブログ〜。

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何とこのモデルガンを再現した元祖と言おうか本家と言おうか、現物の登録証付古式銃が同じく大阪店にて販売中でございます。 それがこちら登録証付「スタール M1858 ダブル・アクション・リボルバー 」です。

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皆さん、あー寸法や造りもよく似ている同じモデルのモデルガンね〜と、お思いでしょう。 違うのですこのモデルガン、正にシカゴのコノスタールが大元オリジナルなのでございます、経緯はなんと!以前にこの登録証スタールを所持されていた方がHWSさんへ製作の際に貸し出したものなのです。 いやー全く同じ!HWSさんに脱帽です、いや〜見分け付かない〜(o゚Д゚)=◯)`3゜)∵ (何年、無可動屋勤めてんねん!全然ちゃうやろ!!と謎のパンチ?)

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そのため刻印も全く同じです!まずアッパーレシーバーに刻まれた壬申刻印の二五四一入間県が同じ(ズレた壬申刻印まで再現)、お分かりとは思いますが右がシカゴの登録付き古式銃で左がモデルガン。

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フレームに刻まれた「PATENT JAN. 15, 1856」のパテントの刻印も書体は異なりますが同じ文言が入っています。 上シカゴ登録付き古式銃、下モデルガン

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フレームの反対には同じく「STARR.ARMS.CO.NEW.YORK.」の刻印がございます。 ・・・シカゴの登録付き古式銃の書体の方が慎ましやか?上シカゴ登録付き古式銃、下モデルガン

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フレームには双方、シリアル21818の刻印がクッキリハッキリと打刻されています。 フレームのシリアルの打刻はシカゴの登録付き古式銃の方が若干大胆?くどくて申し訳ありませんが左シカゴ登録証付き、右モデルガンです。

 

シリンダーのシリアル番号は流石にメーカーさんも躊躇したのかモデルガンはフレームと同じ21818ですが登録付き古式銃は空気を読まず22618となっています(かっ勝った・・・←誰に?)。

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登録付き古式銃にはレシーバーとフレームにLの刻印が入っていますが、モデルガンにはレシーバーにしかLの刻印が入っていないようです・・・モデルガン君まだまだだなハッハハ〜( ′Д`)┌┛)`д) ;∴;(お客様の購買意欲落としてどないすんねん!!と謎のキック?)

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ローディング・レバーも良くできております流石HWS。 このモデルガンスタールと登録付き古式銃スタールの前所有者は同一の方で同じコレクションでしたので、その見えないプラスアルファの価値もありです!(モデルガンは販売済となりました。)

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この非常に興味深いモデルガンスタール¥30,000ポッキリで大阪店にて販売中(モデルガンは販売済となりました。)ですのでご興味のある方は是非!(注モデルガンは上です。)そしてオリジナルの登録証付古式銃スタール M1858 ダブル・アクション・リボルバー はこちら・・・モデルガンとそのオリジナルを揃えるというのも別の意味で贅沢かもですね〜。

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本日のワンポイント情報!!

買取りで、トンプソン M1A1短機関銃 と MP40I 短機関銃 が東京店に入荷致しました。

 

価格調整中ですがHPとDetailed Photos(詳細画像) にアップしておりますので、ぜひご覧ください。


2017.06.05 Monday

カルカノ M1891/38 騎兵銃IN東西

皆様こんばんは、「ウィンターウォー」もいいけど「前田高地」も見てみたい〜ナベでございます。

 

本日は一応、一連のカルカノシリーズ最終回ということでカルカノ M1891/38 騎兵銃IN東西でございます。

 

大戦時イタリア西方ではドイツのUボート部隊に加勢すべく、イタリア海軍はフランスボルドーに潜水艦基地を置き30隻近くの潜水艦を配備しました。 当然、ドイツ軍とイタリア軍ではラテン気質とゲルマン気質で馬が合う訳も無く(イタリア海軍は地中海が大好きなので大西洋は不慣れ、通信や言語の問題もアリ、ドイツ軍みたいなキッチリカッチリとした群狼戦術はイヤetcetc)数ヵ月後には協力関係は解消されてしまいました。 写真はイタリア降伏後ドイツ軍に接収され日本の瀬戸内海を航行中のイタリア潜水艦コマンダンテ・カッペリーニ(ドイツ降伏後は日本軍が接収、日本降伏後はアメリカ軍が接収し紀伊水道で海没処分)

 

しかし集団行動止めて個人行動になると俄然ヤル気を出すイタリア軍、ドイツ軍と別れ自由行動開始後には潜水艦ダ・ヴィンチは11万トン、タッツォーリは10万トンを撃沈するなど活躍しました。 何処の国の潜水艦にも浮上戦闘や臨検時用に小火器を搭載してましたのでダ・ヴィンチなどのイタリア潜水艦もベレッタ短機関銃やカルカノ騎兵銃のような嵩張らない小型の銃器を搭載していたと思われます。 写真は搭載していた小火器で白熊を仕留めたU-ボートクルー(98k はまだしもMP40は卑怯じゃないだろうか・・・)

 

そして東では、またもや軍や政府の反対(ドイツも)にもかかわらずムッソリーニはイタリア・ロシア戦域軍(最初は3個師団、二回目は10個師団が基幹)を編成し地獄の東部戦線へ派遣しました。 写真はロシアの南部戦線をロバ(ラバ?)と行軍するイタリア山岳兵アルピーニ、しっかりカルカノ騎兵銃を装備。

 

北アフリカとは異なり?東部戦線のイタリア軍は我慢強く勇猛果敢、スターリングラード近くの戦いではソ連軍の大攻勢の前に友軍のルーマニアが瞬時に潰走、ハンガリー軍は圧倒され壊滅、さしものドイツ軍も後退する中で山岳師団を主力とするイタリア軍は踏みとどまり殿軍を見事に務め戦線の崩壊を阻止しました。 カルカノ騎兵銃とブレダ軽機関銃を射撃するアルピーニ、その精強さからソ連軍もアルピーニを「白い悪魔」(ガ○ダムではない)と呼び恐れたそうです。

 

今回のカルカノ M1891/38 騎兵銃は東部戦線でアルピーニたちが戦っていた頃の1942年製です(XXはローマ数字で20、ロットか月日?)。 製造年の下にはGARDONE.V.TとありGardone Val Trompiaの略称と思われます。 

 

このガルドーネ・ヴァル・トロンピアは地名でイタリア北部ロンバルディア州ブレシア県に所在地があり昔から銃器製造業の中心地で有名な地です。 ガルドーネには今もベレッタやフランキなどのメーカーが今も本拠を置いてるそうです。

 

それにしても同じ銃器であっても使う人や場所によって、銃器のイメージってかなり変わりますね・・・。

 

アルピーニも愛用GARDONE産のカルカノ M1891/38 騎兵銃はこちら

 

アルピーニも苦戦(寒さで作動不良を起こしやすかったとか)ブレダ M1930 軽機関銃はこちら

 

本日のワンポイント情報!!

買取りで、下記の無可動実銃3挺 が東京店に入荷致しました。

HPとDetailed Photos(詳細画像)は近日中に完成させる予定です。

価格は既に決まっており、すぐにご案内可能な商品となっております。

一部の商品は ご予約を頂いているお客様がおられますが、キャンセル待ちもお受けしておりますのでお気軽にお問い合わせください。

九九式短小銃(18万円、税別)

Kar.98k 小銃(13万円、税別)

M1 ガーランド(20万円、税別)

 


2017.06.02 Friday

カルカノ M1891/38 騎兵銃IN南北

皆様こんばんはもう6月か〜早っ、お元気ですか?ナベです。

 

本日はまたカルカノ!・・・もう少し付き合い下さいませ、本日はカルカノ M1891騎兵銃の近代改修型「カルカノ M1891/38 騎兵銃」南北編でございます。

 

このカルカノ M1891/38 騎兵銃はその名の通り1938年にM1891騎兵銃を新型実包の7.35mm×51弾に変更し、リア・サイトを固定式に変更する等の変更を施した騎兵銃でした。 しかし7.35mm×51弾や新型銃の配備が完了する以前(というか陸海空の軍備や国内の状態から何から何まで全部準備不足)にドイツの快進撃に焦ったドゥーチェ、軍や政府の高官たちの反対を押し切り1940年6月に参戦してしまいました(カルカノ M1891/38 騎兵銃かカルカノ M1891騎兵銃を手にしたイタリア兵を閲兵するドゥーチェ)。

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当然のんびり更新していた現場は突然の戦争状態に大混乱、新型7.35mm弾の供給も滞り結局ライフルの口径を元の6.5mmに戻す事になり、この6.5mm口径仕様のM1891/38騎兵銃が生産されることとなりました。 大阪店の品にもCAL.6.5とクッキリ・・・。

 

準備体操をしないまま突然全力疾走したためイタリア軍は各所で敗北、イタリアの南方の北アフリカでは15万のイタリア軍がリビアからエジプト目指して進軍するものの4万人のイギリス軍に猛反撃を喰らって11万人の捕虜を出す大敗北・・・(あまりの捕虜の多さでイギリス軍から人数で数えるより面積当たりで数えた方がいい、と言われる始末)。

 

しかし中には火炎瓶等による肉迫攻撃で英軍戦車部隊を撃退して、チャーチルに賞賛されたフォルゴーレ空挺師団や黒シャツ部隊など活躍した部隊も存在しました。 写真はカルカノ騎兵銃を背負ってやっつけたイギリス軍のMk嵯收鐚屬両紊乃念撮影に収まるベルサリエリの将兵。

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また1943年9月にはイタリアは降伏してしまいましたが、それを良しとしない人々はイタリア北部に作られた親枢軸国家イタリア社会共和国に集まり1945年4月まで連合軍への抵抗を続けました。 写真はこれまたカルカノ騎兵銃を手に閲兵を受ける海兵部隊。

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そのイタリア社会共和国軍はモンテ・ローザ、リットリオ、サンマルコ、イタリア等の師団を有し大戦末期の望みの無い戦いにおいて連合軍を幾度も撃退し、連合軍や味方のドイツ軍も驚く活躍を見せました。 写真はイタリア社会共和国軍の最精鋭部隊として名を馳せたデチマ・マス師団の師団長ボルゲーゼ公(フロッグマン部隊を指揮しアレキサンドリアのイギリス戦艦クイーン・エリザベスとヴァリアントを撃破、戦後も元気にイロイロと暗躍。 しかし名門貴族出身とは思えないくらい気合の入ったお顔してますね・・・)

 

でこちらがボルゲーゼ公が指揮したデチマ・マス師団、見難いですが海兵部隊が母体でしたのでヘルメットに錨マークがペイントされています。 武装はカルカノではなくベレッタM1938A短機関銃を装備の模様(真ん中の男の子は多分、部隊のマスコット)。 しかしイタリア軍にしろドイツ軍にしろ、末期になると何かよく判らないカッコよさがマシマシですね、対して日本は何かいろんな悲しさマシマシ・・・(ナベの主観)。

 

話題が激しく脱線してしまいましたが今回のM1891/38騎兵銃、戦時中は歩兵銃と比べると軽さとコンパクトさ(持ってみると実感できますよ〜)と製造コストの安さが大いにウケて、1940年〜43年にかけて約1,618,000挺が製造され大戦中にイタリアで最も多く製造された小火器となったそうです。 騎兵銃装備のイタリア軍輜重兵?若しくはチョイ悪親父の群れ(ヤダ、ミンナメッチャ強ソウ)。

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次回はしつこく続くよ、カルカノ M1891/38 騎兵銃IN東西の予定ですではサヨナラ!サヨナラ!

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持ってみると驚きの軽さ「カルカノ M1891/38 騎兵銃」はこちら

 

これを持ってると精鋭感マシマシのベレッタ短機関銃はこちら

 

本日のワンポイント情報!!

先日買取りで入荷しました M1 ガーランド ライフル のHPとD/P(詳細画像) を本日新たにアップしました。価格が決まっており、すぐにご案内可能な商品となっております。ぜひHPをご覧ください。 

 

M1 ガーランド ライフル(28万円、税別)

 


2017.05.26 Friday

カルカノ M1891騎兵銃と戦間期の巻

皆様こんばんは今年ももうそろそろ半分か〜ナベです。

 

本日は無駄に顔が濃いイタリア兵1/6フィギュアが持ってる〜(脱線ですがこのイタリア兵、何時何処で入手したか全く記憶が無い・・・コワイ)

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こちらの「カルカノ M1891騎兵銃」が本日のお題でございます。(営業後、仄暗い店内でバランスが不安定で自立してくれないイタリア兵を懸命に一人立ちさせようと足掻くナベの姿がそこにあった!!・・・我ながら何してるんだろう?)

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このカルカノ M1891騎兵銃は歩兵用のカルカノM1891小銃と同じく、1891年に採用され機関部はマンリッヒャーではなくモーゼル方式、しかし弾倉はエンブロック・クリップを使うマンリッカー方式で、このちゃんぽん方式をカルカノ式と呼ぶ・・・のだそうです。

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M1891騎兵銃は第一次世界大戦にイタリア王国軍の主力騎兵銃として使われ21年後の第二次世界大戦でも運用されました。 当然その間1936年に起きたスペイン内戦においてもM1891騎兵銃は使用されました。 M1891騎兵銃を傍らに業務中のイタリア軍通信兵、足に挟んでるのはガスマスク。

 

スペイン内戦ではドイツが派遣したコンドル軍団やソ連の軍事顧問団、ヘミングウェイが小説にした国際旅団が有名ですが最大級の介入をしたのは地味にイタリアでした。 陸軍では4個師団(リットリオ師団、黒シャツ師団、黒い矢師団、黒い焔師団)を遠征軍として派遣し空軍機や海軍の艦艇も参加しました。

 

4個師団も送り込んだのだから、さぞかし大活躍したのだろうと思いきやそこは我らがイタリア軍、1937年3月のマドリード近郊のグアダラハラの戦いではイタリア軍精鋭4個師団(250台の戦車付き)が民兵主体の共和国軍に簡単に撃破(その際イタリア軍撃退に活躍したのがイタリア人主体の国際旅団ガリバルディ大隊・・・)され敵味方のスペイン人から笑いの種にされてしまいました(結果イタリア軍は反乱軍から信頼を失くしその後、重要な戦域には配備してもらえず(´;ω;`))。 写真はグアダラハラへ向かうイタリア軍の火炎放射戦車。

 

助けたハズのドゥーチェが心持悲しそうに視線を逸らし、助けてもらったハズのフランコ総統の態度が妙にデカイのもその辺りに原因が・・・因みに大戦中にイタリアが軍事費に困った際、内戦時の軍事援助の代金7兆リラの請求書をスペインに送付しましたが華麗に踏み倒されました。

 

ドゥーチェを悲しませたグアダラハラの戦い(イタリア軍に6000人以上の死傷者)の際もリットリオ師団、黒シャツ師団、黒い矢師団、黒い焔師団のイタリア軍兵士たちはM1891歩兵銃と一緒に多くのM1891騎兵銃を使用したと思われます。 M1891の歩兵銃と騎兵銃サイズの違いや折畳式の銃剣の有り無しもありますが騎兵銃のボルト・ハンドルが背負った際などに邪魔にならない様に折り曲げてあるのも地味に大きな違いでした。

 

またM1891騎兵銃はバリッラ少年団などのファシズム団体等の軍事教練にも使われたようです。 大人が持つと小さいですが子供が持つと良いサイズですね。

 

次回はM1891騎兵銃の改良型カルカノ M1891/38 騎兵銃で行きたいと思います。 ではCiao(チャオ)!

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軽いし短いし嵩張らないし、なんてコレクター思いの銃なんだ!「カルカノ M1891 騎兵銃」はこちら

 

本日のワンポイント情報!!

東京店在庫品の マイクロ UZI 短機関銃 のHP解説とDetailed Photos(詳細画像)を本日追加致しました。

ぜひHPをご覧ください。

マイクロ UZI 短機関銃 (45万円、税別)


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