Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

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2019.11.13 Wednesday

仁川工廠製九九式短小銃

皆様こんばんは。 急に気温がストンと下がって来ましたね。 皆様体調如何ですか?ナベです。

 

新入荷で大阪店にやってきましました旧軍小銃その中にあまり見かけない工廠刻印の入ったの九九式の末期型と中期型が・・・。

 

こちらがその刻印。 九九式の最大派閥である小倉工廠製や名古屋工廠製はシカゴでも割りとよく見かけますが、今回の2挺は珍しい仁川陸軍造兵廠製です。 末期型、中期型の機関部には仁川製を示す星が共に打刻されています(星の横には更に分り易く仁川の「仁」も)。

 

・・・で、その仁川工廠何処にあったのか?調べてみますと現在の韓国の仁川広域市富平区に1940年 (昭和15年4月) に設立され、また富平にあったことから富平造幣廠とも呼ばれたそうです。 ・・・しかし仁川、1875年には日本と江華島事件、1950年には国連軍の仁川上陸作戦と大変ですね・・・。

と!ここでドイツにいるシカゴ社長からツッコミが〜「ナベさん目線で場所を説明したら混乱するやん! ソウル郊外の仁川国際空港があるところ!! て言えばエエやん!」全くその通りでございます〜上の地図で仁川が韓国のどこにあるか解る人の方が確かに少ないですね〜。

 

仁川は戦争が続く中国と地続きな上、京仁鉄道や港があり運搬や交通の便も良い事から軍需基地としてもってこいだったようです。 太平洋戦争中には九九式短小銃、三十年式銃剣、小銃弾、砲弾、軍刀 (九五式軍刀?)、車両を生産しました。 しかし今では工廠は取り壊され富平公園となっています。

 

>>三十年式銃剣はこちら

>>軍刀類はこちら

>>旧軍の砲弾(安全品)はこちら

 

仁川製は中国からの里帰り品の中にたま〜に入っています、が程度が良くないので残念ながらその希少価値が薄れてしまってます・・・。 しかし!今回の入荷品はとても程度の良いアメリカからの里帰り品なので仁川製のコレクション価値を倍増させています!  アメリカでは仁川製はJinsen Arsenal(ジンセン・アーセナル)製としてプレミア価格で取引されています(むむっアメリカ人もお目が高い)。 仕入れ価格が高いので販売価格も多少お高めなのは・・・納得でございます。 インチョン (仁川) 製九九式短小銃でした〜。

 

仁川工廠製九九式短小銃はこちら

 

 

本日のワンポイント情報!!

買取で入荷した【無可動銃】Gew.41 (W) 自動小銃 をHPとD/P(詳細画像)にアップしました。 是非ご覧ください。

・【無可動銃】Gew.41 (W) 自動小銃 はこちら


2019.11.10 Sunday

東京大阪店に入荷しました!スコーピオン短機関銃

皆様こんばんは今年もあと2ヶ月切っているという現実に驚くナベです・・・それにしてもご即位パレード見たかったな〜。

 

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今回は久々に入荷しましたチェコスロバキア製スコーピオン短機関銃でございます、今回も大変良いコンディション! チェコグレーではなくブルー仕上げモデルです。 主に戦車兵や通信兵などの自衛用として作られただけあってやっぱりコンパクトですね〜。

 

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「she」の「Ceska zbrojovka Uhersky Brod(チェコ国営ウヘルスキ・ブロト工廠)」を示す工場コードが入っています。 今回入荷品した品は1963年から1966年の生産品が入荷していますが、この品は入荷した中では最新の66年製です・・・といっても53年前か・・・。

 

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いずれの品も保管時に付いたと思われる若干の小傷や擦れは見られますが金属部や木部の状態は大変に良好です。 それにしましてもこの小さな刻印、個人的にそそられます〜。

 

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チェコスロバキア軍用を示すクロスソードの刻印も鮮明に打刻されています(ナベの撮った写真は不鮮明ですが)。

 

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輸出公社オムニポールから世界各国へ輸出されたこともある名銃スコーピオン短機関銃、東京店大阪店にて販売中です!

 

Vz.61 スコーピオン 短機関銃はこちら

 

スコーピオン短機関銃の付属品も販売中です、是非一緒に如何でしょうか〜それでは。

 

Vz.61 スコーピオン ホルスター (ポケット付)はこちら

Vz.61 スコーピオン マガジン・パウチはこちら

Vz.61 スコーピオン 10連 マガジンはこちら

Vz.61 スコーピオン ランヤードはこちら

 

本日のワンポイント情報!!

買取で入荷した【無可動銃】HK MR308A3 自動小銃 (16.5インチ・モデル) を本日HPとD/P(詳細画像)にアップしました。 是非ご覧ください。

 

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2019.11.05 Tuesday

ロシア軍 教本「開戦に備えよ」(1983年発行)

皆様こんばんは。 故ポール・アレン氏が設立した沈船捜索チームがミッドウェーやレイテの海底で沈没した空母「加賀」「赤城」や巡洋艦「鳥海」などを立て続けに発見していて凄いですね(勝った連合国の艦船は殆ど解体され現在は見る事が出来ないのに、負けた旧軍の艦船が朽ちているものの目にすることが出来るのは何か妙な感慨が・・・)〜ナベです。

 

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本日も現在大阪店にてUPし続けているマニュアル類の山の中から、こちらカラフルな1983年発行のロシア軍 教本「開戦に備えよ」でございます。 НАЧАЛЬНАЯ ВОЕННАЯ ПОДГОТОВКА・・・初期軍隊準備?・・・初等軍事訓練?まあ開戦に備えて準備せよ!ですね。

 

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開いて冒頭8ページ目には同志イリイチさんがブジョンノフカ帽を被った赤軍兵士に勲章を授与してるイラストがあります。 後ろの建物は赤の広場にある国立歴史博物館の建物でしょうか?

 

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当時ソビエトを指導していたお歴々の紹介もされています。 左の人物は82年から84年まで書記長を務めたKGB出身でポエマーでもあるユーリ・アンドロポフ(ゴルゴ13のイメージが・・・)、右上は「クレムリンのキングメーカー」と恐れられたドミトリー・ウスチノフ国防相、下は陸海軍で権勢を誇った・・・らしい?ピシェフ政治総本部長。

 

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ソビエト軍の基本的な歩兵戦術も紹介されているようです、火線を考慮した防御陣地の構築法?

 

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第三次世界大戦が始まったら西部ヨーロッパで交戦するハズの敵国軍用機のラウンデルも紹介されてます。 Великобритания(英国)、Соединенные Штаты Америки(アメリカ)、Франция(フランス)、分り易い西ドイツのようです。 しかしゆっくり飛んでる輸送機なら兎も角、マッハで飛んでるジェット戦闘機の国籍マークなんか確認してる余裕あるのでしょうか?

 

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こちらは核攻撃を受けた際の防御方法、爆発の閃光を感じたら核爆発の反対方向にうつ伏せになり両手で目・耳を防ぎ口は開く・・・基本ですが完全に気休め・・・。

 

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放射能の汚染図、83年はレーガン大統領がソ連を「悪の帝国」と呼んだり、大韓航空機撃墜事件、グレナダ侵攻があったりと核戦争の恐怖は身近だったんでしょうね。

 

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地雷設置の仕方も紹介、1980年代ですが金属探知機に反応し難い木製地雷とか40年代くらいからあまり進歩していない気も・・・。 防御陣地の敷き方、敵機の国籍の見分け方、核攻撃からの身の守り方、地雷の設置の仕方とか何か全般に攻める気の無さと言いますが意識が後ろ向きと言いますか8年後のソ連邦の崩壊を暗示しているような気も・・・。

 

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ソ連歩兵の友、AKMについては整備や使用方法が結構細かく記載されてます。 特徴的な銃剣を装着しますとツワモノ感が増しますね、刃が下ではなく上向きというのがまたコワイ。 それでは〜また。

 

ロシア軍 教本「開戦に備えよ」(1983年発行)はこちら

 

AKM自動小銃はこちら

 

本日のワンポイント情報!!

【無可動銃】モシンナガン M1944 騎兵銃 の新たな個体を本日HPとD/P(詳細画像)にアップしました。 ぜひHPをご覧下さい。

 

・【無可動銃】モシンナガン M1944 騎兵銃 はこちら


2019.10.26 Saturday

ロシア軍 歩兵教本(1940年発行)

皆様こんばんは、ご即位の500円記念硬貨が欲しいナベです(記念金貨高くてムリなので)。

 

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本日も元気にソビエトロシア軍マニュアルです(面白いマニュアル一杯入荷してるんですよ〜)。 今日は独ソ戦前年1940年発行のロシア軍 歩兵教本です。 全部で134ページで大きさ 約11.5cmx 17cmの冊子です。

 

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まずは基本の敬礼の仕方や行進の仕方、そういえば共産系や軍事政権系の国ってそこまでする?と思うくらい行進とかパレードに力入れますね。 ナベなんか小学校の運動会の行進練習だけでも嫌気が差しましたが・・・。

 

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モシンナガンM1891/30歩兵銃を担ぎピロトカを被ったほぼ完全装備のロシア軍歩兵、この教本が発行された1年後には規定どころの騒ぎではなくなる・・・。

 

シカゴ在庫のモシンナガンはこちら

 

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歩兵戦闘の基本、着剣戦闘法も紹介されています。 クリミヤ戦争や日露戦争などでロシア兵は白兵戦で勇名を馳せていたので特に力を入れていたんでしょうね。

 

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こちらは冬季戦での必需品スキーを装着しての戦闘方法を紹介(スキー履いたままで匍匐前進は難しそう)。 冬戦争においてフィンランド軍のスキー部隊にロシア軍が大打撃を受けている同年の1940年に、この教本は発行されていますが貴重な戦訓は反映されているのでしょうか?

 

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時代を感じる(といってもこの頃、完全に馬匹から脱却した自動車化部隊を持っているのはアメリカだけですが)ページも、馬車や駄載の際の行軍方法が紹介されています。 1m空けるとか3m空けるとかなかなか細かい。

 

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最後の方にはロシア軍名物?のポルチャンキ(巻き靴下)の巻き方も懇切丁寧に図解されてます。 伝統的な衣装らしいのですが2013年にロシアの国防相が「時代遅れだから廃止する!」と命令したとか(ホントに廃止されているのでしょうか)?・・・ となかなか興味深いロシアの教本でしたそれでは〜。

 

ロシア軍 歩兵教本(1940年発行)はこちら

 

 

本日のワンポイント情報!!

無可動銃】 ガリル ARM 自動小銃 木製ハンドガード 着剣装置付 の新たな個体を本日HPとD/P(詳細画像)にアップしました。 ぜひHPをご覧下さい。

 

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2019.10.22 Tuesday

ロシア軍 PPSh41短機関銃 マニュアル 1955年発行

皆様こんばんは。 タオルケットでは肌寒い、布団では若干暑い・・・微妙な時期ですねナベです。

 

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本日はこちら表紙がとってもしっかりした「ロシア軍 PPSh41短機関銃 マニュアル」です。 大戦が終わってから10年後の1955年発行で全96ページ、サイズは約11.5cmx 約17cmの品です。

 

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PPSh41短機関銃・・・言わずと知れた500万挺以上生産されたソ連軍の主力短機関銃ですね。 写真はPPSh41を肩から下げたロシア兵、ベルリンでしょうか?

 

シカゴ在庫のPPSh41短機関銃はこちら

 

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中身はスタンダートにPPSh41の説明や整備方法が豊富なイラストで紹介されています。

 

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ドラム式弾倉だけでなくバナナ式弾倉も載ってます・・・シカゴで販売中のまんま同じのクリーニングキットやオイラー缶も。

 

PPSh41 クリーニング・キットはこちら

 

PPSh41 丸型金属製オイラー (ニ槽式)はこちら

 

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PPSh41の射撃方法といいますか射撃姿勢も図解されてます、右の木を遮蔽物にした方法は判りますが左の板を利用して木の上からの射撃は敵から即撃ち返されて転げ落ちる姿が目に浮かびます。

 

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対空射撃(?)の仕方も説明されてます。 このイラストの空冷エンジンの飛行機はポリカルコフI-16戦闘機(左上の飛行機)でしょうか?ドイツのメッサーシュミットでもいいような気もしますが、如何にもひこうきひこうきなポリカルコフの方がマニュアルの編者の心の琴線に触れたのでしょうか?

 

ここまで書いていてふと気になったのが1946年度版のPPShマニュアル・・・。

 

1955年度版と合わせて捲っていきますと・・・なんとイラストから文章(ナベ露語はさっぱりなので多分)全く同じ、こりゃ1955年度版の担当者さぼったな〜とも思ったのですが1955年ともなれば一線部隊にAKが普及しきった頃、今更PPShのマニュアルの改訂に力を入れる意義も無かったのかも知れませんね・・・。

 

ロシア軍 PPSh41短機関銃 マニュアル(1955年発行)はこちら

 

ロシア軍 PPSh41短機関銃 マニュアル(1946年発行)はこちら

 

本日のワンポイント情報!!

買取で入荷した【無可動銃】B&T MP9-N 短機関銃 (サイレンサー付) と スオミ M31 短機関銃 (前期型) を本日HPとD/P(詳細画像)にアップしました。 ぜひHPをご覧下さい。

 

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・【無可動銃】スオミ M31 短機関銃 (前期型、お客様ご連絡中) はこちら


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