Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊兵の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

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2018.02.20 Tuesday

旧日本陸軍 防暑衣 着こなし編

皆様こんばんはナベです。 先日キヨミズさんと入替わりに出勤すると机の上に妙に懐かしいモノが東京店から・・・久しぶり〜。 東京店は7:30までですが大阪店は努力・友情・勝利(ナンノコッチャ)でPM8:00まで営業です。

 

本日はこちら「旧日本陸軍 防暑衣上下」でございます。 防暑衣は終わった〜と思ってましたが大物のコレが残ってました。

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この防暑衣、以前紹介いたしましたこの防暑襦袢の上に重ね着いたしました。

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こんな感じです。 このように防暑衣の下に防暑襦袢を着て襦袢の襟を防暑衣の襟に重ね着用するのが正式な着用法でした。 なんか窮屈でとっても暑そうな気もしますが・・・。

 

将校用の防暑衣ですのでかなり異なりますが、フィリピンを攻略した本間雅晴中将も軍衣の上から襟重ねスタイルです。(親英派だったため微妙に中央から外されたり、海外赴任中に奥さんの浮気&育児放棄が原因で離婚となってショックのあまり飛び降り自殺しかけたり(親友の今村均大将に全力で止められる)、コレヒドール要塞の攻略に手間取ったため予備役に編入されたり、戦後はマッカーサーに恨まれバターン死の行進の責任を押し付けられ刑死した、何か・・・色々と不運な方)

 

防暑襦袢と同じく両脇に通気孔があります。

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他のボタンは茶色の樹脂製ですが通気孔の弁(?)留めのボタンは軍用には似つかわしくない、とっても綺麗なボタンです。 白蝶貝で出来ているのでしょうか?ピカピカしてオシャレです。

 

防暑襦袢にはない剣留が付いてます。写真のように帯革を通して使用しました(画像にはありませんが、ここに三十年式銃剣を吊った剣差を留めました)。 次回は 防暑衣の検印と防暑跨の予定です、では皆様ごきげんよう。

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ボタンがキレイ〜旧日本陸軍 防暑衣上下はこちら

 

装着した状態を撮りたかった三十年式銃剣剣差付きはこちら

 

これがあると文字通り締まりますね!帯革はこちら

 

本日のワンポイント情報!!

昨日東京店に入荷した 三八式騎兵銃 の価格が決定しました。 HPとDetailed Photos(詳細画像)は本日アップしております。 ご予約をいただいているお客様にご案内の予定ですが、キャンセル待ちもお受けしておりますのでお気軽にお問い合わせください。

三八式騎兵銃 (18万円、税別)はこちら


2018.02.18 Sunday

ここで会ったが100年目?SMLE No.1 MkIII* 小銃

皆様こんばんは先日ニュースで「ロヒンギャの村を重機で一掃」というニュースを見て、建設機械の方の重機ではなく重機関銃の重機を思い浮かべてしまったシカゴ脳ナベです(世界が平和であらんことを・・・)。

 

本日はこちら大阪店在庫の「SMLE No.1 MkIII 小銃」でございます。

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このSMLE、地味〜に探していた1918年モノでございます。 ちょ〜っと見辛いですがバッチリ1918年の刻印があります、まさしく今から100年の100年物です。 王冠の刻印や「B.S.A 1918 SHT. L.E III」の刻印が入っている事から、1918年英国Birmingham Small Arms社製の第一次大戦最後の年1918年に生産された品です。

 

銃口の先端がストックと面一になっていて着剣装置が出ているのが、如何にもSMLE No.1 MkIII ですね〜。

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イギリスでは1943年まで生産されましたので当然WW2でも多用されました。 北アフリカ戦線でSMLE No.1 MkIII を構えカメラマンに笑みを漏らすイギリス兵(カメラマン何か小粋なブリティッシュ・ジョークでも言ったんでしょうか?)。

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100年モノのSMLE〜いいね!で軽く締めようと思っていたら・・・ストックにFAT 52の刻印を発見・・・。 どうやら1952年にイタリアのTERNI工廠で再整備されたSMLEのようです。

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イタリアとイギリスと言ったら大戦中敵同士なのに、何でイタリアの工廠でイギリスの銃を整備したのか? 写真はNo.1 MkIII (多分)を装備してドイツ・イタリア軍と戦ったニュージーランド軍のマオリ兵、よく判りませんが気合入ってますね。

 

ナベの想像ですが1943年にイタリアが降伏して南北に分裂、北部は親独でムッソリーニ首班のイタリア社会共和国になったのに対し南部は親連合国のイタリア王国(当時の日本から見たら裏切りもん)に分かれてしまいました。

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その際、親連合国のイタリア王国軍に対し英米軍は各種の兵器を供与しました。 写真はイタリア軍で使用される英国連邦製のセクストン自走砲(カナダがアメリカ戦車を参考に作った車体に自分のところの25ポンド砲を載せて完成させたモノをイギリス軍がドイツ軍と戦う為に北アフリカで使って、その後に味方になったイタリア軍に供与した自走砲・・・ヤヤコシイ)

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上のセクストン自走砲と同じくこのSMLEもイギリスからイタリア王国軍に供与した兵器の一部だったのかもしれませんね。

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ともあれ激動の100年を生き抜いた(?)SMLE No.1 MkIII* 小銃 (#V5184)はこちら

 

本日のワンポイント情報!!

買取りで、 ペルー モーゼル M1909 歩兵銃 が東京店に入荷致しました。

HPとDetailed Photos(詳細画像)は本日アップしておりますのでぜひご覧ください。

 

ペルー モーゼル M1909 歩兵銃(18万円、税別)はこちら


2018.02.16 Friday

大サイズ!旧日本陸軍 下士官用長靴

皆様こんばんはインフルエンザA型に罹って治ったのでインフルは今期はもう大丈夫じゃろう、と思っていたらまだB型C型のインフルエンザに罹る可能性があるということに気がつき戦々恐々のナベでございます。 ABC型ってF-35戦闘機か・・・?

 

本日はこちら久々「旧日本陸軍 下士官用長靴」です。

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騎乗する下士官や兵に貸与され一部の古参下士官、騎兵、砲兵、輜重兵、憲兵が使用しました。 写真は拍車付きの下士官兵用長靴を履いた1936年頃のナベの父方の爺様(ランヤードの先に吊っていたのは十四年式か二十六年式か聞いときゃよかった・・・)。

 

ナベは長靴を履いて戦闘行為をしたことがないので、よく判らないのですが履き心地や実用性ってどうだったんでしょうか? WW2の他の国ですとドイツ軍とソ連軍の長靴が印象的です(半長靴、編上靴にレギンス、ゲートルも多かったようですが)。 何かの本でソ連軍のブーツは大きくてガバガバで見栄えが悪いけど、隙間が大きいため冬季には新聞紙詰めたり布を巻いたりすることが出来るので防寒効果が高かった、しかし反対にドイツ軍の長靴はピッチリしていてスマートでカッコイイけど隙間が無いため防寒し辛く東部戦線では凍傷にかかって難儀した・・・というのを読んだ気が。

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・・・まあ日本陸軍は日露戦争やシベリア出兵の経験もあるし対ソ戦が生き甲斐(?)といおうか存在理由だし長靴の防寒も大丈夫ダヨネ。 足の甲の部分、大変良い状態です。

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下士官兵用長靴の特徴?「拍車止め」もしっかりと付いております。

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今回の長靴には双方の側面に11.0文の数字が打たれています。 1文=2.5cmですので11文ですと27.5cm になります、当時としても珍しく大きなサイズで今の成人男性でも十分余裕のあるサイズではないでしょうか?

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内部も大変シッカリとした状態です(そういえば母方の爺様が昔、朝鮮北部で野営する際にはサソリが長靴に入り込むことがあるので履く時はよく靴を振ってから履いた・・・とか言ってたな)。

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見辛くなってますが検印もあり踵には鋲も打たれてます。 冬の満州では地面の寒気が靴の鋲を伝って来る・・・という話を聞いた事がありますが実際どうなんでしょうか?(サソリの件といい体験したくはないですが)

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サイズも大きく革も柔軟で今尚、良い状態を保っています。 チョイと浪漫を感じる逸品です。  コレクションに如何でしょうか?

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旧日本陸軍 下士官用長靴はこちら

 

本日のツーポイント情報!!

*買取りで、 ベルダン M1870 歩兵銃 が東京店に入荷致しました。

HPとDetailed Photos(詳細画像)はすでにアップしておりますのでぜひご覧ください。

ベルダン M1870 歩兵銃(50万円、税別)はこちら

 

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2018.02.12 Monday

密林向け?旧日本陸軍 防暑襦袢 (A)後編

皆様こんばんはナベです。 先日ナベブログを検閲中のキートンさんから

キートンさん「ナベさん、ブログにある(神は死んだ!)って別に共産主義と関係無いですよね。」

ナベ「いや冗談ですヨ、ノリと言おうか雰囲気と言おうか・・・」

キートンさん「ブログにロシア的倒置法って書いてあるけどコレも無関係ですよね。」

ナベ「ロシア的倒置法ってなんかよく知らんけど字面的にカッコ良くない?・・・・・」

とキートンさんに理詰めで追い詰められ、若干涙目でございます。

 

涙を拭いて本日はこちら「旧日本陸軍 防暑襦袢 (A)」です。 基本先日のクリーム色の「旧日本陸軍 防暑襦袢 (B)」と変わりませんが生地がヨモギ色に変更されています。

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恐らく南方での密林での戦いでは明るいクリーム色では目立ってしまった為、ヨモギ色に変更されたと思われます。 タミヤ日本兵を見ても・・確かに背景が緑色では目立ちそうですね。 それにしても1976年ごろに発売された古〜いキットにも関わらず八九式重擲弾筒(左端の兵士が持ってる)が付いているのは、さすがタミヤさんスゴイ。(八九式重擲弾筒の弾はこちら

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皆(海軍陸戦隊?)がクリーム色系の明るい色の防暑服を着ている中、右端の兵士は一人だけヨモギ色ぽい防暑服を着ているようです。(左端の兵隊さんが持ってる妙に太目の銃は何だろう?SMLE?)

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戦争も末期になってくるとヨモギ色でもまだ明るいのか、更に濃い濃緑色の軍衣も出てきました。 敗色が濃くなると軍服の色も濃くなるのでしょうか?

 

敗色マシマシのフィリピン戦の際、レイテ島へ空挺降下を敢行した台湾高砂族(山岳、密林戦のエキスパート)主力の薫空挺隊。 隊員たちが着ている軍衣もかなり濃い目。

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まだなんとか敗色薄め(?)ヨモギ色の生地も薄く、例によって脇の下に通気孔もあるので大変涼しそうです。

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ポケットや前合わせのボタンは木製ですが脇の通気孔のボタンは樹脂製です。 湿気の多い南方ではどちらが良かったのでしょうか?

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前回の旧日本陸軍 防暑襦袢 (B)には検印がありませんでしたが、今回の旧日本陸軍 防暑襦袢 (A)には染戦、大、大支、昭19、田中村?納の検印が鮮明に確認できます。 

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お部屋を漁っていたら行方不明だった、私物の台座付き階級章が出てきたので慎重に装着。 簡単に取り外しが出来ますのでお洗濯する際には外していたんでしょうね。

 

う〜ん階級章を防暑服に付けると締まりますね(私物ですが)〜。 多少の染み等は見られますが検印バッチリ、状態良しの防暑襦袢です。 一つ着用して寒空に繰り出すのも一驚・・・もとい一興ではないでしょうか?

 

美品!旧日本陸軍 防暑襦袢 (A)はこちら

 

 

本日のツーポイント情報!!

*東京店在庫品のジョスリン M1864 カービン のHP解説 を本日追加いたしました。 ぜひHPをご覧ください。 

 

ジョスリン M1864 カービン(無可動古式銃、70万円、税別)はこちら

 

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なお、大阪店(TEL: 06-6223-9070)の営業時間は変更ございません。 これまで通り20:00まで営業いたします。

 


2018.02.07 Wednesday

常夏!「旧日本陸軍 防暑襦袢 (B)」前編

皆様こんばんは寒いですね。 先日のブログでモボと書いたら「ふる〜い!」「イミフ!」「ナベさんいつの人?」(意訳)とボブさんに言われ寒さに打ちひしがれるナベでございます。

 

そんな寒気を打ち払う今年の最新?サマーアイテム「旧日本陸軍 防暑襦袢 (B)」ございます。

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日本軍の防暑服としてはかなりポピュラーな部類の服だと思われます。 1941年気軽に侵入した(後とでとんでもないことに・・・)南仏印の町を行く銀輪部隊の皆さんたちも着用。

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シンガポールを占領して意気軒昂な将兵の皆様も防暑襦袢を着ているようです。 そういえば日本軍のシンガポール島攻撃開始は1942年2月8日と、ちょうど今頃の時期ですね(2月15日にはシンガポールの英軍が降伏)。

 

映画やドラマでも南方での戦いを描いた作品でこの防暑服を着ているケースが多々見受けられます(多分南方で九八式軍衣は暑いハズ)。 画像の映画は多分殆どの人は知らない「戦場にかける橋2」どうでもいいですが南部カッコイイですね(ホルスター形違うけど)。

 

特徴としては襟が通常の軍衣と同じようなカーキ色の厚生地となっていて襦袢本体はクリーム色となっています。

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両脇の下には木製ボタンで留められた通気孔があり、通常の軍衣に比べるとCOOL度が大幅UPしていました。 脇からハマダラカや山ヒルが入ってきそう・・・。

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階級章は写真のように襟に付けたり(写真の階級章は一番下、初年兵と呼ばれしょっちゅう殴られる2等兵)

 

胸に付けたりしました。 また階級章に台座を付けて胸ボタンにつけたりもしたようです(付けたかったのですが私物の台座付き階級章が行方不明・・・)。 他にも安全ピンで階級章を留める場合もあったとか(安全ピン、小学校を思い出す・・・)。

 

在庫品の戦闘帽を載せてみました・・・なんとなく「戦場のメリークリスマス」のビートたけしさんを彷彿としてしまいます。 ビートたけしさんが演じたのは軍曹役なので画像の曹長の階級章では少々異なりますが・・・それでは次回、色違いの「旧日本陸軍 防暑襦袢 (A)」でお会いしましょう、ごきげんよう!

 

・・・さすがに今は寒い〜「旧日本陸軍 防暑襦袢 (B」)はこちら

防暑衣とセット感は半端ない「日本陸軍 下士官兵用戦闘帽(略帽)」はこちら

 

本日のツーポイント情報!!

*長野倉庫在庫品のウェンツェル M1862/67 歩兵銃 のHP解説 を本日追加いたしました。 ぜひHPをご覧ください。 

 

ウェンツェル M1862/67 歩兵銃(40万円、税別)はこちら

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