Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊兵の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

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2018.05.24 Thursday

「護衛艦かが」観て来ました。前編

皆様こんばんはナベです。 今回ブログ大阪城周辺散歩の続編にしようと思っていたのですが先日の5月20日(日)天保山の港に来た「かが」ブログに急遽変更となりました。 来港を知らせて下さった常連様、突然の休み変更に快く応じてくれたキヨズミさんに御礼申し上げます。

 

早速寝坊し(オイ!)AM11:00ごろ寝ぼけ眼で大阪港へGO、暫し地下鉄で揺られ天保山へ主体性無く人波に流され歩くと観覧車と木立の間にSH-60哨戒ヘリコプターが!(見えますか?)

 

近づくとアイランド型艦橋が見えてまいりました。 デ、デカイさすが満載排水量26,000t全長248m!大きすぎカメラに収まり切れません(因みに先代の空母加賀が238m、戦艦大和が263m)。

 

さて、艦内に入れるということだし〜と近づくと凄いひとひとひとの入艦待ちの列・・・日本沈没を連想する口径に、もとい光景に若干の眩暈を覚え一瞬よし!帰ろう!と思ったのですがこれで帰ったのでは何のためにキヨミズさんを泣かせたのか(泣かせてませんYO)ワカランということでナベも避難民の列へ〜。

 

幸運にもそれほど暑くもなく湿気もなく爽やかなのは助かりました、1ヶ月後なら救急車大活躍間違い無しです。 1時間ほど列に並んでいたのですが真横が「かが」なのでスムーズなデッキサイド式エレベーターの上下の動きや〜

 

艦尾をじっくり見る事ができました、左に載せられているのが海自の艦艇に初めて搭載されたSeaRAM(米独共同開発の近接防空ミサイル)、右端はお馴染みのファランクスCIWS(の20mmバルカン砲弾のダミーカートはこちら)です。

 

そしてSeaRAMとCIWSの間にあるコレ、多分50口径を載せるマウントと防楯ですよね?最終近接防御用でしょうか?(海自さんイベント用に1挺如何っすか?ブローニング .50口径 M2 重機関銃はこちら

 

そしてやっとこさ隊員さんたちの丁寧な挨拶を受けながら旅館か銭湯のような垂れ幕をくぐって艦内へ

 

入って直ぐの格納庫、何かこうデッカイ、フェリーの中のようです。 これ艦載機ギッチリ詰め込んだら何機入るんだろう?(資料によるとSH-60J/K哨戒ヘリコプター × 7機、MCH-101輸送ヘリコプター × 2機ですが最大14機のヘリコプターが積めるそうです。場合によってはトラック50台積載可能とか)

 

後部のデッキサイド式エレベーターへ移動してウィ〜ンと全く揺れも感じずに上の飛行甲板へ、何か妙にテンションも上がります。

 

甲板です。 わー広い!(月並みな感想)

 

ということで次回お楽しみに!

 

本日のワンポイント情報!!

先日買取で入荷した無可動実銃2挺の価格が決定致しました。 価格が決定した品は以下の通りです。 既にHP及びDP(詳細画像)も完成しておりますのでぜひご覧ください。

 

M53 汎用機関銃 (#J-30573) (早速販売済となりました。)

Gew.3A2 自動小銃 (POF製 、#D68273) (8万円、税別)こちら


2018.05.14 Monday

大阪城内の旧第四師団司令部へ行ってきました。

皆様こんばんは〜お元気ですか?ナベです。

 

先日のGW中、ナベ無謀にも観光客の皆様が溢れかえる大阪城へ突撃して参りました。

 無論目的は太閤秀吉のお命・・・

 

ではなく大阪城天主閣・・・でもなく

 

こちらです・・・天守閣の傍らに建つこの建物でございます。 皆様このロマネスク様式の建築物、何かご存知でしょうか?

 

答えは戦前に建てられました第四師団司令部でございます。 左右対称で造られていて、端には特徴的な小塔が設置され帝国ホテルなどで見られるスクラッチタイルが貼られている重厚な建築物です。

 

車寄せから内部に入り1階から2階へ上がる中央階段、手摺部分が大理石だったり装飾が施されていたり照明も実にオシャレです。 設計は第四師団経理部が行い(経理部スゴイな・・・)清水組(現清水建設)が施工しました。

 

建設資金は市民の寄付によって集められた150万円(現在の六百億〜七百億円くらい)の中から捻出され(内訳、公園整備23万円、大阪城天守再建費47万円、師団司令部建設費80万円!?と天守閣より高額だったそうです)、昭和天皇の即位の記念事業の一環として大阪城天守閣と共に1931年に建てられました。

 

1階から2階へ上がる階段、残念ながら2階のレストランや3階の催事場は予約者さん優先となっているので室内は観覧出来ず・・・残念!

 

階段のステンドグラスもシンプルながら陽光が差し込んで大変にキレイ。

 

一階には資料コーナーがあるとのことでしたので行って見ますと写真パネルが中心(豊臣時代の瓦も展示されていた気が・・・)、軍服とか大阪砲兵工廠に関する、兵器関連でも置いていてくれれば個人的に嬉しかったのですが・・・。

 

2階3階にあったと思われる貴賓室と会議室の写真、まだあるのなら師団長室の椅子にでもふんぞり返って座ってみたいものです。 しかしセピア色ということも相まって風情がありますね〜。

 

観光客でごった返す表と違い、裏手は人通りも疎らで静かです。 因みに造られてから1940年まで第四師団が使ってましたが終戦までは中部軍(第15方面軍)が入り、その後進駐軍→大阪府警本部→大阪市立博物館と入居者が変わりました。 そして長い休眠期間をえて近年改装工事に入り去年の2017年ミライザ大阪城となって一般に公開されました(実に個人的にGOODなタイミング)。

 

第四師団が絡む事柄といえば西南戦争、日清日露戦争、日中戦争、太平洋戦争が当然挙げられますが1933年に発生したゴーストップ事件もそこそこ有名ですね(発端は巡査と一等兵が赤信号を渡った渡らないの小さな揉め事だったのですが、何故か話が大事になって陸軍VS内務省の意地をかけたバトルとなり結果、内務省が折れ陸軍の暴走に拍車がかかる・・・)。 写真は和解のため実にビミョーな表情で握手をする曽根崎暑署長と第四師団麾下の第八連隊長。
 

「三府の一に位して 商業繁華の大阪市 豊太閤の築きたる 城に師団は置かれたり〜♪」と謡われた嘗ての師団司令部、大変良かったですシカゴ大阪店からも程ほどの所にございますので大阪城を見られる際には天主近くにある師団司令部にも是非行かれて見てはいかがでしょうか?

 

第四師団も絡んだ旧軍などの勲章や記章などはこちら

 

本日のワンポイント情報!!

先日大阪店に入荷した   US M2 カービン の価格が決定しました。 HPとDetailed Photos(詳細画像)はすでにアップしております。 ぜひHPをご覧ください。

US M2 カービン (17万円、税別) はこちら

 


2018.05.12 Saturday

「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」観て来ました。

皆様こんばんはナベでございます。

 

先日こちらの方が主人公の「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」を大阪駅の映画館で観て参りました。 そのまんまの邦題より原題の「DARKEST HOUR」(最も暗い時?)の方がカッコイイと思うけどな・・・。

 

以前公開していた「ダンケルク」と時は同じですが内容は正反対「チャーチル」の方は戦闘シーンは無しと言っても差し支え無し、ほとんどチャーチルが自宅か首相官邸地下指揮所か国会議事堂かバッキンガム宮殿か地下鉄で演説するか怒ってるか困っている話で、徹底抗戦か和平かの間を揺れ動く微妙な男心を愉しむ?内面的な?映画です。

「ヒトラー最後の12日間」と同じく女性秘書(タイピスト)が劇中重要な役だったり、主役が地下壕で幕僚たちに怒鳴りまくる点もよく似てますが話の雰囲気はこれまた正反対・・・。

 

それにしても主演男優賞を取ったチャーチルさんは兎も角、その他のチェンバレン前首相やハリファックス外務大臣役の俳優さんたちもよく似ていました(まあご本人さんたちにお会いしたことはアリマセンが)。 この2人が中心となりイタリアのムッソリーニを通してドイツとの和平を模索しチャーチルを悩ませる訳なのですが世界最強ドイツ!イケイケドンドン!の1940年当時とあってはドイツとの和平も十二分に現実的なケースではありますよね・・・。 イギリスが和平を考えていると思ったヒトラーが地上部隊のダンケルクへの攻撃を控えた、という話もあるそうなので和平派の動きが間接的に?ダンケルクの連合軍を救った?のかも・・・。(←チェンバレン前首相、→ハリファックス外務大臣)

 

それと当時の英国王ジョージ6世もなかなかの存在感でした、当初WW1のガリポリ、インド政策、金融政策、お兄ちゃん(ウィンザー公)問題でチャーチルを毛嫌いしていた国王がだんだんチャーチルと仲良くなっていくのは大変微笑ましく面白かったです。 ・・・この映画、ジョージ6世が主人公の「英国王のスピーチ」やこの前の「ダンケルク」やバトルオブブリテン題材の「空軍大戦略」をあわせて見るとより味わい深くなるかも?

 

本題から外れますが1941年にドイツ戦艦ビスマルクを撃沈したり、終戦間際に浜松の日本楽器や日立の日立製作所に艦砲射撃をした戦艦キングジョージ5世(ウルトラマンの怪獣みたいな名前・・・)は本来は当時の国王の名を冠してキングジョージ6世となる予定だったそうです、がジョージ6世が遠慮したため先代お父さんのジョージ5世の名になったとか・・・。

 

シカゴ的には悲しいですがドンパチがほとんど無い映画のため自動的に出てくる兵器もあまり無し、戦車は当時の記録映画に出てくる3号戦車、軍艦はダンケルクに向かう船団の中に巡洋艦?らしき船が少々、軍用機はチャーチルをフランスへ運ぶDC-3輸送機、カレーの英軍拠点を爆撃するハインケルHe111爆撃機、チャーチルの頭上を飛ぶハリケーン戦闘機?の機影くらい。 小火器は英国軍憲兵が持ってるエンフィールド?かウェブリー?の拳銃(ホルスターに納まりぱなしですが)、それに当時の英軍定番のSMLE No.1 MkIII小銃が多く出演してました。(SMLE No.1 MkIII* 小銃はこちら

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それとチャーチルがフランス首脳を励ますため降参寸前のフランスに赴き、ポール・レノー仏首相と会談する際に周囲を取り囲むように警備しているフランス兵が小銃を肩にしているのですが影になっていてハッキリ見えず。 長くて特徴的な叉銃用の突起があったと思うのでMAS36ではなくベルチェー Mle M16 歩兵銃に見えたのですが・・・今度DVDでも出たらじっくり確認しよう・・・。(ベルチェー Mle M16 歩兵銃はこちら

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それにしてもダンケルクの30万の友軍を助けるために降伏も許されず、死守命令(劇中チャーチルから命令を受けた現地指揮官のニコルソン准将の絶望的な顔が印象的)を受けて壊滅する囮の4000人のカレー守備隊・・・戦争ではごくありふれた話ですが悲惨ですね・・・。

 

この映画、1945年のヤルタ会談を題材にして続編を製作する可能性があるとか・・・ヤルタはソビエトのクリミヤ半島にありますのでPPSh41やモシンナガンを持ったソビエト兵がわんさか登場しそうですね(WW2のソ連軍小火器はこちら)、ナベ観に行きますので是非頑張って作って欲しいものです。

 

 

本日のワンポイント情報!!

買取りで、US M2 カービン が大阪店に入荷しました。 HPとDetailed Photos(詳細画像)は近日中にアップする予定です。 価格は現時点では決まっておりません。 何卒ご了承くださいませ。

 

 


2018.05.07 Monday

銃床が気になる名古屋工廠製九九式短小銃初期型

皆様こんばんはGWいかがお過ごしだったでしょうか?ナベでございます。

 

今回も元気に九九式短小銃(初期型)でございます。

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初期型ですが取り付け基部はあるものの単脚は無し

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こちらも照尺に取り付け部分はあるものの対空用高射表尺はありません。

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初期型には初期型ですが単脚、高射表尺が取り付けられず木部や鉄の材質も微妙に異なってきてる時期の九九式のようです。 初期の後期型?中期型になる直前の初期型?といったところでしょうか。

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刻印は名古屋造兵廠鳥居松製造所製を示してします(九九式の生まれ故郷、鳥居松製造所のブログはこちら)。 そうか君の生まれはナベのご近所か・・・。

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ところで常連さまにも指摘され気になったのがこちら、旧軍小銃特有の銃床尾の上下に分割されたあわせ部分。 小倉造兵廠製などの九九式は下の画像のような銃身に対して水平気味の分割が多く見受けられますが・・・

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今回の名古屋の九九式初期型は分割ラインが後端に向かって斜め上気味です・・・。

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この個体のみの特徴かと思っていたのですが以前販売した、名古屋製の銃床を見てみますと初期は他の工廠と同じ分割ラインです。

 

しかし以前販売した名古屋の中期はやはり上向き斜めライン・・・。

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こちらの販売済みの名古屋の中期も上向き斜めライン。

 

現在東京店に在庫している後期の名古屋製もやっぱり上向き斜めです。 どうやら小倉工廠や仁川工廠、名古屋の初期の辺りは水平ラインで名古屋の中期から後期の辺りのみが上向き斜めラインぽい・・・感じが・・・いたします。 根性出してもっとサンプル集めて調べれば確証を持って言えるのですが・・・

 

水平と斜めの因果関係は如何に・・・(ひょっとしてナベだけ知らないだけか?)。

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大阪店の名古屋工廠製の九九式は売れてしまいましたがシカゴには九九式はまだ在庫有り!九九式短小銃はこちら

 

 

本日のワンポイント情報!!

買取りで、ルフォーショー・タイプ 10連発 ダブル・アクション リボルバー (銃砲刀剣類登録証付古式銃) が東京店に入荷しました。 HPとDetailed Photos(詳細画像)は本日アップしております。 価格は現時点では決まっておりません。 何卒ご了承くださいませ。

 

ルフォーショー・タイプ 10連発 ダブル・アクション リボルバー (銃砲刀剣類登録証付古式銃)こちら


2018.05.05 Saturday

対米決戦兵器!九九式短小銃初期型単脚付き

皆様こんばんはGW中も大阪店(無論東京店も!)元気に営業中!ナベでございます。

 

本日も元気に旧軍小銃で「九九式短小銃 初期型 」です。

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この九九式、偉大な先代の三八式に比べると若干認知度(※一般的な)が低い気がいたします。 三八式に関する悲喜交々なエピソードは多々見聞きしますがこの九九式の話は相対的に少ない気が・・・。 やはり三八式と比べると活躍した時期が短い上に激戦地のガタルカナル、ペリリュー、サイパン、フィリピン、硫黄島、沖縄など使われたために手にした小銃の感想のを述べているどころでは無かったのでしょうか・・・。 画像は映画「野火」で九九式を担ぐ日本兵、飢え死に寸前の状況で九九式イイネ!なんて言ってられないでしょうね・・・。

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画像は映画「人間の條件」の劇中、九九式を引きずって満州の荒野を彷徨う主人公(全部で9時間半もあるのでナベまだ未見)なおこの劇中で使われた九九式は自衛隊から貸してもらったそうです。

 

九九式、250万挺も生産されたのですから実際使った方の三八式との詳細な比較論や使用した感想なんか読んでみたいものです。 高評価も低評価もあまり聞かない初期型の特徴でもある単脚・・・長時間伏せて射撃姿勢を保つには有効・・・と思われます。

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対空用高射表尺自体は有りませんが表尺の基部はあります。 しかし対空用高射表尺も特に善い悪いの評価を聞かない気が・・・(1発で敵機を撃墜する、というより部隊で纏まって射撃して弾幕を張るのだ!とか)。

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御紋章は最初から無かったのか?と思うくらいキレイに削られていますが九九式の刻印はバッチリです。

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映画の話に戻りますがハリウッド映画では割と九九式の出番が多い気がいたします。 戦時中アメリカ軍と九九式装備の日本軍との交戦が多かったからでしょうか?

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アメリカの方は日本人ほど三八式に思い入れは無いんでしょうね(当たり前か)。 撃たれた側のアメリカ軍の三八式と九九式の比較レポートとかあったら読んでみたいものです(実際アメリカの国立公文書館とかにありそう)

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と結果的に対米戦の主力小銃(?)となった九九式短小銃初期型単脚付きでございました。 それにしても初期型だけあって良い仕上げです、小倉造兵廠いい仕事(まだ)してます。 

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大阪店在庫の九九式短小銃初期型単脚付きはこちら

 

 

本日のワンポイント情報!!

買取りで、コルト ポケット リボルバー 6インチ・モデル (銃砲刀剣類登録証付古式銃) が東京店に入荷致しました。 HPとDetailed Photos(詳細画像)は近日中にアップする予定です。  価格は現時点では決まっておりません。 何卒ご了承くださいませ。


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