Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊兵の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

<< September 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

2017.08.10 Thursday

急造モーゼル系軍用ボルト・アクション・ライフル・ブログ

まいど!  8年間毎日欠かさず続いているシカゴ・ブログ!  先日誰もブログを書いていないと思って出張中にチャッ! チャッ! チャッ!とブログ一本を書き上げたシカゴ社長でございます(自慢)!! ←画像加工に尽力してくれた大阪店キヨミズ氏の助けがなければ多分2-3日はかかったと思いますが…。

なのにボツ…。

他のスタッフが急遽ブログを書いたので、社長ブログ(結局画像説明も殆どない不完全な代物ですが)は使われないでお蔵入りとなってしまいました(涙)

ところが本日の「Chicago News (シカゴ速報)」で「シカゴ資料商品の移動」のお知らせをしたので、お蔵入りしたブログが使えるのではないかと言うことになり、不完全ではありますが復活と相成りました!!

ここから下が昭和20年8月の終戦間際に急造されたようなブログでございます!

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

10月末には完成予定のシカゴ軽井沢倉庫に東京店を始め長野倉庫や自宅から移動させる銃を整理しているとかなり多くのモーゼル・バリエーションがあることに気が付きました。←当然丁数は把握していましたが、こんなに多くの種類があるとは…。 その中でModel 96とModel 98を祖とする品々をピックアップしてみました。

多くの軍用
ボルト・アクション ライフルは大ドイツ帝国が誇る「ボルト・アクションの完成型」である「Gew.98 歩兵銃」が原型になっていますが、南米に輸出された品はそれより先に開発されたM1893を原型としているのが面白いですね。

 

元祖ボルト・アクション ライフル Gew.98 歩兵銃

*ドイツ Gew.98 歩兵銃【0292】

 

*スウェーデン モーゼル M1896 歩兵銃5479

 

*スウェーデン モーゼル M1896/38 短小銃  

 

*スウェーデン モーゼル M38 短小銃 

 

*スウェーデン モーゼル CG80 マッチ・ターゲット ライフル  

 

*ウルグアイ モーゼル M1908 歩兵銃【0493】

 

*アルゼンチン モーゼル M1909 歩兵銃【0494】

 

*アルゼンチン モーゼル M1909 騎兵銃   

 

*ペルー モーゼル M1909 歩兵銃  

 

*ペルー モーゼル M1935 騎兵銃   

 

*ブラジル モーゼル M1935 歩兵銃【0491】 

 

*チリ モーゼル M1935 短小銃   

 

*ユーゴスラビア モーゼル M1898 歩兵銃【5300】

 

*ユーゴスラビア ツァスタバ M1969 狙撃

 

1969年に制式となった、このツァスタバもGew.98の流れを汲む品です。 そんなことを言えばレミントン M700もモーゼル系のボルト・アクションですが、シカゴ社長的趣味だけで考えると、木製ストックを使用しない米軍のM24やM40はモーゼル系軍用ボルト・アクションには入っていません。

「スウェーデン CG80なんてM1896とドコが似ているの!」と言われても木製ストックが付いている限りシカゴ社長的な守備範囲となります。

 

同じようなカテゴリーに入れたい下の「トルコ M1935 歩兵銃」はGew.88系です。 1935年に1888年製のアクションを使用するとは…、ドイツ的メカニズム恐るべし!  

 

*トルコ M1935 歩兵銃  

 

銃名の後のHPナンバー】が入っている品はDetailed Photosに画像をアップしてあります。 またその一部はHP(価格は入っていますが解説分は作成途中)もございます。 【HPナンバー】をクリックしてみてくださいませ。 HPナンバー】が入っていない品は今年度中には商品化致しませんので、もしご希望であればご予約を承ります。 シカゴ社長のライフワークとして「日本にある軍用銃のすべて(仮題)」なんて資料本を出版したいと考えていますので、それまでデータを取っていない品はすべて非売品となります。 ご理解とご協力(すでに販売済でシカゴ資料室にない品のデータ提供など)をお願い申し上げます。

 

 

*ドイツ Kar.98a 騎兵銃

20世紀の世界各国の主力小銃の短縮化に伴い、このKar.98a系のバリエーションも豊富に在庫しておりますので、これらについてはまた日を改めてブログに書きたいと思います。 また19世紀中期から後期の無可動古式銃も沢山あるので、系統立ててまとめたいですね!

 

 

 

本日のワンポイント情報!!

弊社資料として在庫している無可動古式銃と20世紀初頭までのボルト・アクション ライフルを、現在HPとD/P(詳細画像) に順次アップしております。 HPにアップされて価格が付いている商品は現時点では東京店にございますが、10月から年末にかけて全て軽井沢倉庫/事務所に移動予定です。 また重機関銃の多くも倉庫へ移動させる予定です。 移動後は軽井沢倉庫では一般公開しませんが、ご注文があった場合は東京店へ再度移動する事は可能です。

ご不便をおかけしますが、東京ショールームが手狭になったためご了承いただきますようお願い申しあげます。

 

弊社資料として収集してきた品ですので価格は少々高めではございますが、珍しいお品物ばかりですのでぜひご覧ください。

解説がまだ不十分な品もございますが、後日追記予定ですのでご了承くださいませ。


2017.07.10 Monday

ホイットニー ポケット リボルバー ペディア

まいど!  現場に出ないと現場の大変さが判らんなぁ〜!  シカゴ社長でございます!!

 

先日東京店に「ホイットニー ポケット リボルバー、1st モデル, 5th Type」が買取で入荷しました。

 

 

早速、東京店一階「古式銃専門店 The Chicago Gallery」のアメリカ製リボルバー・コーナーに展示してみました。 画像では銃身しか写っていませんがコルト M1849 ポケット リボルバー、6インチ・モデルと並んでいるとシビレマス!! (シカゴ社長が鏡に写り込んでいるのはご愛敬!)

 

シカゴ社長は軽井沢倉庫建設工事の立ち合い等で東京店を不在にしていましたが、スタッフ・キートン氏の活躍で買取り成立と相成りました! 最初は三ヶ月ほど前に入荷したホイットニー ポケット リボルバー 2nd モデルと同じ品(モデル)と思い「珍しい品なのに2挺目が入荷すると有難味がないけどな…」と嬉しい中にも少し残念な気持ちがあったのは正直な気持ち。←自分は長野県にいて他人事みたいです(社長なのにスミマセン…) 

そこにスタッフ・キートン氏から「在庫にある2nd モデルとは違う1st モデルです!」と電話が入りシカゴ社長とスタッフ・キートン氏の連携(実際は現場のキートン氏だけの働きですが…)で無事買取りが成立!!  私は現物を見ていませんでしたが、スタッフ・キートン氏の臨機応変電子的調査能力のお陰で「1st モデル (5th Type)」として間違いないことが判明した次第であります。 持ち主の方も40年前に「銀座アンティーク・アームス社」で購入されたので買取り価格は「その数倍!」、シカゴも珍しいお品を適価で仕入れができてお互いに満足、満足!  これが一つでも掟から外れてしまうと(イレギュラーなバリエーションであっても)アウトです!  スタッフ・キートン氏も会社の大金を動かしているので社長以上に緊張したことでしょう!!

 

現在元外人部隊は英国で10日間にわたる工場缶詰(缶詰工場ではありません!)の加工作業でヒーヒー言いながら仕事をしています。 その大変さが100%判っているシカゴ社長でさえ「現場の状況が肌で感じない…」。 スカイプでミーティングして直接話をしても向こうの大変さが判らないので怒られる始末…。 申し訳ないと思いつつも二代目の成長ぶりに感心している今日この頃です。 現場に出ないと現場の大変さが判らんなぁ〜! アゲーーーーイン!!

 

スタッフ・キートン氏に「シカゴで最も高度な知識/応対が必要な古式銃の買取り」を任せられるようになったのは涙がちょちょ切れるほど嬉しい事でございます。 

今回偶然にもホイットニーの持ち主の方が昔の古式銃重要資料を譲ってくださったので、シカゴ・データ・バンクがより一層強力なモノになりました。 「シカゴの看板シカゴ・データ・バンクシカゴ財務省+スタッフ・キートン氏最強」の方程式が出来上がりつつあります。

 

これで「シカゴもあと1000年は安定やな!←千年帝国か!」とリタイア計画を順調に進めているシカゴ社長はほくそ笑むのでありました!

 

さて米国南北戦争で使用された「ホイットニー ネービー (またはポケット) リボルバー」の名前とシルエットがサッと頭に浮かぶだけで古式銃検定準2級合格です!  ホイットニー社の製品を5種類(例えば ネービー、ポケット、ツートリガー・ポケット、ホイットニー-ビールズ パテント ポケット、ニューモデル ポケット、ホディッド・シリンダー ポケットなど)以上言えれば古式銃検定2級合格ホイットニー ポケット リボルバーの各モデルの希少価値(1st & 2nd モデルの合計でも僅か32,500挺しか製造されていません。 ちなみにコルト M1849 ポケット リボルバーは34万挺+英国製1.1万挺!! )と「コルト、レミントン、ホイットニー各社のポケット モデル」の希少価値率が判れば古式銃検定準1級合格。  その僅かな生産数の中で大きく分けて1st & 2nd モデル、そしてマイナー・チェンジを含めると9種類以上にもなる詳細を知っておれば(違いが判れば)堂々の古式銃検定1級合格です!!!!!!

 

シカゴの古式銃買取スタッフは古式銃検定1級が必要なんです!

 

現時点でのシカゴ在庫のアメリカ製.31口径 ポケット リボルバー。 上から一番目: コルト M1849 ポケット リボルバー、6インチ・モデル、上から二番目: ホイットニー ポケット リボルバー 2nd モデル、上から三番目: ホイットニー ポケット リボルバー 1st モデル、上から四番目(一番下): コルト M1849 ポケット ウェルズ・ファーゴ・モデル リボルバーです。

 

ホイットニー ポケットの1st モデルと2nd モデル、もしシカゴ社長がコレクターやったらと仮定して聞いたら「コレクターやったらどっちが欲しいかと言われても、このどっちも欲しいで!!  同じホイットニー ポケットってくくりにしたらあかんでぇ~!(注: 合計約500万円)」 と答えるでしょう!!  日本広しと言えどもこの1st モデルと2nd モデルの両方を持っているコレクターはいないでしょうね!

 

アメリカン・オールド・ウエスト(西部開拓時代)、南北戦争時の古式銃に興味がある方にはマストな品です。 ではそのバリエーションを見てみましょう!

 

 

1st モデル, 1st Type (画像は合成でシリンダー・ピンはシンプルなタイプになっています)

1.jpg

ホイットニー リボルバーはレミントン アーミー リボルバーのような頑丈なフレームのイメージがありますが、ネービー・モデルとポケット・モデル共に1st モデルはレミントンと言うよりピースメーカー的な形状をしています。まずシリンダーの上の「Topstrap」が意外と薄い。 またリア・サイトを含む「Topstrap」上部の形状も大1stと2ndでは大幅に違います。 1st モデル, 1st Typeの最大の特徴はローディング・レバー(ラマー)がなく、シリンダー・ピンの前に小さなカーブしたレバー(上記画像はレバーの無いシンプル・タイプ)が付いています。 メーカー名が入っていないこと。(例外的に「Topstrap」に「ADDRESS E. WHITEY/WHITENYVILLE, CT.」の刻印が入っている品があって、それらにはプレミアが付きます) フレームは4本のネジで構成されています。 シリアル No.は1-250番。米国でも非常に珍しい品で画像検索でも出てきません。

 

1st モデル, 2nd Type

1st Typeにローディング・レバー(ラマー)が付きました。 シリアル No.は250-500番。

 

1st モデル, 3rd Type

2nd Typeのフレームが4本ネジであったのが3本になりました。 シリアル No.は500-1100番。

 

1st モデル, 4th Type

3rd Typeにセーフティ・ノッチ(スロット)が1個(この1個が重要! 2nd Modelは各ニップルとニップルの間にあり合計5個)がシリンダーに付きました。 銃に実包を装弾して持ち歩く時はハンマーを「この1ヶ所のセーフティ・ノッチ」にセットして暴発を防ぎました。 シリアル No.は1100-1500番。

 

1st モデル, 5th Type (シカゴ在庫の個体です)

4th Typeまでのグリップとフレームの合わせ目が直角になっているのが、円形になりました。 シリアル No.は1500番から1st Modelの生産が終わるまで。 本個体は上記の条件を全て満たしているので「1st Model, 5th Type」であることは間違いありません。 シリアル No.も「1500番から」に当てはまる「1849」なので「間違いなしの一品」となります。 1st モデルは1st Typeを除いてバレルの刻印は二行とも斜めではない普通の(縦)書体の「 E. WHITEY/N.HAVEN」です。

 

まぁ! ここまでのデータが頭に入っているのは日本ではシカゴだけでしょうね!←社長やなくてスタッフ・キートン氏なのですが…。 現場がしっかりしておれば会社は安泰です!!

 

 

簡単ですが2nd モデルについても勉強してみましょう!

 

2nd モデル, 1st Type

2nd モデルは前述したようにレミントン アーミー リボルバーのような頑丈なフレームになり、「Topstrap」がかなり厚くなっています。 同時にグリップ・フレームのシリンダーを囲むフレームの付け根(ハンマーの下のくびれた部分)が幅広くなり、そしてトリガー・ガード基部(フレームに当たる部分)の後ろが分厚くなっています。 フレーム左側面(右側の場合もあり)に新しくウィング・ナット(Wing-nut)が付きました。 ウィング・ナットがあるフレーム側面に「O」の刻印が入っており、このフレームの刻印位置と、ウィング・ナットに打ってある「O」の刻印位置をウィング・ナットのノブを回して合わせると、ローディング・レバー(ラマー=Rammer)と接続されたシリンダー・ピン(Cylinder Pin)を引き抜いてシリンダーを簡単に着脱することが出来ます。 ローディング・レバー(ラマー)と(接続した)シリンダー・ピン(シリンダー軸)は最後まで抜け落ちることなくウィング・ナットと連動したロック・スクリューによって保持されます。 バレルの刻印は「 E. WHITEY/N.HAVEN」で「N.HAVEN」の部分(二行目)だけが斜書体になっています。 ローディング・レバー(ラマー)先端(銃口側)は1st モデルと同じボール・タイプのラッチになっています。 シリンダーにはイーグル、シールド、ライオンがモチーフされたロール・エングレービィングが入っています。 1st モデル, 5th Typeと同じくグリップとフレームの合わせ目(グリップの上部)が丸形になっています。 2nd モデル, 1st Typeのシリアル No.は1st モデルからの連番ではなく、新たに1番から始まって8000番まで。 これがこの二つのモデルが同じポケットでもほぼ違う生産ラインで作られた事を物語っています。

 

2nd モデル, 2nd Type

1st Typeのシリンダー・ロール・エングレービィングにイーグル、シールド、ライオンのモチーフにプラス「海戦」のシーンが入っています。 またシールドの中のリブ・バンドにWHITEYの伝説的な意味合いがある「WHITENYVILLE」の文字が入っています。 シリアル No.は8000-12000番。

 

2nd モデル, 3rd Type (シカゴ在庫の個体です)

2nd Typeまでのローディング・レバーはボール・タイプのラッチになっていますが、3rd Typeからはコルトと同じ「Wedge」タイプのラッチに変更されています。 シリアル No.は12000番から生産末期まで。 シカゴ在庫の2nd モデルにはこの「Wedge」タイプになっており、シリアル No.も「14802」なのでまさしく仕様とシリアルがマッチしたオリジナルのコレクターズ・アイテムです!

 

2nd モデル, 4th Type

3rd Typeと同じですが、ライフリングが7条から5条に変更されました。 外見上の違いはなく2nd Model, 3rd Typeと全く変わらず1860年初頭に生産を中止するまで最後の1000挺のライフリングが5条の4th Typeとして生産されました。

 

 

トップストラップ並べブログ用.jpg

もう真上からTopstrapを見たら全く違う銃です! (左:1st モデル、右:2nd モデル)

 

2.jpg

1st モデル,5th Typeと2nd モデル, 3rd Typeの違い

.譽潺鵐肇 アーミー リボルバーのような頑丈なフレームになり、「Topstrap」がかなり厚くなる。 

▲哀螢奪廖Ε侫譟璽狆緝瑤肇轡螢鵐澄爾魄呂爛侫譟璽爐良佞浦(ハンマーの下のくびれた部分)が幅広くなる。

トリガー・ガード基部(フレームに当たる部分)後部が分厚くなる。 

ぅ侫譟璽犧限μ(右側の場合もあり)に新しくウィング・ナット(Wing-nut)が付く。

ゥ丱譽襪旅鎔は「 E. WHITEY/N.HAVEN」で「N.HAVEN」の部分(二行目)だけが斜書体になる。 

Ε蹇璽妊ング・レバー(ラマー)先端がコルトと同じ「Wedge」タイプのラッチに変更。

Д轡螢鵐澄爾離蹇璽襦Ε┘鵐哀譟璽咼ングに「海戦」のシーンが追加される。

 

このように古式銃が好きな方でも「ホイットニー社」の大雑把なイメージはあっても、その個体が生産当初と仕様が変わっていないか(部品が交換されていないか)断言出来る専門家はいないでしょう。←シリアル No.だけを見て「シリアルがマッチングしているから大丈夫!」と言う簡単なものではございません。 

古式銃は高価な買い物です、専門店の知識がそれに「安心」という保険をお付けします。 そしてコンプライアンス(法令遵守)も専門店の義務でございます。 路面店の一階にあえて古式銃の店舗を構えたのもコンプライアンスを大切にしている証です! ←宣伝です!!!!!

 

シカゴ在庫のホイットニー ポケット リボルバー 1st モデル, 5th Typeはこちら

シカゴ在庫のホイットニー ポケット リボルバー 2nd モデル, 3rd Typeはこちら

シカゴ在庫のコルト M1849 ポケット リボルバー、3インチ・モデル [ウェルズ・ファーゴ]はこちら

シカゴ在庫のコルト M1849 ポケット リボルバー、6インチ・モデルはこちら

 

 

本日のワンポイント情報!!

買取りで、ホイットニー ポケット リボルバー 1st モデル(5th Type、銃砲刀剣類登録証付古式銃) が東京店に入荷致しました。

 

価格が決まっておりますので、すぐにご紹介可能な商品となっています。

表示製作中ですが、HPとDetailed Photos(詳細画像) にアップしておりますので ぜひご覧ください。 

 

ホイットニー ポケット リボルバー 1st モデル(5th Type)(250万円、税別)

 

 

 


2017.06.24 Saturday

シカゴ社長のお仕事 (骨董祭編)

まいど!  平和島骨董祭で快調に古式銃のHP解説を行っているシカゴ社長でございます!!

 

数あるシカゴの仕事の中で「まだまだ他のスタッフに任せられない」分野があります。 それは骨董祭での店番。

 

商品を並び終えた骨董祭のシカゴ・ブース。 

 

たかが「店番」されど「店番」…。

 

一見簡単な仕事のようですが、骨董祭での販売には古式銃の深い知識が必要です。 店頭での販売にも当然知識は必要ですが、お店(The シカゴ・ギャラリー)は予約制ですのでお客様がご来店される際には何がご覧になりたいか事前にご連絡頂けることが多いので、ご来店前に予習が可能です。 骨董祭では展示してある商品について「ありとあらゆる質問」があります、それも詳しい方から全くの素人の方まで。

 

会場に突然持ち込まれる古式銃の買取りについての対応も難しい。 お店でも古式銃の買取りのお問い合わせや突然の持ち込みもありますが、「シカゴ・ライブラリー」にある膨大な資料と販売データがあるので慌てる事はありませんし、場合によっては「お預かり」も可能ですので安心です。 骨董祭での買取りは一発勝負なのでシカゴ社長でも緊張しますね!

骨董祭では出店されている業者さんからの鑑定依頼などが多いのもお店ではない事ですね。「シカゴに売る気のない品の鑑定(査定)」は基本的にはしないのですが、業者さんはこれからのお付き合いもあるので快く引き受けています。 シカゴの古式銃買取りの中には業者さん(特にうぶ出し業者さん)からの品も実は多いのです。

 

あとは全くシカゴの存在を知らないお客様にシカゴを知ってもらう「看板的」な役目も負っています。

 

この大事な役目が出来るのはシカゴ社長とスタッフ・キートン氏のみ。 スタッフ・キートン氏は「看板娘」じゃなかった「看板男」としての素質が十分です。 先日のプリンス・ホテルであったThe 美術骨董ショー (The Japantique show)では、古式銃のファンだけではなく、会場の女性スタッフからも熱い視線を送られていました。←これにはシカゴ社長も完全に負けております。←その後スタッフ・キートン氏はプリンス・キートンと呼ばれるようになったオマケ付き。

これからのプリンス・ホテルでの骨董祭はプリンス・キートン氏が専属になったのは言うまでもありません。

 

骨董祭の店番中は持って行った古式銃を手に取ってHPのコメントの更新をします。 白手袋をして、ライトで照らして、虫眼鏡で見て…。 いかにも「鑑定してます!」ってところがポイントです!

 

さて今回の骨董祭の設営に新人のミッチー(男性です!)が手伝ってくれたので大助かり。 「次回はミッチー君一人で頼むよ! 」って言えるレベルまでミッチー君にミッチーリ教えました。←すみません、親父ギャグ以下です…

 

設営を手伝ってもらったので安心しきって、その後ミッチー君と二名のアルバイトさんの歓迎会に向かい酔っ払って帰宅した後に気付いた事が…。 会場での設営は「完璧」に終わったのに、肝心の商品の用意(設営日には商品は持って行きません)を「完璧」に忘れていました。

 

夜中に会社に戻って骨董祭に持って行く古式銃を選び終わったのは、明け方…。 以前は在庫の古式銃を殆ど何も考えずにザックリと持って行ったら良かったのに、今では商品が多くて「前回の骨董祭に持って行かなかった品」を選んでいたらクタクタ&クラクラ、日本酒飲めないのに飲むんじゃなかった…。

 

骨董祭に行く前の東京店一階「The シカゴ・ギャラリー」の一部です。 増えに増えて200挺以上あります。 じっくりとご覧くださいませ。

「The シカゴ・ギャラリー」の展示品の1/3は9月に軽井沢倉庫が完成したら移動しますので、もしご興味のある品がございましたら移動前に東京店にご来店ください。 HPに未掲載の古式銃があと20-30挺あるので頑張って移動までにアップする所存でございます!

 

本日のワンポイント情報!!

買取りで、ルフォーショー・フランコット ポケット・リボルバー(銃砲刀剣類登録証付古式銃) が東京店に入荷致しました。

 

価格が決まっておりますので、すぐにご紹介可能な商品となっています。

HPとDetailed Photos(詳細画像) も完成しておりますので ぜひご覧ください。 

 

ルフォーショー・フランコット ポケット・リボルバー (75万円、税別)のHPはこちら

ルフォーショー・フランコット ポケット・リボルバー (75万円、税別)のDetailed Photosこちら

 


2017.04.06 Thursday

日本にいて米国時間?

まいど!  海外出張に出かけていないのに時差ボケ気味のシカゴ社長でございます!!

 

この一週間スタッフ・キートン氏と元外人部隊がアメリカ出張中(キートン氏は本日帰国)で彼らの報告に合わせていたら自然と(アメリカ的)時差ボケになってしまいました。

 

出張前の会話を後悔したのは、三つの出来事が重なってしまった事もありますが…。

 

シカゴ社長 「(アメリカ出張中で)何かあれば夜中でも電話してこい!」

 

って大きな事を言ってしまったので、朝の4時頃に電話が掛かってきました…。

 

もう一つは東北某所に古式銃の出張買取りに行って、17挺もの古式銃コレクションの商品化しなければならなくなった事。 多くが在庫に無い逸品ばかりでしたので、その分HPの解説も大変です。

途中で磐梯山が見えるサービス・エリアで休憩しました。 東北ではまだ雪が残っているのですね…。

 

05.jpg

US ウィンチェスター M66 イエローボーイ カービン(左から4挺目)、US シャープス & ハンキンス アーミー・モデル カービン(左から5挺目)、US スタール M1865 カービン(左から6挺目)。

 

01.jpg

一番上の棚の右から3挺とその下の棚の箱入り全て。

 

04.JPG

一番下の棚の箱入り全てと下から二番目の棚、一番左の箱入りとその右横の和製 砲金製ペッパーボックス。

 

旅程丸二日かけての買取り。 東京店1F の古式銃専門店「シカゴ・ギャラリー」に運び込んで、展示が終わったのは夜中…。 帰りにも温泉で一泊の予定が、想像以上の逸品コレクションであった事もあり、一刻も早く商品化したかったのでお客様のお宅から(会社へ)直帰しました。珍しく前日から現地入りしたのは正解でした、買取り当日ギリギリまでホテルで東北某所、東京店、大阪店、アメリカと4カ所スカイプ・ミーティングができるとは素晴らしいですね。

 

買取りさせて頂いたお品を1階ショーケースに入れたら、二日間の疲れも吹っ飛びます、が…。 その後から来る商品解説の波に悩まされる結果に…。

 

私用で大阪に二泊三日の日程で行っている間も時間を見つけて東京店と相談しながら商品解説を進めます。 

これに自分自身でノルマを課してしまったのが、新しく作った「シカゴ速報(Chicago News)」の「HP、Detailed Photos進捗情報」です。 毎日その日の作業目標を速報で発表すると言う危険なノルマ!

 

今までは毎日毎日、途切れる事もなく新入荷品を必ず速報にアップして参りましたが、入荷と同時(またはそれ以前)に販売済みとなってしまう商品が多くて本来の「速報」や「News」の意味が無くなってしまっておりました。 シカゴ的には「毎日買取り品があるんだよ〜!」って戦果報告のつもりでしたが…。 「大本営発表」のようなインチキはなくても、まとまって入荷した品を数日間に分けて速報にアップしたりする事もあったので新しい情報量が少ないと言う本来のNews性が少なくなってしまいました。 そこでお客様が「シカゴが今日はどのような仕事をしたか(またはする予定)」をお知らせすることによって、お客様が「シカゴ速報(Chicago News)」を楽しみにして頂ける(シカゴとしても宣伝効果が高くなる)ように工夫してみました。

 

シカゴ社長はベターだと思ったことは貫く性格ですので、自分自身にも鞭を打ちつつ頑張って行きたいと思っております。 ぜひ応援してくださいませ!

 

明日から10日間のヨーロッパ出張に出かけます! スタッフ・キートン氏とは入れ違いになってしまいますが、行ってきまーす!! ←今回はアメリカ経由で来る元外人部隊とパリでスタッフ Sさんと一緒に合流します。ビジネスが次の世代に受け継がれていくのは楽しみですね。

 

「HP、Detailed Photos進捗情報」を新しく追加シカゴ速報はこちら

 

 

本日のワンポイント情報!!

先日、出張買取りで入荷しました銃砲刀剣類登録証付の古式銃コレクションの内、新たに本日下記の3丁のHP画像とDetailed Photos(詳細画像)が完成いたしました。 この3丁は価格が決まっておりますので、すぐにご紹介可能な商品となっています。HPの【本個体の説明】部分がまだ未完成ですが、何れも作動完全良好な美しい品です。 お値打ち価格になっていますので、 ぜひHPをご覧ください。 

ベルギー ピン・ファイア フィスト・ピストル (J. Chaineux パテント) (130万円、税別)
ベルギー ルフォーショー 6連発 リボルバー (Acier Fund) (90万円、税別)

和製 ペッパーボックス (砲金製) (40万円、税別)


2017.01.26 Thursday

世界の十九世紀軍用小銃-番外編-「シャム王国の日本製小銃 Part 3」

まいど! 昨日に続き-番外編-シャム王国の日本製小銃 (Part 3)をおおくりします! 今回は寄り道をせずシャム王国 66式小銃のお話です。 プラス泰平組合のお話し付きです。


38.jpg三八式歩兵銃 初期型

 

38シャム.jpgシャム王国 66式小銃

 

外見は三八式歩兵銃とほぼ同じですが、機関部が6.5mm弾より大型のリムド8mmx52R弾を使用するため大きく(上下に幅広く)なっているのがお判りでしょうか?

 

66式小銃の機関部、分解してみると使用弾の違いから弾倉の形状が三八式歩兵銃とは全く違う銃のように見えます。

 

外見の一番の違いはリア・サイトが三八式歩兵銃のラダー・サイトに対して66式小銃はタンジェント・サイトになっています。 またフロント&センターバンドを留めるのはバネではなく右側面からのネジ留めになっています。 三十年式型銃剣(剣先は両刃)を装着できるように、三八式歩兵銃と同じような着剣装置が付いています。 しかし銃身外径が異なるので、銃剣の互換性はありませんでした。

 

46/66式小銃の機関部、固定一体型弾倉の形状が独特です。

 

1923年に二種類(46/66式小銃と66式小銃)の小銃が制式になりましたが、口径だけが同じで形状/構造も銃剣も全て異なりました。 因みにシャム 46/66式小銃はヨーロッパ・スタイル(ドイツ風)のマンリッカー型銃剣で、66式小銃は柄は三十年式で鞘はヨーロッパ型です。

語での文献を見ると三八式歩兵銃と66式小銃の部品はネジ山のピッチも異なり、ネジ1本も一切互換性が無いように書かれていますが、シアなどの一部の部品は三八式と全く同じです(区別はつきません)。 バット・ストックが約1cm、銃身も約2cm短く、全長が1,275mmあった三八式歩兵銃に対し1,245mmと全体で約3cmほどタイ人の体格に合わせ短めになっています。(その当時日本人とタイ人の体格差はあったのでしょうか?) フロント・サイトは直接銃身に取り付けられています(三八式はサイトの基部がリングになって銃身前部から取付ています)。

 

シャム機関部3.jpg

「菊の御紋章」はなく代わりに「Sudarshana」と呼ばれるシャムの紋章が入っています。 その下にタイ(シャム)語で文字(モデル名)が入っています。

 

比べて見なければ気が付きにくいことですが、レシーバー後部右側面のボルト閉鎖状態時にボルト・ハンドルの後ろにあたる部分(赤丸の部分)がかなり低くなっています(九九式小銃と同じです)。 ここが三八式との大きな違いです。

関東大震災(1923年)で東京砲兵工廠小石川工場が被害を受けたため、小倉工廠に於いて生産されることになりました。 5万丁の注文に対してシャム王国軍への納入は5年もの歳月がかかりました。 日本製だけあって作りはよく、戦前の旧軍小銃のようです。 ストックはタイ国製と思われる、材質が日本製とは異なります(バット・ストックが二分割型ではありません)。 目の詰まった上質の日本製の木部とは異なり木目の荒いのが特徴です。

 

これらの日本陸軍造兵廠で生産された小銃は泰平組合によってシャム王国に輸出されました。

 

戦後多くの旧日本軍の小銃は米軍によって持ち帰られて米国に多数残っていますが、66式小銃の殆どは現地(タイ)に残され極僅かな数が英連邦軍によって主に英国に持ち帰られました。 タイ国に残った66式小銃の多くは戦後僅かな期間使用された後に廃棄されたため66式小銃の現存数は旧軍の小銃に比べて遥かに少ないものとなっています。


日本製小銃のバリエーションとしていかがでしょうか?  国内には殆ど入荷していない一丁です。

 

日本製 46式小銃(Siamese Mauser Type 46 Rifle)はこちら

日本製 46/66式小銃(Siamese Mauser Type 46/66 Rifle)はこちら

日本製 66式小銃は(Siamese Arisaka Type 66 Rifle)こちら

 

 

おまけ話し…

泰平組合は日露戦争(1904年-1905年、明治37-38年)後に兵器生産数が大いに減少した兵器廠の稼働率維持と陸軍が保有する旧式兵器を処分する目的で当時競合する大手武器貿易商社(高田商会、大倉組,三井物産)の三社を一つにまとめた国策共同組合でした。 明治41 (1908)年に陸軍主導の下(寺内正毅陸軍大臣が生みの親と言われている)に作られた民間でしたが陸軍の旧式兵器から砲兵工廠で製造された最新兵器までを輸出する独占企業でした。 当初は中国(当時は清国)とタイ(当時はシャム王国)に輸出を行っていましたが、後に第一次世界大戦が勃発するとヨーロッパに大量の武器を輸出しました。 

 

シャム王国には大正末期に三年式重機関銃を輸出しており、弊社でも里帰り品を取り扱っています。

 

泰平組合が昭和10年頃に発行したカタログの復刻和訳が並木書房から「日本陸軍兵器資料集〜泰平組合カタログ」として発行されていますのでご存知の方も多いと思います。 私は35年ほど前にアメリカで復刻版(英語)を手に入れており、当時は英語で書かれた旧軍の兵器カタログに載った旧式の小火器に疑問を持ちつつ忘れ去っていました。 今回泰平組合が輸出した小銃の解説を書くにあたって改めて調べていくと現在の「武器輸出三原則」によって事実上「武器および武器製造技術、武器への転用可能な物品の輸出の禁止」されている日本では考えられない過去が明らかになってきました。 いずれは改めて泰平組合についてブログを書きたいと思います。

 

 

本日のワンポイント情報!!

買取りで、AKM 自動小銃 が東京店に入荷致しました。

HP・詳細画像ともにアップしておりますので、どうぞご覧ください。 


AKM 自動小銃 のHPはこちら
AKM 自動小銃 の詳細画像はこちら

 


▲top