Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

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2020.02.15 Saturday

オイラーの謎?

こんばんは、「私の書いた記事100回目記念を盛大に祝おう」と思っていたのをすっかり忘れていました...102本目のアルバイト レナートです。 さて今回は以前から疑問に思っていたソ連軍 オイラーの謎?の考察です。

 

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こちらがそのオイラー、ソ連軍丸型金属製オイラーです。 1層式と2層式があり「Щ(シシャー) Н(エヌ)」と書かれている2層式は名前の通り内部に仕切りがあります。 そもそも何故1層式と2層式があるんでしょう?

 

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手始めにモシンナガンのマニュアル(1941年発行だそう)を見てみると...お、二層式オイラーがしっかり描かれています。 「じゃ戦後は?」と思い、過去の記事でも紹介した「The official Soviet AKM Manual」を見てもやはり2層式でした。 過去の書籍紹介記事はこちら

商品の管理上「PPSh41用 丸型金属製オイラー(2層式)」として販売していましたが、どうやらモシンナガン〜AKMの頃まで共通で使用されていたようです。

 

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在庫品のAK74のマニュアルにはプラスチック製 1層式のオイラーが載っていました。 どうやら「金属製2層→金属製1層→プラ製」と変遷していったようですね。 AK74 マニュアルはこちら

ともあれ銃のお手入れにオイラーは必須、「マニュアルとは違うオイラーの使用例」は沢山あると思います(適当なロシア人なのでなおさら?) AK74に2層式を使っている兵士が居たりして〜

 

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在庫品のオイラーで並べると時代的にはこんな感じ?(RPD用プラ製オイラーが混ざっていますがご容赦を) RPD オイラーはこちら

改めて2層式の「Щ(シシャー) Н(エヌ)」って何の頭文字なんだろう?と2枚上のモシンナガン・マニュアルを解読してみると...

Щ(シシャー)の方は洗浄用の「Щелочной состав=アルカリ性溶剤(溶媒)」で、Н(エヌ)は「Ружейная смазка=ガン・グリース」とあります。 これではマニュアルの説明とH(エヌ)の刻印が合いません...う〜ん、同じ意味の「Нефт=油」の頭文字かも?

憶測ですが2層式が1層式になったと言うことは新しく「洗浄用液とグリース」が一緒になった便利なオイルが開発されたのかも? 一石二鳥、リンス・イン・シャンプーみたいですね(笑)

 

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おまけ:何とな〜くモシンナガン用アモ・パウチに2層式オイラーとクリーニング・キットを収納してみるとピッタリでした! さすがに携行弾数(というか即応弾数?)が減ってしまうのでこういう使い方はしないでしょうが、意図せず保管に便利な小技を見つけちゃいました。 モシンナガン関連のアクセサリーはこちら

 

という訳でソ連軍のオイラーに纏わる考察でした〜
あなたは1層派?2層派? ソ連軍丸型金属製オイラーはこちら

 


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2020.02.13 Thursday

セラミック・グレネード

後述しますが無性に蕎麦が食べたい気分、こんばんは アルバイト レナートです。 今回入荷したこちらをご紹介します!

 

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日本人にはお馴染み、四式陶製手榴弾です! いつ見ても手榴弾とは思えないシンプルで芸術的な形状、ジャパニーズWABI・SABIさえ感じさせてくれます。 今回入荷したのは白地の有田焼! 当ブログをご覧になっている皆様には最早説明不要かと思いますが、一応簡潔に...大戦末期、深刻な金属不足に悩まされた旧日本軍が開発したのが一連の陶製手榴弾や陶製地雷です。 陶製手榴弾は内部にTNTやカーリット等の炸薬を内臓し、点火薬の防水ゴム•カバーを外しマッチを擦る要領で点火•投擲します。 陶器のため爆発すると破片が粉々になってしまう都合上、金属製手榴弾より威力が劣るのは仕方無いですね。 一方で沖縄戦では「陶製地雷でシャーマンを擱座させた」とのこと...撃破は難しくとも火薬量に物を言わせてキャタピラを切断するぐらいイケるのかも?

 

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もちろん蓋の部分に付けられる点火薬や内部の炸薬等一切ない安全品です! というかこの状態だとただの壷?花瓶? 

 

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素材的に同じ産地だと思われますが、表面の釉薬の仕上げや大きさが異なるのも興味深いですね。 素朴な素材の味が良い、陶工のセンスが光る!

 

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日米対決ということでMk脅袍愧瞳盈用 & M1A2アダプター...ってこれは勝てませんねさすがに...

陶製手榴弾を見ていると、そば屋さんのめんつゆが入っているトックリに見えてきて「お蕎麦食べたいな〜」と思いつつこの記事を書いています(笑) 陶製手榴弾はいつも人気商品ですのでお早めに!個体差がありますのでご注文の際はサイズの大小や釉薬の艶の有無をお伝え下さいね。

 

四式陶製手榴弾はこちら

米軍 Mk脅袍愧瞳盈用 & M1A2アダプターはこちら

 

本日のワンポイント情報!!

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2020.02.11 Tuesday

なぜか気になってしまう...木ストSMG

「休日に限って滑舌が悪い症候群」を発病し注文を聞き取ってもらえず困っているアルバイト レナートです...ホット・ケーキ頼んだらチーズ・ケーキとか出てきます(どっちも値段一緒だったので気にせず食べましたケド...) 

さて今回は個人的マイ・ブーム、木製ストック装備のSMGについて書いていきます〜

 

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ロシア・ダイスキーの私ですが最近気になってしまうのがこちらのMP41 短機関銃! 思わず「オシャレだな〜」と思ってしまう素敵な佇まいです

 

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MP40と比べてパッと見で分かるのがガン・ポートから射撃する際のバレル・レストの有無、MP41はバレル根元がすっきりとした印象、一方MP40は(バレルの固定方法が違うため)バレル・ナットで固定されている分ゴツそうな見た目です。 

 

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MP41のバレル固定方式は「バレル・ナットを使用せずに銃身を薬室に挿入し、薬室側から六角形のブロックにより銃身をネジ留めした上で、本体側面から六角ブロックをピンで固定する方式」であり、これがシュマイザーのパテント方式だったのでレシーバー上部にはその旨の刻印があります。 これを見た連合軍兵士がMP41と似ているMP40も「シュマイザー」と呼び始めそれが「MP40もシュマイザーと呼ばれるようになった説」があるようです(実際にはMP40にはシュマイザーのパテントは使われていませんが)

  

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在庫品のMP41にはフロントのスリング・スイベルが右左のバージョン違いが?! 当時の写真や海外に現存しているMP41を見ても左右混在...左利きにも対応していたのでしょうか? 今後の研究課題の一つにします! 

 

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ちょっと雰囲気が似ているベレッタ M1938/44と。 ベレッタはMP41と比べると軽量で華奢なイメージですが、反面コンパクトに纏まっており銃口部のコンペセイターも機能的&外観的にも格好良いっすね!

ベレッタ M1938/44はこちら!とご紹介したいところでしたが、本日販売済となりました。

 

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シュマイザーが過去に設計したMP28と2ショット!2丁を並べると実に進化を感じさせます。

ということで真にシュマイザーの名に相応しいのは木製ストックが美しいMP41! でした〜

MP28はこちら

MP41はこちら

 

本日のツーポイント情報!!

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2020.02.07 Friday

似ているけど違うマガジン

最近はお酒がマイ・ブーム、カクテルの材料を揃えようと思い「グレナディン・シロップ(ざくろ果汁のシロップ)」を買いに行った際、店員さんにグレナディア・シロップありますか?と聞いてしまいました(汗) 案の定「擲弾兵シロップって何?!」とは聞かれなかったのですが、手榴弾(granade)の語源がザクロ(pomegranate)なので間違いも仕方ない、ということにしたアルバイト レナートです。 今回は似ている...けどちょっと違うマガジンについてお送りします。

 

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まずはこちら、Vz.52/57自動小銃のマガジン(チェコ軍用パウチ付)...ですが、マガジンを出してみると若干形状が異なるような? 実は右側はVz.52/57用(7,62x39仕様)ではなく、改良前のVz.52用(7,62x45仕様)なのです!

 

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Vz.52用は使用する7,62x45弾に合わせてマガジン内部も若干長くなっています(ノギスによる大体の計測です)

当初7,62x45弾を使用する銃として開発されたVz.52でした。 しかし恐怖の親分 ソビエト・ロシアに採用を迫られた結果、以降は7,62x39仕様のVz.52/57として生産されることになります。 Vz.52のマガジンも生産数自体少なくレアですよ!

 

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寸法は違うもののVz,52用マガジンに7,62x39ダミー・カートを込めることは可能です。 専用マガジンでは無いので流石にに最上段の弾の保持が甘いような? これではフィーディング/ローディング・ジャムが起きそうですね(実銃でもマガジンの互換性自体は有るけど確実な給弾は保証出来ないそうです)

こちらのVz.52専用マガジンは1点限りとなっていますよ、お早めに!

Vz.52とVz.52/57のマガジンはこちら

 

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お次はこちら、どこからどう見てもM16の20連マガジン。 右はCOLT製の20連ですが左はというと...?

 

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マガジン前面下側にパチモンの印答えが! ノリンコのM16っぽいやつことCQ-311用、これもまた珍しいですね! 当たり前ですがAR-15/M16系と完璧に互換性あり、ロックもしっかり掛かりますよ。

こちらも1点モノ、CQ-311用マガジンはこちら

と言うことで、似ているが実は違うマガジンでした〜

 

本日のツーポイント情報!!

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2020.02.02 Sunday

SKSアクセサリーです!

最近寒暖差が激しいですね、本当に冬なのか...アルバイト レナートです。

 

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Twitterやシカゴ速報では既にお知らせ済みですが、SKS関連のアクセサリーが入荷しました! どれも使用感が少ない&ロシア製SKSが入っていた木箱内で保管されていたので、「ロシア製にこだわりたい」という方にもオススメです!

 

2019年にオーストリアの物流倉庫でスタッフ・キートン先輩が撮影した画像です。 約50年振りに開封されたSKSが入った木箱の底からこれらの付属品が発見されました! ロシア/ソビエトの小火器付属品は共用の品が多く、また戦後ワルシャワ条約機構軍でも使用されていて、✖✖製〇〇用と断言するのが難しい事が多いので、出所(由来/出自)が判る品は嬉しいですよね〜。 キートン先輩曰く「木箱は丈夫な針金+鉛の封印がされていて、箱詰めにされてから一度も開けられた形跡もなく中に残った独特の共産臭も半世紀前のまま」だったみたいです。 ソビエトの香り、嗅いでみたかったな〜〜。

 

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まずは、纏まった数の入荷は随分久しぶりなSKS アモ・パウチ

 

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ボルト・アクション系アモ・パウチは縦長が多いですが、SKSは10連クリップを納める都合上横長になっています。 横約13cmほどあるのでケータイやロング・サイズのタバコ、もちろんSKSの10連クリップとダミー・カートも収納出来ます(笑)

 

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こちらのオイラー・パウチは初入荷!(※画像のパウチにはオイラーを収納していますが別売りです!)

一層式/二層式オイラーも若干入荷したので在庫補充されました。 商品名は管理上「ソ連軍丸型金属製オイラー 一槽式(もしくは二槽式)(PPSh41/SKS対応)」 となっていますが、古くはモシンナガンの頃からAKM時代まで使われたそうなので便利なアイテムですね〜

 

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SKS スリングも入荷です! スタンプも比較的はっきりと残っていますね。 左は鹿さんのマーク?でしょうか。 ソ連版軍用品の規格である「OTK(Отдел Технического Контроля)」(=技術管理局といった意味合い)が入っているお墨付きです

 

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金具部は塗装の有/無の個体差があったりで面白いです!

 

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こちらはSKS クリップの刻印部。 以前の在庫品には中国製もありましたが、今回のロットは全て↑このキリル文字が入った刻印です!

以上駆け足で参りましたSKS系アクセサリー、種類によっては比較的少数入荷のものもございます。 選択肢が多いうちにいかがでしょうか...!?

 

SKS関連アクセサリーはこちら

 

本日のツーポイント情報!!

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・【無可動銃】ロシア AKM 自動小銃 はこちら

 

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