カメロン祭(記念日) Part 2
やって来ました「地中海の小島! コルシカ島!!」(← 昨年末コルシカ島を一周して判りました。 コルシカ島は小島ではありません、デッカイ島です!)
「何をしに来たか?」って?!
「もー! そりゃ昨年のリベンジですよ!!」 (←詳しくは2011年4月27日の涙のブログを見てやって下さい)。
昨年の今頃、折角ヨーロッパに来ていながら、フランス外人部隊唯一の基地開放日「カメロン祭!」に行けなかったのですよ、残念!!!!!
今回は息子の任期もあと一年を切ってしまい、これが最後のカメロン祭(息子が外人部隊に在隊している間と言う意味で)。
絶対に逃せないので、忙しいスケジュールを調整してやって来ました。
コルシカ島滞在時間、たったの28時間。
昨年11月には日本人の古参上級伍長様の特別の計らいで基地内に入れてもらったのですが、それは「例外中の例外!!」写真を撮影するなんて滅相もない。
やっと人の見ていないところで数枚撮ったのが精一杯でした。
それが今回のカメロン祭は「誰でも行ける基地の開放日」、自衛隊や米軍と同じですね、写真は撮り放題です。
「カメロン記念日」と言うくらい、お祭りよりも儀式がメインです。
カメロンの戦いの話(詳しくは上記の昨年のブログを見てね!)や、この一年の功労者や退役者に対する叙勲がしめやかに行われました。
米軍や自衛隊にはこのような儀式はないと思います。
「いや〜! 外人部隊フェチのシカゴ社長」にとって大感激でした。
噂で聞いていた「軍歌を歌いながらの行進」や「連隊旗手の入場」の写真を撮れた事は夢の様です。
儀式が終わった後は米軍や自衛隊と同じように外人部隊による地域住民や家族の為に色んなアトラクションがありました。
落下傘降下もその一つ、目の前に4,000mから自由降下部隊隊員(通常の空挺兵は300m、こちらの方が怖い)が降りてきます。
装甲車にも乗れたようですが、シカゴ社長はタイミングが悪く…。
一応、空挺部隊のマークを付けた装甲車とのツーショット。
折角の催し物は雨で盛り上がりが今一つ。
外人部隊が色んな屋台を出していました。
↓これはダーツ屋。
食事は食券を買います。
食券売り場に行って「(食券は)いくら?」と私がフランス語で聞くと、反対に向こうが「いくら?」って聞き返してくる。
「あ〜ぁ、食券は寄付で賄っているんだぁ!」と思い、そこでもう一度「(寄付は)いくら?」って聞くと、「10ユーロ、20ユーロ、50ユーロ」って言ってくる????
「息子が現役隊員なので、10ユーロなんてケチなことも言えないし、かと言って50ユーロも寄付はしたくないし」と悩んでいると…。
向こうから「何人?」って聞いてきました。
「二人!」って答えたら、「一人5ユーロやから、二人で10ユーロがエエでしょ」って言ってくるんよね。
「なんや寄付にも相場があるんやったら始めから、金額言ってくれればエエのに…」って、何でも想像で結論を出すのはシカゴ社長の悪い癖。
結局は「食券は人数とその人たちの食べる量」に合わせて買うので、食べたい量だけの金額の食券を買うだけの事でした。
「なんや、寄付やなかったんや…、無理して50ユーロ分も食券を買わんでも良かった!! 良かった!!」と安心したシカゴ社長でした。
その夜は第二空挺にいる十数人の日本人隊員の半数が集まってくれて一緒に酒を交わしました。
勤務に付いている隊員、職務でフランス本土や別の場所にいる隊員を除いて、これだけの人数の日本人隊員の皆様に集まって頂き嬉しい限りです。
今年のカメロン祭は4月30日夕方6時から儀式が始まって夜中までお祭り、そして翌日の5月1日は一日中お祭りと嬉しい日が二日も続きました。
空港へ帰る際に正門まで送りにきてくれた隊員の方々、本当に色んな場所を見せて頂きありがとうございました。
妄想の多いシカゴ社長、その妄想の一つに「コルシカ島に日本人隊員達の保養所を作る事」があります。
元々コルシカ島、それも基地があるカルビの街は観光地であり別荘地域でもあります。
海の見える小高い丘の上にコルシカ独特の一軒家を買取って、日本人隊員がくつろげる家を作りたいですね。
「漫画喫茶」のように本、漫画、雑誌、DVDやマッサージチェア、炬燵、そして日本食まで揃えて…。
「週末や島内休暇、カルビ内休暇の際に使ってもらったり」、「日本から隊員の家族が来た時に滞在できるスペースがあったらいいな」と考えています。
「シカゴ社長! お・や・バ・カ!!」と思われますが、息子とは関係ありません。
息子が除隊した後でも、親交を続けたいと思えるような「ナイスガイ達」です。
最近の草食系男子とは全く違う「将来の夢をしっかりと持った根性ある男達の集まり」です、第二空挺は。
もう少し現実的に考えると、東京の「The シカゴビル」がもう少し大きければ「フランス外人部隊 BAR」なんかを作れるのに…。
大阪の新しいビルは大きいので可能やけど、やっぱり日本人隊員の多くは関東出身者。
休暇で東京に集まるし、習志野(習志野空挺団の方との交流もあるようです。 どちらも空挺部隊やし、元習志野空挺出身の方もおられますし)も千葉県にあるので、やっぱ東京やね。
「シカゴ社長、しなアカン事ぎょーさんあるやん!!」
そうでんな!
今日のワンポイント情報!
本日、M1ガーランド(旧加工)と、MG42(新加工)が買取りで入荷しました。
価格調整中ですが、HPにアップ致しましたので、ぜひご覧下さいませ!