第10師団創立55周年記念行事中編
皆様こんばんは突然秋が深まって参りましたね〜ナベです。
本日は前回に引き続きまして第10師団創立55周年記念行事中編でございます。 グランドで行われている装備品展示を見終わった後、正門横にある旧軍時代の連隊本部へ・・・。
玄関から入って1階右側が資料室として公開されています(2階と1階左側は立ち入り禁止になっています)。 1階右側の左の部屋が旧軍コーナーになっています(前は結構空いていましたが今日は結構人が多い)。
まずは通信機群です、真ん中奥の銀色の受話器が載っている機器は九二式野戦電話機でしょうか?今のスマホや携帯だったら持ち運びが楽だったでしょうね、イヤ有線式の方が傍受されないからいいのか?
日中戦争時の歩兵第六連隊第九中隊宛の部隊感状(賞状)も展示してありました、字が一杯ですね。 送り主は岡村寧次中将(終戦時の支那派遣軍総司令官、戦後台湾への日本人軍事顧問団「白団」にも関与)です。 名前の下の花押がオシャレ。
画像が見難くくて申し訳ありません。日本陸軍の戦闘帽(略帽)です。 シカゴにも程度の宜しい戦闘帽がございます(シカゴの戦闘帽はこちら)。
戦死された方の遺品も展示されていました。太平洋戦争での将校戦死第1号と言われる写真の中村中佐、1941年12月8日未明に大隊を率いてマレー半島のコタバルに強襲上陸した際に英軍の攻撃により戦死されたそうです(無念だったでしょうね・・・)。
金鵄勲章多数です七宝や鍍金が美しいですね(美品のシカゴ在庫の金鵄勲章はこちら)。 下の段には従軍記章類が並べられています(日清戦争、満州事変、日中戦争、ノモンハン事件の従軍記章はこちら)。
軍刀や指揮刀類もありました、一番下は海軍の儀礼長剣のようです。 シカゴの軍刀関連商品はこちら
尉官用の隊長徽章と佐官用の隊長徽章です。 将官用の隊長徽章は佐官用とデザインは同じですが一回り大きな徽章だそうです。 う〜ん一個欲しいな・・・。
これは欲しいけど欲しくない傷痍軍人徽章です(画像が見難くくて申し訳ありません)。 甲乙の2種類があり、あの山本五十六提督が傷痍軍人記章の第一号受勲者だったそうです。
北白川妃殿下の下賜品の魚を模った楊枝入れも(さすがにシカゴでも皇室関連商品は無いだろう・・・と思ったらありました御紋章が恐れ多い昭和大礼のボンボニエールはこちら)
因みに白川宮永久殿下は砲兵少佐として1940年中国張家口で演習中、航空機事故に巻き込まれ30歳の若さで薨去されたそうです。 かなりお洒落な方だったとか。
恩賜の軍刀も・・・陸軍大学校や海軍大学校で成績の良かった上位数名が授与されたそうです。 う〜ん�綺の部分いいですね(この部分の文字は恩賜ではなく御賜)。
ボケボケで申し訳ありません、サビサビの三年式重機?もありました(シカゴ在庫の三年式重機はこちら)。
重機の上にはなんと陸軍武功徽章が!武功を上げて貰える勲章には上記の金鵄勲章がありましたが、金鵄勲章は基本戦争が終わった後に授与され(戦死の際は戦時中でも叙勲)るものでしたので、戦時中でも功績をあげた軍人にも勲章をあげて戦意高揚したい!ということで大戦末期に制定されたそうです(ドイツの鉄十字勲章の影響を受けたとか)。 大戦末期だったということもあり実際授与された方はかなり少数のだったようですイイナ・・・。 それでは次回は後編で!ではごきげんよう〜。
末期品ですが程度良し!の戦闘帽はこちら
美品の金鵄勲章はこちら
日清戦争後の各種従軍記章はこちら
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ハイソですね昭和大礼のボンボニエールはこちら
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本日のワンポイント情報!!
買取りで、M1 カービン が東京店に入荷致しました。HPとDetailed Photos(詳細画像) は近日中にアップする予定です。 価格は現時点ではまだ決まっていません、何卒ご了承くださいませ。