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2012.03.25 Sunday

映画と銃「野生の証明」

御機嫌よう、スタッフBでございます。

今回はおそらく皆様、1度くらいはご覧になったことがある、あるいは若い方でも一度くらいは話には聞いたことがあるであろう「野生の証明」でございます。

当時、角川映画はとにかく邦画ではありえない大作を製作することで有名でした。
このため、今観ても「これはスゴイな」という感覚があるくらいでございます。

一方でなぜか原作の重要なシーンをカットしたり、流れを全く変えたり、果ては全く違う作品にしてしまったり・・・とても出版社とは思えませんでした。

「野生の証明」もそんな作品の1つで・・・
前半は原作の流れをある程度押さえてはいるものの、後半からエンディングに関しては全くの別物という映画になっていたのでございます。

また、当時の角川映画にありがちなのですが・・・1回観た後では話があまり観客に入っては来ず、どちらかというと話よりもシーンを覚えている感じ。

実際、映画の内容、作り的にも「この組織とこの組織が出てくるけど・・・なんで主人公1人がいくつも組織を相手にするのか?」という辺りがわかりにくい、というか、説明不足になっています。
つまりその辺り、わからないではないけど、わかりにくい。むしろシーンが印象的なのでその辺りはよく憶えている。
ある意味で「小説じゃなくて映画なんだから」という割り切ったノリがいたします。

これは本作品だけでなく、当時の角川映画全般に見られた傾向かと。
むしろ社会現象的なプロモーションで、お祭り的に公開して、ドカンと映像を見せつける・・・ような・・・。

なにしろ本作は簡単に言うと、健さんのカッコよさと、薬師丸ひろ子ちゃんの可愛いさ、そして三國さん&舘さん親子のキレキレさ、松方さんのギラギラさetcetcなど皆様キャラが妙に光っている魅力楽しみ映画なのでございます。

特に薬師丸ひろ子さんは本作がデビューでもありまして・・・まさにプロモーション的画像満載でございましたね。
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さて、シカゴ的にはとにかく・・・
AR18映画!

出てくる自衛隊員は基本AR18。
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このため健さんもAR18でございます。

レンジャーも健さんも、敵味方みんなAR18。

実は本作品はあまり自衛隊を好意的には描いておらず(確か原作は自衛隊はほとんど絡まず)、このため自衛隊からの協力は得られず・・・結果、終盤のクライマックスの戦闘シーンはアメリカロケ。
このため、自衛隊の戦車はパットン。銃器も64式になんとなく似ていたAR18が使用されたという。
ともあれアメリカロケのおかげでAR18は(M60機関銃も)気持ちよく排莢しながら発砲しているのでございます。
しかしそれから時が流れ・・・AR18の影響をうけたと思われる89式が採用されたのは面白い流れでございますね。

そしてとても有名な健さんと松方さんの対決。
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ヘリ対健さんという図式でございますが・・・
ここで松方さんはヘリ搭載のM60(ハンドガード無し)
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結構、長々とした撃ちあいのシーンにも関わらず、なかなかのシーン。
ヘリの移動に合わせ、何度も位置を変える健さんが妙にカッコよかったのでございます。
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実際飛んでいるヘリのシーン。
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実際の松方さんはかなりヘリで飛ぶのが怖かったようです。確かにお気持ちはよくわかります。


健さんにはM16よりAR18の方が似合うような気がいたしますね。
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本作が無かったら・・・日本でのAR18人気は今の半分くらいになっていたかと・・・(もう半分は「ターミネーター」のおかげ)

それにしてもこれだけの戦車、ヘリ、兵士エキストラの人員・・・当時の角川のパワーが容易に伺えます。
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特にラスト・・・
娘を背負って・・・戦車軍団に拳銃1挺で玉砕(?)・・・
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「いくぞ・・・」くらいの台詞のみでございましたが・・・名シーンだと思います。


しかしながら・・・実はこの後、本作最大の謎が・・・
エンドロールの最後の辺り・・・

なぜか、戦車の横をトコトコ歩く娘を背負った主人公。
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さらに「ムリムリ!」と言う様子で、娘を背負ったまま逃げ戻って来る主人公。
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逃げ帰って来た???

・・・本作最大の謎でございます.


最後におまけで・・・
当時のCM・・・薬師丸ひろ子さんが・・・怖かった・・・
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私、野生の怖い少女のお話かと思ったものでございます。

>>野生の証AR18はこちらでございます。


今日のワンポイント!
買取りで九九式短小銃初期型(旧加工品)と軍装品が東京店に入荷しました。
すでにHPにアップしておりますので、是非ご覧下さい。


コメント

劇場で観ました。迫力のある画面の映画でした。ラスト近くで健さんがでんぐり返りをしてパイプで大二郎さんを刺し倒すシーンすごかったです。「野生の証明」てこう言う事なのではないでしょうか…。
2019/03/04 6:16 PM by うぼで
うぼで 様

コメント、ありがとうございます、スタッフBでございます。

劇場で観れているのはうらやましい限りでございます。
私は薬師丸ひろ子さんに「お父さんに殺されるよ」と予言された上、健さんに殺された舘ひろしさんあたりのシーンに初見でビビったのでございます。
2019/03/05 12:54 PM by スタッフB
>スタッフBさんへ
コメントご返信ありがとうございました。私の学校時代、この作品等の影響で健さんやひろ子ちゃんのファンがあちこちにいました。館さんの背中に斧がぶん刺さるシーンも記憶にあります。私の地元の女子ラジオアナウンサーが「ワイルドな男性が好み」て話してたので、本作のDVDを買ってあげたら喜ぶ…?かもて思いました(笑)。
2019/03/08 8:58 AM by うぼで
先日故佐藤純彌監督を偲んで本作がBSテレビで放送されたそうです。豪勢な作品をどうもありがとうございました。ごゆっくりお眠り下さい(-.-)Zzz・・・・。
2019/03/11 5:24 PM by うぼで
うぼで 様
コメントご返信ありがとうございます。スタッフBでございます。

仰る通り、先日BSで放映しておりました。
追悼以外でも、この時代の映画は最近はBSでの放映が多いようです。

健さんやひろ子さんのファンは確かに多かったように思います。このくらいの時代までが役者としての光の部分の個性が強い役者が多かったような気がいたします。
2019/03/20 3:21 PM by スタッフB
本作程のスケールは無いですが、三浦友和さん主演の『悲しきヒットマン』て映画も銃がロシアンルーレットとかて鈍く光ってましたね。タイやハワイでは一般人でも実弾を撃てるて聞いたので、日頃重いストレスと戦ってはる方とかが利用しているのでは無いでしょうか…。
2019/04/11 9:45 AM by うぼで
うぼで 様
コメントご返信ありがとうございます。スタッフBでございます。

『悲しきヒットマン』
ありましたね、この作品。ロシアンルーレット演出は今となっては意外に邦画の方が見る様になった演出のような気がします。
タイやハワイでは確かに。うらやましい気もいたしますが、ご当地の方にとっては当たり前すぎなことなのかもしれませんね。
2019/04/17 1:56 PM by スタッフB
もし本作品がリメイクされるのなら、味沢役は映画「あしたのジョー」ですごいマッスル美を披露していた伊勢谷友すけ君かジャニーズの山P君が合うのでは…てふと思いました(因みに頼子役はNHKの朝ドラでヒロインの幼少時代を演じてたどの娘かを)(小笑)。
2019/04/29 11:47 PM by うぼで
うぱで様

コメントありがとございます。 スタッフケンがお休みを頂いておりますので、代わりに返信させて頂きます。
るろうに剣心で殺陣を非常に頑張っていた佐藤健さんも良いのではないでしょうか!
2019/05/03 3:48 PM by アルバイトS
うぼで 様
コメント遅れまして失礼いたしました。スタッフBでございます。

本作品がリメイク・・・考えたことがございませんでしたが、無いとは言い切れませんね。

ジークンドー師範レベルで、時代劇にもジークンドーを取り入れた岡田准一さん辺りをあえて。
あるいはオリジナルにも出演されている舘ひろしさんが老兵的に・・・
頼子役は役によって化ける浜辺美波さんでございますかね・・・
2019/05/08 6:48 PM by スタッフB
昨日近くの古本屋で映画「野生の証明」のDVDが1900円位で販売されてました。私も欲しい事は欲しかったのですが、一緒に鑑賞してくれる伴侶もいないので断念しました。佐藤健君は味沢役にはいなせすぎますし、岡田准一君だと対決シーンではどんな武器を使うのでせう(笑)。
2019/05/30 5:41 PM by うぼで
うぼで 様

DVDは一度売り切れになると再販が無い場合もありますから、一期一会でございますよね。

岡田准一さんだと銃も扱いを覚えたらかなりこった展開をやりそうな気がいたします。

今だと普通に89式などを出せますね。
2019/06/03 12:52 PM by スタッフB
スタッフBさんコメントご返信ありがとうございました。銃器や現代の芸能界に詳しいのですね(笑)。私の地元から少し離れた所に映画「野生の〜」のムードみたくな自衛隊の演習場があります。鉄ヘルの隊員や装甲車がたまに見れるのですが、現代の若手の隊員さんて本作を知らないと思います。その隙間が何か面白いです…(小笑)。
2019/06/04 9:18 PM by うぼで
うぼで様

スタッフBさんがお休みを頂いておりますので、代わりに返信させて頂きます。

僕も20代も後半に入ってしまいましたが、野生の証明はタイトルだけで実際に見た事はありません。 人間の証明なら辛うじて……(しかも竹之内豊さんが主演のやつですね)

ミリタリーに趣味に入る切欠も、今と昔では随分変わって来ているのでしょうね。
2019/06/10 2:41 PM by アルバイトS
>アルバイトSさんへ スタッフBさんの代わりのコメントご返信ありがとうございました。映画「野生の〜」は洋画と張り合う様な迫力を感じれる作品でした。ラスト近くの火だるまの戦車が崖を転がり落ちるシーンとかてすごいです。個人的には健さんが最も美しく撮られているのではて感じました…。
2019/06/10 3:29 PM by うぼで
「野生の〜」てNHKのお昼前に放映されている「小さい旅」ののも担当している大野雄二さんの聴き応えのある音楽も映像と同様に優れてた様に思います。音楽好きの方ならそれを目当てに本DVDを手にしたりするのでは…(小笑)。
2019/06/17 12:16 PM by うぼで
本作の原作本、今でも持っていてたまに読み返したりしています。映画との内容の相違とかが楽しめる気がします。
2019/07/12 7:23 PM by うぼで
管理者の承認待ちコメントです。
2019/07/20 10:23 AM by -

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