Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

<< September 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

<< 大阪店にも新入荷来てます。 | TOP | 洋書を入荷いたしました。そして、よろしくお願いします。 >>

2012.03.28 Wednesday

ドイツ版FN-FAL(Gew.1)

どーも、ケンです。
今回はドイツ版FN-FALです。

3.jpg

FALは好きという話は以前にしましたが・・・
Gew.1はまた別格。

しかしG1という「新生ドイツの小銃の1番目だよ」という名前をもらいながらも・・・
実はベルギーとドイツの関係上、あっさりGew.3になったという不遇な運命もあったり・・・
おかげで弊社としても貴重な銃の1挺です。

一方、名前はともかく、アメリカで・・・Gew.1みたいなカタチを見せると・・・
「LARだね」とか言われることがあったりします。

LARはいわゆるFALの英語名で・・・
ライト・オートマティック・ライフル
FALはフランス語なんですね。

でもアメリカでも普通にFALって言います。
しかしLARと分けて言ったりすることもある。

あまり日本では知られていないアメリカでのFALとLARの分け方。

こんなんがFALで


こんなんがLAR・・・
2.jpg

まあ、イメージですけど・・・

なんかそう言われるに至った経緯があるかも・・・ですが、理由はわかりません(おい!)。
日本にいたらよくわからないし、ヨーロッパではそんな分け方しないようですし・・・
当時は「ふ〜ん、アメリカ人はそう言うこともあるのねー」くらいにしか気にしなかったので・・・

銃に限りませんけど、国によって呼び方とかって色々あるわけですね。
例えば最初の輸入代理店が前期型を「A」という名で売り出し、次の輸入代理店が後期型をまた別の「B」という名で売り出した・・・みたいな経緯がある場合もあります。
その場合はその国では同じ銃に別名があったり、あるいは同じ銃だけど時期違いで名前が違ったりとか・・・
拳銃の例えで申し訳ないんですが・・・IMIの「ジェリコ」に「ベイビーイーグル」とか「UZIイーグル」という別名があるような場合もありますしね。

ともあれGew.1です。

メタルハンドガードが素敵。
4.jpg

メタルハンドガードは熱を伝えやすいため、少なくとも小銃レベルではあまり使われません。
寒いところで冷え切った金属に触ると皮膚がくっついちゃったりしますし、暑いところだとすぐに熱々になります。
まあ、極寒なら基本的に手袋してますからね。暑いところでも軍人は要手袋ということです。

いや、銃というのはちょっと暑いところで撃ち始めたら、あっという間に銃身とチェンバーを中心に熱々になりますから。あとは設計次第ですね。その辺よく練られた設計の銃は射手の触る部分に熱が伝わり難くできていたりします。

一方で時代によっては「木は少なくしたいけど、プラスティック系はまだまだ信用できない。」とかいう感じで金属にされている時期もあったり。

ともあれ、この金属ハンドガードのおかげで、FAL系の中でもなんかソリッドにカッコイイスタイルになっていますね。

ハンドガートといえば、2脚の造りはなかなかお見事。二脚として使用する際はしっかりと、
7.jpg

設置部分も地面に突き刺し安定させることも可能なデザインとなっています。
8.jpg

そしてこの設置部分のデザインは畳んだときもガタつかずハンドガードと一体化するような形状。
5.jpg

小銃に二脚を付ける場合は二脚を使わないときの処理をどうするかで、設計者のセンスがわかりますね。

7.62NATOはパワーがあって、FAL系列との組み合わせは現在でも一部の兵からの信頼が厚いようです。
一方、フルオートで撃った日には大変。
でも二脚立てて、待ち伏せなどにはフルオートも効果を発揮します。
そして言うまでもなく、二脚とセミオートでさらに遠距離を狙えてしまうのですから、1つの選択として二脚とFALは相性が良いでしょうね。

ただしこの辺は使うお国の事情や地形で考え方が違うので、二脚の必要不必要は色々です。
ちなみに日本の場合は二脚を重要と考えているわけですが・・・これもまたご存知のように我が国独自の理由です。

一方、なんだかんだでグリップとストックが木。メタルハンドガードとのコントラストが映えています。
10.jpg

他にその後のFALと違うのは・・・
コッキングハンドル
6.jpg

コッキングハンドルに関しては折り畳み式より、こちらの方が使いやすいかも。

キャリハンも木製です。溝がヨーロッパの家具を思わせます。
13.jpg

実は似て非なるリアサイト。
折りたためません。
9.jpg

ブレイクオープンはFAL系の楽しみの1つ。
11.jpg

しかし実はこの個体はアッパーとロアレシーバーの接続部分が英国無可動加工基準の「強度落とし」あり、そこが一部切り取られ、ためにブレイクオープンすると上下2つに分割されます。
12.jpg

ちょっと残念な気もしますが、おかげで貴重な銃としてはお値打ち価格となっています。


いかがでしょうか?
二脚立てても良し、構えて良しの名銃です。
1.jpg

>>Gew.1はこちら


コメント

あぁ..
愛しのGew.1..

いつ見てもイケメンですねぇ(惚
やっぱりその他のFALとは違うものですね。うん。

素敵です..!!
2012/03/29 12:22 AM by lost_and_found
lost_and_found 様

コメントありがとうございます、ケンです。
おっしゃるとおりですね。

しかもモノが少ないので尚更ステキに見えてきてしまうのです。
2012/03/29 7:03 PM by ケン

コメントする









▲top