Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
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2013.08.26 Monday

必殺仕事道具!

こんにちは

8月は出張がないので計画的に運動ができると思っていたら
計画を立てる前に早くも8月も残り1週間となってしまい
改めて自分の計画性のなさに気付いた元外人部隊です。

計画も立てずフルマラソン走るからこの前みたいな結果になったのですが、、、。
残念です。
東京マラソンも申し込みを忘れるし、、、。


さて。
くよくよしていても、そんなことどうせ忘れるだけなので本題に入ります。

今日はちょっと懐かしい仕事道具をシカゴの商品の中から見つけましたので
こちらです。

DSCN3859.jpg

DSCN3827.jpg

一応シカゴの品名では「西ドイツ軍小火器修理工具」となっています。
しかし修理工具と言うよりは点検工具です。

自分も部隊にいたときは小口径銃器の修理資格を取得して
中隊付きメカニック兼、武器庫責任者が肩書きでしたからね。
フランス軍は小口径と言っても幅が広いです。
銃剣から120mm迫撃砲までは小口径です。
基本的に普通科部隊にある武器は小口径なんですね。
機動部隊のような戦車の砲身や120mm以下でも高射砲なんかは別扱いです。
ちなみに自分の取った資格は「APC」と言われるもので
フランス語読みで「アー・ぺー・セー」です。
「armement petit calibre」の略で、まぁ直訳で小口径銃器です。
日本でフランスのAPCといいますと
服のブランドをイメージされるかと思いますが、
いや、シカゴのお客様方なら「45ACP」とかを思い浮かべますかね?


さてさて、前置きが二段仕込になってしまいましたが
本題に入り直します。
このちょっとアンティークとしても飾れそうな箱の中には
色々と必殺仕事道具達が入っているのですが、
この道具達パッと見ただけでは使い方が分からない物が多いので
自分が分かる範囲で説明していきたいと思います。

まずは外観から。

DSCN3829.jpg

DSCN3830.jpg

DSCN3836.jpg

ケースのあちこちに鉛筆でメモが書かれています。
なかなかいい雰囲気をかもし出してくれてます。
如何にもちゃんと使われていた感ですね。
ブラシや各種クリーニングロッド
ドライバー等の工具たち。

見ているだけで楽しくなります。

さて、ポンチを発見しましたが
通常だと先っぽが平たくなっていますが
これは先が尖っています。

DSCN3833.jpg

実はこれ金属部品などを固定するときに使うポンチなんです。
銃では結構使われてるテクニックです。
実際に跡が付いてる商品があったのでこんな感じです。

DSCN3834.jpg

DSCN3835.jpg

普通1箇所で終わらせるのですが
これを担当したメカニックの方は綺麗に4箇所も打ち込んでますね。
まめな方だったんでしょうか。

続いてはドライバーです。

DSCN3837.jpg

でも普通のものとは違い
なんだか前歯が抜けたような情けない表情です。
どんなときに使うかといいますと。

DSCN3842.jpg

DSCN3843.jpg

このような反対側から別のネジが差し込まれてるなど
なんでそんなめんどくさいネジにしたの??
と、思いたくなる時に使います。
これで押さえてて、反対側から普通にねじ込むわけです。
これが結構めんどくさい作業なんですね。

それでは次。

DSCN3844.jpg

ぴらぴら薄い鉄の板の集合体。
なんだか計量スプーンのセットもこんな感じでしたね。

これはFAMASではボルトがしまっているとき薬室との間に一定の隙間が開いているのですが
それを確かめるときに使っていました。
これは西ドイツのものなのでGew.3系のもの用ですかね?
FAMASですがこんな感じの使用例です。

DSCN3846.jpg

規定のサイズのやつでそのまま抜けもせず、
この工具を入れた状態で引き金を引いて
撃鉄が落ちればOKとかだった気がします。
50口径のFire/NoFireゲージと同じ使い方だったきがします。
うる覚えですが!


では次。
こちらです。

DSCN3848.jpg

クリーニングロッドではありません。
西ドイツの武器とドイツ語ができるわけではないので
間違ってても温かい目で見ててください。

DSCN3849.jpg

多分これは銃口の中に入れて正規のサイズを保っているかを確かめる物だと思います。
たとえばメモリ0で正常、メモリ10でそろそろ変え時、20で即廃棄処分。
とかだった気がします。


今度のはうる覚えではないですよ!

DSCN3850.jpg

銃身覗き器!
薬室にこいつをぶち込むと銃をテイクダウンしなくても
銃身の中が覗けてしまいます!

DSCN3851.jpg

でもテイクダウンして直接覗いたほうが良く見えますけどね。

そろそろ最後にしますか。
こちらです。

DSCN3855.jpg

DSCN3854.jpg


なんだかスコープみたいな器具ですが。
よくみると「HK」の文字が!!
他にも幾つかこの文字が確認されましたよ。
自分みたいな武器係のところに武器の修理の依頼が来た場合
基本的には照準器に触れないようにします。
しかし、照準器自体の修理など照準器に手を加えなければならないときは
修理後に照準器を対物、接眼両方共をマニュアルに書いてある指定のものにゼロイン
し直す必要があります。
基本的には専用器具など使わずにもできるのですが
フランス軍にも正規のゼロイン器具が存在したので
多分その為の道具ではないかと思います。
まぁ修理する側も使用する側もゼロインはめんどくさいので
壊れて欲しくない部品の一つが照準器でしたね。


さて、中身全部を紹介するのは無理なので今日はここまでにさせて頂きます。
それではまた。



本日紹介しました商品へのリンクはこちら。


今日のワンポイント!
価格調整中となっておりましたAK47 自動小銃 III型 (#3360)の価格が決定いたしました。
またOUTLET品として、新たにGew.3A3 自動小銃、エジプト製 AKMS 自動小銃が加わりました。
是非ご覧下さい。


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