Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
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2015.02.09 Monday

戦後ドイツ編

こんにちは、タブレットにカレーをこぼしてしまい、家人にけっこうな勢いで叱られたキヨミズです。
我ながら何やっとるんだ・・・


前回に引き続き、大阪店在庫のピストルのマニュアルを取り上げたいと思います。
今回は戦後ドイツ製ピストルの品をまとめてご紹介。


それではまずこちら、
ワルサーP38 マニュアル(戦後)ワルサーP5 マニュアル です。
01.jpg
P38は戦後、西ドイツ軍用拳銃 P1 として採用された他、欧州各国でも多数使用され、
小改良を重ねながら近年まで使用されていました。
P5は1970年代に開発されたP38/P1の後継機種です。
P38のバレルを落としたような外観です。基本的なメカはP38を受け継ぎ、
小型化、安全性の向上を主眼に置いた設計がされました。
高性能でしたが、かなり高価でもあったそうで、登場時には強力な競合機種も多く、
先代のような普及は果たせなかったようです。

P38は独英西仏の四ヶ国語、P5は独語のみ。
01_1.jpg
バレル、スライドの分解方法。レバー位置など操作方法を踏襲した造りらしく、
両機種とも分解手順は似ております。


次はPPシリーズ4連発!
左側の二冊は ワルサーPP マニュアル
右上は仏マニューリン社製 PPシリーズ マニュアル
右下はワルサーPPスーパー マニュアルです。
02.jpg


左上のワルサーPPマニュアルも英独西仏の4ヵ国語版。
02_1.jpg
PPシリーズも戦後、官民問わず広く使用されております。
画像も多く、こういう各国語対応マニュアルは必須なのでしょう。

その下は独語のみのPPシリーズのマニュアルです。
02_2.jpg
何と呼ぶのでしょう、このマニュアルに使われている青系統の色。
微妙にメタリックかかっている不思議な色味で高級感があります。

右上はワルサー社ではなく、ワルサー社製品をライセンス生産していた
フランス、マニューリン社製造のPPシリーズ マニュアルです。
02_3.jpg
PPとPPK、そしてスポーツモデルが掲載。
スポーツモデルは.22LRを使用する標的射撃用モデルで、長いバレルと調整可能なサイト、
オーバーサイズグリップが付属しております。本家ワルサー製にも同型は存在します。

最後、右下はちょっと珍しいPPスーパーのマニュアル。
02_4.jpg
PPスーパーは“9x18mmウルトラ”弾薬を使用するモデルとして1972に発表されました。
弾薬の威力に対応すべく、各部を拡大させた結果、PPシリーズのコンパクトさは薄れてしまい、
肝心の威力もウルトラの名前ながら、9mmパラ未満なため、対テロのため武装強化を行っていた
西側各国の警察もあまり興味を示さず、短期間の内に製造が打ち切られたという、
不憫と言いますか希少なモデルです。


ワルサーばかりが続いてしまいましたが、戦後ドイツ製銃器の雄と言えば、やはりヘッケラー&コッホ。
近年でこそHKは、USPシリーズやVP9といったポリマーフレームの製品群で、ピストル市場でも確固たる地位を築いていますが、以前は独特な機構を搭載したクセの強い(それ故に魅力的な)モデルが多く、
現在とは少し違う存在感を示していた感があります。
03.jpg
そんなHKピストルの中では、Hk4マニュアル2種類とP9Sマニュアルがございます。


左の赤い表紙は P9S マニュアル
本銃最大の特徴は、HKが得意としたローラー・ロッキング機構にあると言えるでしょう。
そのため9mmパラを使用しながら固定バレルと出来たため、高い命中精度を発揮。
サイレンサーの使用にも適しているためか、各国特殊部隊による使用が確認されています。
03_1.jpg
大きな展開図が付録。これは見やすいので助かります!
スライド・アッセンブリーにローラー・ロッキングの部品が確認出来ます。
細かい部品が多いので分解整備は大変でしょうね。
グリップだけではなくトリガーガードもポリマー製。これも流石HKといった造りです。


中央(英語)と右(独語)は、同社製品初のピストルである HK4のマニュアル です。
これまたHKらしく意欲的な銃で、拳銃製造としては当時珍しかったプレス加工とアルミ合金を取り入れ、
軽量化を実現。またパーツの交換により、.22LR、.25ACP、.32ACP、.380ACPと四種類の弾薬が
使えると言う大きな特徴がありました。
03_2jpg.jpg
上が独語版で下が英語版になります。


これを見逃すところでした。
今回最後はコチラ、
西ドイツ軍 信号拳銃 マニュアル です。04.jpg
西ドイツ軍が使用した信号拳銃で、大戦中のワルサー信号拳銃とほぼ同一の物。

軍用らしく、スペックから各種操作まで簡潔明瞭に解説されています。
04_1.jpg
撮影モデルの手には指輪をしたまま。
ドイツ人の信心深さが感じられて、銃とは別の事にちょっと感心してしまいました!



如何でしたでしょうか?戦後ドイツと銘打ちながら、有名なアレやコレがありませんでしたが、
今回ご紹介しましたのは、あくまで大阪店在庫分。東京店には一品物等が多数ありますので
お探しの物がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
ピストルのマニュアルはまだまだありますので、これからもご紹介していきたいと思います。
それでは、今回はこれにて!



>ワルサーPPのマニュアルはこちら

>マニューリンのPPシリーズ マニュアルはこちら
>ワルサーPPスーパーのマニュアルはこちら
>HK P9Sのマニュアルはこちら
>HK Model 4 (HK4)のマニュアルはこちら


本日のワンポイント情報!!


買取りで、ツァスタバ M59/66A1(SKS) 自動小銃 (新加工品)が東京店に入荷致しました。
ご予約頂いているお客様にご案内予定ですが、HP・詳細画像共にアップしておりますのでぜひご覧ください。

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コメント

こぼしたカレーが、何カレーの何味かによりますよね!

因みに、ククレの中辛の箱の説明には、「タブレットにこぼすと怒られます」とは書いてないので、次回からはククレの中辛をこぼしてみると良いのではないでしょうか?


(笑)
2015/02/09 10:46 PM by AKIBよりAKM
>AKIBよりAKM様
いつもコメントありがとうございます。

種類や辛さが怒られ具合に比例するとは思いもしませんでしたw
こぼしたのはトップバリューの中辛でした。怒られないカレーを目指して様々なルーを試してみたいと思います!
2015/02/11 12:18 PM by キヨミズ

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