Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

<< September 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

<< M16A1 比較ブログ | TOP | 長岡観光その2 連合艦隊司令長官の生家探訪 >>

2015.07.18 Saturday

ワルサー MPL 短機関銃

二日連投で失礼します、モデルガン関係担当のKA1です。

ワルサーと言えば007の「PPK」 ルパン三世の「P38」等一般の方にも知られているが、隠れた銘銃として「MP」があるのはご存知だろうか?

1950年代、MP40に代わる新世代のサブマシンガンとしてL型ボルトを組み込み、コンパクトモデルとして開発され、バレル長により2種類ある。 MPL(長い)軍用、MPK(短い)警察用である。
当時はバレルが短ければ威力が落ちると考えられ、いわば政治的配慮と思う。
軍用としては「UZI」が採用されたのでパッとしないが、警察用としては多数使われたようだ。(当時のミュンヘン オリンピックのテロ事件で警察が使用していた)

さてここにあるのは軍用のMPL。 これは
オーストリアの国境警備隊で使用されたもの。 当時の西ドイツはNATO以外に武器輸出できなかったのでフランスのマニューリン刻印が打ってある。

マニューリン社は今ではMR73などの公的期間用リボルバーが有名ですが、1950年初頭にはワルサー社のPP/PPKなどをライセンス生産していました。 それには前述のような政治的理由があったと思われます。 それ以前に大戦終結と同時にフランス国境に近いオーベンドルフにあったモーゼル社を接収したフランス政府の要請で工場に残ったP-38ピストルを組み立てたフランスの会社がはじまりです。

ということでこのMPLは軍用であり、マニューリン刻印。

ドイツのワルサー刻印より貴重かも? お手にとって歴史のナゼを考えるのもよいだろう。
間違いなくコレクターズ・アイテム、珍しい品である。

以前にマルイからエアーガンとして発売されていたので比べてみるのもよいだろう。 

本物はバランスが違うよ!


DSCN9799.JPG

DSCN9800.JPG

DSCN9801.JPG

DSCN9879.JPG
MPL MANURHIN MULHOUSE (France) Cal.9mmの刻印。
MULHOUSEはフランス、ドイツ、おまけにスイス国境に近い三国が接する地点にある街です。


DSCN9878.JPG

DSCN9798.JPG
マニューリンのロゴの上に謎のプルーフ刻印が…。

ホルスター.jpg
オーストリア国境警備隊を裏付けるウィーン製の刻印!
ホルスターの個体によってはオーストリア国境警備隊の刻印自体がバッチリ入っていた品もあったとのこと。
無可動はモデルガンと違い刻印などから品の歴史を辿ることも楽しみの一つだろう。



マニューリン MR73 リボルバーのマニュアルはこちら
マニューリン社製 ワルサー MPLはこちら


本日のワンポイント情報!!

下取りで、ステン MkII 短機関銃(旧加工品) が東京店に入荷致しました。
HP・
詳細画像ともにアップしておりますので、どうぞご覧ください。

ステン MkII 短機関銃(旧加工品) のHPはこちら
ステン MkII 短機関銃(旧加工品) の詳細画像はこちら
 

コメント

コメントする









▲top