Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
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2016.02.21 Sunday

HK53・・・だが謎がある・・・そして解明し改名!

どーも、ケンです。

今回はHK53です。
いや、HK53改めHK33K。

4.jpg

改めた理由が今回のブログにも関わるわけで・・・

HK53と言えばHK33の短縮型。

HKと言えば一頃はGew.3とMP5。
MP5なんて映画で宣伝のように使ってましたから。

それ比べたらHK33シリーズは少しマイナー。だからこそ「俺、33が好き」みたいな人も少なくない。
でも実はベトナムでSEALsなどの特殊部隊が使用 (当時、M16はトラブルもあって信用が低かった)、その後もSASとかが構えているのを見かけました。
なのでHK33シリーズはプロっぽいイメージです。
それが今ではみんなM4カービン。M4カービンはカッコイイし、個人的にもほしくなるけど、メディアとかで見るときはM4ばかりだとなんだか面白みに欠けるなぁ・・・と思うのが最近の正直なところ。

さてHK53。とにかく無可動実銃としては珍しい銃です。

最近ですと後期型とも言えるこちら。

2.jpg

如何にも近年のHKスタイル。
1丁だけ入荷しましたがすぐに売れました。私はほとんど見れてない・・・

で、今回の改名された前期型というかHK33Kのお話。

何しろ1964年製造。

3.jpg

ベトナム戦より前です。
HK33の開発が60年代前半、先輩のGew.3の遺伝子を受け継いで、MP5と共に開発されましたとさ。その頃すでに.223のアサルトライフル作ってるところがHK。先進過ぎて開発当時は全く知られてませんでした。

独特の樹脂コートのストックがとにかく特徴。

6.jpg
今のストックとはシステムは同じですが、形状はかなり違います。

ハンドガードも形状が違う。

5.jpg

グリップ周りは見慣れたHK33、MP5。
8.jpg

しかし何より、この品。
MP5のハンドガードが付きません。

10.jpg
ちょっと長い・・・
ご存知の通り、通常のHK53とMP5はハンドガードが同じ。
だからと言ってHK33のKA(カービン)タイプとかでも無い
※通常カービンタイプのハンドガードはノーマルのHK33と同じ。本銃はHK33とはハンドガードも長さが違うので付かない。

床井氏の本でも通常の53の前期型は普通にMP5のスリムハンドガードが付いていました。
そういえばMP5も先行生産型だったか試作型はこんな形のハンドガードだったと記憶。

うーん、実は本銃は最前期とか先行量産型とかなのかも。
だが・・・調べ切れなかったのです。
元々HK53とかの資料って少ないのですが・・・床井氏の本にも、HKのサイトにも無い・・・
そう言えば、公式には53の開発は70年代とされています。でもこいつは64年。

更に言うとHKって現場依頼の試作型を投入したりするのです。
それとベトナムの特殊部隊も使用していたという話なども併せて考えると・・・
53という概念が生まれる前の現場投入試作型とかも有り得る・・・(ガンダムか?ガンダムなのか?)

頭の中がごちゃごちゃだー!

謎深まるのです。
っていうか、こやつ、53でさえ貴重なのに、それ以上に貴重なのか?

で、それに対して、弊社のキートンが調べてくれたわけですよ。
さすがにマスターってだけあって、私が調べ切れなかったことを調べてくれました。

その結果、HPの商品説明から抜粋ですが・・・
「4桁のシリアルNo.が02から始まるモデルには、特殊な口径の試作品の存在が確認されている事から、シリアルNo.が「0230」である本品もHK社純正のプロト・タイプである可能性があります。 また、海外のフォーラムでも本品と同一形状の個体がイラスト付きでHK33K自動小銃のプロト・タイプとして紹介されています。」

というわけです。
なのでHK33のショートモデルのプロトなんではないか?というわけ。
まあ、私の推理もあながち外れてはいなかったわけですね。
つまりガンダム(いや、そこじゃない)。

そんなわけで比較画像。

11.jpg
HK33とです。

画像ですと思ったほど長さが変わりませんが、バレルはもちろん、ハンドガードも微妙に取り付け位置の長さが短いので互換性はありません。

MP5を加えてみましょう。

12.jpg
MP5のハンドガードが明らかにこの本銃より短いです。

さらにGew.3 (画像は91です)も。

13.jpg
こうして見るとGew.3もそれほど大きくは感じません。
だが実際持つと長ーいのです。

日本人にはHK33シリーズがいいかも。
だが狙って撃つとなるとGew.3の射程と命中率は捨てがたい・・・。

ともあれ、実はこの4丁が並ぶことは意外と少ない。貴重なショットです。

大変貴重なHK53改めHK33Kでした。

1.jpg

とか言っている間に売れちゃいました。 やっぱり・・・

>>売れちゃいましたが、HK33Kはこちら
>>HKと名の付くHKシリーズはこちら
>>名前にHKは無いけどHKなMP5はこちら




本日のワンポイント情報!!

買取りで、HK33K 自動小銃(新加工品) が東京店に入荷致しました。

早速販売済となりました。ありがとうございました。

 

コメント

映画だとHk以前はウージー、イングラムが主流、その前はWW兇陵松蠅澆燭い蔑れですね。特にコネリーのボンドではステンや「不二子のシュマイザー(笑)」が好きです。それにしてもGew.靴禄鼎ぁ帖「あたしをその腕で支えてごらんなさいよ?」なんて挑発されてるみたいな(妄想行き過ぎ?)。
2016/02/22 10:16 PM by Mk48
Mk48 様

コメントありがとうございます、ケンです。

私は上下二連銃見て「私の美しい足に見惚れてんじゃないわよ」と言われてるような妄想がしました。
2016/02/25 6:43 PM by ケン

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