常連様がフェレットMk 1/2でご来店!!
皆様こんばんは先日、非日常と言おうか白昼夢と言おうか常連さまから素晴らしいモノを拝ませて頂きました(ありがたや〜ありがたや〜)。
それがこちら「フェレットMk 1/2」です。デデーン!上部にブレン軽機関銃を搭載しました(スターリング短機関銃も装備)、戦後の1951年から1972年の間に英国の老舗デイムラ―によって4000輌以上が生産されました。今でも使われている傑作車です。
リアビューです。フェレットの先代であるデイムラーディンゴの面影が色濃く残っています。
でこちらが先代、タミヤ模型でも有名なディンゴです。大戦中に活躍し自衛火器としてこれもブレンガンやエンフィールド小銃を搭載していました。因みにディンゴはオーストラリアにいる野生化した犬のことです。
エンジンカバーについているキャンバス製ストッパーは如何にもイギリス的です。まんまシカゴで売っているイギリス軍スリングの質感でございます。
この円柱部分にブレンガン用のガンマウントを装着しました。う〜ん、ここに機銃を乗っけたらカッコイイだろうな〜。後ろのペリスコープ、視界は大変クリアーでございました。
車体前にはショベルやツルハシが配され彩りを添えています。こういう装備があるか無いかでは説得力が違いますね(プラモデル基準オイオイ)。
ロールス・ロイス製のガソリンエンジンで93km/hを発揮するそうです。エンジン音は車内では騒がしいですが車外では割と静かなようです(偵察任務もこなす車輌ですのでその点は気を付けていたのでしょうね)。
スペースドアーマーを兼ねている・・・と思われる収納部にはデザートイエローの塗装が残っています。常連オーナー様によるとこのフェレットは1963年製でイギリス陸軍の第7機甲旅団(砂漠のネズミ)に所属し湾岸戦争に参戦、アメリカ軍に加勢し「砂漠の剣」作戦にも従軍した強者だそうです(イギリスの公的機関に車輌のシリアルを知らせ来歴を問い合わせるとその車両の戦歴を教えてくれるそうです。イギリススゴイ!)。
アンテナの先にはユニオンジャックがはためいていますGod Save the Queen♪旗の真後ろのビルの4階がシカゴ大阪店でございます〜。 こんな凄いものを見せられたら負け惜しみの一つも言いたくなります! ユニオンジャックがお似合いのお洒落な建物はシカゴの自社ビルです〜!! ←全く関係ないか…
車内です。冷房はありません、湾岸戦争の時暑かっただろうな・・・シンプルな配置です、白と黄色のしかない配線は思いっきりよく剥き出しです、整備のことを考えての事なのでしょうか?夜間に軍用のブーツで踏んづけて断線したりしなかったのでしょうか?
英国には欠かせない紅茶用?魔法瓶です。さすがブリティッシュ・メイド、期待を裏切りません。
お向かいのマンションの木立が借景になっていい感じです。常連オーナーM様、誠にありがとうございました。しかし1/1スケールはいいな〜。
フェレットやディンゴが搭載した主力火器ブレンガンはこちら
フェレットはブレンの他にGPMGも搭載したそうですシカゴ在庫のGPMGはこちら
確かタミヤのディンゴにはSMLEが付いていた記憶が・・・SMLE小銃はこちら
本日のワンポイント情報!!
買取りで、九九式短小銃 中期型 (旧加工品) が東京店に入荷致しました。
お客様にご案内中ですがHP・詳細画像ともにアップしておりますので、どうぞご覧ください。
九九式短小銃 中期型 (旧加工品) のHPはこちら
九九式短小銃 中期型 (旧加工品) の詳細画像はこちら
世の無可動実銃コレクターの面々も之に倣い日頃のメンテナンスを欠かさず芸術品を大事にしていくべきだと思います。