Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊兵の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

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2017.05.12 Friday

ミュンヘンの巻寿司屋

まいど!   今がヨーロッパ出張で最高の時期、南ドイツのウルムでのミリタリー・イベントに参加中のシカゴ社長でございます!!

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フランクフルトに到着後、南ドイツ→オーストリア→北イタリアと廻ってシカゴ英国工場で〆と、理想的かつノンビリ出来る旅程です。 ←一週間でこのスケジュールで果たしてノンビリと呼べるでしょうか? 

普通はこのルートだとレンタカーで回るのですが、今回は私一人。 経済的にお得な電車(オーストリアでは一部レンタカー)で移動します。 オーストリアのクラーゲンフルトからミラノまでは夜行寝台、ロンドンから英国工場があるニューキィまでの往復共に夜行寝台とどんだけ寝台列車が好きなんでしょうか? 7泊8日の日程でホテル泊がたったの4日…、バッカじゃないのレベルです。

 

ウルムのイベントでは日程の都合上、業者の搬入日のみとなってしまいました。 まだまだ出店の準備が整っていない中、掘り出し物がないか走り回るのがこの仕事の醍醐味!  一般入場で入ると搬入日にすでに私のような業者に先に掘り出し物を全て買われているのでテンションが下がってしまいます。

このイベントはゆったりとした感じでドイツ国内のコレクター・クラブや射撃クラブのブースが多いのが特徴。 ここは1945年までのドイツ軍用銃コレクター・クラブのブースです。

 

ドイツ軍用小銃の有名どころがかなり揃っていました。 ドイツでもフルオートは禁止なので、FG42とかMG系はなく何となくシカゴの方が品揃え(販売済みの品を入れたら)が良いなぁ〜! ってレベル。 拳銃の展示は見なかったコトに…。 ドイツ軍が使用した外国製拳銃(アムト刻印入り)の種類の多いのには驚かされました。 まだ準備中で解説などがなかったのが残念です。

 

こちらは某オークション・ハウスのショーケース。 無可動加工がEU統一基準となってから静かになっていたドイツのマーケットですが、少し動き出してきたようですね。 ドイツ軍用のMP34か! と思って見てみるとポルトガル輸出用でした。 無可動銃のマーケットは日本はドイツをはるかに凌いでいます。 シカゴを知らないドイツ人は誰も信じませんが…。

 

今年新倉庫が出来るので、プライベートの出費を抑えなければならない辛い立場のシカゴ社長…。 左の1860年頃のSachsen-Altenburg王国将官のヘルメットにしばし心が奪われたものの、このヘルメットの価格と薪暖炉の価格が同じと思えばあっさりと諦められました。 右は帝政ロシア近衛兵のシャコです。←これが帝政ドイツの品であればぜひ欲しいルックスです。←オイオイ!

 

10日前にベルギーで約束をしていたポーランド人業者がレイジングのマガジンを持ってきてくれました←約束通り!   ミリタリー業界では私的にはポーランド人はベルギー人(オランダ語を話すフランダース人)、オランダ人に次いで信頼できる人種です。  物流倉庫でも数少ないスタッフの内、二人がポーランド人です。 オーストリア人のボスが「ポーランド人はオーストリア人より信用できるし、オーストリア人より働き者」って、異存はございません。

レイジングのマガジンは珍しいリブのある12連マガジン!  このリブは側面強化の為に入っているのではなく、ダブル・カラム20発用のマガジンと同じ大きさで左右に深いリブを付けることによってシングル・カラムの12発用にしてあります。装弾数が少ないマガジンの長所はその全長を短く出来るコト。 なぜ同じ長さのマガジンで装弾数を少なくするのだろうか? 20発のマガジンでも短機関銃としては少ないのに、12発とは…。リブのない20連マガジンはトンプソンとあまり変わりがないので、コレクターとしては変わったリブ付きの方がありがたいかも。

H & R ーREISING, MODEL 50 - CAL 45 MAGAZINE + 他2行の刻印。 ハーリントン & リチャードソン社の刻印がトンプソンのマガジンより大きくハッキリと入っています。 コレクターにとってはこの刻印が魅力です。 何よりもまだ英国にあるマガジン無しのレイジングに取り付けられるのがありがたいです。 英国出港までに10挺全ての マガジンが見つかるとは夢にも思っていませんでした。

 

ウルムのイベントには数時間いただけで一路オーストリアに向け南に向かいます。 途中でミュンヘンの中央駅で乗り換え。 ミュンヘン中央駅のシンボル(私的には)のLowenbrauライオン像。 コレを見たらミュンヘンに来たなぁ〜!って実感がします。 ミュンヘンには今回のような乗り継ぎも入れると年10回以上も来るので「ライオン像見て寿司を買う」がお決まりのコースになっています。

 

ここで巻き寿司を買って電車の中で食べながらオーストリアに向かう、これが私の密かな楽しみ。  さぁ、明日はオーストリアの物流倉庫です!

 

 

本日のワンポイント情報!!

大阪店在庫品の ステン Mk II 短機関銃 のHPとDetailed Photos(詳細画像)が本日完成いたしました。

また、東京店在庫品の M1 ガーランド ライフル の HP画像を本日追加しております。

ぜひHPをご覧ください。

ステン Mk II 短機関銃(9万円、税別)

M1 ガーランド ライフル(27万円、税別)

 


コメント

1980年ごろ?Gun誌のレポートで無可動銃を初めて知りました。ドイツのショーでMG42を持っている来場者の写真と「武器ではないので無許可で所持できる。」という文言が衝撃的でした。「日本での所持はありえへん。」と思っていたのがウソのようですね。トイガン化を待つまでもなく実物が手に入る環境…。改めて感慨にふけるとものすごいことです。アメリカ本土からの新ルートが開かれて、旧軍や米軍のビンテージものがかつてのように流れ込んでくれるとうれしいですね。和平成就後、シリアが大量に突的銃放出してくれるのも楽しみ。実現可能性は低いでしょうが…。
2017/05/13 12:45 PM by イチロー
イチロー様

コメントありがとうございます。

床井先生が紹介したドイツのガンショーでテーブルの上にMG42が載っているレポートではなかったでしょうか? もし同じであれば私もよく覚えています。 あの頃のガン雑誌は衝撃的なレポートが多かったですね!

あの頃は輸入するのが不可能と思われていた時代。

今は大戦中、またはそれ以前の品を新たに倉庫から発見するのが不可能に近い状態になっています。 古いものなので後から後へと出てくるハズはありませんよね。 頑張って仕入れに励みます。
2017/05/13 11:50 PM by 社長

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