個性的なシルエットしてます BM59 TA 自動小銃
こんばんは、 アルバイトSです。
棚に立てかけられた状態だと「あ、自動小銃だなー」な印象(伝わりますでしょうか……?)なのですが、いざ手に取ると非常に個性を主張してくるBM59。特に折り畳みストックの「TA」は他に類を見ないシルエットです。
折り畳みストックのBM59には空挺用「Pc」と山岳用「TA」がありまして、ストックの形状は同じなのですがPcはグレネード・ランチャーを簡単に取り外すことができます。
そのシルエットを裏切らない個性的な開発経緯があるのですが、それについては過去にブログで取り上げています。
(BM59の特徴と開発経緯についてのブログはこちら)
そんな訳ですから、ヨーロッパで発見した際にもかなり注目して取り上げています。
(ヨーロッパでの仕入れの際のブログはこちら)
とはいえ一筋縄ではいかなかったようで、選別作業は楽ではなかったようですね……!しかも今回のBM59の出所はカラビニエリだとか……!
(仕入れとBM59の放出元についてのブログはこちら)
元となったM1 ガーランドと並べてみると、シルエットは違えど面影は充分に残っています。
てっきりグレネード・ランチャーによって全長はより長くなっていると思っていたのですが、意外と変わらないんですね(それでもBM59のほうが少し長めです)
先ほどの過去のブログでもご紹介していたように、BM59はガーランドの部品を流用して生産されていた経緯があります。
最初からきちんとBM59として造られた部品もありますが、それらは機関部の刻印が異なっています。
ガーランドの流用は、アメリカの刻印を打ち消して空いてるスペースにイタリアの刻印が打たれていますね。
BM59用に生産されたものはイタリアの刻印しか打たれていません。
(刻印について注目したブログも過去にありましたのでご覧になってみてくださいこちら)
特に印象的なのがトリガー・ハウジング。マガジンを挿せるようにする為とは言え随分大胆に装填口が空いています。
もしやと思い、BM59にガーランドのトリガー・ハウジングを入れてみたらすんなり入りました……。
本当に同じなんですね……(実際に動作するのかは不明ですが……!)
さて、紆余曲折を経て日本にやってきたBM59ですが、歴史や特徴は先ほどの過去のブログや後続にゆだねて、現物を手にとったらこうでした!な所をお伝えしたい思います。
トリガー・ハウジングはガーランドと同じくトリガー・ガードを後に引っ張りながら下ろすと抜けてきます。
機関部の肉厚さに比べて少々細身な折り畳みストック、特にロック・ボタンなど無く画像のように握ると畳まります。(クリック感がありましてストッパーが効いていますが、大して力は要りません)
やっぱりバネのテンションで押さえられているバット・プレートも、そのまま倒せます。
さすがに基部にはロック・ボタンがありまして、押しながら向かって右に折り畳むことが出来ます……!
二脚もバネのテンションで止まっていますので、簡単に展開できます。ベレッタ製だけあって、AR70とそっくりな二脚です。
ランチャー・サイトもまた然りですので、特に悩むことなく操作可能です。
セレクターもパチッと動きますが、個体によっては動きが非常にシブいものがあります。
ウィンター・トリガーもカチッときます。
新品だと非常に小気味の良い操作感で、パチッパチッと動くのが気持ち良いのですが、使い込んでヘタれてくるとまた印象が変わりそうですね……!
今回入荷した品はクリック感もハッキリした状態の良い物が揃っています。
まとまった数が入ったとはいえ珍しい銃ですので、是非ともこの機会に
>>ベレッタ BM59 Mark Ital TA 自動小銃はこちら
>>ベレッタ BM59 Mark Ital Pc 自動小銃はこちら(お客様ご連絡中ですが…)
>>ベレッタ BM59 Mark Ital 自動小銃はこちら
本日のワンポイント情報!!
買取りで、モシンナガン M1944 騎兵銃 が東京店に入荷致しました。
HPとDetailed Photos(詳細画像) は本日完成しております。お客様にご案内中ですがキャンセル待ちも承りますのでお気軽にお問合せ下さい。
モシンナガン M1944 騎兵銃(11万円、税別)