Chicago Blog

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2017.10.19 Thursday

映画と銃「Sector 4」

御機嫌よう、スタッフBでございます。

久しぶりに銃の世界を垣間見た友人が「最近はまたボブチャウみたいなグリップのステッピングが多いんだね」と聞かれました。
ステッピング・グリップはチェッカーより遥かに手に食い込むし、樹脂フレームの増加に伴い、その加工がしやすくなってきたというのはありますね。しかし実は現状ステッピング・グリップにカスタムする最大のメリットは、より手に食い込むことにより、銃を払い落されたり、取られたりしにくくなること、という話をタクティカル大好きな友人が語っておりました。

そして関連して・・・
銃を構えた相手から銃を奪うには・・・みたいな話や技法があったりいたしますが・・・
銃を相手から奪うだけならば実は簡単です。特にそれがステッピングなどを施していない普通の拳銃ならば。
どんなに大男が構えた拳銃でも、ただ奪うだけなら女子供の力でも可能でございます。

しかしそこに撃たれるかも知れないリスクやそのプレッシャーなどが加わったら簡単ではない。

ネットでも武術の師範みたいな人がターッと銃を奪ったりしていますし、最近は日本のテレビドラマでもそれなりの武術や護身術の師に習った上で、敵の銃を払い落としたり、奪ったりするシーンがあります。
しかし・・・案外多くの場合、特に相手が銃の場合、してはいけない最大の間違いをこれらの映像では犯している場合が多かったりします。
それだけは注意しないとまず撃たれるリスクが大変高い・・・という。
簡単に言うと、サバキ、銃を奪うどの時点でも銃口が自分を向いていてはいけません。これは通常の銃の扱いではむしろ当たり前。ましてや敵が銃を持っている場合はなおさら。しかしここが案外守られていない場合が少なく無い。たぶん、相手のナイフを奪う技術の応用によるものなのか、銃を知らない武術家が教えたかなどが原因かと。
武術はあくまで武術のエキスパートなので、銃のことは詳しくない場合が少なくありません。

で、そんなシーンがある映画、それもなかなか良い例をきっちりやっている映画として、今回はこれを取り上げます。
「セクター4」

主演はこの人オリヴィエ・グラナー。
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※私の長年の友人にすごく顔が似ている。老けた顔も似ております。

その昔はこちらのブログでも紹介した「ネメシス」という映画に出ておりまして、知る人ぞ知る、役者以前の経歴がよくわからないけど、やたら良く動く俳優さんという感じ。

今回も脱出時、腕を縛られているため、足技のみでクルクル回ってゲリラを倒すグラナーさん。
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こんな脱出方法はグラナーとかラングレンやヴァンダムしかできません。

こちらはネメシスの頃。挽歌の影響が強いですな。
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>>以前の「ネメシス」のブログはこちら

ちなみに「ネメシス」以降はさらにマイナーな作品ばかりにしか出ておらず、本当にあまり知られておりません。
なお、昔は日本ではオリバー・グラナーと書かれ、その後オリヴィエ・グラナーになりました。たぶん、後者の発音が近いかと。

しかし今回、グラナーさん、ついに監督脚本主演までやってしまったという。
つまり・・・あなたのやりたいことはつまりこれなのね?という作品。

お話的には、アメリカが非公式にゲリラの巣窟エリア「セクター4」に、傭兵を暗殺に向かわせたが逆に捕らえられ、逃げ延びたグラナーがまた部下を救いに戦場に舞い戻る話。

正直、セクター4でのシーンは安く、そこでの発砲もCGを多用、ゲリラの皆様も安い。映画として観れば間違い無くCZ級のZ付近にある映画です。

何度か出てくる無人機もCZ級の匂いが・・・
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ペッペレー♪と往年のテレビスタートレックのエンタープライズ号のシーンみたいでございます・・・

だがしかし・・・このグラナーが脱出後、仲間を助けるために自らを鍛えなおす訓練シーン。
そこで登場するこの方。誰?みたいな。
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イスラエル人の元猛者とのことで、「私の生き残ってきた術を教えよう」みたいなことを仰います。
つまりは師匠について修行するわけでございます。

実はこの修行シーンが一番面白い。というか、この映画の見どころはそこしかないかも知れません・・・

その前に総合格闘技の訓練シーンとかもなぜかあるのでございますがね。
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つまりやりたいことをやっています。

修行シーン。
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撃ちましたら、必ず後方確認がこの流派の特徴の1つらしいです。
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相手をサバいて銃を抜く。
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あるいは突き付けられたり、向けられた銃を奪ったり。
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長物(M16A1)で相手の銃をサバキ、
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銃口で突いたり。
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接近戦では構えがコンパクトなのも最近のトレンドの1つですね。
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「ジョン・ウィック」や日本のドラマ「コードネーム・ミラージュ」でもやっていました。

ちなみに戦場では主にFN SCAR-Lを使用。
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個人的には訓練シーンでかなり楽しめましたが・・・映画としてはイマイチどころか、全くお勧めできません。
しかも訓練シーンも好き物が見ないと、全く面白くないという。
ですので・・・決してお勧めはしません。

かく言う私も、5枚千円でたまたま観たという・・・

しかしながら今後、このオリヴィエ・グラナーと「ルール/無法都市」のジョニー・ストロングはタクティカル・アクターになるかも知れません。

私と私の友人は地味に注目しているのでございます。

>>セクター4にて使用されたSCARはこちら
>>グラナーが訓練にも使用したM16A1はこちら

 

 

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コメント

グラナーさんってもしかして床を撃ち抜いて逃げた人でした?観た記憶あるけど流石に風化したかな。ルトガー・ハウアーやらカート・ラッセルやらマイケル・パレが最近ごっちゃになって情けない限りです。でもアルバート・ピュンの「サイボーグ」は名作かなぁ。
2017/10/20 2:05 AM by mk48
mk48 様
せっかくのコメント、返信が遅れまして申し訳ございません。立て込んでしまっているスタッフBでございます。

>グラナーさんってもしかして床を撃ち抜いて逃げた人でした?
仰る通りでございます。
他の作品ですと、グラナーさんが出てきても気づかないかも知れません。

アルバート・ピュンも一応世間で話が通じるのは「サイボーグ」「ネメシス」という感じでございましょうね。

すっかりディープ環境保護主義者のハウワー、奥様がゴールディ・ホーンなのがラッセル、実は現在もかなり映画に出ているのがパレ・・・というのが私の彼らの印象でございます。
2017/10/25 1:18 PM by スタッフB

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