大戦中 ドイツ軍 MG 151/20機関砲用20mm 砲弾 (合法安全処理品)
皆様、少々遅れましたが明けましておめでとうございます。 ウン十年前の高校受験を控えたお正月、おみくじでなんと「大凶」を引いて家族にドン引きされたナベです (ホントに大凶っておみくじに入ってるんだ!と変に感心してしまいました、あっ希望校にはご利益?も無くなんとか入れました)。
本日はこちら「大戦中 ドイツ軍 MG 151/20機関砲用20mm 砲弾 (合法安全処理品)」でございます。
上の20mm砲弾は下のメッサーシュミットMe109G戦闘機などのドイツ空軍機に広く搭載されたMG 151/20機関砲から発射されました。 このMG 151/20機関砲はMe109にはモーターカノンとしてエンジンにも組み込まれました (プロペラの同調装置も要らないし、機体のど真ん中の軸線上から撃ったら当たり易い・・・というのは理屈では分かるけど、どう考えても生産性を阻害している気が・・・ドイツだから大丈夫なのか?)。
今回のMG 151/20機関砲用20mm砲弾は2種類在庫がございます。 まずこちらの20mm榴弾、弾頭部分が黄色く塗装され上部に緑色の帯が見られます。 榴弾ですが単なる榴弾ではなく薄殻榴弾と言うそうで、多く炸薬を装填した大威力の高性能砲弾です。
薄殻榴弾はMinengeschoßと呼ばれたそうで、プレスにより加工され、アメリカでもマネ出来ない (当然日本も) 大変精密で薄く強靭な砲弾でした。 この榴弾の威力は以前の15mm弾より高威力で、戦闘機に対し4発、爆撃機でも20発程度命中されば撃墜できたとか。
薬莢底部には製造年の42やアムト等の刻印が打刻されています。 waの文字からライプツィヒにありましたHugo Schneider A.G社製と思われます。 ・・・しかしまあドイツらしい几帳面さで打刻してますね。
そしてもう1発がこちら20mm、こっちもMG 151/20機関砲用でございます。 先ほどの薄殻榴弾と構造が異なります。 当初徹甲弾かと思ったのですが、榴弾と同じく先端が扁平ですので焼夷徹甲弾や別種の榴弾と思われます。
弾頭部分にもev 115 44?と刻印されています、どうせどっか飛んで行っちゃう消耗品なのにマメですね・・・。
eeoと42のスタンプコードからDeutsche Waffe- u. Minitionsfabriken AG (DWMドイツ武器弾薬製造社) のポーゼン工場 (現ポーランド西部のポズナニ) の1942年製と思われます。 ・・・しかしまあ (以下略)
それにしてもこんな高性能機関砲弾でバリバリと撃つほうはともかく、撃たれる方は堪ったもんじゃないですね。
ふと思ったのですが、ドイツ空軍はなんで大きなこの20mm砲弾を撃つ火器をMK (Maschinenkanone=機関砲) ではなくMG (Maschinengewehr=機関銃) と名づけたのでしょうか? ここらの分類については各国 (日本では陸海軍でも) 見解が分かれるのは興味深いですね。 2発とも当然ながら火薬など入ってない合法安全処理品でございます。
黄色のペイントがオシャレ? MG 151/20機関砲用20mm 薄殻榴弾 (合法安全処理品) はこちら
鈍色の弾頭がシブイ? MG 151/20機関砲用 20mm 砲弾 (合法安全処理品) はこちら
本日のツーポイント情報!!
*明日1月6日(土)〜7日(日)開催のビクトリー・ショーにシカゴ社長の個人的なお店「宮崎商店」が出店いたします。
第85回 ビクトリー・ショー
都立産業貿易センター台東館 (最寄り駅浅草)
(東京都台東区花川戸2−6−5)
5階GUNフロアー(右壁側の奥)
ビクリトリー・ショーの公式HPはこちら
開催時間
1月6日(土)11:30〜17:30
1月7日(日)10:30〜17:00
※先日の速報では弊社のミスで朝10:00とお知らせしておりましたが、初日1月6日(土)の一般開場時間は朝11:30、2日目1月7日(日)は朝10:30となります。お間違えございませんようよろしくお願い申しあげます。
今回の宮崎商店取扱品はシカゴの店舗では通常は販売しないトイガン(合法エアガン、合法モデルガン)などです。これらは無可動実銃買取りの際に「処分」を依頼された品ですので、マーケット・プライスを無視した価格設定でご好評をいただいております。
そして今回は特別イベントとして上記の取扱品の他に、4テーブルの半分以上のスペースを使って合法無可動拳銃約50挺を即売致します。
無可動拳銃は全て、シカゴ社長自身が合法加工状態である事を確認した上で販売いたします。販売にあたっては加工部分を撮影した一丁につき4枚のカラー画像入り書類をお付けします。 その書類には販売した際の加工状態を明確にしてあります。お買い上げの際はこの書類に加工確認の為のご署名をお願いします。 また身分証明書の提示(コピーさせて頂きます)もお願いします。 全てガラスケース(4台)に入っており、ガラスケース1台につき一名のスタッフがつきます。そのガラスケースからお一人のお客様に1挺づつ商品をお見せいたします。 一台のガラスケースから最高二名様まで同時にお見せすることが可能です。 非常に込み合うことが想像できますが、このルールをお守りいただけるようお願いいたします。 一人のお客様が数挺の商品を同時に手に取られると、他のお客様が見る機会を逃してしまいますので宜しくご理解くださいませ。
5階、入場口から入って右壁側奥の4個テーブル(13〜16)です。
シカゴレジメンタルスの店名では出店しておりませんので、お間違えなく!!
個人ブース宮崎商店でございます。
*大阪店在庫品で、Vz.24 短機関銃 の新たな個体をHPとD/P(詳細画像) にアップいたしました。ぜひHPをご覧ください。
Vz.24 短機関銃(7万円、税別)はこちら
※本日1月5日(金)まで大阪ショールームは休業とさせて頂いております。 大阪ショールームの通販の発送やお問い合わせのご回答に関しましては、明日6日(土)より順次対応させて頂きます。 何卒ご了承くださいますようお願い申しあげます。
モーターカノンでも、ソ連とかフランスがやってたけど、米英はあんまり(まったく?)やってない...。
というか、米英のこの頃の単発戦闘機で機首機銃が有るものって結構少ない?
この辺、お国柄の違いが垣間見えてナカナカ趣深いです。