Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
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2018.03.15 Thursday

何でも付けた贅沢狙撃銃:SR-100

どーも、ケンです。

狙撃銃というとすごくざっくり2つに分かれます。
1つが警察用、1つが軍用。
実はこの二者には大きなコンセプトの違いがある場合が多いです。

簡単に言うと・・・軍用は持って移動できないといけない。警察用は移動のことはあまり考えなくていい場合が多い。
という違い。
軍のスナイパー、特に単独か少数のスナイパーは撃った後は要逃走なわけです。
ターゲットを仕留めてもそれで終わりではない。ターゲットをやられた敵の軍隊は下手すると総がかりで追ってきます。
そんなのを迎え撃てるのはそれこそシモ・ヘイヘさんくらいですって。
だから基本的に重すぎたらいけない。ブルバレルとか、ストックアジャスタブル付けて重くなりやすいから、ベースは軽い方がいい。特に昔や昔かたぎのスナイパーは余計なもの抜きで軽い方を好んだらしいし。

一方、警察の特殊部隊のスナイパーは自分が逃げる必要はありません。それこそ持つのがやっとくらいに重くても、人質などを考えたら、より高精度や自動小銃を狙撃銃にして連発がしたい場合もある。
特にヨーロッパの対テロ特殊部隊はこの傾向が強かったりします。重くてもいいから部隊の要求を満たしてほしい、というわけです。

ただし軍用が警察用に転用されたりなど、国や組織によって考え方などの違いはいくらでもありますが・・・
特にアメリカのスナイパーはスカウト・スナイパーという感じで、偵察に爆撃目標の確認及び指示とか (爆撃による狙撃とも言える)、あと帰りもピックアップがあったりと・・・かなりイメージ違います。さらに重ーい50口径の狙撃銃も使用されていますから、かなり色々変わってきていますね。

さて、今回のエルマ SR-100はそんな重い方の狙撃銃です。軍用としても一部採用されましたが、主に対テロ部隊用という仕様です。

ぐはー!カッコイイ!

ERMAのトレードマークとSR100はレーザー刻印っぽいです。
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Made in Germanyは至れり尽くせりの証、やり過ぎの証。
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この銃の最大の特徴は・・・当時としては備えられるもの全てを備えた点です。
高精度はこれ以上無いくらいで、もちろんフリーフローティング。さらにどんな状況への装備も比較的容易に行うことが可能なだけでなく、口径さえ.308in.口径、.300in.口径、.338in.口径の三種類を銃身、弾倉、ボルトを交換する事によって数分で変更できるという。バイポッド、モノポッド完備、ストックの調整機能完備みたいな・・・。

付け過ぎだ・・・
口径変更を迅速にできる点を除けば、他の機能は現在はわりとあるシステムですが、当時、他ではここまではあまりやってませんでした。

まあ、そのくらいやり過ぎ感はまさにドイツですな。

なお、この銃は.308WIN仕様。
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ゆえにマガジンの後ろにスペーサーが入って、.338inより短い.308に対応しているわけですよ。
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ちなみにこのSR-100のコンセプトはDSR-1に受け継がれております。っていうかDSR-1のベースはSR-100ね。
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よーするにブルパップにしたわけですよ。
これも一度見てみたい!

そういえば・・・ハイダーとかDSR-1でも似てるのがあったような。
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実は本銃の大きな特徴の1つがこの3ポジション・セイフティ(セレクターと呼ぶべきか?)
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残念ながら無可動実銃ではその機能は削除されいますが、1つがセイフティ・ポジション、2つは射撃。射撃自体は2ポジションでアジャストしたトリガータッチを選択できる・・・ということのようです。
1つの射撃ポジションはトリガーをあまり軽くし過ぎずに、長い時間の射撃用意状態で待機、もう1つはトリガーをフェザータッチにしてより精密な射撃を行うみたいな運用かと。
まあ、この辺りも至れり尽くせりというわけですね。

本銃のフォルムを決めている、フリーフローティングのバレルが付いた、この前方の長ーいハンドガード部ですが、実は短い仕様も出ていました。
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ま、長い理由はここにオプションとかを付けられたわけです。

ちなみにショート仕様はこんな感じ。
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ショート仕様はわりと普通のライフルに見えますね。

ちなみに二脚完備。
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この二脚は一番ベーシックな動きをするものですね。
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さらにストック部分にも様々な機能が・・・
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このストック、一見シンセティック素材に見えますが・・・実は合板です。

ワン・ホール仕様のグリップにパーム・レスト。
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もう、ここなんか、ぱっと見でもワクワクしてしまうメカニック感ですね。
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まずモノ・ポッド。
レバーがロックです。
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レバーを下に下げると
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このダイヤルでモノポッドが動くようになります。
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最長でこのくらい伸びます。
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先のバイポッドと共に、使用することで、より安定した射撃が可能です。
もちろん、これらがあっても狙撃は大変なのです(実際、狙うとバイポッド&モノポッドでもユラユラする)。

またバイポッドとモノポッドでコレクションとしてお部屋で飾るにも便利です。
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バットプレートもダイヤルで伸縮可能。
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体格や装備に合わせて伸ばします。
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さらにその後ろのダイヤルで、バットプレートが上下します(こちらのダイヤルはロック)。
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このくらい動く。
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上にもね。
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これも体格や、あと射撃のポジションによって変えます。
警察の場合は仰角俯角を取って射撃する場合が少なく無いので。

あと反対側のやはりダイヤル・・・
これを回すと・・・
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チーク・パッドが飛び出した?!
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このダイヤルを回して調整してチークが上下するのかと思ったら。
実はダイヤルはロックで、ロックが外れた途端にチークがスプリングで上に跳ね上がるのです。
調整はそのテンションを抑え込みながら、ロックをかけるという。

いや、跳ね上がった時は正直ビビったですよ。
これはきっと敵に奪われた際に、頬に一発食らわせて逆転を計るコンドルのジョー仕様かと・・・思うくらい勢いがあります。正直、頬に一発くらいそうです(コンドルのジョーは古いな)。

なお、このハンドガード部にあるボタンはマガジンキャッチ。
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大きいですが、凹状態で一段下がっているので、ミスリリースは無いかと思われます。
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なお、このボタンは左右にあるというやはり至れり尽くせり設計。

いかがでしょうか?
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長ーいくて色々完備な狙撃銃エルマSR-100でした。
極めて稀少な銃ですので、ご検討はお早めに・・・

>>エルマ SR100 狙撃銃はこちら

 


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