Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

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2018.09.20 Thursday

HKさん的M4

どーも、ケンです。
 

当時、「HK 417って入らないのかな?まだまだ新しいのはなかなか難しいから・・・」と思っていたら・・・

いきなりブログで新入荷案内が入ったのがこれという・・・

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HK417のセミオートバージョンの民生品のMR308A3です。
民生品とは言え、公的機関でも使っているやつですね。

本銃の銃身は13インチ。入荷当初は20インチや16インチ、またタンカラーもありました。

ちなみにMR308は本家の製造販売品(ヨーロッパ向け仕様)で、MR762はHKの現地法人であるH&K Defence USA、つまりアメリカ製の方の名前。
というわけで、Heckler & Koch GmbH|Made in Germanyの刻印はMR308なわけです。
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まあ、その後ややこしいのでMR762の名前に統一したりもあったのですが、今回ご紹介するMR308A3だけはなかなかMR762の名前にならなかったり・・・さらにややこしくなったな・・・

MR308A3はHK417A2のロアレシーバー準拠で、
アンビセレクター (セミオートオンリーなのがわかります)




ボルトキャッチが大きくなってガードの凸が付きました。
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いや、本当にデカイね。
マガジンキャッチもアンビなのがわかります。

トリガガードもこの形状に。
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他、チャージンハンドルラッチが大型化して、バッファーチューブ基部にスリングアダプター付き。
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首回りはしっかり強化。
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太いバレル

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モダナイズドあちこち至れり尽くせり。

そもそも仕上げからして違います。マットに仕上げてあるのに、何とも言えない滑らかさというか。
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こんな風に触って仕上げを確かめたり堪能するようになると・・・いよいよ変態です。

安心して下さい。私も変態です。

でも最大の特徴は弾が7.62x51mm NATO弾です。
ですので本銃はある意味AR10との流れとも言えますが・・・バランス的には全体が大きなAR10というより、あくまでM16/M4を7.62x51mm NATO弾にしたという感じです。
進化をしたら、その分岐の一つが昔に戻ったようなものですね。
この口径もあってCQBからマークスマンまで幅広い用途で使用可能。


作動はショートストロークピストン式。それなりの精度を出しつつ、作動の確実性を求めていますね。
なお、MR308にはHK417のようなガスレギュレーターは無し(フルオート無いし)。

 

シカゴで仕入れたものは軽量ハンドガード仕様と言われるいわゆるキーモッドレールのハンドガード 。
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上下は普通にレールですが、左右がキーモッドになっています。
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考えてみたらキーモッドがシカゴに入ったのは初めて。
皆様には説明するまでもありませんが、一応。
キーモッドはレールの進化型で、四面のフルレールは重くなりやすいのはご存知の通り。
特に使わない部分のレールはデッドウェイトになります。
そこでにレール自体を取り外せるようにして、さらには対応アクセサリーを直接取り付けたりも可能。つまりレールや対応アクセサリーを付けたいところだけに取り付けられるようにしました。

で、この取り付け部が鍵穴のようなのでキーモッドというわけ。


これにより、軽量化はもちろん、何も付いていない状態は普通のハンドガードのような形に近い。


なお、ハンドガードの取り付けネジ部が2つになっているのがHK417系列の特徴。HK416ではネジは1つです。
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テレスコのストック
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HK417やMR308はこのストックだよね、というもの。
ちゃんとHKと入っているし。
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使い方は通常とのショーティーのテレスコと変わりありません。
ここを押せば、ストックが伸縮します。
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なかなかタイトなのも今風。

最長はこのくらい。
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当然6点ポジションです。
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光学機器前提の倒立式サイトは緊急用ながらかなりしっかり作られています。
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これはFN SCARなどにも言えることで、高級銃という感じです。

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14.jpg

 

マガジンは実際見るとやはり大きい。
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同社だから当然というべきか、G36に似ています。

ここにもしっかりドイツ製と。
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10発用のショートマガジンです。
21.jpg
このシースルーは当初HK417の特徴でしたが、程なくHK416もこのタイプになりました。


総じて見ると、7.62x51mm NATO弾仕様のM4であり、M16/M4を現在の技術で作り直したという銃ですね。



残り一丁です。
ご検討はお早目に・・・

>>HK MR308A3はこちら

 


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コメント

キーモッドのM4系は実銃でもエアーガンでもよく見かけるようになりましたね。

同じような構造の物は昔からあり、身近なものではドアチェーンなどが一般的で分かりやすいでしょうか…

これをレールの進化型にした発想は凄いことでメリットが沢山です。

説明にあるように、軽量(新たな物ではなく、元々の穴を型変えるという流用なので当然ですが)、理想のサイズのままにできる、低コスト(そもそも穴の型なので材料もいらない)、加工も簡単、そのまま冷却穴にもなる等々、デメリットがないほど。

こういう単純だけど発想のものは、故障(変形など)も殆どないため広まって長く使われそうですね。
2018/09/24 4:38 PM by ぱっとん
ぱっとん 様

コメントありがとうございます。ケンです。

キーモッド
ああっ!ドアチェーン!

取り外しで固定も可能な穴のカタチというわけですね。

既存技術の応用でレールに。
その応用がよくぞ思い付いた、という。

特にサイドレールは使わない場合もありますし、でもほしい時もある。

それにしても…M4系は終わりがないくらいに日進月歩してますね。
2018/09/25 4:44 PM by ケン

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