ヨーロッパ出張「幻の英国編」を飛ばして「イタリア編」です!!
まいど! ブログとツイッターの両方をしていてどちらか一方に書いた記事を勘違いして「さてこの間の続きを書こうか! とこのまえ書いたハズの記事が見当たらない?????」って焦ったことありませんか?! シカゴ社長でございます!!
ヨーロッパ出張に来て、最初に英国で数日間滞在し大阪店から応援に来てくれたキヨミズさんと英国工場で作業した話をロンドンから空港に向かっている間に書いたハズの英国編が過去ブログをいくら捜しても見つからない…。「いや確かに夜行でパディングトン駅に到着してからロンドン地下鉄に乗るまで、写真を撮って使う画像を地下鉄の中で選んでいた記憶は何だっただろうか????」ってコレ↓↓↓↓↓↓↓です!!
ツイートしただけなのに、ブログを一本書き終わった気分でいたのは相当疲れていたのでしょうね!? そのお疲れ様出張の原因となった「旅程」はこちら↓↓↓↓↓↓です。
日本→英国→イタリア→英国→日本とそれほどハードでもないスケジュールなのですが、羽田空港を夜中2時発が台風15号の影響で7時間遅れで出発したせいですね、まだ一週間しか経っていないのにすでに二週間以上もヨーロッパにいる感じです。
英国編はツイートしたのでハショって、イタリアは斜塔で有名なPisa空港に着いたところから始めます。 イタリア有数の観光地、いや斜塔しかない街の空港なのでターミナル・ビルに「デェーーーーーーンとWelcome to PISA!」って垂れ幕や「巨大な斜塔のオブジェ」を期待していたのに「デェーーーーーーンとU-BOAT」ってサインがありました! 一瞬ここはドイツか?!って思ったくらいです。
かなり肩透かしを喰らわされた状況で、やっと空港内に「Pisaの斜塔」がありました! カフェの看板やけど…。
空港には人(観光客)も少ないし「ホンマにあのPisaに来たんやろか?!」と疑いつつもピサ中央駅(Pisa centrale)に到着すると観光客がゾロゾロいてみんな同じ方向(斜塔に)向かっているのを見て安心致しました。そしてピサ中央駅からローカル電車で着いた先は三か月前に初めて訪れた某田舎街。
田舎ですがイタリアの田舎は歴史そのものです、旧市街の囲む城壁の入り口。 まさかこれがトラップの入り口になっているとは前回ここに来た時は思いもしませんでした。
イタリアの田舎街、と言うかヨーロッパの田舎街には第一次大戦のモニュメントがあることが多いですね! ここのは巨大でした、対オーストリア戦でイタリア軍は大損失を受けた記念ですかね?! ←イタリア軍の大損失ほこれに始まった訳ではありませんが、後世に残せるくらい頑張った末の「大損失?」。
何故か街のいたる所にナポレオン一世の若かりし頃のポスターが…。
カフェで朝食を取りながら難しそうな書類と睨めっこです。
珍しく同じ街に連泊して「シカゴでは前代未聞の一業者に会うためだけに三泊四日を費やした旅」。前後各一日は移動日なので正味丸三日、最初にした仕事はこの旧市街に車で入った罰則キッブの支払い。前回イタリアから帰国して一週間後、Hertzレンタカーから嫌な予感のメールが…。 イタリア語が読めなくても嫌な予感は当たります、添付画像に「イタリア警察の紋章がデーーーーン!!」前回この街から急いでジェノバまで「高速をブッ飛ばしたオツリがきたなぁ〜!」って思っていると、スタッフ・キートン氏が「社長、スピード違反ではありませんよ、入ってはいけない歴史的地区に車で入った罰金です(キッパリ!)」。 イタリアってそこら中に歴史的地区があるし、イタリア語のサインも読めんし…。郵便局で罰金の支払いを済ませ(ヨーロッパ各地で罰金を支払っていますが、イタリアが一番面倒でした)て、業者のところに行って参りました。←やっと銃の話が始まる…。
また鎧が増えていました、日本にある中世の鎧は99.9%偽物でしょう! いくら博物館に行ってガラス越しで見ていても「なーーーんも判りません!」本気で本物と超精巧複製(おまけに複製が作られたのも百年以上前なので時代もバッチリ付いています)が混ざっている中から莫大な身銭を切って買うほどの覚悟が無ければ絶対に判らない世界です。
どすこい! 大抵の剣での攻撃からは頭(顔を含む)を守れそうですが「ホンマに前が見えるんかいな?」って疑問の方が大きい兜。 日本でこのような品が売れるんでしたら、シカゴの仕入れ網を使えば博物館級のコレクションが出来ることをお約束します。←金額は聞かない前提で。
今回の出張で一番悩んだ品はこちら、多分世界で数挺(3挺との情報もあり)しか残っていないアメリカ製のベテェーリ小銃。 ヨーロッパ以外では最大のベテェーリ・コレクション(←販売を最終目的とした資料です)があるシカゴ資料室室長としては何としても欲しい品でございます。 今まで19世紀に作られた試作品を仕入れて、絶対に売れると思った銃は一挺もありません! ←商売人が「売れない」自慢をしてもしょーがないのですが…。海外だったらシカゴ社長の「今まで見たことがない品」のお墨付きがあれば十分投資で買う価値はあると思いますが、一旦無可動にしたら海外では売れませんからね。
エバンス軍用小銃、シカゴ資料室には違うモデルがありますが、これと同型は無い、欲しい、欲しい、欲しい…。 当時「最も醜いライフル」の栄冠に輝いた驚異の26連発銃(初期型は28連発!)。 シカゴ資料室のコレを見たスタッフ某君が「社長! これ!! もしかしてエバンス(エヴァンス)ですか????」←この一言で発言スタッフ某君の株が大幅にアップいたしました!!←これを知っているとは凄い!!!
一仕事終えて裏道を歩いていたら美味しそうなレストランを発見! イタリアならではの贅沢です!!
この街の名物料理を少しずつ何と10種類も入った盛り合わせ! お手拭きに描かれているオリエンタルな柄とローマ字「SAYONARA」が意味不明です。
イタリア人ってなんとフレンドリーなんでしょうね! まだ二回目の取引なのにオペラ?に誘ってくれました!! 時差ボケでしんどい時に夜9時開演、夜中の12時前に終わったのは少々きつかった…。
正面の建物がシアターです。 オペラ=パリのオペラ座しか思い浮かばず、あんまりフツーの建物だったので誘われたのはオペラでなかったと確信しました。
でも中に入ってみるとオペラでした、スッゲーーーー!
演目は「ナポレオン一世のなんたら」、二時間以上(なんやかんやのハプニング←多分通訳?)フランス語の劇をイタリア語に訳してやっているから(劇団員はフランス人)ストーリーはナポレオン一世についてなんで判りましたが、何を言っているかさっぱりでした。 でもこの雰囲気だったら「絶対にフランス国家斉唱の場面はあるぞ! 」の予想的中、最後に観客全員(ほぼ全てイタリア人)にワザワザ起立させてフランス国歌の斉唱を強要されました。 映画カサブランカでフランス側の人間がドイツ軍将校が歌う「ラインの守り」に対抗してフランス人(の劇団員)が「ラ・マルセイエーズ」歌うみたいで良かったです。日本人で「ラ・マルセイエーズ」を歌わされる機会は少ないのは間違いですね。←フランス外人部隊は外人部隊歌は歌ってもフランス国歌は歌わないので、フランス正規軍の駐屯地でフランス兵が「ラ・マルセイエーズ」歌っている間はフランス国歌を歌った事のない外人部隊の日本人は「ポカーーーん!」っとしていたそうです(元外人部隊談)。
商売(仕入れ)二日目、業者の所にあったナポレオン一世の胸像が欲しくなってもう少しで仕入れるところに、シカゴ会長から「大きい品、重たい品は買わないように」とメールで釘を刺されました。 別の大きくて重たいモノを仕入れてしまいましたけどね!
この街は今週「Napoleonfestivalというナポレオン•ウィーク」、道理で街中にナポレオンのポスターがあったのですね!
本日のワンポイント情報!!
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