Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

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2010.02.28 Sunday

引越し準備、ちゃくちゃく

 こんばんは、スタッフDです。

店舗移転を半月後に控え、店頭商品の片付けが徐々に始まっています。
現東京店は12日まで営業の予定ですが、巨大なショーケースはサイズ変更や移動があるので、今からやらないと間に合わないのです…。

久し振りにご来店頂いたお客様が、皆さん驚かれるので、ちょっと記事にしてみようと思った次第です。


まず、お客様がお店に入って最初に目に入るであろうショーケース。
主に珍しい銃や、スコープのリング等が入っていました。
このケースは、来月早々に撤去されます。


その向い側のショーケース。
左端にちょっと写ってるガラスが入り口です。
これも、来月早々に撤去されます。


お店に入ってすぐ右手にあった、事務スペースを囲っていたショーケースは、既に撤去されました。
非常に風通しが良くなり、ちょっと恥ずかしいくらいにオープンな感じになってます。


店の奥の方のケースです。
今まではガラスケースの下にスコープが入ってた木の棚があったので、倍くらいの高さがありました。
背が低くなって向こう側が見渡せるようになった分、一気に店が広くなったような気がします。
この裏にあった、98k部屋も無くなりました。


ショーケースの上に置いていた本は全て段ボールに詰めてしまいました。
書籍や一部の商品の在庫確認、ご注文など、新店舗オープンまでお待ち頂く事になってしまいます。
予めご了承下さいませ。

今までの見慣れた景色が、急に変わってしまい、なんとなく不思議な気分ですが、3月半ばからは景色どころか通勤場所が変わるのですから、色々新鮮な気分になると思います。


「次にシカゴに行くのは新店舗になってからだな」と思われているお客様、今までの情景と、このブログの写真と、そして新店舗の実景のギャップをお楽しみ下さい。

2009年4月9日の記事で、シカゴ東京店の紹介をさせて頂いております。
その差を改めてご確認下さい。
http://regimentals.jugem.jp/?eid=82

では、半月後の新店舗オープンをお楽しみに!


2010.02.27 Saturday

ワッフェン・レビュー

こんばんはスタッフAです。

シカゴ東京店も徐々に引越しの準備が進み、見慣れた風景が毎日変わっていくと

若干郷愁の念にかられております…

この前の書籍のお話にかなりの反応を頂き、正直驚いております、

そこで少し気になったナンバーをもうちょっと細かにご紹介したいと思います。

まずはNo,5、特集はスイスのステアーSSGやその他のMPi-69,stg58にも少しだけふれています。

そしてA7V突撃戦車 や8.8cm Pak43対戦車砲、12cm GrW42重迫撃砲 、MG15、

1849年頃の風船爆弾、gew,98/40、そして7.9mm弾のレパートリー等です。

数ページのみの特集もあれば20ページ以上をさいて詳細に紹介しているものもあります。













次にNo,86、表紙のgranatenwerfer 16、ブルムベア(15cm43式突撃榴弾砲)、

3回に渡って特集しているZB26/30(今回は九六式軽機関銃とBREN Mk-1にスポットを当てているようです)、










Pak36に至っては当時の写真数点と弾薬について細かに書かれています。

価格は共に3,150円(税込)でどちらもやはり1点のみの商品になりますので

宜しくお願い致します。



2010.02.26 Friday

シカゴ・ブログ一周年!!!!

みなさま! お陰さまでシカゴ・ブログが本日で一年を経過致しました!!

ご愛読(?) ありがとうございます!!!

毎日更新を目標に頑張った甲斐もあって、アクセス数もグングン伸びました。
ブログの書き貯めによる公開時間のエラーなど、ちょっとインチキぽいこともしましたが、基本的には365日毎日書きました。

そこでシカゴ・スタッフから一言ずつ。

二年目突入となりました。 「なんで無可動実銃屋になったんやろ?!」シリーズを再開出来るように頑張ります。 (社長)




基本的に物書きが得意ではないので、いつも読みづらい文章になってしまいますがご愛読有り難う御座います
2年目からはもう少し脱線した内容も書きたいなーなどと思っております(A)




当初は特にテーマなどなく書いていたブログでございますが、
ある程度書き進めていきますと、
「必ずしも直接的な関連では無くとも、間接的には関係しているお話」
というものをやってみようという流れになりました。
何事も難しく、何事も面白いものだと改めて知ります。
これからもよろしくお願いいたします。(B)



個人的に趣味のブログをやってるので、会社のブログも比較的容易に書けるだろうと思ってたのですが、予想以上に難産でした。
ただ、「ブログで記事にしよう」と思わない限り、その商品について調べられなかった物が多い事も事実ですので、そう言った点では非常に面白い体験だったと思います。
他のメンバーと比べて知識的に怪しい部分が多いので、間違った情報を書いてしまっていた場合は遠慮無くご指摘頂ければ幸いです。(D)




1挺の銃、1つのアクセサリーからその時代のシーンを感じることができる。
そんなシカゴレジメンタルスの面白さを少しでもお伝えできたら思っています。(ケン)




社長秘書のお仕事が思ったより忙しいので、なかなかブログを書けなくてごめんなさい
お店のスタッフではとても書けない社長の意外な一面や、お店の裏話などを書いていこうと思ってますので応援よろしく〜 (H美)




感激シカゴ・ブログ1周年記念!!
どんな事でもコメントを頂くと非常に嬉しく励みになるものなんですねぇ。
これからもボケやツッコミ、リクエストなどどんな事でも皆様からのコメントをお待ちしております。(あなたのフェチなスタッフ「K」)


2010.02.25 Thursday

ブルガリア AR-M4SF 自動小銃

お店でたまに手に取る銃というのがございます。
なんとなく気になるのですが、意外に?あるいはやはり?という感じでなかなか売れない・・・そんな銃です。

私見で申し上げますと、今回の銃も私の好きな銃でございます。
なんと申しますか、私はWWIIの時代の銃か、最新鋭の銃が好みだったりいたします。
これも個人的な感覚なのでございますが、WWI〜WWIIは銃が一番銃らしいカタチをしている時代の第2期と思うのでございます。
ちなみに第1期はウェスターンの時代。

それとは別の意味で、ここ最近の銃は理想のコンセプトが出尽くして落ち着いたと思ったら、最新鋭ではまた新たな試行錯誤が始まっている感じで(コーナーガンとか、最近のSFとしか思えないような複数のロックシステムを取り付けたホルスターであるとか)好きなのでございます。

さて、そんな話の流れで今回はブルガリア AR-M4SFでございます。



いわゆるAKコピーのバリエーションなのでございますが、
これは少々変わっております。

なんといっても近年の流行のコンセプトを先取り。
まず口径は5.56mm



ハイダーなどはまさに近年の流行のスタイル。
フラッシュライトとダットサイト完備。



しかし・・・気づけばライトハンドガードはなんと木製。
ある意味なんともAKっぽい造りでございます。



セレクターは扱いやすい位置に増設。
このセレクターは本来のセレクターと完全に同期しておりまして・・・
こちらを動かせば、あちらも動く、逆もまた然り・・・
で、是非一度味わっていただきたい動きでございます。

このセレクターはメカ的にもさぞ複雑なのであろう・・・と思っていたら、シンプルイズベストでございました。物造りとはまさにこれ。

ダットサイトの取り付けは現在のレールシステムとは異なり、
AKのマウント(ドラグノフについてるアレです)

頑丈な折り畳みストック完備。



ストックを畳むとこれもまた風貌を変え・・・
カッコ良いのでございます。

AKもここまで変えてしまえる、という見本のような銃でございます。

造っている会社名がアーセナルというのも、なんとも銃が好きな人間の心をくすぐります。

ゆえに好みはハッキリ分かれる銃かと思われますが
我こそはAKバリエーションを極める者なり
と言う方には是非。

 


今日のワンポイント情報
BARと、トンプソンM1928A1(タンジェントサイト付き)が買取で入荷しました。
現在価格調整中ですので、近日中にもHPにUP致します。
なお、トンプソンM1928A1に関しましては、ご予約の方に順次ご連絡させて頂きます。


2010.02.24 Wednesday

トリガー プル・ゲージ

無可動銃で全く気にならないことですけど、銃を使う射撃では引金の重さは非常に重要なファクターです。軽ければレスポンスも早くなりますが暴発の危険も出てきます。重ければ思った瞬間に引けなかったり・・・まぁ、重さだけではなくキレとかシングル・ステージとかストロークなどと色々ありますが。

K」が思うに引金は生身の人間と機械である銃をつなぐ大切なパート、言い換えれば「発射」と言う人の意思を銃に伝える一種のインターフェース・・・なんていうとカッコ良すぎますかねぇ。

 

射撃競技では引き金の重さを規定していることがあります。

競技前に11挺検査します。簡単な場合は規定の重さと同じ錘の付いた測定器を垂直に立てた銃の引き金に掛けて落ちなければOK、もし落ちればその銃はそのままでは競技に使用できないという訳です。

 



さてさて、今回ご紹介のアイテムはそんな引金の「重さ」を測る器具です。

トリッガー・プルゲージといいますが構造は簡単でバネ秤に引金に掛かる部分を付けただけ・・・なんですが(そういえば昔こんなバネ秤を焼き芋屋が使っていました)

これを立てた銃の引金に掛け下に引いて引金が落ちたところの目盛りがその銃の引金の重さということですね。




 

写真の物はSMLE用となっていますが確かに古い!しかも単位はlb(ポンド:約453g)となっていて日本ではシカゴ以外めったにお目にかからないものです。側面にはMade in Englandと打刻されています。

 

ここでフェチなスタッフ「K」ならではの話題。

1ポンドは16オンスで7,000グレインとなっています。

有名な50口径弾(12.mm×99)の弾頭重量が平均して700グレイン(弾種によって異なる)なので1ポンドは50口径の弾頭10発分と言うことなんですね・・・

 

さて、このSMLE用のトリガー プル・ゲージですが果たして計測値は正確なのかということですがあくまでアンティーク小物と言うことで細かく追及せずコレクション・ルームの大切なSMLEの脇において、さりげないディスプレイをされるのが大人の趣味ではないでしょうか?

とにかく無可動銃では利用価値はありませんけど粋な趣味人の方のご注文をお待ちしています・・・・・・って物凄くいい加減なスタッフ「K」だなぁ!


SMLE トリガー・プレッシャー計
http://www.regimentals.jp/detail_acc2.php?id=1656&xid=648



今日のワンポイント情報
九九式短小銃と、カルカノM1891騎兵銃が買取で入荷しました。
現在価格調整中ですので、明日にもHPにUP出来ると思います。



 

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