折り畳む銃床 「Vz61 スコーピオン」
どーも、ケンです。
Vz61スコーピオンは、この銃自体の好みは別にしても、名前を聞くとどんな銃か思い浮かぶ、そんな個性的な銃です。
このサイズでサブマシンガンというだけでも変わっていますし、レートリデューサー付いてますし、サインレンサーも付きます。メンズの洗面道具にもなります(過去記事参照)。
そんな特徴の中でこのストックもそう。
いわゆる回転収納式のワイヤーストックなんですが・・・上方で回転します。
この姿から付いた愛称がスコーピオン。
姿だけでなく、この銃の性格(小柄ながら凶暴)をよく表した愛称ですね。
いつものようにストックを展開させてみましょう。
まずは下からストックをトン!と軽く叩くようにしてロックを外します。
ぶっちゃっけ、この勢いだけで、ある程度までストックが回転すると、あとはワイヤーの弾性で最後まで開いてしまいます。
商品ですので優しく開いてますけどね。
畳む時は基部のロックをワイヤーストックを絞り外す。後方から向かって左側にロックがありますから、左側を絞る感じ。
でもって回転させて・・・
押し込むとカチッとロック。
単純です。シンプルイズベスト。
ロックは主に2つで
1つがストック基部。
先ほど言った左側にロックがある、というのがわかりますよね?
ロックのテンションそのものはワイヤーストックの弾性を利用。
もう1つがサイトガードが兼ねています。
わかりますか?
こちらがハマった状態。
見事にストックがはまっています。ここもテンションはワイヤーストックの弾性。
ワイヤーストックの性質を充分活用しているわけですね。
ちなみに・・・スコーピオンは上方にエジェクションポートがあります。
するとストックが邪魔なんでは?
と思うと、ストックの間にエジェクションポートがあるんです。上の画像でわかりますよね?
このストック、目立ったすごいシステムこそ入っていませんが、金属の性質や銃を知り尽くしていないとなかなかこうはいきません。
さすがにチェコですね。
このストックの欠点といえば・・・
実際構えると、構えにすごく適したストックというわけではありません。
というより、フォアグリップを兼用したマガジンでガッチリと両手で構えて、ストックはそのサポートという気がします。
あとサイレンサーつけるとストックは畳めません。
でもカタチだけでもいいのでサイレンサー付けてみたいですね。
このスコーピオン、映画なんかではあまり効果的な登場が無いのですが・・・
だいたい片手で弾巻いているだけ。
これを両手でコンパクトに構えるなど、鋭く扱えるような演技ができたら・・・テッポウ俳優合格ですね(ですよね、スタッフBさん?)
一度、このスコーピオンのショルダーホルスターとか作ってみたいんですよね・・・
吊ったまま射撃ポジションに移れるやつ。
ま、それは機会があれば・・・