キュートなランチャー
どーも、ケンです。
今回は珍しい、ランチャー。
とまあ、見た目迫撃砲ですけど・・・
ええ、基本迫撃砲ですとも。
ただしこいつは直接大きな放物線を描いて、敵を迫撃する・・・
というよりは信号弾や照明弾を打ち上げるものだったと思われ・・・
なにぶん小さいですから、敵を迫撃して打ち倒すような炸薬弾頭付きのロケットをそれなりの射程で撃ち出す事は難しいわけですね。
この手のちっちゃい迫撃砲みたいのは結構いくつかの国あるようで、以前はドイツのものが在庫していました。
ただしちっちゃくて可愛い過ぎですから、映画とかには登場しないし、戦場写真とかにも「見よ!我が国家の迫力の兵士の風景」みたいなことにも使えませんのでとってもマイナーです。
可愛く畳めるし。
どのくらい小さいかというと・・・こんな感じ。
かなり小さいですね。それこそアタッシュケースに入るんじゃない?みたいな。
ゆえに・・・
007が秘密兵器としてアタッシュケースから出して・・・ロバート・ショウを吹き飛ばしたり・・・
イーサン・ハントが追っていたラビットフットは実はこれ・・・
・・・なんてことは全く無いですけどね。
馬鹿言ってないで・・・
撃ち方です。
まずは展開。
まるで何かの生き物のような状態のランチャー。
カエルとか爬虫類連想しますね。
あ、カエルって海外だと可愛いの意味合いもあるみたい。
キャメロン・ディアスが「可愛いカエルちゃん」みたいなこと言われて大喜びしていた話もあるくらい。
日本の女性に言ったら・・・怒られる可能性大。
で、砲身を起こします。
脚も起こす。
そして「人」と「人」が支えあって・・・みたいな話を思い出す形で繋げます。
これで展開は完了なので・・・
撃ちましょう。
まず砲身のキャップを開けて・・・
あ、ここは手で開きっぱなしにして下さいね。ロックなんて無いです。
いやいや、欠品じゃなくて・・・そういうものらしいです。
そして、ここに足を乗せて(本体重量が無い分をカバーします・・・もちろん商品なんで足は乗せません)、
ちなみにこのフットレスト・・・いや、ニーレストかな?のウレタンがね・・・なんとも言えない感触です。
最近の衝撃吸収特殊ウレタンみたいな・・・モチモチしてます。
そしてレバー式のハンマー兼引き金を引いて放してバチン!(つまりネズミ捕り式)
ああ、でも引く方向は逆かも・・・安心安全の無可動なので、中身の撃発機構が無いのです。
このため、引き金レバー及び撃鉄の機構がよくわかりません。
ともあれ単純です。
実際やるとかなりスモールパッケージな構えになるのが想像できます。
ところで引き金のある迫撃砲って珍しい?
と思いきや、そうでもないのです。
ちょっと考えるとわかるのですが、例えば今回のような小型の迫撃砲みたいなものの場合、落下式にすると撃発に必要な打撃力を弾頭の落下速度で得られなくなります。そもそも落下距離自体が短いし、弾頭重量も軽いですからね。
一方、大型の迫撃砲になると砲身の先が高すぎたり、砲弾が大きすぎたりして、上から弾を落とせないでしょう?
落下式は本体のサイズがそれなりに適正である必要があるわけですから、意外にサイズに制限がある、ということですね。
ですから、実は引き金式もそれなりに存在するという。
映画とかですと、上から落としてポン!と発射する方がイメージですから、落下式の方が目にする機会は多いですけどね。
ともあれ今回のお品、国内外どちらでも大変珍しい品です。
部屋においても邪魔になりません。
なによりキュートです。
いかがでしょうか?
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