Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

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2012.06.30 Saturday

MAC11のカッコいいトコロ-その2-

こんばんわっ!!
スタッフTです(゜▽゜)ノ

MAC11(というかMACシリーズ?)には、
イングラムM11という二つ名があるらしいですね!!
まあ…人によって呼び方が違うので、
二つ名とはまた違うかも、ですが…(´_`)

というわけで今回も、この間に引き続き、イングラムM11もといMAC11の研究をば…!!

毎回言ってますが、
あくまで素人目線ですので、

色々とご容赦いただけると幸いです。

おっ!これは!!

IMG_9429.JPG

のFULLという表記…
これセレクターだ!!

でも、FULLしかないなあ…
と思いつつ、矢印のような部品を動かしてみると…

IMG_9430.JPG

逆側にはSEMIの文字が。

二択のパターンなんですねー。

あれ、でもこれじゃ、セーフティがなくて危険なんじゃ…(´`)

とおもっていたら


IMG_9432.JPG

ありましたー(^○^)

こっちを解除してから逆側を…というコトですね。

さあて、マガジンはどう外すのかな。
大抵、留め具のようなものが付いてたりして…

IMG_9433.JPG

これかな?
こういった留め具みたいなやつって、
なんだかグリップの付け根の辺りにあることが多いような気がするんですが…っていっても私のあさーーい知識の中なので単に見た事ないだけでしょうけど…(笑)

IMG_9434.JPG

こう…グッ!!と引き下げると、マガジンが動くようになるんですけど…

私が非常にカヨワイ(…)ということを差し引いても、
どう頑張っても片手で脱着できないんですが…(°△°;)!!

両手で頑張らないとマガジンが抜けないんですが…。
戦闘中はどうするんだろう…。

筋肉隆々のたくましい人なら楽々とできるのかな。

MAC11はフルオートだと2秒足らずでマガジンが空になるみたいです。
なので、きっとマガジンを変える事は必至ですよね(°_°)

最初にバババッ!!!!とフルオートで敵を撹乱させて、
その隙にマガジンを変えて…その間にセミオートに変えて…。みたいな感じですかね?

IMG_9435.JPG

あと、かっこいい刻印!!!
でも、一体モチーフがなんなのかが分かりません…(´_`)

蛇が螺旋状に地球に巻き付いているように見えます…(-.-)
私が思うに、きっと「輪廻転生」とか「森羅万象」とかを表現してるに違いありません!!(見た目のイメージで…)

…とか思ったんですが、どうやらMAC社の刻印みたいですね…(^^)
でもなんで蛇の刻印なんだろう…不思議だ。
気になったので調べてみたんですが、由来が見当たらなかったのです…残念…orz

というわけで総評!!
MAC11、小さくてかわいいかと思っていたら、
以外とイカツい奴でした。
サプレッサーつけたら、別の銃みたいになってもっと違う姿を見せてくれそうですね。
見てみたいなあ(^_^)と思う今日この頃。


前回とリンク先一緒ですが…
観察させて頂きましたMAC11は→こちら←
!!

今日のワンポイント情報!!
明日のビクトリーショーにシカゴも出品します。
持って行くのはライフルスコープと、エアガンです。
ご来場の際には、是非シカゴブースにもお立ち寄り下さいませ。

2012.06.29 Friday

そんな鍵で大丈夫か?

こんばんは、スタッフDです。

最近、ブログのネタ捜しに、主に箱物を意識して見ているのですが、細かく見てみるとそれぞれ個性的で面白い事に気付かされます。


今回ご紹介させて頂くのは、この2点。
普通だったら記事の件数を稼ぐ為に、それぞれ分けて2回分としてお届けしたい所なのですが、今回はそこまでのインパクトが無く…。
むしろ一緒にご紹介した方が良いかな、と言うカップリングです。


蓋を開けると、中は至って普通。
残念ながら、アムト刻印なども一切ありませんでした。


この箱2点の特徴である(と思われる)、蓋のカギ。
カギと言っても勝手に開かない様に軽く止めてあるだけなんですが、針金をΩ型に曲げてスライドさせるなんて手の込んだ方法は、他の国ではあまり見掛けません。


Ωの針金を起こして右にスライドさせる事によって、本体側の穴から針金が抜け、蓋が開くようになります。
起こさなくてもスライドさせる事は出来ますが、そこは気分の問題です。


カギが外れればパカッと蓋が開きます。
カギと呼ぶには防犯的に心許ないですが…。


そしてもう1つの箱にも同様のカギが。
こっちの方が針金も箱側の受けの部分もしっかりしています。


パカッと…。

以上、今日は2個の箱をご紹介させて頂きました。
シリーズ箱物、もうちょっと続きそうです。

それぞれの詳細は下記リンクよりどうぞ。
MG42 スペア・パーツボックス
MG34/42 大型金属予備パーツ・ケース

今日のワンポイント情報!
買取で、BAR M1918A2軽機関銃(旧加工)が入荷しました。
現在ご予約のお客様にご連絡中ですが、HPにはアップされておりますので、ぜひご覧下さいませ。


2012.06.28 Thursday

ブレンガン クリーニング・キット (戦後)

どーも、ケンです。

前回からの続きで・・・
「ブレンガン クリーニング・キット」
ケースだけではなくて、中身入りね。
1.jpg

今回のワレットの表には「Wallet Spare Parts Bren .303mmMG MKI」とハッキリ読めます。
4.jpg

別の場所に別のスタンプが・・・
5.jpg

こちらはよくわからないな・・・

ともかくクリーニングキット、開いてみました。
7.jpg

今回の方がより濃い緑の布地なので、あちこちに光る真鍮金具がより映えているような・・・。
6.jpg

中身です。
8.jpg

軽くそれぞれを見ていきましょう。

コンビネーションツールです。
9.jpg

いくつかのレンチとかを兼ねています。
10.jpg

11.jpg

オイラー
12.jpg

お約束のフタにブラシ。
13.jpg

残念ながら中身は入ってませんし、あまり匂いもしません。

ボルト周りのクリーニングキット。
14.jpg

空薬莢抜きとか、スペアスプリングとか、ブラシとか・・・

???これはなに?
15.jpg

掃除用の網ヤスリかな?

忘れちゃいけないプルスロー
16.jpg

縛り方がイカスので、こういうのは解かない方がいいです。

知り合いでかなりのマニアがいるのですが・・・なぜかこういうのは解いちゃうのです。
解いた状態を見たい気持ちもわかるんですが・・・箱出しっぽく縛られている場合は勿体ないですよね?
しかも彼は不器用なので・・・元の状態には絶対に戻りません。

まあ、こだわりは皆それぞれです。

前回のケースのみのものとは
ここが違います。このポケットの部分が今回はありません。仕様変更というやつか?
6.jpg


この写真で見ると最下部です。右が今回。
7.jpg

色味の違いもわかりますね。

というわけで今回はブレンのクリーニングキットセットでした。
前回ご紹介したワレットだけも販売してますので、そちらもよろしくお願いいたします。

>>「ブレンガン クリーニング・キット」はこちら
>>ワレットケースのみはこちら


2012.06.27 Wednesday

魚は鮭が好きです。


初めまして!6月より働かせて頂いておりますアルバイト3人の内の1人、青春系アルバイトSと申します。

シカゴにご来店下さるお客様を含めましても、恐らく最年少となるであろう私ですが、
普段は山手線内をあちこち行ったり来たりして過ごしております。
ちなみに、アルコールはまだ飲めなかったりします。 

今回の更新が初めての担当となるのですが、特に縛りもなしで自由にやってみろと
簡単なのか難しいのかよく判らないお題を頂きましたので、ここは自己紹介っぽいテーマをひとつ、「初めてシカゴに来た時印象に残った銃」で書かせて頂こうと思います。

早速ですが、印象に残った銃というのが彼。

ご存知ジョンソン M1941 ライフルです。

このライフル自体、以前に図鑑で目にした事はあったのですが、説明文が英語で書かれたそれは、当時中学生の自分ではいまいち理解しきれず、弾倉まわりの独特なデザインに(なんかシシャモみてぇだな…)という感想を抱いてそれっきりでした。 

そして時は流れ去年の夏、シカゴに初めて訪れ(お客と言うよりは観光客でした;;)
2階の売り場に足を踏み入れた時、真っ先に目に入ったのがこのライフルでした。

シシャモなデザインが幸いしたのか、とっさに思い出し強く印象に残りました。


そして弾倉に限らず機関、作動方式なんかもまた面白いのがこの銃。

ショートリコイルで作動するセミオートマチックライフルってあまり聞きませんよね。
無可動ですので実際に試す事が出来ないのが残念でなりませんが、この銃も本来ならば
1cm程度ですが銃身が射撃の度に前後します。


放熱カバーは、ショートリコイルのため動く銃身を保護する意味もあったそうです。

発射サイクルの中で銃身が動かなければならないために、銃剣の使用に支障が
でてしまったり狭いところで使いにくかったりと欠点があったそうですが、このカバーを
銃口付近までのばせば良かったのではと安易に考えたりします。

この銃の設計者のメルヴィン・メイナード・ジョンソンさんは、他にもLMGなども設計しているんですが、そちらにも放熱カバー等は流用したようです。
気に入っていたんでしょうか?



だんだん可愛く見えてきました。

ピントがうまく合わず、ぼやけた画像で申し訳ないのですが赤くなっている部分が
マガジンフォロアーで、銃弾を押し込むと10発入ります。
当時のライフルとしてはなかなかの装弾数ではないでしょうか。
そのうえ1発ずつバラで、またはクリップでまとめて装填することも可能で、同時期の
M1ガランドのように全部撃ち切らなければ次が入れられないなんてこともありません。

開発された頃にはM1ガランドが正式採用の流れであったため、あまり日の目を見ることがなかった銃ではありますが、M1ガランドに劣らない長所や魅力を持っています。
ぶっちゃけ一番の特徴であるショートリコイルが一番の欠点のような気もしますが、個人的にもなかなか愛着のある銃です。


>>アルバイトSの思い出つまったM1941 ジョンソン ライフルはこちら


2012.06.26 Tuesday

MAC11のカッコいいトコロ-その1-

どーもこんばんは。
アルバイトKさんの一発目のブログが私の毎度のブログよりも数段深イイブログだったので…
嫉妬と焦燥にかられています…スタッフTです…(´-`;)

まあそもそも知識がさっぱりないので…
しょうがないですけどねッ(>Α<;)!!

…ところで私は「まっくてん」と聞くと、
普段仕事で使用させていただいている、
「マッキントッシュのOSX」を連想してしまうのですが…。
(macのOSXを略しているような雰囲気なので…)

なので、シカゴでなぜそんな用語が飛び交うのか、
疑問に思っていました(´-`)
(あれ?無可動屋さんなのにパソコンの話してる…みたいな…

そう…MAC10という銃の存在を知るまでは!!

しかもなんだか不思議な形の銃なので、
Tは今MAC10に興味深々です。

ここは、MAC10を調べつくすぞ!!(^▽^)!!

と、意気込んでいたんですが、


…(・_・)


あれ?…MAC10ないんスけど…。


…(・_・)ど う し よ う。


あ!!

丁度こんなところに、MAC11があるじゃないスか!

IMG_9426.JPG

まあMAC11といえばその名の如く、MAC10の改良型らしいし…
小型化されてるくらいできっと大差ないはず…(とかいってたら開発者の人に呪われそうですね…)

という訳で、今回は素人目線で、

「MAC11」を研究しようと思います(^∀^)
過去にMAC11のブログあるかもしれませんが、今回は素人目線という事で、
ひとつよろしくお願い致します。

まず、ファーストインプレッション…。

なんだか小型だし…これはきっと軽いに違いないな。
かわいいしな…。

と思いつつ持ってみると、

見た目以上に重い…(><;)

先日D先輩が大変そうに持ちあげていた30口径は見るからに、
重いんだろうな…。という雰囲気だったんですが。

これは、こんなに小さいと言うのに、
その割に重い…。
まあ見るからに鉄の塊だしなあ。

ん?うしろのこれは何だろう…飾り…?

IMG_9431.JPG

と思ったらストック!!!

広げたらなんだかイカツくなってきましたね〜。

更に…

IMG_9437.JPG

こ…こいつ、伸びるぞッ!!!(しかし伸ばしすぎると抜けるぞッ!!!)

おもしろい〜!!
いろいろ折たたみの仕組みが組み込まれているものって、知識が無くても見てるだけで楽しいです。
なんだかロボットの変形を見ているようで…(゜▽゜)


wikiさんによると「サプレッサーをつける事を前提にしてる銃口には、ネジが切られている」…

らしいのですが…

……ネジが切られているって何だ(゜□゜;)?

IMG_9436.JPG

あ!!

きっとこれのことだ!!

なんだかネジの様な凹凸があります。
ということはサプレッサー側にはこれがはまる様な凸凹が…!?

実際に確認したいところですが、サプレッサーが無いようなので断念いたします…(;_;)

いろいろ調べてみたところサプレッサー装着の為のアダプタもあるらしいので、
サプレッサーやサイレンサー側にもいろいろあるのかも…ということですかね!!…たぶん!!

サプレッサーをつけることによって減音はもちろんとして、

MAC11のように短い銃だと持ちやすくなってちょうど良さそうですよね(´▽`)

お次は〜…

と、行きたいところですが、なんだかこのままで行くと、
長々となってしまいそうな予感がしますので、2回に分けるという暴挙に出ようかと思います。

次回も、トーシローのMAC11観察日記にお付き合い下さいませませ〜(^▽^)

観察中のMAC11はコチラー!!


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