Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

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2013.03.31 Sunday

ナゾベルト

 こんばんは、軌道修正の絶えないアルバイトSです。

01.jpg

先日、2階フロアに構えていたDSHKを、社長に手伝って頂きつつ、対空状態から地上状態に変形させて、トーチカの中に収めるというアクティビティを満喫した際に、トーチカの中で見なれないアモベルトを見つけました。

DSHKの変形方法をネタにした方が、ブログ的に面白かったのではなかろうかとこのブログを書きながら考えておりますが、DSHKはすでにトーチカの中、DSHKの変形方法はいつかどなたかにやって頂ければと思います。

……いやだって、必死でしたんですもの。DSHKってすごく重いんですよ!腰に全然優しくないんですよ!

逃げるように本題へ。

DSCN9884.JPG

なんだかとってもガッチリなアモベルトです。四角い羽根のような部分が印象的ですが、リブも入って更にガッチリです。重さもかなりズッシリです。

見てみると、二種類の部品で構成されています。

DSCN9888のコピー.jpg

爪の様な部分を押し込みながら、下に向かってずらすと、ペコっと外れます。

DSCN9998.jpg

こんな風に。

調べてみますと、M1910用のようです……ようですが!、どうやらM1910はPKやRP46とアモベルトが共用のようで、今回のアモベルトがぶら下がっている写真があったかと思えば、今度はPKと同じアモベルトで、バシバシ発砲している動画が出てきたりともう頭の中が?で溢れんばかりです。
M1910用ではないということなのでしょうか。自分自身に疑心暗鬼です。

DSCN0005.jpg

実際、在庫のRP46の弾薬箱からこのアモベルトが見つかったりしました。
少し話がそれますが、RP46の弾薬箱には基本的に、長い一本の250連のアモベルトが入っておりまして、それを50連にばらして店頭に並べているのは以前にお伝えしましたが、時たま短い25連が出てくることがあります。25連の場合でも10本入っていて、合計で250連になっているのが、思わずニヤニヤポイントです。

最近、ネタによく上がるPKM用のですと、ワイヤーで連結してありますので、組み立てるのは機械の力を借りないと均一には仕上がらないと思うのですが、このアモベルトは、部品の爪の部分を合わせて差し込んでいくだけなので、組み立ては手作業でも非常に簡単です。
逆に、分解しようとすると思いのほか難しい。加えて実際にカートリッジを詰めた状態だと、カートリッジ自体がかしめてくれるので、部品が割れない限り、外れてしまう事はなさそうです

DSCN9756.jpg

アモベルトの正体、実際のところはどうなのでしょうか、DSHKのいた所に新たに構えるM1910は、何も答えてはくれません……

お客様よりのご指摘により、今回ご紹介のアモベルトがフィンランド軍のM32-33機関銃用の物と判明いたしました。
合わせて、HPの表示等も変更させて頂いております。

2013年4月2日 更新


>>M1910はこちら
>>DSHKはこちら
>>アモベルトはこちら


本日のワンポイント情報!!
買取りでStG44突撃銃(旧加工品)が入荷しました。
HPへはすでにアップされていますが、ご予約をすでに頂きました。 ありがとうございます。

本ブログで取り上げましたナゾベルト(マキシム M1910 重機関銃用 アモベルト)の店頭在庫分は販売済みになりました。
4/4までに倉庫にある在庫をチェックいたしますので、ご予約ご希望の方はご連絡下さいませ。 倉庫の弾薬箱全部を開けて中を確認いたしますが、もしかすればナゾベルトと同じ品はないかも知れませんので、その際はご了承下さい。価格は1本につき¥3,150(税込)でございます。



2013.03.30 Saturday

宮崎商店、明日のビクトリー・ショーに参上致します!! 

まいど!  シカゴ社長でございます!!
今日のお昼の速報と重複してしまうのですが、お知らせでございます。


シカゴは"長物"の無可動実銃専門店なんですが…。
トイガン(モデルガンやエアガン)、戦後軍装品やリプロ品も無可動実銃との一括買取りで定期的に入荷しているんですよ!
でもトイガンは無可動実銃との混同をさける為に店舗では販売できないんですよねェ〜!
もしトイガンをシカゴで扱えば、そうとは知らないお客様がガチャガチャ動くトイガンを見て「シカゴで動く無可動(へんな言い方ですが)を見たよ!」って誤解が生まれてしまったら、そりゃまぁ大変ですから!

それとコレクターズ・アイテムになっていない戦後軍装品やリプロ品はシカゴのラインナップとはちょっと違うし…。
軍服類は展示するスペースがなくて大戦中のオリジナルでも持て余している状態です(涙)
そこで年数回あるミリタリー・イベントで一挙に処分できるようなお値打ち価格で販売させて頂いています。

イベントではシカゴレジメンタルスではなく「宮崎商店」。 
最近は私が無可動屋とは知らないで、トイガンや軍装品を相場も知らずに安く売っている「個人業者のおっさん」と思われたり、まぁちょっと「なんだか判らない」けど有名になっちゃってます。

そして今回は無可動の古式銃リボルバー(イタリア製復刻品)6丁とアドベンの文鎮(金色塗装)1丁も持って行きます!
以前まとめて処分を依頼されたもので、古式銃タイプなんでちょっとしたコレクションなんで持っていてもエエかなって思いましたが…。
古式銃は登録証付きが持てるので、売っちゃう事に致しました!!!

しかし、しかし無可動拳銃は「無可動」と言えども長物より法律上の規制が非常に厳しいので長物の販売のような訳にはいきませんよね。
はっきり言って金色にメッキされた品を購入者が家で黒く着色しただけでアウトですから…。
無可動加工が施されていても、手を加えることによって部品だけで「拳銃部品」という規制にひっかかる可能性もありますしーー。
まぁ、そんなことがあるのでシカゴでは輸入は行っていないんですけどね!!
でも一括買取品の中に合法的に輸入された無可動拳銃がたーーま入ってたりするんで、その処分を頼まれたら仕方ありません!
処分といってもまさか捨ててしまう事はできませんので、そのような場合は無可動銃としての基準を満たしているか良く吟味した上で引き取らせてもらっています。
そんなコトなんで会社では販売できないんですよね。

販売する際は失礼かもしれませんが、一丁一丁お買い上げの際に「着色を含めこの状態のままで、絶対に手を加えられない事」をお約束して頂きます。
そんでもって梱包の前に現物の写真を撮って「宮崎商店ではこの状態で販売しました!」って証拠写真?を残さなければちょっと怖いです。

それで今回ビクトリーショーへ持っていくのは、こちら↓

左下よりピースメーカー(アドベン文鎮、25,000円)、コルト M1862 ポリス リボルバー(無可動)、コルト テキサス・パターソン リボルバー(シリンダーに彫刻入り、無可動)、コルト M1851 ネービー リボルバー(全体に彫刻入り、無可動)、コルト M1860 アーミー リボルバー(シリンダーに彫刻入り、この品のみイタリア製復刻品の刻印はなく、反対にColtの刻印がはいっています。無可動)
左上よりS&W スコ-フィールド リボルバー(無可動)、コルト ドラグーン リボルバー(シリンダーに彫刻入り、無可動)です。


これらはシカゴ社長のプライベート・コレクションの処分ですので、シカゴレジメンタルスにはお問い合わせしないようにして下さいね!

では明日のイベントでお会いしましょう!!

その他の品はトイガン(モデルガンやエアガン)は少なく、戦後軍装品(英軍の軍服各種や共産圏のカモ・ジャケット)とリプロ品(サムズさん製と中田さん製)が沢山といったラインナップです。 
(↑ これらは激安です!!)


「第68回 ビクトリーショー」について
開催日時や会場の詳細につきましては下記をご参照頂くか
ビクトリーショー公式ホームページにてご確認下さい。

>>ビクトリーショー公式ホームページはこちら


「第68回 ビクトリーショー」
開催日:3月31日(日)
開催時間: 午前10時30分〜午後5時
会場  :東京都立産業貿易センター・浜松町館 
住所 :東京都港区海岸1-7-8

本日のワンポイント情報!!
下取りでロシアAKM 自動小銃(新加工品)が大阪店に入荷しました。
価格は調整中ですがHPにはアップされていますので、是非ご覧下さい。







2013.03.29 Friday

メリケンサック!!

 ヒッ!!(°□°;)!!凶器メリケンサックだ!!

DSCN9947.JPG

DSCN9949.JPG

と思って怯えていたのですが、
どうやら違うみたいです。(←当然ですが)

どうりで指が入らない訳だ!!

DSCN9950.JPG

メリケンサックには「ナックルダスター」や「カイザーナックル」という呼び名もあるらしいです。

カイザーナックル…

どこかの必殺技にありそうなカッコイイ響きです(-.-)
 
それはさておき、どうも。
スタッフTです(^-^)

「え!!新入荷の話題じゃないのかよー!!」
と思われる方もいるかもしれませんが何卒ご了承くださいm(_ _)m

さてこの商品、
「ボーイズ対戦車ライフル•マズルブレーキ(米軍がカナダに発注したハーモニカタイプ)」とのこと。

マズルブレーキ…。
きっと銃口に装着して撃ったらこんな感じでしょうか。

まずるぶれーき.jpg

こう…穴から衝撃が逃げて後ろに向かう反動がすこし減る…みたいなイメージが浮かびます。
微妙に違ってたらすみません(;_;)

それにしても、ボーイズはイギリスの銃なのに、この商品は米軍がカナダに発注した…ってどういうことなの(-.-)
と思いましたが、当時のイギリスは自分達の武器を作るのもままならない位に、大変な戦況だったみたいなので、米軍はイギリスでなくカナダに発注せざるを得なかったみたいです。

アメリカではElephant Gun(象撃ち銃)とか呼ばれているところから相当強力な銃なので、
きっと撃つ人の衝撃も相当なものだったのではないかと想像できます。
なのでこういうパーツをつくったんですね(^^)

ん?そういえば(゜。゜)

過去にシカゴで1度販売したフィンランドの「ラティ(ラハティ)L-39対戦車ライフル」も、
マズルブレーキがこんな形でした。

20111020_2626816.jpg
↑〈過去のディテールフォトより〉

似てるー(^.^)

ちなみにこっちも「ノルスピィッシィ(象撃ち銃)」(フィンランド語…?)と呼ばれているらしいです。

ハーモニカタイプとのことで不思議な形のマズルブレーキですが、
いくつかの銃にも反映されてるということはちゃんと衝撃緩和に役立っているんですね(>□<)!!

なるほど(°▽°)!!


〈おまけ〉

メリケンサックのように指を通…

はめてみた-2.jpg

…(゜-゜)

通らないです(-_-)


と言う訳で、
現在残念ながらボーイズ本体はありませんが…
今回、紹介したボーイズのマズルブレーキはこちら
!!


2013.03.28 Thursday

東京店入荷ライブ!

まいど!  シカゴ社長でございます!!

昨日、朝一で大阪港から商品を引き取って、大阪店分を降ろして今朝東京に到着。
スタッフ総出で店頭に並べて、値札を付けました。


今回の入荷はUZIの山とその下の五六式とブルガリア AK74、ユーゴのRPKモデルのM72、なんとかMINIMIが見えますが、SCARはすっかりカモフラージュされてほとんど見えません…。


本邦初入荷のユーゴ M76 狙撃銃から始まり、ユーゴ最新のAKカービンであるM21、そしてユーゴのAKS74uモデルのM92(とは言っても口径は7.62mmx39)、そしてFN MINIMI! あらっ! その下にはP90が…。
まだSCARはカモフラージュしています…。


ジャーーーーん! SCARです。
左の一丁にはグリップと二脚が兼用になったCQBキットを付けてみました。
(よく見えんけど…)


アンティークの銃も5丁入荷しています。
その横にさらっと幻の短機関銃…レイジング M50。
左には五六式とブルガリア AK74。
五六式の特徴であるフォールディング・バイオネットは基部は起こすことができますが、根元で切断された剣身は更に二分割になっています(涙)

さてこれからお客様がご来店されるまで、売約品をバックスペースに移動させねば…。
販売できる展示品が非常に少なくなってしまい…、申し訳ございません。


2013.03.27 Wednesday

アンティーク・ガン・ボックス・・・いいね!


僕も半世紀を生きて、人間としていい味が出せるようになったと言われたい今日この頃です・・・

突然、アルバイトSのようなドーでもイイ話から入ってみました。
ごきげんよう、フェチなスタッフ「K」です。
今回は味のある香具師・・・アンティーク・ガン・ボックスのご紹介です。

実際に時代を経たこれらアンティークの木材って、本当にいい味が出てきています。
エイジングとかウェエザリングなんていう小細工では、この感じは出てきません。
作りも丁寧です。
やはり1800年代のガン・ボックスと思うのですが、特にどのようなガンが入っていたのかは記されておりません。
サイズは縦12cmx横35cmx高4cmとなっていて、内側はグリーンのフェルト貼りになっています。

アンティーク-(1).jpg

上箱のセンターにブラスのエンブレムがはめ込まれているのが時代を感じさせます。
また、各エッジの面取りが非常に美しく、上品なフォルムを構成しているようです。

アンティーク-(7).jpg

インサイドはグリーンのフェルトが貼られた木枠です。
すでに鍵は機能していませんが手の込んだ造りとなっています。


アンティーク-(2).jpg

鍵はロックできませんが両サイドにフック型の留め具付いていてしっかりと閉められます。
鍵穴金具もいい感じ!

アンティーク-(3).jpg

Lemesurierと記されているようですが、それがメーカーなのか所持者の名前なのかは不明です。

アンティーク-(4).jpg

デスクやチェストの上において、ちょっとしたアクセサリーや小物を入れておいてもいいかも・・・

アンティーク-(6).jpg

でも、やっぱり気になるのはどんな鉄砲が入るか・・・ですよね。
現在、シカゴにはピッタリ入りそうな古式銃が在庫にないので、フェチ「K」の私物のマルシン社製のプラスティック・モデルガン『S&W No.2 ARMY』をあてがってみました。
実物は坂本竜馬先生の使用していた銃として有名ぜよ。

おおっ!! イイ感じ・・・!! 
ピッタリではないでしょうか!! 高級感バッチシ!!
これならモデルガンもお部屋のディスプレイになってしまいますね。


アンティーク・ボックスが気になる方はこちらをクリック!!


 

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