スペシャルなアサルトライフルなのだ
どーも、ケンです。
今回はSCAR、スカア・・・スカー・・・
初めて聞いたときから、なんかの略なんだろうな、というのはわかりますよね。
でもなんじゃろ?と思ったり・・・
スペシャルカービン?これ、結構イイ線じゃない?とか思ったのですが・・・
本当はSpecial operations forces Combat Assault Rifle。
ならSOFCARじゃない?
まあ、それじゃゴロ悪いからね。というわけで(?)SCARになりました。
そんなSCARが入荷するなんて思ってもなかったわけで・・・
それを言ったらハインドの機関砲なんかもそうです。
「社長が『Yak-Bがあるんだけど、どう思う?』って聞いてる」とフェチスタッフから社長の伝令。
・・・うーむ・・・それってハインドのだよね?ターレットのやつ・・・
と、素性がすぐに出る自分が変人。
しかし・・・売れるかどうかと聞かれれば悩みます。
ハインド好きな人はいっぱいいる。あのターレット機関砲カッコイイと思う人も結構いる。その中で「あの機関砲あれば買う!」という人はいるかも知れない・・・
とまあ、社長に聞かれれば「う〜む・・・」とマジメに考えます。でもこういうのを考えるのは楽しいです。
ロマンを感じますから。だって入荷したらスゴイではないですか。
うちの社長も商売はもちろんですが、でも同時に「あれが入ったらスゴイやん!」というロマンの話もよくします。
で、SCARもそんな種の銃。まあ、こちらはご時勢柄もあり絶対売れると思っていました。
しかし実際入荷したら勢い凄すぎ。あっという間にほぼ完売。
こりゃブログにする暇もないですねー。
とか思っていたら1丁だけフリーになりました。この辺りはなんというか、色々な状況の巡り合わせで偶然フリーになりました。
というわけで、この機会を逃すのも勿体ないので急遽ブログをやります。
SCARはFN社が自社のノウハウやM4カービンでの長所や教訓などを生かしつつ、あまり冒険的なものは取り入れず「今、君達はこんなのがほしいんだろ?」という感じで作ったアサルトライフルです。
実は銃身長と口径の組み合わせにより、1種で多彩というのが最大の特徴だったりもします。
簡単にそうに聞こえるコンセプトですが、これを生半可なメイカーがやると「過去のノウハウを生かし信頼性の高い銃にした」・・・つもりが「結果的に新しいものが無いわりにバランスも悪い駄銃」になったりしますから・・・
こういうところ、やはり老舗という感じがします。
第一印象は・・・M4カービンっぽいけど・・・それをさらに未来にしたような銃という感じ。なんだかズングリしたような印象を受けるのは・・・ストックから本体に繋がるラインのためです。
って言いながら、わざとそのストックラインを強調した写真にしてみました。
セレクターは普通に使いやすくアンビでもある。
文字に注目MK刻印入りです。
最近のFNのバーコードももちろん。
銃にバーコードって見慣れない分、やはり目立ちます。
こっちに至ってはQRコードです。
いわゆるシリアル、ロッドなどの情報などなどがわかるらしいですが・・・
あるいは「私が組み立てました」というオジチャンかオバチャンの写真が出てくるかも知れません。
で、本銃で最初に驚いたのがマガジンキャッチ。
アンビです。
両利きもここまで来たか・・・と思いました。
基本的に右側の通常のキャッチボタンを左からリンクさせるような、なかなか冴えたやり方で両利きにしています。
見ればシンプル、でも考え付くのは容易ではないのです。
リアサイト・・・
・・・の倒立
もちろん、フロントサイトも・・・
現代は光学機器が標準装備というのがよくわかります。
ゆえにアッパーにはレールが真っ直ぐあり、好きな光学機器を好きなように付ければ?と言ってますね。
そして・・・銃身部に至っては上下左右全てにレール。
この辺りが一昔前の銃と一番違う部分です。
もはやハンドガードって呼んではいけない気もします。
レールで思い出しましたが・・・アッパーフレームは金属です。
フレームはアッパーもロアも全部樹脂にもできますが・・・あえてアッパーを金属フレームにしておいた方が採用してくれる国が増えそうです。
考え方がやや古い、あるいは固いお国や軍でも・・・というわけです。
タンカラーという色味自体今時ですが、実はアッパーフレームは「遠くから見るとタンカラー、ですが近くで見ると・・・なんというか鈍い金というか・・・
確か、模型で「ダークアース」という色があったような・・・あんな感じです。
いや、模型色で言うたらわからないだろー、とか言われそうですが・・・他に良い色の表現がありません。
しかしとにかく・・・SCARで最大に面白いところはやはりストックかな?と。
このストックゆえに全体のフォルムもなんとも言えないカタチになっていますし、さらに・・・
見よ、無可動にも関わらずここだけでこんなに動くのだ!
的な・・・
伸縮、さらにチークパッドも上がります。
チークパッドが標準なのも光学機器全盛の今だから。
ストックの伸縮はコンパクト化ではなく、あくまでも装備ベストによる調整のため。ですから調整範囲は細かく狭いです。
コンパクト化のためなら、ストックを畳みます。
というわけで伸縮、畳める、チークパッドも出せる、みたいな盛り沢山の状態です。
これまさに現代のトレンドですね。
あ・・・この銃は今度アームズマガジンに出ますんで・・・よろしくです。
さあ!「MK付」はこれでラストだー!
>>SCAR-L CQCはこちら
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買取りでMP44 突撃銃、MP38 短機関銃、MP40 短機関銃、M3A1 グリースガン(全て旧加工品)が入荷しました。 MP38 短機関銃とMP40 短機関銃は東京店に移動中ですので店頭に出るまで少々お待ち下さい。 MP44 突撃銃とM3A1 グリースガンはすでに東京店に届いています。
一部HPにアップ致しておりますので、ご覧ください。
尚、ご予約を頂いている品もございますので、ご了承下さい。