Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

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2014.08.31 Sunday

Pasty!

こんにちは。
一カ月間のヨーロッパ派遣任務遂行中の元外人部隊です。

日本ではまだ残暑というか猛暑というか、とにかく暑い日が続いていましたが
こちらイギリスは既に日中15度と涼しいを通り越して寒いくらいです。
短パンしか持ってきてないのですが一か月後まで耐えられるか今から心配です。

スティーブ君は「休みの日にサーフィンしに行こうぜ!」なんて言ってますが
そんなことしたら確実に風邪ひきます。

初っ端から不安いっぱいですが何とかなるでしょう。
ポジティブにいきましょう。

ちなみにこれが今回の予定ルートです。

2014-0822?.jpg

自分でもよくわからないルートになってますが、これも何とかなるでしょう。
社長は明後日には帰国するそうですが、それもまぁ何とかなるでしょう。

さて、なので今日は銃の話はなしです!
(注:最近の自分のブログに銃の話題が出てきてない事には触れないで下さい。)

今日は食事です!

飯がまずいことで有名なイギリスですが、片手で数えれるくらいは美味しいものもあります!
そんな数多くの美味の中から今日ご紹介するのはこちら!

Pastyです!

これがお決まりの昼飯メニュー。

昼時になると屋台トラックのおばちゃんがPastyやサンドウィッチなどを売りにきます。

スティーブの工場があるのがCornwallというところでそこの郷土料理的なもので、
ここCornwallの人々はとにかくこれが大好きなようです。

見た目はパイみたいなものですがお菓子ではなく、牛肉とジャガイモが入ってます。

結構ガッツリ系なパイです。
ここCornwallは昔銅の採掘で栄えていたのでその時の工夫たちが愛食したのだろうなと
勝手に思っています。

さて、そんなパワフルな工夫たちに負けないよう今日もPastyを食べて次回入荷に向け頑張ります!!


2014.08.30 Saturday

ミシンみたいです

こんばんは、アルバイトSです。

DSCN8712.JPG

すっかりお馴染みMG34の34年型弾薬箱ですが、中身は弾薬でも工具でもありません。

DSCN8713.JPG
この無理やり詰めましたって雰囲気がたまらないですねぇ。前回の装弾器に引き続きMG34の装弾器。
今回は初期型の手回し式、なのですがこの画像じゃ何がなにやらさっぱりですよね。というわけで

DSCN8681.JPG

取っ手を穴に差し込み!

DSCN8684.JPG

台に固定する万力を組み合わせ!

DSCN8685.JPG

トレイをポッチに合わせて取り付ければ!

DSCN8687.JPG

手回し式装弾器ッ完成!(万力は台を傷つけるので外しました)

DSCN8710.JPG

そして例にもよってですが、鉄板をリベットで留めて、7.62mm仕様に改造されています。
ですから、厳密にはMG34用ではなくMG1用とも言えますね。本体オリジナルのままですので、MG34用に間違いは無いのですが……。


ブログ用.jpg

アムト印もバッチリはいっています。

気を取り直して……

DSCN8693.JPG

ラッチを押しながらカバーを開き、アモベルトをカムに載せ、

DSCN8694.JPG

取っ手を回すと、カタカタいいながらアモ・ベルトが一発分ずつ送られて出てきます。
ニヤニヤが止まりません。

集合写真.jpg

なんとかこの感動を伝えられないものかと、こんな画像を作ってはみましたがイマイチ感動が伝わりきらない。

というわけで動画を撮ってみました。(クリックでYOUTUBEに飛びます)
片手デジカメ、片手ハンドル、本体は万力で固定していないためブレブレですが、まだ伝わるはず…!

DSCN8695.JPG

実際にアモベルトに挿入してしまうと、カートに傷が付くうえ外すのが一苦労ですので雰囲気だけでも。
ちなみにトレイ一杯に盛ったダミー・カートは全部で50発、アモベルトと同じ数でした。
さすがドイツ……真面目だ……!

>>MG34手回し式装弾器はこちら

>>308NATOのダミー・カートはこちら
>>MG34/42 50連アモ・ベルトはこちら


本日のワンポイント情報!!
本日買取りで、エジプトAKMS 自動小銃(新加工品) が東京店に入荷致しました。
近日中にHPにアップ致しますので、ぜひご覧下さい。


2014.08.29 Friday

日本軍ソ連軍スイス軍の軍服祭り〜!!

皆様、こんばんは不安定な気候が続いていますが如何お過ごしでしょうか?
ナベは総火演の日焼けが収まり脱皮の真っ最中です(こんだけ剥がれるのって小学生の夏休み以来では・・・)。

現在、東京店の4階では絶賛軍服祭りが開催中(ナベの脳内限定)。
ご覧のようにウチは何屋だ?という光景が広がっております。


まずは第二次世界大戦頃1930年代のスイス軍要塞砲兵少尉用上衣(¥21,600)です。要塞砲兵・・・なんか浪漫。(映画では遠方から撃っている場合は恐ろしい存在だけど接近戦に持ち込まれると途端に哀れな存在になっちゃう兵科ですよね)


社長の教授によると鮮やかな赤が普通の砲兵でワインレッド色が要塞砲兵の兵科色なのだそうです(写真では鮮やかに写ってますが実際は濃い色です)。しかし連隊番号?を付けた肩章やオシャレな袖章といい今の軍服にはないノスタルジアが感じられますね。


オ次ハ日本陸軍将校三式上衣デス。カッコイイ陸軍航空隊デアリマス、大変オ得税込壱九四四〇円デアリマス。
襟章は複製ですが略綬や袖の星章は実物です。


九八式将校夏用上衣(¥64,800)です。夏季用だけあって、しっかりしているものの生地が薄く涼やかです。まだまだ暑い夏、気合いと精神力と根性とこの九八軍衣で乗り切ってみては?(どうやって?)あとこの軍衣、参謀飾緒を付ける為か肩の袖付き部に3cm程の切抜きがあり内部にも飾緒を固定するためと思われる紐があります。しかし右肩だけなら判るののですが何故か同じ切抜きや紐が左にも?何故両肩に?


まだまだ旧軍続くヨ、大尉殿の三式軍衣(¥54,000)です。右の胸ポケットの下には隊長徽章を付けるのかな?袖の星章は残念ながら複製です。


以下の2着は泣く子もビークワイエット、憲兵将校の軍衣です。しかしこの軍衣(¥48,600)、襟に憲兵徽章を付けているものの残念ながら肝心のこの徽章が複製、ご了承下さい。


ジャーン!昭五式憲兵大尉の上衣です(税込¥129,600)。昭五式でしかも憲兵って怪しい魅力が炸裂してますよね(う〜ん昭五を見てると「動乱」の高倉健さんを思い出します)。

しかしこの昭五式、驚愕の事実(社長が超有名某業者に教えてもらったのですが)が判明いたしました。どうやら本来戦前は昭五式であったものを戦時中に再度着れるように九八式に仕立て直し、更に戦後再び昭五式に仕立て直したとの事なのですヽ(゚Д゚;)ノ!! 。社長にその超有名某業者が語ったところによると「軍衣の裏地を戦後の仕立て直し時に使用しているので判るでしょ。」とのこと(それを社長に教えてくれた超有名某業者恐るべし)。言われてみれば判りますが仕立てが完璧で手が込み過ぎて殆ど違和感がありません、皆様にも是非ご覧いただきたい。しかし奥が深過ぎますこの業界!!(゚ロ゚屮)屮とはいえシカゴで個人的な趣味の知識も付くのですからアリガタイ話です(こりゃ昭五式だけで1本ブログが書けたな・・・)。

話変わりますが昭五式を着た憲兵大尉といったら甘粕正彦憲兵大尉が頭に浮かびます。下の人物がその満州の夜の帝王甘粕大尉(ラストエンペラーで坂本龍一が演じていた人)です。


最後にソ連軍輸送兵用上衣(バッヂ8個&ネクタイ付、¥15,120)です。


コムソモール章や特技資格章、スポーツ章等が一杯付いてます、なんか華やかです。


しかもネクタイもオマケに付いてます。


更にシンプルでクリップのようなネクタイピンも付いてます。これはお得!(テレフォンショッピングか)、装飾性が全く無いのが返ってお洒落ですね。


多少使用痕はあるものの大変状態の良い制帽(¥8,100)と鎌と鎚の国章が過ぎし日を物語る兵用革ベルト(SOLD OUT)も販売中


スイスの首都ベルン製の スイス軍要塞砲兵少尉上衣は
こちら

カッコイイ陸軍航空隊の日本陸軍三式将校上衣はこちら

参謀飾緒が付くか試してみたい日本陸軍九八式将校夏用上衣はこちら

機会があったらもっと掘り下げてみたい日本陸軍九八式将校用上衣はこちら

日本軍の将校准士官の親睦・互助組織「偕行社」のタグの付いた凛々しい日本陸軍昭五式憲兵将校上衣はこちら

とても状態の良い日本陸軍三式将校用上衣は
こちら

なんかいろいろお得ソ連軍M69輸送部隊兵用上衣はこちら

革の状態も良いのでまだまだ実用できそうソ連軍兵用革ベルト(SOLD OUTですゴメンナサイ)はこちら

この形状の制帽って共産国スタンダードですよねソ連軍兵用制帽はこちら


 

2014.08.28 Thursday

優れた基本型があってこそ

8月もいよいよ後半に突入。セミもラストスパートに入ったらしく、
夜中や早朝に窓際で鳴き出してウルサイのなんの・・・!
こんにちは、寝不足気味のキヨミズです。

本日ご紹介しますのは、前回紹介のツァスタバ M77B1の軽機関銃版であります、
01.jpg
ツァスタバ M77 軽機関銃(LMG)です。
直球なネーミングな通り、7.62mmNATO弾を使用するM77B1自動小銃を、
主だった設計はそのままに、ヘビーバレル、バレルフィン、二脚、キャリングハンドルを追加し、
軽機関銃に発展させたモデルです。

02.jpg
マガジンはM77B1と同じ20連ボックスマガジン。
軽機とはいえバリバリと継続射撃をするのではなく、バースト射撃を旨とする
分隊支援火器を想定したモデルかと思われます。

RPK(ツァスタバ M72)等と同様のプレス製二脚を装備。
03.jpg
M77B1にあったフラッシュハイダーは無く、マズルリングが装着。

ガスルート下に設けられたバレルフィン。バレルの冷却を助けます。
これもM72と同じ装備ですね。
04.jpg
ガスブロックとガスルート間にはガスレギュレーターを装備。
こちらはM77B1と同じ装備。7.62mmNATO弾の銃には良く見られる装備です。

レシーバー左側面。プレス製レシーバーを備えます。
グリップはツァスタバ特有の形状をしたプラ製グリップ。
05.jpg
セレクターはハンドルキャッチの切り欠きのある新しいタイプですね。
こうやって見ますとマガジン以外は、M72とほとんど同じに思えます。


なのでM72と並べてみました。奥がM77で手前がM72。
06.jpg
弾薬が違うためか、ガスブロックの形状が異なりますね。
バレル外径は両方とも約19mm。(ちなみにM77B1は約16mm。意外?と僅かな差でした)

レシーバー部。ハンドガードの二つ穴は同じですが、
M77はキャリングハンドル分だけアッパーが短くなっています。
07.jpg
リアサイトは共にウインテージ調整可能なタイプ。
外観は同じですが、弾道が違うため、調整ノブの移動量も異なります。

ストックはどちらも木製単材ストック。
08.jpg
ゴムパッドの大きさも同じなので、ストックも共用かと思われます。

M77のストックをアップ。
09.jpg
ツァスタバ製のストックは、何れも丁寧に仕上げられていてほれぼれしてしまいます。

最後に手前からM77B1、奥にM72と並べて一枚。
10.jpg
如何でしたでしょうか?
人気のあるツァスタバ製銃器の中でも、良い意味でマニアックな部類に入るM77シリーズ。
その自動小銃モデルと軽機関銃モデルが並ぶのは珍しいかもしれません。
何れも状態の良い個体がございますので、気になる方は是非お早めに!
それでは今回はこれで。



>ツァスタバ M77 軽機関銃はこちら
>ツァスタバ M72 軽機関銃はこちら
>M77 & M72 にベストマッチ、現用ユーゴ 軽機関銃用スリングはこちら



本日のワンポイント情報!!
出張買取りで、無可動実銃コレクションが入荷致しました。
チェコスロバキア ZB26 軽機関銃 (旧加工)、オーストラリア FAL L1A1 自動小銃 (旧加工)、ロシア製 DSHK 38/46 重機関銃 (新加工)、
ブレダ M1930 軽機関銃 (新加工)、BAR M1918A2 ブローニング オートマチック ライフル (旧加工)、中国 五七式 重機関銃 (旧加工)、中国 PPS43 短機関銃(旧加工)、
ロシア製 RPD 軽機関銃(新加工)、 イサカ M37 ポンプ・アクション・ショットガン (旧加工)、
ブローニング 30口径 M1919A4 機関銃 (旧加工)、マキシム M1910 重機関銃 (旧加工)、ステン MkII 短機関銃(新加工)、ブレンガン MKI M 軽機関銃(旧加工)、
DP 軽機関銃 (旧加工)、MG34 機関銃 (旧加工)、MG42 機関銃(旧加工)、ビッカース MKI 重機関銃 後期型 (旧加工)、
ルーマニア AIMS カービン (7,62mmx39 モデル、旧加工)、SMLE No.4 MkI 小銃(旧加工)、AK47(ノリンコ) 自動小銃(旧加工)
の合計20挺です。

準備が出来次第順次HPにアップ致しますので、少々お待ち下さい。
なお、ご予約いただいている品が多数ございます、何卒ご了承ください。

 

2014.08.27 Wednesday

英国工場にLW308MWSのサンプルが届きました!!

まいど! 英国工場に無事着いて嬉し嬉しのシカゴ社長でございます!!

今回はロンドン・ヒースロー空港からロンドン南部にあるガトウィック空港まで移動し、そこから工場のあるニューキィ空港までひとっ飛び!
ヒースロー空港に定刻到着し、ガトウィックまでの移動中も渋滞に巻き込まれなかったので理想的なルートでした。 
一旦何かアクシデントがあると飛行機での英国内移動はリスクが伴いますけどね!

先ほど一日遅れて元外人部隊も同じルートでこちらに着いたので、もう乗り継ぎ時間を気にする移動もなく一安心です。


さて! 工場での一日目の作業はいつものように私が不在中に届いた品のチェックです!!

四ヶ月前にドイツで仕入れた古式銃などが無事に到着していました!
し・か・し、6月にシークレット・デスティネーションで仕入れたセトメがトラブルにあってまだ届いていません(涙)

十分想定内の事ですが…。



そして以前のブログ(3月16日)で書いた英軍のL129A1 マークスマン・ライフルのコマーシャル・モデルである米国のLewis Machine & Tool Co.社製 LW308MWSスナイパー・ライフルのサンプルが届いていました。


英軍用モデルと同じサプレッサー、Harris バイポット、デタッチアブル・アイアン・サイトが付属しています。
スティール・マガジン(本体価格にはプラ製付)、Aimpoint、Surefireは別売りです。


英軍が使用しているARMS社の#17 Single Lever TRI-LOCK マウントにHarris S-BRM バイポット(Alpha-bravo ロック付)が標準装備されています。

このサンプルにはAimpoint社製CompM4とAimpoint社純正の3xMagnifire & Twist Mountも付いていました。(当然別売りですが…)


銃本体だけでもアレなのに、Aimpointまで付けちゃうと結構なお値段になってしまいます、が!
これが付くと、付かないのでは見かけが大違い!!

無可動は見てくれ勝負ですので、オリジナルに拘る方はここまでしちゃってもいいのではないでしょうか!?


銃本体にはプラ製のマガジンが付属しています。
スティール製もチョイスできますが、プラス20,000円ほどでプラ製は付いてきません(涙)


英軍のL129A1とネームが入ったキャリング・ケースも別売り!
これはバカ高かったので仕入れません。
マニュアル、スリング、バレル取り外し工具は本体価格に含まれています、ホッ!


英軍はARMS社の#17 Single Lever TRI-LOCK マウントにSurefireのライトを使っています。
これも別売りでした…。


これらの画像は加工がまだされていない実射できる状態ですが、LW308MWSは意外と加工が気にならないゴテゴテとした形状ですね。
それよりもマガジン・ハウジング右側にあるSHARPSHOOTERのロゴが気になってしまうのは私だけでしょうか…。

正式に注文をするのは来月になると思いますが、予価はバイポット、プラ製マガジン付で100万円ほど(税別)になります。

 

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