何故シカゴに潜水艦、魚雷、機雷の資料・・・
本日はマニアックの極地「海軍水雷学校、潜水艦等報告書資料8冊」で皆様のご機嫌をお伺いしたいと思います。(無可動銃から離れていく・・・)
まずズバリの題名「魚雷」の中身は戦艦霧島から見た戦艦日向、戦艦陸奥、高雄妙高型重巡洋艦に対する方位角距離に対する分割の表・・・だそうです。
お次は「指揮要具発射機一覧表」です。折りこみ図3枚と薄いのですがこれが中々楽しい、魚雷発射管を搭載した海軍の水上艦艇の一覧や
その発射管の搭載位置が載っています。
潜水艦も詳しく載っています(ちらほら武勲艦も)。
発射指揮要具を搭載した艦の一覧表です。昭和15年の表ですので太平洋戦争で活躍した艦はほぼ網羅している感じです。
『照準発射法参考」未熟・・・いい言葉です。
ねずみの齧った?跡のある「魚雷(九六式)教範草案付録 潜水艦魚雷(九六式)長期保存整備法(案)」(長い〜)細かいです、これ憶える水雷科の人たちは凄い・・・まあ魚雷一発で家一軒分だったそうですから責任重大だったでしょうね・・・。
「昭和十二年度魚雷故障原因ト対策」です・・・失踪、不発・・・いい言葉です・・・。
「機雷処分参考資料」内容は日中戦争時の掃海作戦の報告書のようです。揚子江あたり?
「小掃海具一型高速掃海参考資料(水校高学生用)」掃海具の使用方法の解説書です。これを書いた人はまさか数年後、日本列島が米軍の機雷で埋め尽くされるとは夢にも思っていなかったでしょうね・・・。
個人的に最も興味を引かれたのはこの「呂号第六十五潜水艦沈没事故報告」です。調べたところこの呂六十五潜水艦、戦時中キスカ島近辺で作戦行動中、米軍機に襲撃されハッチを開けたまま急速潜行して沈没したそうです・・・そりゃあ軍極秘になりますよね・・・。
このブログを書いていて気になったのですが「魚雷」と「魚雷故障原因ト対策」に江木大尉の名前が・・・そして呂六十五潜水艦の最後の艦長が江木尚一大尉・・・同一人物?海軍水雷学校、潜水艦等報告資料8冊はこちら
本日のワンポイント情報!!
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近日中にHPにアップ致します。今暫くお待ち下さい。