ミリタリーとアンティークのコラボはシカゴ社長の趣味!
まいど! シカゴ社長でございます!!
自分の趣味の世界がそのまま再現されたようなドイツのイベントに行ってきました!
Ulm(ウルム)はノンビリとしたドイツ南部のWürttemberg州にある地方都市。 中央駅からトラムに乗って20分ほどで会場に到着、まだ街中なのに周りには緑が一杯。
アンティーク・ショーとミリタリー・ショーのコラボは今までもありましたが、一つの会場の中に両方が混ざっているのは初めてです!
ドイツ独特の古い看板を売っていました。
車で来ていたら間違いなく買っていたでしょうね。
どちらかと言うと入り口付近にはアンティーク・ブースが集まっています。
日本とは別の意味で軍隊物に神経質なお国柄なので、これは良いアイデアですね。
市庁舎の大時計があったり(こんなん売っててエエのかなぁ〜⁈)、ドイツ南部で大人気の鹿の角で飾られた家具があったり…。
陶器やアンティークの宝石類に代わって次第にハンティング関係のアンティークを売っているお店が目につくようになります。
油絵も風景画より軍人や貴族(王族)のものが多くなってきます。
嫌が故にもミリタリーの雰囲気が漂ってきますねー!
もうこのあたりでミリタリー・コレクターはワクワクです!!
古式銃を扱うお店が出てくると顔馴染みの業者の顔も増えてきます。
次回8月の東京骨董ショー(骨董ジャンボリー)では「こんな感じで出店するのもイイかなぁ〜!」と色々なアイデアが湧いてきますね。
ああ…悪いものを見てしまった…。
1900年初頭に描かれた大ドイツ帝国海軍の訓練用帆船 SMS NIXEの油絵。
今日はこれから英国まで飛行機で移動なので絶対に買ってはダメ。
知り合いのイタリア人業者だったので次回イタリアに行く時に家まで取りに行くことで商談成立!
しまったぁぁぁぁ…!
彼はローマ(南イタリア)から来ているので私が定期的に行く北イタリアから結構遠い…。
仕切り直してミラノのショーまで持って来てくれることで再商談成立!ありがたいお話です。
そして一番奥にコテコテの軍隊屋が集まっていました。
最後の最後に一番悪いモノ(一番イイモノ?)を見つけてしまい…。
プロイセン王国M1842竜騎兵連隊予備役将校ピッケルハウべの未使用極美品!
1842年にプロイセンが歩兵用にピッケルハウべを採用したのに続き、竜騎兵連隊も倣って採用した大珍品です。
1857年には、これでは大き過ぎる(背が高すぎる)ので廃止となったモデルです。
1842年当時巨大な陸軍国であったプロイセンですら竜騎兵連隊は全部で6個連隊しかなく、一個竜騎兵連隊は400-600人編成なので、その中で将校は数えるほどしかいないですよねぇ〜、制式から170年以上経った現在にこの状態で残っているのは奇跡です!
今回のイベントはアンティーク・ショーとのコラボだったので、ミリタリー・ディーラーはアンティークぽい品を、アンティーク・ディーラーはミリタリーぽい品を持って来ており、シカゴ社長のツボにバッチリはまりました!
仕事で出張に来て、好きな品をタップリ見られてこの上ない幸せなシカゴ社長でございました。
ではこれからロンドンのイベントに向けて出発です!
シカゴに在庫しているスパイク・ヘルメット類はこちら
シカゴに在庫している油絵はこちら
本日のワンポイント情報!!
下取りで、ルーマニア AKMS 自動小銃(新加工品) が東京店に入荷致しました。
早速 販売済となりました。ありがとうございました。