Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

<< June 2015 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

2015.06.30 Tuesday

米西戦争時の米国主力小銃用銃剣

 皆様こんばんはお元気ですか?ナベでございます。


先日、某所某人物からナベ個人が購入したこちらの品を思わずシカゴでみんなに自慢したところ・・・

ボブさん 「きゃ〜カワイイ」

ペーペーSさん 「私でも作れるんじゃね?」カメラ、パシャパシャ

元外人部隊さん&青春Sさん 二人揃って哀れむような視線・・・

社長 真顔で「ナベさん・・・コレクションの範囲は絞った方がいいと思うよ・・・」

・・・いろんな反応がありますね・・・



全く脈絡ありませんが本日はアメリカとキューバの国交正常化がスタートしたことを記念して「クラグ ライフル M1892銃剣 」を取り上げたいと思います(う〜ん・・・やっぱり脈絡無いな・・・)。
DSCN9998001.jpg

クラグ ライフル M1892銃剣を着けるべきクラグ・ヨルゲンセン小銃は1886年北欧ノルウェーでクラグさんとヨルゲンセンさんが開発しました(写真はクラグ・ヨルゲンセン小銃を構えて陣取るノルウェー軍)。
4.jpg

ノルウェーの他にもデンマーク軍も採用し物持ち良く第二次世界大戦時まで使用しました(・・・そりゃ3時間でドイツ軍に降伏するのも分からなくもない・・・)。
3.jpg

そして何故かアメリカ軍もM1892小銃として制式採用、米西戦争(成長期のアメリカと老衰期のスペインとの間で起こった戦争、アメリカでは新聞が開戦を煽り、軍部も西部開拓が終わって無職、軍需産業も何か儲けるネタは無いかな〜ということで目の前にあるスペイン植民地のキューバやグアム、フィリピンに攻め込んでアッサリ獲得しました)ではアメリカ軍の主力小銃として運用されました。セオドア・ルーズベルト(テディベアの元ネタの人)もM1892小銃を携えた義勇兵を引き連れ参戦しました。1.gif

しかしこのM1892小銃、構造上の問題から強装弾の発射が難しかったり一発ずつ装填しなくてはならない煩雑さからスペイン軍のスパニッシュ・モーゼルM1893小銃に苦戦、10年後には名銃スプリングフィールドM1903に取って替わられてしまいました・・・。写真はM1892小銃を構えてフィリピンでスペイン軍かフィリピン独立軍と戦うアメリカ軍。
5.jpg

で今回のブログの主人公「クラグ ライフル M1892銃剣」も当時のアメリカ兵の腰にぶら下っております。
6.jpg

シカゴのクラグ ライフル M1892銃剣は当然、アメリカ軍の銃剣ですのでシカゴの品にも堂々とUSの文字が
DSCN0003001.jpg

そしてその裏には製造年と思われる1894の刻印もあります(因みに米西戦争は1898年、日清戦争は銃剣と同年1894年)。
DSCN0004001.jpg

独特な金属製ベルト通しもガッチリシッカリ大変良い状態です。
DSCN0005001.jpg

いつもニコニコ法令遵守、刀身も15cm未満でカット済み、カットされた刀身も付属。照明の関係でオレンジ色ぽく見えますがキューバの夕焼けが映っていると考えて頂ければ幸いです(・・・いや単に撮影者の腕が悪いだけなんですが・・・)
DSCN9997001.jpg

ところで脈絡有りませんが昔のマッチって凄いですね・・・・


もう残り1本!早い者勝ち美品「クラグ ライフル M1892銃剣 」は
こちら

次世代は傑作「スプリングフィールド M1903 小銃」はこちら


本日のワンポイント情報!!
買取りで、M1ガーランド ライフル
(旧加工品) が東京店に入荷致しました。
お客様にご案内中ですがHP・
詳細画像ともにアップしておりますので、どうぞご覧ください。

M1ガーランド ライフル(旧加工品) のHPはこちら
M1ガーランド ライフル(旧加工品) の詳細画像はこちら
 

2015.06.29 Monday

完成度高し

こんにちは、東京店スタッフB氏お勧めの“ラストスタンド”、僕も断然オススメ!
偶然にも数日前にhuluにて何となく視聴しまして、登場する銃が妙にマニアック。
“ジャッカス”で有名なジョニー・ノックスビルが、秘蔵のビッカース重機関銃を嬉しそうに
「俺のベッキー!」と紹介したシーンで「ああ、こりゃ好みの映画だわ」と感じ、
おとぼけ保安官助手が爆炎の中からM1928を乱射して出てきたシーンで確信した次第です。 
この作品、後に調べますと、韓国のキム・ジウン監督のハリウッドデビュー作でした。
韓国映画、勢いあるなあ!

・・・と、ちょっと強引かもしれませんが今回ご紹介しますのはこちら、
01.jpg

韓国 K2 自動小銃です。

韓国軍用として当時採用されていたM16A1(ライセンス生産品)の更新のため
1970年代より開発が進められ、1984年より生産・配備が行われました。
02.jpg
Kの2な訳ですから1もありまして、K1の方はK2より先立つ1980年に採用されました。
韓国軍で使用していたM3グリースガン更新用の短機関銃なのですが、興味深い事に
弾薬がM16A1と同じ5.56mm(米軍M193)を使用します。(現用型K1AはSS109対応)

当初、形が似ているので単なる長さの違う単純なバリエーションかと思っていたのですが、
作動方式がK1のダイレクト・ガス式に対しK2はロングストローク・ピストンとなり、こうなると殆ど別物。
M16A1が既にあったとは言え、短機関銃(カービン)モデルが先行して採用されたのは興味深い点です。

シリアルが凄く若い番号で驚かされます。
この大きく入ったハングル文字、何と書いてあるのか皆目見当つかず。
困難を予想して弱りながら、ネットで調べたところ即ヒット!
03.jpg
なんとこの四文字は「大韓民国」と大きく入っていたのでした。
国章や紋章ではないのが新鮮な驚き。
完成度に自信がある現れでしょうか。お国柄を感じる部分であります。

フロント周り。フロントサイト前方にガスレギュレーターを装備。
ライフルグレネード使用時や、環境によるガス圧変化に対応します。
サイトホッドが尖っているのはナイトサイトを内蔵しているため。
04.jpg
フラッシュハイダーはバードケイジ型。M16A2と同じく上方のみ3条のスリットがあるタイプで、
伏射の際にホコリの巻上げを抑えます。

レシーバー部。FN FNCと同じく、ロングストロークピストンを採用。ボルトハンドルも直結となり、
M16A1にあったボルトフォワードアシストを不要としています。
添え手でコッキングする際の配慮でしょうか、取り付け角度も斜め上向きになっています。
05.jpg
上面に二ヶ所あるマイナスネジはマウントベース。
G36のようなキャリングハンドル兼用のマウントが用意されています。

リアサイト。ダイヤルからしてM16からの流用かと思いましたが、上下調整のためのダイヤルが
追加されています。(M16はフロントサイトで上下調整)
穴の大きなブレードは倒立式のナイトサイトです。フロントホッド先端にある蓄光材を用いて照準します。
06.jpg
サイト後方にありますのはリコイルスプリングガイド兼テイクダウンレバーです。レバー内側の
子レバーがロックになっていますので、これを画像の様にストック側に倒して押し込みますと、
07.jpg
オープン!機関部へのアクセスも容易な構造です。
そしてご覧の皆様方は百もご承知かと思いますが、新加工のためスプリングが圧縮状態のため、
ガイドロッドごと勢いよく飛び出しかねませんので、作業の際は周囲を含めてどうかご注意を!

グリップ底面には何やらフタが。
08.jpg

フタと一体となったオイラーでした。長い方の筒にはプルスロー収納するようです。
08_1.jpg
これはFNCから拝借したアイディア&デザインですね。

セレクターです。丸く出っ張った形状はFN FALやFNC等に見られたセレクターを彷彿とさせます。
スポーター等の輸出用モデルは英語刻印のようですが、これはしっかりとハングル文字の刻印。
しかも軍用モデルですから、韓国国外に存在するのはかなり希少なのではないかと推測されます。
09.jpg
左がセーフで上がセミ、右がオート。ポジションの位置はM16のように90度切り替えです。
前制式のM16A1と共通化する事によって、事故防止や再訓練時間の縮減が図れます。
どこの国も安全装置には腐心する箇所のようですね。さらに6時方向には・・・


3バースト・ポジションがあります。開発当時のトレンドをしっかりと採用しています。
09_1.jpg
メカ的にはM16A2等と似た、バースト用ラチェットを用いる形式のようです。

ストック基部。FALパラトルーパーや、FNCに見られる下にスライドさせ折り畳む機構を採用。
10.jpg
当然ながらしっかりとロックされ、ガタツキなどは感じません。

折り畳んだ状態。ストックの妙な形は何だろうな?と思っていたのが解決!
11.jpg
収納時の操作に干渉しないため、T字型の独特な形状となっていたのでした。

K2は付属品も充実しております。クリーニングキット一式とスリングにマズルキャップまで。
もちろん、全て未使用新品!左上のオレンジの冊子は英文マニュアル。
13.jpg

メンテからパーツリストまで、画像入りのしっかりとしたマニュアルです。
情報が少ない銃なので、有用な資料ですね。
14.jpg

このような箱に収めてお届け。銃と同じシリアルが貼られています。
どことなくレトロでスポーツ用品を思わせるデザインです。
12.jpg


最後に黒い5.56mmつながりでM16A1とガリルARと並んでの一枚。
15.jpg
店頭に並んだこのK2ライフルをご覧になった詳しいお客様方が一様に
「これは予想外に良い!」と評価されているのが興味深く感じました。
(当然ですけど)あくまで無可動として触れての評価ですが、
後発の強みで各機種を参考に、上手くまとめられたなかなか優秀な一丁だと思います。
コレクションとしてはもちろん、資料的価値が高いのもポイントです。
ご興味ございましたら、この機会に是非ともご検討下さい!それでは。


>K2 自動小銃 はこちら
>M16シリーズはこちら
>ガリルシリーズはこちら


本日のワンポイント情報!!


買取りで、少年用教練銃(旧加工品) が東京店に入荷致しました。
お客様にご案内中ですがHP・詳細画像ともにアップしておりますので、どうぞご覧ください。

少年用教練銃(旧加工品) のHPはこちら
少年用教練銃(旧加工品) の詳細画像はこちら

 

2015.06.28 Sunday

kar.98k Jaeger

どーも、ケンです。

タイトルはなんとなく・・・そんな制式名称はありませぬが・・・
イメージですよ、イメージ。


今回はこれだ!
DSCN9763.jpg

ま、ここだけでわかりますよね?


kar.98kスコープ付。
DSCN9766.jpg


あまりに美しいので・・・
つい大きく載せてしまいました。

実は98kのスコープ付って案外ブログで取り上げて無いんですよね。

なぜかと言うと・・・
あっという間に売れてしまうから・・・
あと最初に見たときはブログがまだ無かったから。


で・・・今回も速攻で売れてしまうかも、なので記録としてやっておきます。

今回のスコープは復刻品なんですね。

モデル的にはZielvier CARL ZEISS JENA 4倍スコープまさにそのまま。
DSCN9783.jpg

よくできてます。

ZF41と共に有名なZF39タイプです。
ZF41は98kらしいスコープなんですが、個人的にはこういうスコープらしいスコープが好きです。


解像度もクッキリ。
DSCN9781.jpg


とにかくオリジナルじゃなきゃイヤだというので無ければ、価格的に考えたら、これでかなり良いのでは無いかと。
まあ、98kでオリジナルの完璧なやつー(銃はシリアルフルマッチで、スコープも最初からその銃に付いていたやつ)、なんて言ったら、価格が大変なことになるわけですが(海外でのコレクターアイテムですがな)。


マウントもタイトでグッド。
DSCN9763.jpg


付け外しはこのように・・・
レバーを・・・
DSCN9767.jpg

回転。
DSCN9768.jpg

DSCN9769.jpg


するとスライドしてスコープが外れます。
DSCN9771.jpg

ここも外すときはちょっと抵抗があるくらいにタイトにできてます(イイ仕事です)。


マウントはオフセット型で、ベースはドーブテール。
DSCN9774.jpg

オフセットされてますが、スコープ側のマウントリングが逆方向にオフセットされているため、スコープは銃の真上に来てます。
DSCN9776.jpg


銃のマウント取り付け部も緩み留めの2重ネジってのがドイツですね。
DSCN9773.jpg


スコープ自体の一番の違いは・・・刻印に「CARL ZEISS」の文字が無い。
DSCN9775.jpg

この辺りは逆に堂々とした復刻品な感じで。


ちなみに今回の本体は単材のカップ型、フロント・バンドはH型な98kです。
単材も綺麗な木目だったりするとラミネートと見分けが大変つき難い・・・
DSCN9765.jpg


それにしても美しい銃です。
DSCN9762.jpg


すごーく個人的な意見ですが・・・私は普通のkar.98kにはあまり興味は無いのですが、スコープ付の98kは大好物なのです。

>>これまでに入荷したkar.98kのスコープ付はこちら

>>現在のKar.98kの在庫はこちら


本日のワンポイント情報!!

買取りで、三八式歩兵銃(旧加工品) が東京店に入荷致しました。
お客様にご案内中ですがHP・詳細画像ともにアップしておりますので、どうぞご覧ください。

三八式歩兵銃(旧加工品) のHPはこちら
三八式歩兵銃(旧加工品) の詳細画像はこちら


2015.06.27 Saturday

日本陸軍九五式防毒面


・・・ドモ皆様こんばんは近頃誤算続きナベでございます。

本日はこちら嬉しい誤算?幸いにも殆ど実戦で使用されなかった「九五式防毒面」です。日本軍は毒ガスを列強がバンバン使いまくった第一次世界大戦の戦訓から大正時代から研究を開始、昭和6年には九一式防毒面が採用されました。九五式はその改良型です(寒冷地ではゴムが劣化し易いのでゴムが柔軟性を保つために材質を改良)。シカゴの防毒面は覆面、連結管、吸収缶、携帯袋からなります。
DSCN9987.JPG

レンズ部分に割れのような物が見えますがガラスとガラスの間にサンドイッチされているセルロイド?が乾燥してヒビ割れしているようです。ですから触ってもお怪我をするようなことはありません。  
DSCN9989.JPG

覆面内側には藤倉(現藤倉ゴム工業、戦時中には落下傘や航空機用のタイヤも製造)昭和12の文字が確認できます。ヒビも見られますがゴムは今だ柔らかを保っています。
DSCN9995.JPG

吸収缶底面には昭和12と36554のシリアル、上面には化工(昭和化工株式会社製?)の刻印と62の数字が書かれています。
DSCN9990.JPG

留め革が硬化して胴紐が欠けていますが大きな汚れや破損の無い、状態の良い携帯袋です。
DSCN9991.JPG

携帯袋にも化工昭和19 本 の印があります。
DSCN9992.JPG

大戦末期には切羽詰まって軍部が連合軍に対して「毒ガス作戦じゃ〜!」となりかけたそうですが昭和天皇の意向を汲んだ東条首相の鶴の一声で中止になったとか(まあ万一使用したら倍返しどころじゃ済まなかったでしょうね・・・)。
DSCN9988.JPG

太平洋では毒ガス戦が行われなかったので必要が無かったのかと思いきや、硫黄島ではガスが噴き出る地下陣地工事では必須アイテムだったり、裏技としては多雨多湿のジャングルでこのゴム管を細切れにして着火材として使用、重宝したこともあったそうです(ほんとに燃えるか試してみたい・・・オイオイ)。
DSCN9994.JPG

日本軍で最もポピュラーな九五式防毒面はこちら

 


本日のワンポイント情報!!

買取りで、MP40 I 短機関銃(旧加工品) が東京店に入荷致しました。
お客様にご案内中ですがHP・
詳細画像ともにアップしておりますので、どうぞご覧ください。

MP40 I 短機関銃(旧加工品) のHPはこちら
MP40 I 短機関銃(旧加工品) の詳細画像はこちら

2015.06.26 Friday

Verdunには出てきませんでした…

こんばんはアルバイトSです。いつも以上に前置きが横道にそれてしまって心苦しいのですが、最近ハマっているゲームが「Verdun」と言います。
ピンと来た方も居られるかと思いますが、ヴェルダンの戦いのヴェルダンです。

戦争モノのFPS(撃ち合いゲーム)となると大概「二次大戦」「対テロ戦」「SF」のどれか、特に最近は対テロ、SFのタイトルばかりが目立ちますので、その中で第一次大戦モノはとりわけ異色。
塹壕戦に重きをおいており、ウェーブ形式のリスポーンで常に一斉突撃や、毒ガス攻撃が起こるのでガスマスクをすぐに着用しないと死亡、有刺鉄線に絡まっても死亡などなど非常に臨場感に溢れております。

普段ゲームをしない人には正直敷居が高すぎますが、Steamアカウント(Verdunは現在ダウンロード販売のみで、Steamはその販売サイト、ゲームも含めて全部英語です)をお持ちの方には是非プレイして頂きたいタイトルです。


DSCN9997.JPG

と言うわけで、一次大戦の銃はないかと探したらありましたGew.88(Gew.98があると良かったんですけどね!)

Gew.88 → Gew.88/S → Gew.88/05 → Gew.88/14と改良されていきまして、一次大戦で主に使われたのが88/05からになります。
非常にサックリですが、おつきあい下さい。


22-2.jpg
上が57J 下が57S弾ですSは尖頭弾って意味だそうで。

最初の改良型であるGew.88/Sは、今までの8×57J弾からより強力な8×57S弾に対応するため薬室周りを強化したもので、既存のGew.88からの改造が多くリア・サイトの変更などありましたが、外見上の変化は少なかったようです。


DSCN0003.JPG
薬室上部の「S」の刻印がGew.88/Sの目印だという話があります。多くのGew.88にこの「S」や似たような刻印がなされており、S刻印が無いほうが珍しいほどです。それだけ多くのGew.88がS仕様に改造されたということでしょうか。
ちなみにだいぶ薄くなっていますが、S刻印の下にはSPANDAUと入っています。シュパンダウで作られてたんですね…これ…

DSCN0004.JPG
画像下の個体は以前の在庫品で、形状からGew.88/05と思われます。

続くGew.88/05では、マンリッカー・タイプのクリップからモーゼル・タイプのクリップに切り替えるため、内部構造とクリップ・ガイドが追加されています。同時にクリップごとの装填ではなく、Kar.98kのように弾薬だけ装填する方式に切り替えられました。


画像では非常に分かりづらいのですが、左側面に弾薬を押し込みやすくするための溝が追加されています。


DSCN0005.JPG
同じく上が今回の個体、下が以前の在庫品でGew.88/05と思われます。

弾薬のみ装填する方式になったため、元々あったクリップ排出の穴は薄い鉄板を打ち付けて塞がれています。

そして更にこの後、Gew.88/14が登場するのですがあまり生産されなかったようで詳しくも分からず……
見た目では、クリップ・ガイドの形状がさらに変更されているのですが……。

そんなGew.88、モヤモヤは残りますが残念ながら時間切れ。後の楽しみは買われた方にお譲りすることにします。

>>Gew.88はこちら



本日のワンポイント情報!!
買取りで、マーリン M1894S カービン
(新加工品) が東京店に入荷致しました。
お客様にご案内中ですがHP・
詳細画像ともにアップしておりますので、どうぞご覧ください。

マーリン M1894S カービン(新加工品) のHPはこちら
マーリン M1894S カービン(新加工品) の詳細画像はこちら
 

▲top