米西戦争時の米国主力小銃用銃剣
先日、某所某人物からナベ個人が購入したこちらの品を思わずシカゴでみんなに自慢したところ・・・
ボブさん 「きゃ〜カワイイ」
ペーペーSさん 「私でも作れるんじゃね?」カメラ、パシャパシャ
元外人部隊さん&青春Sさん 二人揃って哀れむような視線・・・
社長 真顔で「ナベさん・・・コレクションの範囲は絞った方がいいと思うよ・・・」
・・・いろんな反応がありますね・・・
全く脈絡ありませんが本日はアメリカとキューバの国交正常化がスタートしたことを記念して「クラグ ライフル M1892銃剣 」を取り上げたいと思います(う〜ん・・・やっぱり脈絡無いな・・・)。
クラグ ライフル M1892銃剣を着けるべきクラグ・ヨルゲンセン小銃は1886年北欧ノルウェーでクラグさんとヨルゲンセンさんが開発しました(写真はクラグ・ヨルゲンセン小銃を構えて陣取るノルウェー軍)。
ノルウェーの他にもデンマーク軍も採用し物持ち良く第二次世界大戦時まで使用しました(・・・そりゃ3時間でドイツ軍に降伏するのも分からなくもない・・・)。
そして何故かアメリカ軍もM1892小銃として制式採用、米西戦争(成長期のアメリカと老衰期のスペインとの間で起こった戦争、アメリカでは新聞が開戦を煽り、軍部も西部開拓が終わって無職、軍需産業も何か儲けるネタは無いかな〜ということで目の前にあるスペイン植民地のキューバやグアム、フィリピンに攻め込んでアッサリ獲得しました)ではアメリカ軍の主力小銃として運用されました。セオドア・ルーズベルト(テディベアの元ネタの人)もM1892小銃を携えた義勇兵を引き連れ参戦しました。
しかしこのM1892小銃、構造上の問題から強装弾の発射が難しかったり一発ずつ装填しなくてはならない煩雑さからスペイン軍のスパニッシュ・モーゼルM1893小銃に苦戦、10年後には名銃スプリングフィールドM1903に取って替わられてしまいました・・・。写真はM1892小銃を構えてフィリピンでスペイン軍かフィリピン独立軍と戦うアメリカ軍。
で今回のブログの主人公「クラグ ライフル M1892銃剣」も当時のアメリカ兵の腰にぶら下っております。
シカゴのクラグ ライフル M1892銃剣は当然、アメリカ軍の銃剣ですのでシカゴの品にも堂々とUSの文字が
そしてその裏には製造年と思われる1894の刻印もあります(因みに米西戦争は1898年、日清戦争は銃剣と同年1894年)。
独特な金属製ベルト通しもガッチリシッカリ大変良い状態です。
いつもニコニコ法令遵守、刀身も15cm未満でカット済み、カットされた刀身も付属。照明の関係でオレンジ色ぽく見えますがキューバの夕焼けが映っていると考えて頂ければ幸いです(・・・いや単に撮影者の腕が悪いだけなんですが・・・)
ところで脈絡有りませんが昔のマッチって凄いですね・・・・
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本日のワンポイント情報!!
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