Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

<< October 2015 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

2015.10.31 Saturday

A2と言えば

どーも、ケンです。

あなたはA2と聞いて、何を思い出しますか?BAR?
M72ランチャーとか出てきたらかなりのツワモノですね。

個人的にはM16A2です。

1.jpg

考えてみれば、M16ほど世代によってイメージの違う銃も珍しいかと。

ベト戦や昔のSWATのイメージだとA1。
他に無いフォルムだったわけですよ。
なんというか、「現代の槍」っていう感じでした。

その後は映画の影響もあって、XM177やM655などショーティ系が流行り・・・
今やすっかりM4カービンの時代です。

正確にはM4カービン系列。他社製品当たり前の時代になったという。

そんな中、ちょっと渋好みとか、他人と差別化が好きな人だとA2とかを上げます(あるいはA4)。
あとゴルゴ13ね。

現場では湾岸戦争辺りがA2だったと記憶。

元々M16って、時代もありましたが、システムからコンセプトまでかなり異端な銃ではあったのです。
プラスチックとアルミ合金の本体に小口径弾。とにかく軽量に作られたアサルトライフル。初めて持つととっても軽いことに驚かされます。実際、そこが一番のポイントだったらしい。

で、実戦を経て、色々課題やより良くするためのコンセプトを詰め込んだのがA2。
M16はA2、A3(A2のフルオートVer.)を以ってほぼ完成に至ったとも言えるかも知れません。

このためにM16A1とかにあったキレキレの「現代の槍」みたいな雰囲気は少し無くなって、普通のアサルトライフルらしくなったなぁ、というのが個人的意見。

このため、A1からA2はかなり色々変わっています。

2.jpg

え?あんまり変わってない?
そんなことないのですよ。

まず外観ではありませんが最大の変更。弾です。
MM193から、貫通力を増すためスチール弾芯を採用したM855になりました。銃身のピッチも変更。
先が緑の綺麗なやつですね。でも綺麗とは裏腹に軟組織に対してヨーイングするは、弾片化するは
で、なかなか凶悪。

さて、まず外観の変更で目立つのはなんと言ってもハンドガードですね。

3.jpg

所謂三角のすらーっとしたやつから、まるーの凸凹になりました。

丸の方が握りやすいとかなんとか言いますが・・・実際にはコスト面の理由が強いかと。
この丸型は上下で分かれているわけですが、上下の違いはありません。これなら型は1種類で良いし、万が一の間違い、例えば右だけが供給されたなんてこともありません。
案外そういうのは大事なのです。

なお、ここの部品は三角のままです。

11.jpg

刻印はちゃんとA2となっています。
2-1.jpg

ついでにセレクター。A2ではSAFE、SEMI、BURSTになりフルオートは無くなりました。
2-2.jpg

これは当然乱射による無駄弾対策。
ちなみに私の友人はBURSTと呼んで自爆装置かと思ったらしいです。撤退とかで破棄する際にBURSTに合わせておくと敵が使った際に爆発!みたいな・・・
凄い想像力だな・・・

またSEMIは「セマイ」と呼ぶとアメリカ軍人っぽい。単純な話で、聞き違えないようにあえて「セマイオートマティック」と発音しているらしいです。軍人英語ってやつですね。

銃身は弾とピッチが変わっただけでなく、太くなりました。

4.jpg

画像より実際に見た方がかなり太く感じます。でも相変わらず着剣は推奨されない。
それもそのはず、実は太くなったのは外に出ている部分だけ。ハンドガードの中の太さは変わらない。
昔はハンドガードの外に出ている部分が曲がったらしい。
でもそこだけを太くしたら、今度はハンドガードの中が曲がるのでは?

あ、あとハイダー形状も変更。穴が上方のみになりました。理由は伏せ撃ちとかの時に地面から噴煙上がらないように。

リアサイトも変わりました。

13.jpg

アメリカ軍らしい上下左右のフルアジャスタブルになり・・・おかげでキャリハンの辺りはなんだか随分立派になりました。

で、左側面もかなり変わりました。

5-2.jpg

まずケースディフレクター。
6.jpg

いわゆる左利きのための排莢時のカート反射装置。
ようするにこれに当たって、斜め後ろには飛ばなくなりましので、左利き射手の顔面ヒットは無くなりました。よく斜め前方や、真横に飛ぶと言われていますが、実際に見ると結構、斜め後ろに飛ぶ場合もあります。ただし角度が浅くなったので顔には当たらない。
だがしかし・・・左利き射手の顔が汚れるのは相変わらず(ボルトキャリアからガス抜きがあるためらしい)。

ボルト・フォワード・アシストのボタン形状が円になりました。

7.jpg
この理由は不明。やはりコストか?
初めて見ると意外に新鮮。

ピストル・グリップはフィンガーレストが付きました。

8.jpg

付け焼刃で素人臭い気がする改良にも思えますが・・・
実はM16のグリップって実際かなり細いのです。私のように指が長い人間でさえアンマッチなのに、デカイ手の多いアメリカ人なら間違いなく細すぎるでしょう。ですが、そんなグリップにレストが1本加わると安定が増します。このレスト1つで銃が手からすっぽ抜ける可能性がかなり減りますね。銃がグリップからすっぽ抜けるって案外あるのですよ。
これが小指にレストを付けたり、指全部にレストを付けるのはナンセンスですが、このレストはなかなか賢いです。

実は変わったストック。

10.jpg

長さが明らかにA2で長くなりました。
素材も変わりました。プラからナイロン樹脂に。このため実際に見ると色合いが違います。

実はこの後に、バットプレートももっと横から見て長めというか、丸みが無くなったと記憶・・・ですが、今はそのタイプのモノが無く、調べても確証が取れませんでした。
(バットプレートに持病があったため改良)

というわけで、あなたはどちらが好きですか?

12.jpg

私はどっちも捨てがたいのです。

>>M16A1はこちら
>>M16A2はこちら



本日のワンポイント情報!!
買取りで、MP38 短機関銃(新加工品) が大阪店に入荷しました。
HP・詳細画像ともにアップしておりますので、どうぞご覧ください。

MP38 短機関銃(新加工品) のHPはこちら
MP38 短機関銃(新加工品) の詳細画像はこちら

 

2015.10.30 Friday

KA1のAMD65

こんばんは、KA1です。

数あるAKの中で最も異彩を放っているのがこのAMD65だろう。
大型のマズルブレーキ兼フラッシュサプレッサーや前部ピストルグリップなど、一見して違いがわかるだろう。

映画等でも多数使われ(確か『ランボー3』でトラウトマン大佐が使っていたような?)大きなマズルフラッシュを出していたのが印象深かった。

写真を見てみよう。

20150830_888586.jpg

銃右側面
前部ピストルグリップは後方のものを前後逆さまに着けているのがわかる。
材質は樫材(単材)もしくはグリーンのプラスチック。

20150830_888589.jpg

大型のマズルブレーキ兼フラッシュサプレッサー、ガスは真横に噴き出す。
この形状からも発射炎が強いのがわかる。

20150830_888596.jpg

リアサイトは800mまで。(通常のAKは1000mまで)
近距離用であるのがわかる。

20150830_888597.jpg

レシーバー右側面。
∞はフルオート
1はセミオート

20150830_888606.jpg

レシーバー左側面。
シリアルナンバーが見える。
(ハンガリー製は造兵廠刻印は無い)

20150830_888611.jpg

ストックは丸棒を加工したもの。
レシーバー下部のボタンを押し右側面へ折りたたむ。

20150830_888613.jpg

バットプレートは固定。
ゴムが張ってあることも反動が強いからであろう。

20150830_888614.jpg

マガジンは30連。
通常のAKと互換性がある。(20連マガジンも存在する)


当時このような短縮型を作ったのはハンガリーだけで、実射した人の話によれば『かなり反動がきつく、あまり命中しない』とのこと。
しかし、空挺部隊や戦車兵の緊急用と考えれば使い道はあったのだろう。

通常のAKと比べてかなりスパルタン。
2挺目のAKとしてコレクションしてみてはいかがだろうか?
値段も¥80,000(税別)!
通常のAKに飽きた方へオススメ。

今回紹介したAMD65はこちら


本日のワンポイント情報!!
下取りで、 ウィンチェスター M73 ライフル (A.Uberti社製復刻品、旧加工品) が東京店に入荷致しました。
HP・
詳細画像ともにアップしておりますので、どうぞご覧ください。

ウィンチェスター M73 ライフル (A.Uberti社製復刻品、旧加工品) のHPはこちら
ウィンチェスター M73 ライフル (A.Uberti社製復刻品、旧加工品) の詳細画像はこちら
 

2015.10.29 Thursday

九一式手榴弾

皆様こんばんは、今年も残り少なくなってきましたね・・・ハァ(溜息)ナベでございます。

本日はこちら「九一式手榴弾」の紹介です。
1.jpg

この九一式は年式手榴弾(大正10年、西暦1921年制式)の後継として皇紀2591年(昭和6年、西暦1931年)に制式化されました。
DSCN0363001.jpg

この九一式は通常の手榴弾としても使用されましたが十年式擲弾筒や八九式重擲弾筒によって発射することも可能でした。写真は八九式重擲弾筒。


ブースター部分を取り外した九一式・・・ほとんど九七式手榴弾と変わらないですね。ところでこの九一式、手榴弾として投擲した場合ドカンと爆発するまで7~8秒かかり、戦場では根性のある敵兵に投げ返されることもあったそうで(通常の手榴弾は4~5秒ですが九一式は擲弾筒から発射するために7~8秒に設定)後にその裏をかくため4~5秒で爆発するタイプの九一式も作られました(そのため4~5秒爆発タイプは擲弾筒からは発射不能に・・・)。
DSCN0361001.jpg

4~5秒型は7~8秒型と間違えないように信管に秒数を刻印したり(シカゴの九一式の信管部分はある意味安心?木製のダミーになっています。)、弾体を加工して擲弾筒に入らなくしたり、ペイントを施したりしたそうです。シカゴの九一式はそれらが見当たらないので7~8秒型と思われます(注、シカゴの九一式は何秒何時間何日何年経ってもドカン!しない安全品です)。DSCN0362001.jpg

このようにとても状態が良い品ですので、錆等による固着もなくスムーズに分解が可能です。
DSCN0359001.jpg

中身も当たり前ですが空っぽの安全品ですので、安心してコレクションしていただけます
DSCN0360001.jpg

九七式手榴弾が配備された後も海軍陸戦隊や中国派遣軍によって終戦まで(旧軍の品質保持期限はどうなっていたのか?)使われた九一式手榴弾はこちら


本日のワンポイント情報!!
下取りで、三八式騎兵銃
(旧加工品) が東京店に入荷致しました。
HP・
詳細画像ともにアップしておりますので、どうぞご覧ください。

三八式騎兵銃(旧加工品) のHPはこちら
三八式騎兵銃(旧加工品) の詳細画像はこちら


 

2015.10.28 Wednesday

KA1のタボールTAR21&X95

こんばんは、KA1です。

さて今日紹介するタボールTAR21はイスラエルIWIの最新型ブルパップアサルトライフル。
しかも特殊部隊用のX95も入荷している。
一見単なるショートバージョンであるが、かなり変更箇所も見られる。

写真で比べてみよう。

DSCN0092.JPG

銃左側面。
一見するとプラスチックのおもちゃのようだが・・・。

DSCN0096.JPG

銃右側面。
全体的に丸みがあって思ったより使いやすい。

DSCN0098.JPG

マズル部。
フラッシュサプレッサーはM16A2と同型。
TAR21にはバヨネットラグがあり、M16と同型と思われる。
X95のフラッシュサプレッサーの後ろはフロントスリングスイベル。

DSCN0103.JPG

ハンドガードTAR21は丸みがあって握りやすい。
X95はレールシステム

DSCN0108.JPG

フロントサイトはプラスチック。
ポストはM16A1と同じ5段切り替え。コッキングハンドルはTAR21はG3と同じ可動式。左右入れ替え可。
X95は固定。但し、位置を変え手前になりコックしやすくなっている。

DSCN0117.JPGDSCN0112.JPG

トリガー部左側。(上TAR21、下X95)
TAR21はグリップ上部にクーリングホールが見える。グリップはAUGを参考にしているがチェッカーが入っている。X95はフィンガーレストが付きM16A2みたい。
セレクターもプラスチック、X95はさらに大型化されている。
S(セフティ)、R(セミオート)、A(フルオート)の切り替え(バーストメカはない)

余談になるが、AUGのトリガー切り替えのセミ、フルオートは使いづらいということでドイツ軍のトライアルでセレクターレバーを着けたものがあった。(結果はG36が採用されたが)

一番大きく変わったのはマガジンキャッチである。
TAR21はマガジン前部(FAMASと同じ)だが、X95はトリガー前部のボタン(しかもアンビ)
片手でも操作しやすくなっている。特殊部隊用に使い易くしたのであろう。

DSCN0136.JPG


Mepro社 リフレックスサイト。
光を取り入れ赤い発行点が見える。
リアサイトを立てると精密照準ができる。
因みにこのサイトのみも¥108,000-で発売している。(20mmレールに装着可)

DSCN0122.JPG
DSCN0125.JPG

機関部左側。(上TAR21、下X95)
TAR21のエジェクションポートが開いているのは左利き仕様のため。(裏焼きではない)
IWIの刻印が見える。
シリアルナンバーは金属プレート上に入っている。(この辺はグロックと同じ)

DSCN0138.JPG

マガジンはM16と同型状だがスチール製でIWIの刻印が見える。
ベースプレートはガリルを流用か。

DSCN0143.JPG

バットプレートはTAR21(右)は分厚いゴム製。X95(左)はプラスチック製。
どちらも肩にぴったりフィットする。


さすがに新型ブルパップアサルトライフルだけあって過去の銃(FAMASやAUG等)を参考により使い易くしてあるのがわかる。
材質もプラスチックの部分は中華の電動ガンとあまり変わらないように見えるが強度が違う。
レシーバーはなんとチタン製。ブルパップではNo.1ではないだろうか?

最新型だけあって映画等では見かけることは少ないがイスラエル以外ではタイ、インド、ウクライナ等で使われているのでニュースフィルムで見たことがあると思う。

SCARの時もそうだったが、これを今手に取ることができる。商品のあるうちにご自分で確認されてみるのがよいだろう。値段は高い『¥600,000-(税別)』がそれだけの価値はあると思う。

最新銃が好きな方はぜひコレクションに加えて下さい。

もっと詳しく知りたい方は社長のブログやGun誌、GunProfessionals誌のバックナンバーを探して見て下さい。新しい発見があるよ!

ご紹介したTAR21はこちら
X95はこちら


本日のワンポイント情報!!
下取りで、ブローニング 30口径 M1919A4 重機関銃(旧加工品) が東京店に入荷致しました。
HP・
詳細画像ともにアップしておりますので、どうぞご覧ください。

ブローニング 30口径 M1919A4 重機関銃(旧加工品) のHPはこちら
ブローニング 30口径 M1919A4 重機関銃(旧加工品) の詳細画像はこちら


2015.10.27 Tuesday

アーマーモデリング6

皆様こんばんは。
 

先日、久々にビクトリーショーに行ってきたアルバイト・ラクーンNです。

本だけ買ってサクッと帰ろうかと思っていたのにまた新しいチェストリグを衝動買いしてしまったのはVショーではよくあることですね。

  

さて今回紹介するアーマーモデリング様の記事はこちら

00.jpg


AKMです。

 

やったぜ!AKのブログが書ける!

さて何を書こうかとしばらく考えた結果、ありきたりですがAK47AKMの違いをじっくり観察していきたいと思います。 

折角実物があるのですから二つ並べて(ニヤニヤしながら)よく見比べてみましょう。

 

まずはこちら

DSCN9908.jpg


AKMにてフラッシュハイダーが斜めにカットされています。発射ガスの一部を右上に吹き上げることで、連射時に銃口が右上に跳ね上がるのを抑制しています。こちらは一見して違いが判りやすいですね。

 

次にハンドガード

DSCN9912.jpg


AKMでは両側に膨らみができておりより握りやすくなっています。また、この部分を触れば暗闇などでもAK47AKMの識別もできますね。

 

同じく木部であるストックも異なる点があります。

DSCN9913.jpg


AK47が曲銃床であるのに対してAKMでは直銃床になっています。反動を直接受け止める形になりますが、その分連射時の銃口の跳ね上がりを抑えることが可能です。

 

そしてこちらの…
 

DSCN9916.jpg
 

アッパーカバーも両者で異なります。AKMでは強化リブが追加されていますね。

薄い鉄板ですので無理やりカバーを閉めたりすると変形してしまうので注意が必要です。

 

比較的よく聞く『AK47AKMの違い』といえばこのあたりでしょうか?

 

あとは・・・

DSCN9942.jpg


マガジンが金属製からベークライト製に変わったことでしょうか?

 

さて本題はここからです。

メジャーすぎると逆に詳しく見る機会って減ってしまいますよね。

より突っ込んだところを見ていきましょう。

 

まず最も大きな違いとして述べられるのはフレームです。

DSCN9956.jpg


AK47の最初期型であるAK47I型を除くとAK47は削り出しレシーバーです。一方AKMはプレスレシーバーを採用しています。プレスレシーバーは生産性と軽量化の面で有利であるためAK47I型で採用されるも技術的理由によりAK47II型からは削り出しレシーバーとなりました。写真等では見分けづらいですが、改良された点で最も大きな変化であると言えますね。

これに伴ってフレームの強化リブの形状やリベットの位置も変更されているので上記の写真で見比べてみて下さい。

DSCN9921.jpg

 

こちらの写真には3箇所の変更点が見られます。

まず、AKMになって着剣装置が装備されました。AKMAK74では同じ銃剣を使用できますが、AK47は専用の物となります。

次にボルトキャリアガイドに空けられたガス抜き穴の位置も変更されています。

最後にスリングループの位置です。AK47では独立した部品でしたが、AKMではハンドガードの付け根に移され一体部品となっています。

 

また、後部のスイングスイベルの位置も変更されています。

DSCN9922.jpg


AK47ではフレーム側面でしたがAKMではストックに取り付けられています。時期により下部であったりやや左側面に寄っていたりします。

 

ストックそのものも取り付け方が変化しており・・・。

DSCN9931.jpg


AK47に比べてAKMは取り付けが簡便になっています。

 

グリップも少々異なります。

DSCN9935.jpg

 

AK47ではグリップ基部に補強の金具がついているのですがAKMでは基部の金具がなくなりその分基部が太くなっています。

また、初期型を除いてグリップ自体も木製からベークライトに変更されています。
 

DSCN9925.jpg


タンジェントサイトにも変更が施されておりAK47では最大が800mであるのに対してAKMでは1000mとなっています。

 

最後に今回じっくり見比べて気付いた点としては・・・

DSCN9929.jpg


フロントサイト基部の形状が変更されていることです。

なんとなく違う気はしていたんですがよく見ると結構形状が違います。

この辺が映った写真などを見るとどうしてもハイダーで判断してしまうために目がいかないんですよね。

 

後は内部にレートリデューサーが追加されたりといった差もあります。

この部品が追加されたことで安定した発射サイクルを確保するのですね。

 

このブログを書くにあたってじっくり見比べてみましたが、もしかしたら他にも違うところがあるかもしれません。

 

もしご存知の方がいらっしゃいましたら是非ともご教授ください。

 

では最後に2ショットを…。


DSCN9938.jpg


どちらも定番ではありますが、安価で程度も良い状態ですので御用の方はお早めにどうぞ!

今回ご紹介したAK47はこちら

お手ごろ価格で状態良好のAKMはこちら

本日のワンポイント情報!!
下取りで、Kar.98k 小銃(新加工品) が東京店に入荷致しました。
HP・詳細画像ともにアップしておりますので、どうぞご覧ください。

Kar.98k 小銃(新加工品) のHPはこちら
Kar.98k 小銃(新加工品) の詳細画像はこちら


▲top