こんにちは、ドイツ語で話しかけられる夢を見たキヨミズです。全く理解できなかったのは夢でも現実でも同じでした…
昨夜の遅くにミュンヘンからロンドン近郊のガドウィック空港に到着。出発遅延により、一時間遅れの到着でした。
クタクタに疲れた体を引きずり、空港近くのホテルにチェックイン。部屋に入るとホテルからのこんな心遣いが…
…男三人が相部屋で泊まるのにハートマークは無いだろう!と笑いながらも脱力。
翌日も早くから行動するため、脱力しながらすぐに就寝。
早朝、ガドウィック空港に戻り、社長達は英国工場のあるニューキーに向け飛行機にて出発!
僕は丸一日の休暇と電車のチケットと旅程の注意点メモをもらい、いざロンドンへ!!
初めての土地、初めての英国鉄道なのでちゃんとか乗れるか緊張しっぱなし。間違えないよう何度もディスプレイを確認していると、構内アナウンスが乗車予定の列車が遅れるから次に来る列車に乗れ的な事を言っているような気がする!もう直ぐ来るじゃん!
駅員を捕まえて、この便はファーリントンに行くか聞くと、Yes!イエス!飛び乗る!
いや、本当に危なかった…下手に音楽でも聴いてたら、初っ端から途方にくれる所でしたよ…
無事にファーリントン駅に到着!
まだ朝早く、どこも歩く人は疎ら。
街並みを見てみたいので、少し街を歩く事にしました。
前日までとはうって変わり大都会。
近代的なビルの間に雰囲気のある建物がそこらにあるので、ただ歩くだけでも非常に楽しい!
最初の観光先は「IWM」こと帝国戦争博物館。
正面にはHMSラミリーズに搭載されていた15インチ砲が鎮座しており、度肝を抜かれます。
確認すると展示によっては撮影OKとの事でしたので、コンデジ片手にいざ入場。
メインホールにはハリアーとスピットファイヤ、V-1、V-2がぶら下げられております。
ハリアーを真下からじっくり鑑賞。
ソ連 Tー34/85 中戦車。
見た人は硬さを確認するためか、何故かペチペチ叩いていました。そりゃ硬いだろう。
前方機銃のDT/DTMが外されておりました。
帝国博物館には無くてもシカゴにはあるぞ!とちょっと自慢。
ノルマンディ上陸作戦時に英軍が使用したM4A4シャーマン戦車です。
こちらの前方機銃も外されていますね。
ダミーにしないのはそれなりの理由があるのでしょう。
横にあった工兵用小型ブルドーザー。
ナベさん案件ですね。帰ったら詳しく聞こう。
零戦と「寄せ書き日の丸」
はっきりと文字が読めます。
思わず胸が熱くなりました。
フォークランド紛争時、アルゼンチン軍が使用したエリコン20mm連装対空機関砲。
ハリアーを狙う位置に展示してあるのが芸コマ。
企画展として「シークレット・ソルジャー」と称し、SOEやSASの活動を紹介。
1980年4月30日に発生した駐英イラン大使館占拠事件。
SASが投入され5月5日「ニムロッド作戦」が実行されました。
その際に使用された装備品が展示されています。
作戦立案時に使用された大使館内部の模型(レプリカ?)
フォークランドやオマーンで使用した装備や鹵獲品の展示。
RP46はオマーン内戦時の鹵獲品だそうです。
(これもシカゴに在庫あります!)
…ここまで全体の1%も満たないでしょうか。
正直、全てをここで紹介すること事はとうてい叶いません。
企画展、常設展共に、どの展示も非常に興味深く、じっくりと巡る価値は十分にあります。
機会があれば是非とも訪れることをおすすめします。
基本無料ですが、素晴らしい展示に敬意を表して寄付を必ず忘れずに。
あとやたらと設けられたショップでも、面白いオリジナルグッズがありますのでお土産にも困りません。
地図を見て、スマホでググって、予定変更。
テムズ川を越え、バッキンガム宮殿を囲む数々の公園で昼食をとったり、
リスと遊んだり、でかいガチョウに凄まれたりしながて、プリンシーズ・ゲートへ。
そうです、占拠事件当時と同じ場所に存在する在英イラン大使館を訪れました。
と言っても前を通るだけ(当たり前ですが)
報道写真と見比べても、窓の飾りなどは当時と同じでしょうか。
突入時に爆破された箇所は復元修理されていたようです。
大使館前では在英イラン人による自由化デモが行われていました。
偶然にもサイレンを鳴らした何台ものパトカーが突如として走り去り、妙に臨場感抜群でした。
ハイドパークコーナーと呼ばれる一画には戦争関連の記念碑が集まっております。
第一次、第二次両大戦で戦士した英連邦諸国兵士を慰霊する記念碑です。
傍らのパビリオンの天井には、英国で最高の戦勲章であるビクトリア十字勲章の英連邦での授与者の名前が記されております。
すぐ近くにはオーストラリア兵の慰霊碑。
こちらは第一次大戦で勇猛果敢に戦った王立砲兵隊を讃えた慰霊碑。
砲は当時使われた9.2インチ榴弾砲を模した物との事です。
他にも様々な碑が存在しているのですが、時間切れで全てを見回れなかったのが悔やまれます。
オーストリア、ドイツの各地と同じぐらい、ロンドンは楽しかった…
幸い天候にも恵まれ、独特な街並みと素晴らしいIWM、美しい公園を「気の向くまま」巡れて大満足!
非常に充実した休日となりました。
それではこれからパディントン駅から英国工場のあるニューキーへ寝台列車で向かいます。
明日からは作業に取り掛かります。それではまた明日!
ニムロッド作戦でも使われたMP5 短機関銃はこちら
フォークランド紛争でも使われたM16A1 自動小銃はこちら
オーマンの内戦でも使われていたRP46 軽機関銃はこちら
本日のワンポイント情報!!
買取りで、モーゼル M/937A 小銃 (ポルトガル Kar.98k 小銃、旧加工品) が東京店に入荷致しました。
HP・詳細画像ともにアップしておりますのでどうぞご覧ください。
モーゼル M/937A 小銃 (ポルトガル Kar.98k 小銃) のHPはこちら
モーゼル M/937A 小銃 (ポルトガル Kar.98k 小銃) の詳細画像はこちら