南アフリカの兄弟
どーも、ケンです。
社長が帰国しまして・・・
丁度帰国の時に私はお休み。で、翌出勤日・・・
「社長は?」「買取行かれましたよ」
早っ!?
以前にも一度ブログネタにしましたが、社長を捕まえられなかった感満載です。
いや、結果的に当日会えたわけですけどね。
で、社長と「この件ですが」「ケンさん、あの銃さ」「社長、アウトレットの銃の件なんですけどね」「あ、ケンさん、これ見た?」とその日の後半は度毎に打ち合わせていましたとさ。
さてさて、そうこうしている最中にやって参りました。
ベクターR4
見ておわかりの通り、ガリルと瓜二つ。
それは当たり前で、IMIの全面的バックアップの元に製造を開始したライセンス生産品です。
実は南アフリカの銃器というのは結構定評がありまして、安くてなかなか品質も良い、という感じです。
実際、このR4もオリジナルガリルよりも造りが良い、というか造りに気を使っている感じの部分があります。
そんなベクターのR4
R4がガリル、 R5がガリルSAR (カービン)、R6がガリルMAR (マイクロ)となります。ちなみにLM4、LM5、LM6はそれぞれのセミオート・オンリータイプ。外貨稼ぎに民間向けもしっかり出しているのです。
しかし・・・R4ってことはR1は?
と思うのは当然。R1はFALです。通称サウスアフリカン FAL(まんまですな)
だがR2やR3は知らない・・・。
他にベクターはPKのライセンス生産品とか、最近ではCR21とかCP1とかオリジナルも造っています。
CR21
CP1なんて言う拳銃もあり・・・
どちらもなんだかいきなりオリジナル感満載。
R4とかは映画に出てきても「あ、ガリルだぁ・・・」と思ってしまうくらい似てます。
というわけで、本家ガリルにお越しいただきました。
・・・いや、もう、間違い探し状態ですね。どちらがR4でしょう?みたいな。
で、詳しい方ならすぐに「ストックが長い方がベクターだよ」となります。
なんでも南アフリカの体格に合わせて、長くしたそうです。どんだけ大きいのだ南アフリカの人」。
実際、長いのは一目瞭然。というわけで下がR4です。
なお、南アフリカの方が少しストックに気を使ってる感じです。細かいシボみたいにしてね。ちょっと肌触り良さそう。
ただしガリル自体、マイナーチェンジの激しい銃なので、ガリル自体でも結構ストックが微妙に違ったりします。特に最近のガリル。
で、もう1つ気づく。ハンドガードもR4の方が長いのですよ。
よく見ると・・・R4にも栓抜きまであるような・・・(試して無いので断定できず)
ガリルはお馴染みIMIのマークがやっぱりバーンと入っています。
忘れてはいけない、ガリルの特徴の1つである、グリップ・セレクター。
で、ヘブライ文字。
一方、R4もセレクターはバッチリありますが、刻印は少なすぎなくらい。
これ、南アフリカの銃の特徴な気がします。なんだかどの銃も刻印が少ない。
でもさすがにシリアルくらいあるよね・・・
と思ったら一苦労。
ガリルはここにはっきり。
だがR4は・・・あった!
ここはどこ?と思ったら・・・ここですよ。
隠したいのか?
さて、ガリルとR4、当然ながらマガジン似てます。
ただし今回はガリルが鉄で、R4が樹脂。
長さは同じ。
樹脂製が若干長く思えるのはボトム・プレートが樹脂ゆえに厚いから。
このアングルだと結構違うようにも見えますよね。
填めてみました。
まずはガリルにR4のマガジンを・・・
ハマった!
やってみるもんです。
逆にR4にガリルのマガジンを・・・逆は無理、なんてのはこの世界のあるあるですから。
ハマった!
というわけでガリルの5.56mmはベクターのR4、5、6のマガジンと共用可能です。
そんなベクターなかなか見れない銃です。
なぜなら、南アフリカの事情があるから。
というわけでご興味のある方は是非この機会にどうぞ。(→現在お客様ご案内中となりました・・)
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>>ベクターR4、5、6用マガジンはこちら
本日のワンポイント情報!!
買取りで、M136 AT4 対戦車ランチャー が東京店に入荷致しました。
HP・詳細画像ともにアップしておりますので、どうぞご覧ください。
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