まいど! 「スイス某所」にある「某業者」の所にお得意様のリクエストの「あるもの」を仕入れるためにワザワザと向かったシカゴ社長でございます!!
初めての取引先と言う事もあって4日間滞在、珍しく同じ宿に三連泊、お世話になった駅前ホテル。
目的の品はコレ、普通の方が見ても判りませんが。ただのSG550ではありません! 仕入値は通常のSG550の5倍以上はする高級な希少価値品。 このような高価な品でもシカゴの儲けをプラスして確実にお買い上げ頂けるお客様はありがたいです。
ココにシカゴ社長の好きな分野の品(円盤型マガジンが側面に付く珍しいフランスの車載機関銃)もありました。←あまりにも高かったので今回はパス! 儲けを考えなかったらコレクションとしては許容範囲の金額でしたが、そんなことをしていたらエライことになってしまいますよね。 他にも珍しい品がありましたが「シカゴでもその値段じゃ売んだろ!」って高額だったので諦めざるを得なかったです。
これ(画像は合成)のバリエーションもあったのですがシカゴの売値が400万円以上になってしうような高値(涙)。 ←このように桁違いに高額だったら潔く諦めます!
大人の事情がありスイスからドイツまで行くことに。 「折角国境を越えるなら歩いて行こう」って事で、検問所(跡)の前を歩く元外人部隊。
ドイツ側の湖、対岸が見えないので海のようです。
また歩いてスイスに戻ったら今度は検問所跡(スイスもシェンゲン協定に加入してからは国境の行き来きはノーチェックです)もなく、知らないうちにスイスに入っていました。 ドイツとスイスでは銃器に関する法律が違うので知らないで銃を持ったまま国境を越えてしまうと大変です!
右手の木の塀で覆われた部分(駐車場)はドイツで黄色い建物はスイスです。 木柵は国境のためではなく駐車場の防犯上の理由、出入り口があって駐車場に停めた人は自由に出入りできます。
今回は想定外の収穫がありました。 ↓↓↓↓↓↓↓
SIG550がスイス軍用に採用される前に作られたBern W+F社製の試作品、SG E22/C42 自動小銃。 写真は二ヶ月前の出張で行ったスイスのモルジュ博物館で撮影してボツになった画像(ガラスが反射していてスミマセン)。 まさかこの時には試作品のBern C42 が手に入るとは思っていなかったのでボツ画像しかなくて残念。 実物が手に入るならもっと気合いを入れて撮影しておけば良かったです! 試作品だけあってBern C42には色んなバリエーションがあるのです、仕入れた品は口径がスイス独自で開発した6,45mmx48です。 ←世界に何梃も残っていないウルトラ貴重な品です。←床井先生の本はこれまで!カバーしているのが凄い! ←丁度これを見つけた時にご来店されていたお得意様の鶴の一声で清水の舞台から飛び降りる思いで仕入れました。
今年6月 スイスのモルジュ博物館のブログはこちら
他にもスイスでは色々と「アレもコレも」仕入れて実に充実した(めちゃくちゃ忙しかった)4日間でした。 時間が無かったので4日間連続でホテルの同じレストランで食事をしたのは生まれて初めてです!
時刻表とにらめっこしながら無事に空港に着いてベルギーへのフライトはスイス航空 07:45発、早い…。 万が一公共交通機関が停まっても大丈夫なように、いつも時刻表を見ながら第2プラン、第3プラン、第4プランと頭の中で色んなオプションを考えています。 物理的に可能でも「朝の4時起き」ってのだけは勘弁して欲しいものです。
ベルギーのブリュッセル空港に着いたら物々しい警備が、昨年テロがあった場所ですからね。
ベルギー某所にはこれを見に行きました、 4,5cm PaK 184(r) 対戦車砲!
防弾シールドを折り畳んだバージョン。
こんな大物なのに即決です! ←即決しなければならないほど時間に追われていました(涙)。
庭に転がっていたPaK 38のマウント。
ベルギー側でドイツの国境に近いリェージュまで車で送ってもらい、リェージュ・ギユマン駅からTGVのような高速列車Thalysに乗ってドイツに向かいます。←ここには3ヶ月前にスタッフ・Sちゃんと来てレンタカー会社が見つからなくて苦労したトコロ。
あっと言う間にケルンに到着。 ここまで来れば何通りもの方法でフランクフルトまで行けるので、ほぼ安心です。
ヘトヘトになって腰掛けるのに丁度いい鉄パイプが一人分だけ空いていると思ったら、スパイクが出ています。 日本ではこんな考えはないですよね。 お○りに刺さったら痛そう!
今回は英国一ヶ所、スイス一ヶ所、どちらも4日連泊と移動の少ない旅程で余裕のヨッちゃんだったハズが、とんでもないバタバタになってしまいました。 イギリスにいてオランダ人から電話がかかってきて、スイスからベルギーに行って商品を見て予定とは全く違う方向からドイツに入っての帰国を半日でこなした自分を褒めてやりたい!
今回はまた別の大人の事情がありSIG P210系を飽きるほど(4日間毎日毎日毎日…)見ましたが、素晴らしいですね! ブランド名を引き継いだSIG-Sauerの製品とは大違いです。 日本でこの違いを伝えられたら…。
シカゴ・ブログの読者の中には「シカゴ社長は海外に出たことのない全て創作の世界」って思っている方がおられるのには驚きました! 「ここまでのストーリーを考えつくくらいならフィクション作家にでもなれそうです! 」って言うか「企業秘密やこんなこんな事、あんな事があったんだよ!」とかの裏話を隠さずにそのまま書ければどれだけ面白いか! 「某所」とか「あるもの」とか「某業者」とか「アレもコレも」とか、「大人の事情」とか、事実をそのまま書きたーーーーい 、と思う今日この頃です。
一週間後には私はまたヨーロッパに戻って、同じ日に元外人部隊とスタッフ・キートン氏は米国ヘ向かいます。←一週間後にまた海外に行くなんて嘘やろ! ミリタリー・ショップが三人もアメリカとヨーロッパに分かれて海外出張に行くなんて嘘やろ!!←そーですよ、そーですよ、ウソでございます! エヘへ…。
本日のワンポイント情報!!
大阪店在庫品の MAS Mle 1938 短機関銃 のHP解説とD/P(詳細画像) を本日追加いたしました。ぜひHPをご覧ください。
MAS Mle 1938 短機関銃(18万円、税別)