KA1のリュングマン m/42B
こんばんはKA1です。
皆さんは第二次世界大戦当時に作られた自動小銃、何がお好きだろうか?
多くの人はアメリカ製のM1ガーランドライフルを選ぶだろう。 少しマニアになるとソビエト製のSVT40やドイツ製のG43を選ぶだろうか?
これらはボルトアクションの面影を残した木と鉄の銃。 部屋の片隅で眺めるのに良く似合う。
さて今回そんな雰囲気を持った銃を見つけた。 スウェーデン製のリュングマンm/42B自動小銃である。 早速写真で見てみよう。
意外とスリムである。(ストックにある真鍮板は支給番号や銃のデータを刻印するもの)
例えばイギリス製の銃にも多く見られるね、注目ポイントの一つ。
こちらもあっさりした感じ。 (リアサイトのノブが目立って見える)
クリーニング・ロッドもあり、フロント・サイトやバレル・バンドの形状などは、さながらボルトアクションのようである。
ストック前部だがここはかなり細い。(三八式より細いのではないか?)
エジェクション・ポートの後ろにはケース・ディフレクターが見える。 (M16A2よりも早く存在していた。こんな所に先進性を感じるのは私だけだろうか?)
レシーバー・カバーにはクリップでチャージできるようクリップ・ガイドが取り付けられている。 (マガジン・キャッチはレバー・タイプ、トリガー・ガードは98kに似た削り出しタイプ)
バット・プレートは、シンプルな鍛造製。
バット・プレートにはシリアル・ナンバーが見える。
ストックはやはり細い。材質は樫材だろうか?(堅牢な造りに見える。)
バレル上部。 この写真だけ見ると一瞬kar.98kと勘違いしてしまう。
レシーバー上部。 この部分は好き嫌いの分かれる所。 (レシーバー・カバーに付いた2カ所の突起に指を掛け前方にスライドさせてボルトをコックするのだ。実にやりにくい)
一方下面は実にシンプル。 (マガジンにテーパーが付いていることがわかるだろう。)
まるでマシンガンのようだね。 この銃にはマズルブレーキは存在しない。(この銃の一番迫力がある所。仕上げの良さが分かる。)
銃全体をくまなく見ていくと、沢山のプルーフ・マークが入っているのがわかるだろう。 これらを探すのも無可動実銃を楽しむ秘訣である。
リア・サイトのハンドルは当時としては精密機械と言えるだろう ダイヤルを操作すると1〜7で切り替えられる。 2=200mを表す。
マガジンを外した所。 写真で見ても出来がよいのがわかるだろう。
いかがだっただろう。 このm42/Bは中々味のある自動小銃ではないだろうか。
戦後冷戦下で突撃銃の時代となり、スウェーデンでもAk4(G3のライセンス)に切り替えてしまった。
時代にあわなかったと言えばそうだが、SAFNと共に20世紀の名銃といえるのではないか?現存数も少ないと思われる。 今だから手に入る1挺だ。
値段は¥345,600(税込)2挺目のセミオートとしていかがだろうか?
ではまた
>>リュングマン m/42B 自動小銃 (#5596)はこちら
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