Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
スタッフの日記や元フランス外人部隊の声、新入荷の情報などの各種おしらせ、在庫状況など、リアルタイムにお知らせします。

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2018.04.30 Monday

パリ→ロンドン→ニューキィ→ロンドン→チューリッヒ→クラーゲンフルト→ミュンヘン→ブリュッセル→もう少し…

まいど! 三週間近くもあったヨーロッパ出張の終わりが「やっと見えてきて嬉しい」シカゴ社長でございます!!

 

前回の続きから始めると、パリのイベントの後すぐに英国に飛び、シカゴ英国工場での仕事を無事終わらせました。←パリのイベントと英国工場の作業は写真が一枚も無かったので省略させて頂きます。

いつものように夜行に揺られ英国工場からLondon のPadington駅に到着。 すぐにHeathrow空港からスイスのZurichまで飛んで昼過ぎには業者のところへ。 

 

業者の会社はスイスの田舎町にあるので、こちらもノンビリとした気分でビジネスができます。

 

仕入れた品をお見せできないのが残念ですが、仕入れ損なった品はこちら。スペイン製のホッチキス軽機関銃!

 

スイスSIG製のモシンナガン、それも色々と本家とは異なるフィンランド軍用!←よっぽど頑張って仕入れようかと思いましたが、あまりにも高価なのでココは我慢(涙)  販売価格が高くなってシカゴ資料室へ殿堂入りしそうです!(笑)

 

画像が無くてすみません。 MGV-176のサイレンサー付は何とか仕入れました。←一挺のみです。

 

 

いつも泊まっていたホテルが閉まっていたので新しく開拓したホテルに三連泊! ホテル併設の庶民的イタリアン・レストランが想定以上の味だったので毎晩イタリアン! ←三日連続でイタリアンは普段ならありえません!!  ここはイタリアか?!  って思うほどイタリア人だらけ。

 

スイスのZurich郊外から地図のようなルートで珍しく昼間移動しました。 当初の予定ではZurichの 別の業者に会うためにアポを入れていたのですが…。 業者に会って夜行でZurichからオーストリアのklagenfurtまで「ほぼ乗り換えなし」で行くつもりが個室寝台車が取れない!(涙)  一部屋6人のクシェットと呼ばれる簡易寝台車しかなかったので、昼間のローカル線を5回乗り継いでklagenfurtの手前にあるBad Gasteinと言う温泉町で宿泊することに。

 

スイスの地方都市は駅からして違います。←何が違うかと言われても答えは出ないのですが…。

 

チロル地方(オーストリア)に近くなると明らかに違います。

 

オーストリア側の駅です。←スイスとオーストリアに挟まれたリヒテンシュタイン公国を通るのですが、停まらずに通過(涙)

 

オーストリアの西側は山岳地帯で谷間に小さな村々が点在しており、大きな街は殆どありません。 物騒な都会とは違い銃屋に相応しい場所です。 オーストリアは銃規制が優しいので「この辺りにシカゴ欧州大陸拠点(英国とは別に)持ちたい」と本気で考えるシカゴ社長です。

 

Bad Gasteinの街(村?)に何回も乗り換えてやっと到着。手前に見えるのは温泉プール、そしてその左の屋根が芝生で覆われている部分は温泉の施設です。次回来る時は水着を忘れないように。←オーストリアの温泉は要水着着用です! ←シカゴ拠点になるには近所に温泉があるコトがマストです。

 

山間の小さな村ですが古くから温泉保養地として栄えただけあって、駅は小さいながらも趣きがありました。

 

驚いたのは温泉が駅の片側だけにあるので温泉と駅の反対側のホテルに直結する連絡通路がある事!  温泉客がバスローブのまま(中には水着だけの人も…)駅の上を通って行ききしてます!!  これがあれば温泉と反対側にあるホテルも問題なし!  ←でも駅に着いて水着だけの人を真上に見ると驚きます!

 

オーストリア=ハンガリー帝国の皇帝であったKaiser Franz Joseph公もこのBad Gasteinへ二度訪れており、その記念碑。←日本でも「明治天皇なんたらかんたら」と書いた石碑を時たま見かけますよね! それと同じです。

 

湖が見えてきたらオーストリア物流倉庫に到着です。私がスイスを回っている間に元外人部隊は英国から発送作業を一区切りさせ、シカゴ英国工場長のスティーブ君と一緒にスロベニア経由でオーストリアに先に入っていました。

 

オーストリア物流倉庫の春〜秋限定の野外シカゴ・オフィス。 88mm砲の側で仕事をすると捗ります。

 

今回は初めてまとまった数のFN MAGを見つけました。←と言っても10挺強。 今までは一挺ずつしか仕入れた事がないので判らなかったのですが、FN MAGのフィードカバーだけを見てもこんなに違います。

 

オーストリアで本格的な加工作業所を作る案は簡単に却下、物流倉庫の作業所を共同で使う事になりました。 今日は天気が良いので元外人部隊とスティーブ君は外で作業!

 

今回加工作業するのは英国工場には輸入できないロシア製の銃ばかり、PPSh41、PPD、モシンナガン、サイガ など。

 

PPSh41は初期型が何と3挺も!  初期型はそんなに簡単に見つかる物ではないのですよ!!  弊社の企業努力によって入手できました。←「初期型見つかったら高く買うから教えてね!」と言って数千挺の中から見つかったのは僅か3挺、もう一挺は初期型のリアサイトを取り外して、後期型サイトに付け代えていた品もありました。←ある意味この一挺の方が珍しいかも!

 

今回はロシア製だけを選んで日本に送ろうと思い物色していたらコレがありました。AGS-17 グレネード マシン・ランチャー! 

マガジンと三脚が無かったので諦めましたが…。 この品は特に珍しいモデルです!

 

今回は多くの部分で全く異なる二挺(初期型と後期型)のFN MAGを仕入れました。 これらは一旦英国工場に送ってから加工をして日本に行きます。

 

銃身も頑張って同じ番号がある品を捜し出しました。 このように銃身と本体が別になっている場合は地味に大変です。 まず程度の良い本体を見つけて、そのシリアルと同じ銃身を見つける。 折角素晴らしい本体を見つけても銃身とシリアルが合っていなければ、それはボツ…。こんな事が数挺続くと悲しいです。

 

今回はスロベニアとの国境近くの山の中にあるホテルを拠点にしました。ホテルで朝食を取って、ゆっくりとホテルの庭で寛ぐ元外人部隊とスティーブ君。

 

天気が良ければ必ず行く不思議なエメラルドの池。 ←ホテルからは歩いても行けますが、今回は車で…。

スティーブ君もオーストリアはたいそう気に入ってくれたようです。 これから年に2回ほど英国からオーストリアに来て物流倉庫に届いた品を無可動に加工する仕事は問題ないようです。 オーストリアから日本へ直接送る便が増えるので年間の新入荷品の回数も増えますね!

物流倉庫での無可動加工はかなり難しいと覚悟していましたが、25年間一緒に無可動加工をしていたスティーブ君がこちらに来てくれて、物流倉庫のエンジニアも英語が話せるスタッフが入ったので何の問題もありませんでした。 シカゴの加工が素晴らしいのは「無可動加工経験25年以上のスティーブ君の腕」と「必ず現地で一挺一挺考えて考えて加工指示を出すシカゴ・スタッフの努力」によるモノです!  

 

私はドイツとベルギーで仕事があるので元外人部隊とスティーブ君とはオーストリアで別れ、一人klagenfurtからドイツとの国境の街Salzburgに到着。 外が明るいうちにSalzburg駅に着いたのは何年振りでしょうか? 駅から山が見えるとは知りませんでした!  ←20回以上この街で泊まっているのに今更ですが…。

 

翌日ゆっくりとSalzburgからドイツのMunchenへ移動。Munchenに着いたらここに行くしかないでしょう。 Loewenbraeukeller酒場!  

 

この酒場に来た際のスタッフ・キートン氏のブログはこちら

 

この酒場に来た際の社長ブログはこちら

 

 

Munchenではドイツ軍の小火器を主に捜す為に来たのですが、第二次大戦中の珍しい品はほぼ皆無となりました。 そこで見つけたのがドライゼ 小銃の砲兵モデル!  こんなマイナーな品(ドイツ国内だと超希少品)は日本ではビジネスになりません。←これを仕入れたら間違いなくシカゴ資料室行きです!

 

さて、これからドイツMunhenからベルギーの首都Brusselsへ明日一番の飛行で向かいます。

 

シカゴ在庫の希少な旧加工FN MAGはこちら

 

シカゴ在庫のモシンナガンはこちら

 

本日のツーポイント情報!!

*■骨董祭に古式銃専門店として参加いたします。

 

ザ・美術骨董ショー
期間: 5月1日(火)〜5月5日(土)
時間:
10:00〜19:00 (初日は18:00閉場、最終日は17:00閉場)
会場:東京プリンスホテル(東京都港区芝公園3-3-1)
入場料:無料

 

ザ・美術骨董ショーの公式HPはこちら
 

平和島古民具骨董まつり

期間:5月3日(木)〜5日(土)
時間:10:00〜17:00 (最終日のみ〜16:00閉場、入場は15:00まで)
会場:平和島東京流通センタービル
(東京都大田区平和島6−1−1)
入場料:無料

 

平和島骨董まつりの公式HPはこちら

日本最大かつ唯一の古式銃専門店の名に相応しい古式銃の展示を行う予定です。

お客様のご来場を心よりお待ちしております。

■骨董祭期間中のシカゴレジメンタルス各店舗での古式銃展示販売について

同期間中はシカゴレジメンタルス東京店での登録証付古式銃の展示品が通常より少ない状態になります。

特に平和島骨董まつりの期間中(5/3〜5)は短銃系はほとんどない状態になります。

期間中に弊社店舗にて登録証付古式銃のご検討もしくはご購入希望の場合は、お早めにメールもしくはお電話にてご連絡頂けますようお願いいたします。

 

(可能な限りご希望の個体を会場に移動せず、店舗に残しておきます。)
※日程によってはご希望の日時にご覧頂くことができない場合もございます。

   

お客様にはご不便をお掛けいたしますが、何卒ご了承頂きますようお願い申し上げます。
*先日お知らせした下取り品をHPとD/P(詳細画像)にアップいたしました。 また、買取で判任官用サーベル型旧軍刀 (銃砲刀剣類登録証付本身入 、在銘 越前住播磨大掾藤原)が東京店に入荷致しました。こちらはHP表示製作中となっております。どちらも価格は現時点では決まっておりません、何卒ご了承くださいませ。

 

本日アップした商品は下記の通りです。

 

ハンガリー AMD65 自動小銃 (#BR27434、価格調整中)こちら

 

 


2018.04.29 Sunday

ちなみSPASの最初のSは、後に“Sports”のSへと変更されたそうです

こんにちは、自転車用に使用している某LEDフラッシュライトを洗濯機でうっかり洗っちゃったキヨミズです。うっかりにも程があると我が事ながら思いますが、ライトはしっかりと点灯しました。スゲー!



今日はコチラ、スパス 12 ショットガン です!
新入荷のスパスは東京店スタッフ・ケンさんが先に紹介していますが、大阪店にも固定ストック・モデルが入荷しておりますので、改めてご紹介させて頂きたいと思います。
(なので、一部被るネタがありますのはご容赦を)
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スパス=SPAS。“Special Purpose Automatic Shotgun”から頭文字を取って、“SPAS”と名付けられたこのショットガンですが、開発はイタリアのフランキ社。19世紀より続く老舗です(現在はベレッタ傘下) 同社がそれまで培ってきた民間向けショットガンのノウハウを用いて、軍や警察向けに特化した“コンバット”ショットガンとしてSPAS12を開発、1979年に発表しました。

チューブ式マガジンを備え、ワンタッチで切り替え可能なポンプ・アクションによる手動とガス圧式のセミ・オートの作動方式、合成樹脂とプレス製パーツの多用、といった先進的な機能に加え、大胆とも言える“ムチャクチャかっこいい!”(注:感じ方には個人差があります、が、スパスをかっこいい以外にどう表現しましょう!!)デザインが施され、デビュー当時から鮮烈な印象を与えました。
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ターミネーターを始め、様々な映画やメディアに登場するSPAS12ですが、実戦では良好な信頼性を発揮し、イタリアのGISやNOCSといった対テロ特殊部隊に採用された他、海外でも軍や警察の特殊部隊を中心に採用されました。いずれも限定的な配備に終わったようですが、後継のSPAS15、ベネリやFABARM等によるタクティカル・ショットガンの開発に、少なからず影響を与えたとされています。


口径は12ゲージ。チューブ・マガジンの装弾数は7発。
5〜8発までバリエーションがあるようです。
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金属部はパーカライジング処理がされています。
プレス製の四角いヒート・ガードが精悍かつ物々しい雰囲気をかもしだします…


リア・サイト前方にある、手動(M)と、半自動(A)の切り替え表示。これは、

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フォア・エンド下にある、このボタンを押しながら、004.jpg
先の表示の位置にフォアエンド後端を合わせる事により、作動モードを切り替えます。
Mの手動時はフォア・エンドが可動し、Aの半自動に合わせると、フォア・エンドはロックされます。
半自動は一般的なバック・ショットやスラグを用いた連射による制圧射撃。手動は、催涙ガス弾やビーン・バック弾などの、弾頭重量やガス圧が種類により大きく異なる非致死性弾薬の使用時、といった想定がされていたようです。


レシーバー部。ここは黒の焼付け塗装がされており、色味が異なっています。
ボルト・キャリアにハンドルが見えます。006.jpg
下側はショットガンにはお馴染みの、ローディング・ゲート。


レシーバー前方にあるボタンは何?・・・かと、調べてみますと、マガジン・カットオフ・スイッチでした。007.jpg
このスイッチ押しながらボルトを引くと、マガジン・チューブからはシェルは給弾されず、ボルトは開放位置でストップ。開いた薬室に必要なシェルを入れて、再びスイッチを押すとボルトが閉鎖され、射撃準備完了、となります。



こちら側にあるのがキャリア・ラッチ・ボタン。
これを押しながらでないと、チューブ・マガジンへの装弾が出来ません。
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構えたまま素早い装填が不可能なため、ここがスパス12の弱点とする意見があります。


セフティはトリガー前方、スライド式と回転式セフティに2種類のセフティを備えます。

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回転式セフティは当初、ボタン式でしたが、操作が容易で確実な回転式に改められました。


固定式ストックです。合成樹脂性でピストル・グリップと一体成型されています。
スリング・ループも一体になっております。010.jpg
見た目の印象に反し、思いの外、軽量でスリム。フォールディング・ストックの印象が強いスパスですが、
この固定ストックも(当然ながら)しっかりと定まっており、とても良い感じです。


最後の一枚は、別売の20連マガジンを装着したM16A1を並べての一枚!射程600のプラズマ・ライフル?今は在庫にありませんが、うちの社長ならそのうち仕入れるかもしれませんよ!?
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スパス12、メディア露出の割には生産総数は多くなく、無可動ともなると更に希少です。
現在、フォールディング・ストック・モデルが東京店に一丁、固定ストック・モデルが大阪店に一丁のみ。
どちらも状態はとても良好な品です。
ご興味ある方は是非ともご検討下さい!それでは、今回はこれにて!!



>スパス 12 ショットガン (フォールディング・ストック付)はこちら
>スパス 12 ショットガン (固定ストック付)はこちら
>M16A1 自動小銃 各種はこちら
>UZI 短機関銃 各種はこちら
>20連含む、M16用マガジン 各種はこちら

 

本日のワンポイント情報!!

買取りで、ハンガリー AMD65 自動小銃が東京店に入荷致しました。 HPとDetailed Photos(詳細画像)は近日中にアップする予定です。  価格は現時点では決まっておりません。 何卒ご了承くださいませ。


2018.04.28 Saturday

いろんな部隊で重宝された三八式騎兵銃

皆様こんばんは、最近暑くなったり寒くなったりが激しいので、部屋のエアコンも冷房暖房冷房と切り替えが忙しいナベです。

 

本日はこちら「三八式騎兵銃 中期型」でございます。 この騎兵銃、今回入荷した旧軍小銃の中でも特に状態の宜しい部類と思われます。 三八式騎兵銃は明治末から太平洋戦争開戦までの間に約43万挺が生産されました (歩兵銃は約300万挺)。

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まず何時も通り先端から、照星の両側面にガードが付いた仕様となっています。 それにしてもゴツイ! 正に武人の蛮用に耐えられるようになっています。

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次に照尺、V字型照尺となっています。 目盛は最大2,000mに対応 (歩兵銃は驚きの2,400m)、それにしてもこの照尺、小さくて丸くてコロコロしていて大変カワイイ! もし世界のカワイイ照尺コンテスト (?) があったら優勝を狙えますね。

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工芸的な安全子のローレット、凹のある仕様で槓桿も美しい状態です。 それにしても先日の末期九九式との落差が凄まじい・・・。

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こちらも特徴的なカップ型床尾板です( そういえば友邦のドイツの98kもプレート型からカップ型に変化しますね)。

総括しますとこの三八騎兵、照星にガード、V字型照尺、凹の安全子、カップ型床尾板の中期型でございます。

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三八式騎兵銃は騎兵以外にも、砲兵、輜重、車両、空挺、通信といった部隊で使用されましたが、どうやら陸軍船舶兵といった揚陸艦や上陸用舟艇を扱う渋い部隊もこの三八式騎兵銃を装備していたようです (シブイといいつつ船舶兵、最盛期には18万人もいたそうです)。 写真は河川を航行中、三八式騎兵銃を構え川岸を警戒する船舶兵と思われる兵士。

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確かに狭い船内なら歩兵銃より騎兵銃の方が重宝しそうですね・・・それにしても美しい用心金&弾倉底板。

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陸(いろいろ)海(船舶)空(空挺)で活躍「三八式騎兵銃 中期型 (お客様ご連絡中)」はこちら

 

本日のツーポイント情報!!

*明日4月29日(日)開催のビクトリー・ショーにシカゴ社長の個人的なお店「宮崎商店」が出店いたします。

第86回 ビクトリー・ショー

都立産業貿易センター台東館 (最寄り駅浅草)
(東京都台東区花川戸2−6−5)

6階GUNフロアー(右壁側の奥)

ビクリトリー・ショーの公式HPはこちら

開催時間

4月29日(日)10:30〜17:00

 

今回の宮崎商店取扱品はシカゴの店舗では通常は販売しないトイガン(合法エアガン、合法モデルガン)、軍装品などです。これらは無可動実銃買取りの際に「処分」を依頼された品ですので、マーケット・プライスを無視した価格設定でご好評をいただいております。
そして今回も前回に引き続き特別イベントとして上記の取扱品の他に、合法無可動拳銃約15挺も即売致します

 

無可動拳銃は全て、シカゴ社長自身が合法加工状態である事を確認した上で販売いたします。販売にあたっては加工部分を撮影した一丁につき4枚のカラー画像入り書類をお付けします。 その書類には販売した際の加工状態を明確にしてあります。お買い上げの際はこの書類に加工確認の為のご署名をお願いします。 また身分証明書の提示(コピーさせて頂きます)もお願いします。 全てガラスケース(2台)に入っており、ガラスケース1台につき一名のスタッフがつきます。そのガラスケースからお一人のお客様に1挺づつ商品をお見せいたします。 一台のガラスケースから最高二名様まで同時にお見せすることが可能です。 非常に込み合うことが想像できますが、このルールをお守りいただけるようお願いいたします。 一人のお客様が数挺の商品を同時に手に取られると、他のお客様が見る機会を逃してしまいますので宜しくご理解くださいませ。

 

6階、入場口から入って右壁側奥の4個テーブル(11〜14)です。

 

シカゴレジメンタルスの店名では出店しておりませんので、お間違えなく!!

 

個人ブース宮崎商店でございます。

 

*先日お知らせした新入荷品と下取り品をHPとD/P(詳細画像)にアップいたしました。 また、買取で AK103 自動小銃 (#2011589) が東京店に入荷致しました。こちらもHPとD/P(詳細画像)にアップしておりますので、ぜひHPをご覧ください。

本日アップした商品は下記の通りです。

ツァスタバ M70AB1 自動小銃 (アウトレット品、#B-53435、お客様連絡中)こちら

SIG SG551-2 自動小銃(#20184) こちら

・コンパクト・タボール CTAR 21 自動小銃 (#38800302)はこちら

ブレン L4A4 軽機関銃 (#UE73A19738、お客様連絡中)こちら

AK103 自動小銃 (#2011589、お客様連絡中)はこちら

新入荷品につきましては、HPがまだ無いものがあと少し残っておりますが、順次HPの作成を進めて参りますので、何卒ご了承ください。


2018.04.27 Friday

ジュラシックパークに常備、ターミネーターも愛用

どーも、ケンです。
ターミネーターの新作をようやくキャメロンがプロデュースするそうですね。
なんでもキャメロンが元妻(当時的には後の妻)のプロデューサーにターミネーターの権利を二束三文(一説には1ドル)で売ったら、別れた後に権利があちこちに渡ってしまったという経緯があり・・・
2019年を待たないとキャメロンの手に戻らなかったという(米著作権法)。

とりあえず新ターミネーターにイケメンが採用されたとかなんとか・・・
・・・そこはどうでもいい・・・

さてそんなターミネーターで有名になった銃の1つにスパス12がありますね。

で、スパス12に関しては過去に取り上げた記憶があるのですが・・・
ああ、あの時はできるかな?みたいに「片手で持てるかな?」という話に終始しました。
あとは映画繋がりで取り上げた程度・・・
意外にやっていなかった。
・・・というかね、なかなか入荷しないのですよ。
売れたらなかなか買取に出ないしね。
しかし、今回入荷した!
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久しぶりー!
というわけで今回やります。

元々はフランキ社が開発したSpecial Purpose Automatic Shotgunだからフランキ・スパス12なわけですよ。
最初から軍用、戦闘用として設計されたということ。
オートでありポンプショットガンでもある。サイト類も猟用ではなく戦闘用的な。当時としてはプレスとプラを多用で軽量化もした。
・・・とか当時としてはかなり前衛的なコンセプトがあったんですが・・・
結果、色々機能を詰めたらゴツク、重くなってしまいました・・・という欠点もあり。
でもカッコイイから映画ではかなり使われたのは皆様ご存知の通り。

さてそんなスパスですが、さすがイタリア製というべきか・・・
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あちこちやたらカッコイイです。
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こんなとこやら
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こんなとこ。
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スパス12の一番スゴイところはどこを見てもスパス12ってわかるところ。

ハンドガードの上がこんなになってるショットガンなんて他に無い・・・
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で・・・よく聞く質問。
オートとポンプの切り替えはどこ?

よくある間違い。ここでは無い。
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ここはセイフティ。
かなりデカイレバーだから一瞬可能性を思うのです。

実はここ。
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ここのボタンを押して、ポンプを前にズラすことでオート。
また押して引けば解除ね。
シンプルだ・・・

ちなみにここのボタンはマガジンカットオフのボタンだったりします。

これがコンバットサイト。
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ザックリ狙うことも正確に狙うこともできる、をコンセプトにしています。

とりあえず狙うなら大き目○にターゲット入れてドーン!
正確に狙うなら丸の下の凹にフロントサイトをしっかり合わせます。

というわけでフロントサイトは立派です。
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で、いつも通り「折り畳む銃床」のコーナー。
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たぶん、皆様には説明するまでも無いですが・・・
このボタンがロックです。
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押してロックが解除されたら
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ストックが展開。
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親切にガイドがある・・・
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ロックがかかります。
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バットプレートもボタンロックで・・・
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このように回転
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ここ、ジュラシックパークでやたら印象に残っています。

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これで完成。
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つまりはレミントンなどに似ているわけですが・・・
さすがイタリアというか、ロックのガイドやプレスの感じがなんだか小洒落ています。
今回のには付いていませんが、これにアームガイドがあったら、さらに小洒落ます。

ちなみにバットプレートは畳まなくても、ストックは畳める。
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この状態もちょっとおしゃれ。
実際はより迅速にストックを展開できるためらしい。

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>>珍しいスパス12はこちら

 

 

本日のワンポイント情報!!

先日お知らせした新入荷品と在庫品の新たな個体をHPとD/P(詳細画像)にアップいたしました。 ぜひHPをご覧ください。

 

本日アップした商品は下記の通りです。

 

ロシア AKM 自動小銃 (ポーランド製Wz.74付、複数在庫品) こちら

B&T APC9 短機関銃 (折畳バット付、#GB17-5665) こちら

 

新入荷品につきましては、HPがまだ無いものがあと少し残っておりますが、順次HPの作成を進めて参りますので、何卒ご了承ください。


2018.04.26 Thursday

かわいらしい一面も? シュワルツローゼ 重機関銃

こんばんはアルバイトSです。

 

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シュワルツローゼ 重機関銃は、大きな水冷ジャケットと開発された時期からオーストリア版マキシムかな?くらいの認識でいましたが、それこそマキシムと似ているのは水冷ジャケットくらいなもので、実際はかなりオーストリアの独自色が強い重機関銃です。

 

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後ろに飛び出したトリガー・アッセンブリーが特徴的ですね。 ベルトの給弾口もマキシム系に良く見られる右側面ではなく下向きに設けられています。 こちらの方が泥などは入りにくかったのでしょうか? この給弾口の中にはタービンのような回転する部品がありまして、アモ・ベルトをカムで送ると言うよりはタービンで巻き上げるようにして給弾します。 給弾口の位置が違うお陰か、機関部に平面が多く、頑丈そうな印象を受けます。

 

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左側面もリコイル・スプリングが飛び出していない為、かなりスッキリとしています。 何と言いましょうか、ソリッド感がありますね……!

 

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トリガー・アッセンブリー前にあるレバーを操作すると、レシーバー・カバーを開く事ができます。

 

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非常に物々しいロックですね……! これだけで、シュワルツローゼとマキシムが別物である事が良くわかります。

 

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一方、レシーバー・カバー側には射撃中にオイルを注油するためのタンクが設けられています。 さすが重機関銃用とあって大型ですね……! 後の時期になるとこのタンクが省略されたバリエーションも登場するようですが、タンクはレシーバー・カバーの半分を占めており省略したくなるのも納得がいきます……。

 

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レシーバー・カバーには、勝手に閉まらないようにしてくれるキャッチも付いています。 非常にありがたい心遣いです!

 

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リア・サイトは、歩兵銃などに備わるのと同じようなタンジェント・サイトですが、ウィンデージの調節機能も備えた大型のものです。

 

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射手側から見るとかなりの左右幅に対応している事がわかります。 シュワルツローゼのバリエーションには、このようなタンジェント・サイトの他にも数種類のリア・サイトが存在するようですが、詳しい事は不明……要研究ですね。

 

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そんなシュワルツローゼですが、個人的にお気に入りなのがこの部分。 三脚との接合部分です。

 

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本体側はこのような球体になっており……

 

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パチッと嵌ります……! 見た目はゴツイの繊細なところもあって、これがギャップ萌えというものでしょうか!?

そんなシュワルツローゼ、性能も評判が良くオーストリア以外にもオランダ、スウェーデン、チェコ、果ては.303口径バージョンまで製造されましたが、今となっては希少な銃の1つです。

今回入荷した1挺も僕がオーストリア出張へ行った際に数挺の中からやっと見つけた唯一の完品です。 実際現地に行ってみると第一次大戦の品は無可動銃として装飾品的な価値のある品がとても少ないので、この機会をお見逃し無く! ←社長が25年間必死に捜して輸入した(国内にある)のはこの品を含めて2挺だけと言うことです。

 

>>シュワルツローゼ 重機関銃はこちら

 

 

本日のワンポイント情報!!

下取りで、下記の無可動実銃コレクション4挺が東京店に入荷しました。 HPとDetailed Photos(詳細画像)は近日中にアップする予定です。

 

・トンプソン M1928A1 短機関銃

・ブレンL4A4 軽機関銃

・タボール21 自動小銃

・SIG SG551-2 自動小銃

 

 

先日お知らせした新入荷品の新たな個体をD/P(詳細画像)にアップしております。 ぜひHPをご覧ください。

 

本日D/P(詳細画像)にアップした商品は下記の通りです。

 

US M50 (レイジング) 短機関銃 (L2608、大阪店在庫品) こちら

 

HPがまだ無いものがあと少し残っておりますが、順次HPの作成を進めて参りますので、何卒ご了承ください。


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