Gew.88委員会小銃?
皆様こんばんは暑いですねナベです。
先日の地震で大阪店においては特に被害らしい被害は無く、さすがはシカゴ大阪店だ!と思っていたのですが商品の整理をしているとビミョーに商品が動いてる・・・。(落っこちそうで落ちなかったM16A2 マズル・キャップ はこちら)
また、お客様に「時計傾いてない?」と指摘されて慌てて定位置へ(全く気がつかなかった・・・)。
お客様と言えば先日、香港の方(オランダ植民地軍が好きという奇特な方・・・)がご来店され話しているとGew.88を見て漢陽八八式だ〜と感嘆しきり(買って帰りたいけど持ち込めないと悲嘆しきり)。
上の写真は以前シカゴで販売したその漢陽八八式。
漢陽八八式とGew.88、確かにマンリッヒャー方式の機関部はそのままですが・・・。
Gew.88の特徴でもある鋼板製バレルジャケットが漢陽八八式にはついてません(極初期の八八式には付いたものもあるとか・・・)、このバレルジャケット内部の隙間に水が溜まりやすく、錆ることもあったそうで八八式はオミットされ本家のドイツでも早々に消えてしまいました(湿気の多いアジアでは賢明な判断?)。 個人的にはパッと見、口径が20mmくらいありそうで何か強そうで好きなのですが♥
Gew.88とフラクトゥールの書体で何か雅に刻印されてます。 このGew.88、ドイツ軍の小銃としては珍しくモーゼルが直接関与せず「G.P.K.(ドイツ軍火器委員会)」が開発し殆どがドイツ帝国造兵廠で作られたそうです。
そのため別名コミッションライフル(Commission Rifle)と呼ばれたとか、日本語にすると「委員会小銃」・・・なんか学校の放課後に使われそう・・・。 そういえばWW1時のドイツ軍戦車A7Vも戦時省運輸担当第7課 (Abteilung 7 Verkehrswesen des Allgemeinen)頭文字・・・委員会小銃とか7課戦車とかなんか微妙・・・。
大阪店在庫のGew.88のフロント・バンド金具には2C.R.の刻印があり伝統あるバイエルン王国第二軽騎兵連隊で使用された銃とのこと(社長よく調べたな・・・)、うん!やっぱり雅な銃ですね。
と歴史があり格好良く変な別名で雅な大阪在庫のGew.88歩兵銃でございました。
Gew.88歩兵銃はこちら
本日のツーポイント情報!!
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