映画「スターリンの葬送狂騒曲」見てきました。
皆様こんばんは先日、晩ご飯を食べた帰りルンルン気分で道を横断しようとして
足元の鎖に気がつかずズッコケで顔から着地・・・。
前歯が欠けるわ唇切って血が出るわで「衛生兵〜」とか「ママ〜!」と思わず叫びそうになったナベです。
(・・・比較になりませんがベトナムでブービートラップに引っかかったアメリカ兵ってあんな気分だったのかな・・・)
翌朝、這々の体で歯医者さんに駆け込み治療してもらいやれやれと思ったら
歯医者さんが一言「今度から顔面から転ばないようにして下さいね〜」
・・・誰が好き好んで顔面から転ぶんじゃ・・・
皆様、夜道は足元くれぐれもご注意を!
で痛みすら素っ飛ぶ、映画「スターリンの葬送狂騒曲」を見てきました。 いろいろとネタバレを書きたいところなのですがキヨミズさんが自分も見るからあまり話さないで〜とのことなので程ほどに。
しかしまあ、さすがイギリス映画、ブラックコメディにも程がある〜という映画でございました
(そりゃロシアじゃ上映禁止なるわ・・・)。
映画は1953年スターリンが卒中で亡くなり(遺体の扱いがまた雑)その後釜を目論む、あんまり絵面の良くないの党第一書記のフルシチョフ(左)と恐怖のNKVD長官ベリア(左)の微笑ましくも醜く恐ろしい権力争いが軸となります。
フルシチョフとベリアがまあ取り合えずこいつ首相にしとこ、と担ぎ上げられるマレンコフ首相(右)が実にKYかつ優柔不断で痛々しい。 それに比べ必要以上に勲章ジャラジャラでエネルギッシュなジューコフ元帥(左)は迷いが感じられず颯爽とした感じでした(クーデターとか起そうとしたら軍部を味方にしないとダメですね〜)。
シカゴ在庫の勲章類はこちら
1953年という時期を考えるともっとAKがワラワラと劇中に登場してもいいような気もしますがそれほどは出ず、ただしジューコフ元帥がコートの中からAKをドラえもんのように取り出すのは印象的。 と言うか一番活躍?していたのは関係者や囚人を無慈悲に撃ちまくっていたTT-33トカレフか?
東側スタンダートAKシリーズはこちら
他にもPPSh41やSKS、モシンナガンM1891/30歩兵銃、モシンナガンM1938騎兵銃なんかも登場していました(確か)。 PPSh41はNKVDの隊員が多く持っていて軍の部隊の装備はモシンナガンが多かった印象(多分)。
NKVD御用達?PPSh41はこちら
他には赤の広場上空を飛行するMiG15(17?)やGAZ-69乗用車、ZiS-5トラック、なんでかオペルブリッツのトラック(イギリスで撮影したので集め易かった?)なども登場していました。
トラックの荷台にマキシム重機関銃が載せられているのを見た・・・気が・・・
マキシム重機関銃はこちら
映画を見ていて上手いものの役者さんあまりホンモノと似ていないな、という気がしましたが労働大臣カガノーヴィチ、貿易大臣ミコヤン(弟は高名なMiG戦闘機の設計者)、国防大臣ブルガーニンは無駄によく似てました。
個人的にはなんか映画では好々爺になってしまっていたモロトフ外務大臣、WW2では世界を相手に辣腕を振るったり、火炎瓶の代名詞になったり、ゴルゴ13にも登場するような人物なんだからもう少し凄みがあっても良かったような気も・・・。
ブラックコメディ政治劇のため銃器などはあくまで脇役でしたが、スターリンの棺を見送る儀仗兵のモシンナガン歩兵銃に付けられたキャンバス製スリングの鮮やかさ?が妙に記憶に残る映画でございました。
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