静かなるスターリング
どーも、ケンです。
実はイギリスっていう国はサプレッサーが好きな国だったりします。
考えてみたら特殊部隊発祥のお国ですからね。
なのでステンもスターリングもデ・リーズル カービンなんてものもあります。
※余談ですが、デ・リーズル カービンは入荷してみたいですね。
で、今回はそんな中でスターリングのサプレッサー・バージョン。スターリング MK5をやります。
ちなみにこの時代、イギリスではサプレッサーと呼ばずサイレンサーと呼んでます。
何しろ製品名やら箱やらにそう書いてある。そういう時代です。
機関部は普通のスターリングと変わりません。
あ、別にMK5だからというわけではありませんが、セレクター部分。
良く見かけるのはこのようなアルファベット表記。
本個体は数字です。
34の表記がイカしていますね。
しかしMK5はなんと言ってもサプレッサー部が特徴。
なにかの映画でサプレッサー付きの銃を持った人を見た一般人が「え?それサイレンサー?!」とか驚いて聞くシーンがあるのですが、まさしく素人が見てもそういう銃だと思われそうなフォルムです。
銃口部。レンチネジで止まっているところがスターリングっぽい。
基部はやたらしっかりしています。
本来サプレッサーはこうでないと。簡単に取り外しができるサプレッサーの減音高くなるのはもう少し後の時代のお話。
フロントサイトがガードまでまんまスターリングです。
イギリス人のこだわりさえ感じます。
この辺りの写真で見てもおわかりのように、本個体はかなり状態がよく、シボも綺麗に残っています。
特徴の1つである木製ハンドガードです。
サプレッサーは撃っていると熱くなりますので、大事ですね。
元の仕上げも銃らしからぬと言うくらい綺麗で、その保存状態も良いです。
裏側一段凹んだ広い溝がストックの収まる部分。
矢印の小さな溝と〇の部品はストックを畳んだ際に固定するフックがかかるところです。
ストックの畳み方は普通のスターリング同様なので、以前のブログをご参照下さい。
>>折り畳む銃床 「スターリング短機関銃」はこちら
さらに実は・・・このハンドガード、このネジで簡単に外れるわけです。
こんな風にね。
実はサプレッサー部分にもストックのフックを掛ける溝がある。
でもそのままだとハンドガードを取り付けるリングのネジ受けが折り畳む際のストックの邪魔をするんで・・・
ちょっとどけてあげます。
こんな風に。
するとハンドガードが無くてもストックを畳むことが可能。
つまりこんな姿に。
これはこれで渋いです。こちらの姿が好きという方もいるかも。
実はこういうハンドガードが無いタイプも存在しますし、弊社でも入荷したことがあります。
つまり・・・1丁で2度美味しい銃なのです。
スターリングMK5でした。
当然こういう銃は入荷が少ないですから、ご興味があればお早目に・・・
>>MK5を含むスターリング 短機関銃はこちら
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